第1章 スターハント21・オーディション
 
 時代の寵児・土本創児プロデュースによるオーディション
 スター・ハント21!
 4月29日(日) いよいよ最終審査
 「これは、より刺激で、より根元的な実験。限界に挑戦するアイドル・プロジェクトだ!」(土本創児)
 
★ ★ ★ ★ ★
 
「これは、期待以上の子が揃いましたね。」
「ああ、俺も正直、びっくりしてるよ。」
 控え室で、今日のオーディションの審査員になっているレコード会社のディレクターから声をかけられた土本創児は、
めずらしく興奮した様子で答えた。
 今、この会場で開かれているのは、「時代の寵児」と呼ばれるプロデューサー土本の手で新たにデビューするアイドル
を選ぶオーディションである。土本は「スター・ハント21」と銘打った今回の企画について、記者会見で「より刺激で、よ
り根元的な実験。限界に挑戦するアイドル・プロジェクト」だと述べた。いやがうえにも注目が集まり、2000人を収容す
る会場は満員、テレビ・ラジオ、新聞・雑誌などあらゆるメディアが報道に詰めかけていた。
 そして、最終予選に残った5人はいずれ劣らぬ美少女で、レベルの高い勝負になっている。
 中でも、とにかく目立つのは、エントリーナンバー1番の火山朱美(かやまあけみ)だ。キリッとした美貌に加え、抜群
のスタイルは、すぐにトップモデルの仲間入りができるほどだし、グラビアを飾るセクシーアイドルとして売り出すこともで
きそうだ。負けず嫌いで勝ち気な様子がうかがえ、芸能界の荒波を乗り越えることも容易だろう。
 演技審査で群を抜いていたのは、2番の水沢汐理(みずさわしおり)である。清潔感を感じさせる知的な容姿は、17
歳の今は少し硬い感じもするが、20歳台になれば、知性派女優やニュース番組のレポーターとして大ブレイクしそうな
予感を感じさせる。プロフィールには進学校としても有名なお嬢様学校の名前が書かれていた。
 すべての審査で観客の人気を独り占めしていたのが5番の風見清香(かざみさやか)だった。清楚で可憐、輝くような
笑顔が周りのみんなを明るくする、そんな、まさにアイドルになるために生まれてきたような娘だ。しかも、休憩前の歌
唱審査で、清香はとんでもない力量を見せつけた。他の娘が先輩アイドルのヒット曲を歌う中で、彼女はマライヤキャリ
ーのバラードを選び、本物顔負けの歌唱力で審査員をうならせたのだった。
「ところで、審査もいよいよですね…」
 ディレクターは、何か意味ありげな笑いを浮かべながら言った。
「そう、いよいよだ…」
 土本が応じる。表情はいつもどおりクールだが、瞳の奥にギラギラと異様な光りがある。
「ここからは、当然、テレビ中継はシャットアウトですね…。」
「テレビだけじゃないさ。他のメディアも、報道の方法は工夫してもらわないとね。」
 
「ちょっと、恥ずかしいな…」
 スタッフから渡されたビキニを着て、楽屋のドレッサーの前に立った清香は、少し頬を染めてつぶやいた。
 水着審査では、全員が同じ白いビキニを着ることになっている。清香はビキニを着るのは初めてなのだ。
 清香の隣では、汐理がビキニに着替え終えたところだった。色白で、全体に華奢でほっそりした清楚な肢体をしてい
る。
 そして、その横では、火山朱美が鏡の前でポーズをとっていた。量感にみちた乳房、美しいカーブを描く腰まわり、よく
発達した太腿、そして、膝から下の脚の線は官能的な優美さを持ち、ふと野性味さえ感じさせる。
「ワぁ、かっこいい…」
 清香が思わず言うと、朱美はニッコリし、ウィンクして見せた。
「あなた、歌はすごく上手だったけど、水着審査は私がいただきよ!」

 そして、水着審査が終わった。出場者たちは、それぞれの思いを胸にステージの中央に一列に並んだ。
 やはり、一番決まっていたのは朱美だった。清香も、水着姿でポーズをとるのは少し恥ずかしかったが、がんばって、
ちょっとだけセクシーなポーズもとってみた。朱実に負けないくらいの観客の歓声と声援がまた恥ずかしく、そして、ちょ
っと得意だった。
 いよいよ審査も大詰め。正面に据えられたテレビカメラが緊張した面もちの彼女たちを撮影していた。ステージ中央
にはカメラが捉えた映像を映し出す超特大スクリーンがあり、一列に並ぶ美少女たちを数倍に引き延ばして背景に映
していた。おかげで、客席の最後列にいても、彼女たちの細かい表情の動きまでよく見える。
 カメラが切り替わり、舞台の袖から登場する司会者を映し出した。「草柳しげる」という、今、バラエティ番組で引っ張り
だこ若手コメディアンのホープだ。
「いやあ、みんな可愛かったね。最高だねぇ!」
 そう言いながら、出場者たちと軽妙な会話を交わす。彼女たちをリラックスさせる一方で、これも実は審査の対象なの
だが、こうした会話では、汐理がキラリと光る受け答えをして見せた。
 ショートカットの髪が柔らかく耳元を覆い、まつげの長い瞳は聡明そうな光を帯びている。ほっそりした繊細な鼻の線、
大理石のように艶やかな頬のあたり、出場者の中で「美少女」という言葉が一番ぴったりくるのは、汐理に間違いなか
った。
 順番に5人とひととおり話をした後、草柳は観客席を向いて、少しもったいぶった様子を見せた。そして、会場に響き
渡る声で一気に叫んだ。
「それでは、一人ずつステージの中央に立って、今着ている水着を脱いで、生まれたままの格好になっていただきましょ
う!」
 そこまで言って、草柳は一呼吸置き、美少女たちの方を向いた。ほとんどの娘が何を言われたのかとっさに理解でき
ず、呆然としている。
「ヌード審査です!」
 草柳の声が響くと、観客の「おーっ!」という歓声が会場を揺るがした。
 もちろん、出場者は誰もヌード審査があるということは聞かされていない。しかし、困惑した表情で出場者たちがあげ
た「えーっ!」という抗議の声は、完全に歓声にかき消されてしまう。
「エントリーナンバー1番、火山朱美!」
 いきなり草柳が呼び上げ、朱美にスポットライトが当てられる。しかし、彼女は立っている所から動けない。芸能界を
夢見て、これがチャンスと張り切っていた朱美だったが、2000人を超える観客の前でヌードになる決意はできていな
かった。
 草柳が手首を掴んで引っぱっても、朱美はイヤイヤをして後ずさりし、逃げようとするばかりだった。
「それじゃあ仕方ありません。自分で脱げない人は、こちらで脱がせてあげましょう。」
 すごい歓声が巻き起こり、嵐のような拍手が鳴り響いた。
 当初から予想されたことだったのだろう、草柳の声を合図に、スタッフ用のTシャツを着た男が3人、舞台に登場した。
男たちは力づくで朱美をステージの中央に引っぱってくると、その中の1人が朱美を羽交い締めにした。スポットライト
の中の朱美は、観客の方を向いた格好で、両手の自由を奪われた。
 もう1人の男がどこかからはさみを取り出すと、朱美の滑らかな肩にかかっているビキニの紐にはさみを入れた。とた
んに、たわわな双乳が波打ってこぼれ出る。
「おーっ!」
 再び歓声があがった。17歳とは思えない豊かな乳房である。張りのある完璧な円錐形の膨らみに、可憐なピンクの
乳首がたまらなくエロティックだった。
「いやっ、いやっ」
 朱美はスタッフに羽交い締めにされながらも、狂ったように身悶えする。その度に乳房がプルンプルンと揺れるのが、
欲情をそそる。
 続いて、ビキニの腰の部分がはさみが裁断された。最後の布がハラリとステージに落ち、下腹部の繁みが観客の前
にさらされた。豊かな乳房とお似合いの濃い恥毛である。
「そして、自分で脱げなかったペナルティです。」
 草柳の合図でステージに登場したのは、産婦人科にある内診台だった。
「いやっ、やめてっ!」
 抵抗もむなしく、朱美はとうとう、下肢を開いた格好で内診台に縛りつけられてしまった。
 会場は静まり返り、ギラギラと輝く淫らな視線が舞台に注がれる。
 恥丘を彩る黒々とした陰毛は、朱美の気の強さを表しているかのようだ。そして、中心部では生赤い秘肉がヒクヒク恥
ずかしげに蠢きを見せている。
「自分で脱げなかった娘は、こうしてアソコを丸出しにしたまま、オーディションが終わるまでステージの上で縛り付けら
れますから、注意してくださいよ。」
 恥辱のあまり嗚咽を漏らす朱美の横に立って、草柳がおどけたように言った。
「エントリーナンバー2番、水沢汐理!」
 スポットライトを浴びた2番の汐理は、観念した様子でステージの中央に進み出て、水着に手をかけた。自分で脱がな
ければ、男たちの手で脱がされるだけだ。しかも、朱美のように恥ずかしい格好で縛り付けられて、2000人以上いる
観客の前で、女の子が一番見られたくない秘所を露わにされてしまうのだ。
 覚悟を決めて全裸になった汐理の白い身体は照明の中で輝き、芸術的でさえあった。乳房もけっして大きくなく、腰ま
わりや太腿はどこまでも華奢でほっそりしているが、ギスギスした感じはなく、スリムな肢体に匂い立つような優美さを
漂わせており、知的な顔立ちとあいまって彼女を一層美しく見せていた。
 
 いよいよ最後の清香の番になった。
 清香は震える指で背中の紐をほどき、右、左と肩紐を外していった。水着がズレそうになり、慌てて両手を胸のあたり
に交差させる。そして、胸を両手で覆い隠したまま、水着を抜き取った。
 スタッフがすぐにそれを取り上げる。
「さあ、最後の一枚も脱いでください!」
 草柳の声が響く。
 清香は片手で乳房を隠しながら、水着にもう一方の手をかけた。目を閉じ、両足を固く閉じあわせて、会場の視線を
出来るだけ避けるように、身を縮めながら水着を脱ぐと、急いで足先から抜き去った。
 美しい線を持つ臀部が露わになり、一瞬、下腹部の翳りが顔を覗かせた。観客の多くが、思わずゴクンと唾を呑込
む。
 着ている物をすべて脱いだ清香は、片手で胸を抱えるようにし、もう一方の手で股間を隠した姿勢で深く首をうなだれ
ていた。自然に栗色がかった髪で半ば覆われた頬は涙で濡れてキラキラ光り、恥辱のため、小刻みに全身を震わせて
いる。
「清香ちゃん、ヌード審査なんだからね。隠したら何にもならないよ!」
 草柳が意地悪く言う。
「朱美ちゃんみたいにしてあげようか?」
 朱美のように恥ずかしい格好で縛られたくない一心で、清香は思い切って胸を隠している手を下ろした。小振りだが
形の良い胸の膨らみが露わになる。
「おおっ、可愛いオッパイ!」
 カメラが清香の胸に近づいてくる。白い膨らみと淡いピンク色の乳輪、その頂点で愛らしく息づく乳首、マシュマロかク
リームでできているような乳房が巨大なスクリーンに映し出され、観客も審査員も息を飲んで見つめた。
「あの…、もういいですか…」
 じっと裸の胸を見られ、恥ずかしさに耐えながら清香が言う。今にも泣き出しそうな声だ。
「ダメダメ、下もちゃんと見せてくれなくちゃ。」
 そう言われても、清香は思い切りがつかず、真っ赤な顔になって股間を両手で覆ったまま立ちつくしていた。
「さぁ…、早くしないと、時間切れで、無理やり見ちゃうよ。」
 草柳がニヤニヤ笑いながら、容赦なく追い打ちをかける。
 追い詰められた清香は、羞恥心に震える両手を下げていった。張りのある太腿とその付け根の淡い茂みが審査員と
観客の前にさらされる。
「やりました、皆さんご覧ください。とうとう清香ちゃんがヘアヌードになっちゃいました。」
 草柳が清香の羞恥心を煽るように言う。
「2000人のお客さんに裸を見られて、どんな気持ち? 恥ずかしい?」
 草柳の質問に答えることもできないまま、清香の頬は羞恥の火照りで火のように真っ赤になる。閉じた長いまつげに
は涙がにじんでいた。
 
 しかし、それで終わりではなかった。
 スクリーンに映る草柳がぐるっと身体をまわし、彼の後ろで全裸のまま立っている美少女たちに向かって右手をさしの
べると、気取ったポーズを決めた。
「可愛いヌードを見せてもらったのに続いて、いよいよ最後の審査です!」
 草柳の声が一層熱を帯びる。
「会場のみなさんに、女の子の一番大切な部分を見せていもらいましょう。」
 かけ声とともに舞台の袖から引き出され、ステージに置かれたのは、今、朱美が縛り付けられているのと同じ内診台
だった。
 再び拍手と歓声が会場に響いた。
 清香は全身から血の気が引いていくのを感じた。恥ずかしい思いを必死で我慢して裸になったというのに、結局、み
んな、朱美と同じ運命を免れることはできなかったのだ。
「それでは、順番に台に乗って股を広げてください。」
「い…、いやぁーッ!」
 悲鳴をあげて逃げようとする汐理をスタッフが捕まえ、抱きかかえて台に乗せた。そして、左右の太腿を押さえつけ
て、無理矢理に脚を開かせる。
「さあ、みなさんじっくりご覧ください。エントリーナンバー2番、水沢汐理ちゃんのオ××コです!」
 ステージ上の巨大なスクリーンに汐理の恥肉の膨らみがアップになり、柔らかい肉裂の様子が観客の前に、あますと
ころなく映し出された。
 割れ目の上の方にアワアワと渦を巻いて薄い陰毛が生えている。毛が薄いので、プクプクした肉の合わせ目までよく
見える。
「いやっ、こんなのイヤー!」
 カメラが悲鳴をあげる汐理の表情をとらえた。清楚な美貌が、生まれて初めての屈辱にぐしゃぐしゃに歪んでいる。
 さすがに、自分から台に乗って、脚を開く者はなく、美少女たちはスタッフに引きずられるようにして台に乗せられ、恥
辱のポーズをとらされた。
 いよいよ清香の番だ。もがく清香の腕を3人のスタッフが強引に引っ張り、抱きかかえるようにして、内診台の上に乗
せた。
「いやっ、やめてっ!」
 2人のスタッフがそれぞれ清香の膝をつかんで、徐々に両脚を割り裂いていく。
「ああっ、いやっ」
 清香がいくら力を込めても、無情にも両脚は、じりじりと開いていき、ついには、これ以上開けないくらいに、開かされ
てしまった。
 大きく左右に割られた両肢の中心に審査員と観客の視線がいっせいに注がれた。けむるように楚々とした繁みの下
にぷっくりとした桃の実のような秘部。色も初々しく、ワレメの縦線からは、わずかにピンクの花びらがはみ出しかけて
いる。
「い、いや…、みないで…」
 全裸で大きく開脚させられ、多数の人に性器を凝視される屈辱に、清香は、つぶらな瞳を固く閉じ、懸命に耐えるしか
なかった。
「清香ちゃんのアソコ、丸見えだぞ。ちょっと、中の方も見せてもらおうかな…」
 そう言いながら、草柳は秘肉の合わせ目を左右に押し開いた。綺麗な形をした秘貝がひっそりと息づいている。
「あっ…」
 他人の手で秘所を触られる嫌悪感で、清香は思わず身をよじり、声をあげた。
 草柳は小陰唇を指先でつまみ、まるでシールを剥ぐようにピロッと剥いてみる。艶々したピンクの粘膜が露出され、秘
められた部分に外気が触れる。フードに包まれたクリトリスまでもが剥き出しになってしまっている。
 2台のカメラが大きく開いた清香の脚の間にセットされた。決して人目に晒すことのない部分がスクリーンに大きく映し
出され、2000人の視線が集中した。場内がシーンと静まり返る。
(ああ…、全部見られてる…、恥ずかしいっ…)
 清香は気が遠くなりそうだった。
 
 恥辱の末に、審査結果が発表された。準グランプリに火山朱美と水沢汐理、グランプリは圧倒的な支持を集めて、風
見清香が選ばれた。

 



 
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