「夏だ!!芸能人スポーツ大会」 NO.18
 
陵辱のフィナーレ
 
「おはよう。」
 レストランに入った朱美はそう声をかけて、清香がいるテーブルを見つけて席についた。女の子たちは着る物を全て
とりあげられていたので、みんな全裸のままだ。
「ああ、お水ってこんなに美味しいものだったのね…」
朱美は朝食を食べるよりもまず目の前のポットに入った氷水をがぶ飲みした。結局水道が直ることはなく、シャワーど
ころか、飲み水も手に入らなかったのである。ふと、周りの娘たちを見て、朱美は怪訝な顔をした。いつになく不機嫌そ
うな清香をはじめ、紅組の女の子たちは、すっかりくたびれた惨めな様子だ。寝ぼけ眼で寝癖のままの娘もいる。しか
し、白組の娘たちは…。
「朱美ちゃん、自慢の目が腫れぼったいわよ。あら、清香ちゃん、毛がはねてるわ。」
 楽しそうに不愉快な指摘をする栗田麻由の髪はサラサラで、シャンプーの香りがしている。
「おはよう、朱美ちゃん、清香ちゃん。」
 恥ずかしそうに胸と下腹部を庇いながらやってきた汐理は石鹸の匂いをさせ、ショートカットの髪を綺麗に整えてい
た。
「ねえ、汐理ちゃん!水道、故障してなかったの?!」
「うん、別に…。」
 ただならぬ朱美の様子に、汐理は目を白黒させている。
 朱美が周りを見ると男性タレント達は洗濯したてのきれいな服を着て、ヒゲもちゃんと剃ってある。
「ひどいわ、断水だなんて言って、私たちの部屋だけ水を止めていたのね?」
「どうやら、罰ゲームはまだ続いているらしいわ。」
 清香が悔しそうな顔を向けて、そう呟いた。

「さあーて、大いに盛り上がったスポーツ大会。朝食のあとはいよいよ閉会式です!」
 ホテルの前庭に作られた特設ステージ。集まった参加者を前に、司会の草柳のテンションは、妙に上がっている。
(どうでもいいから早く終わらせてよ…。)
 満面笑顔の司会を見ながら、朱美は心の中で呟いた。女の子たちは未だに服を返してもらっていない。
「それでは、これから紅組の女の子たちに罰ゲームをやってもらいます。」
「えーっ…」
 これだけ不快な目に遭わせても、まだ許してもらえないのかと、紅組のアイドルたちから抗議の声があがる。
「なーに、難しいことではありません。一人ずつステージの上に立って、オ××コを広げて、みんなに鑑賞してもらうので
す!」
「いっ、いやああああっ!!」
 その意味するところを理解して、アイドルたちの絶叫が響く。ただアソコを見られるだけなら、昨日も散々見られた。し
かし、今、紅組の女の子のその部分は、オフロに入ることもシャワーを浴びることも許されず、分泌物で汚れているの
だ。
「では、最初は、柏木亜美ちゃん!」
「い、いやあー嫌だぁぁ!」
 朱美の後ろで悲鳴が上がった。 昨日の水着争奪戦のとき、ここぞとばかり自分を売り込もうとカメラの前でポーズを
取ったり、M字開脚で秘所を見せてサービスしていた娘だ。プールでは平気でセックスまでしていた。
「うひょー、亜美ちゃんだっけ?さあ、行った行った!これで最後の見納めなんだから、がばーっと派手に開帳してきな
よ!」
 周りで男性タレント達がヘラヘラ笑う。
「イヤー、超イヤっ!恥ずかしいよう!」
 昨日の痴態とは打って変わって恥辱に打ち震えるコギャルの姿は、男たちの嗜虐欲を煽った。
「いまさら何恥ずかしがっているんだよ。昨日人前でどうどうと青姦していただろ?」
周りがわざとヒワイな言葉を放つ。
「だ、だってあたし…、おとといからオフロ入っていないから…」
「いないから?」
 草柳がわかっていながらわざと白々しく問い詰める。
「亜美のアソコ、汚いよ。恥ずかしい…」
「おおっ、今の表情、なかなかいいじゃないか。」
 耳たぶまで赤くして涙を浮かべ、恥辱に打ち震える元コギャルを見て、本部テントに座っている西郷が言い、島津が
頷いた。
「これだ、この表情が見たかったんだ。」
 FNCテレビの毛利はそう言うと、後ろの席に腰掛けていたATプロの相良常務を振り返った。
「相良さんが、言っておられた『どんなに脱ぎ慣れたオンナでも絶対に恥辱にうちふるえる罰ゲーム』というのは、これだ
ったんですな。」
「汗と潮風にまみれた娘たちに一晩入浴もシャワーを禁じて、翌朝、白いマン滓がねばつき糸を引くオ××コを青空の
下で男たちに開帳させる。自己顕示欲のためなら平気で人前で体を開く娘でも、汚れたままの局部をさらけ出す屈辱
には耐えがたいでしょうからな。」
 そう言いながら、相良は軽く声をあげて笑った。
(所詮エロ雑誌のグラビアモデル程度の人材だと思っていたが、少しは使えるかもしれん。)
 芸能界に君臨する大物仕掛け人たちの反応を見て、「捕らぬ狸の皮算用」をするのは、亜美が所属する事務所の社
長だった。
 ステージ上では、司会の草柳がさらに調子に乗って問い詰める。
「さあ、見せて、見せて!」。
「ヤ、ヤだっ!」
 涙目で秘部を手で隠して後ずさりする亜美の耳元で草柳が囁く、
「いいのかい?これを断ったらもう二度と君に仕事は来ないぜ?トップアイドルの朱美や清香を差し置いて、君が最初
に選ばれたのはチャンスなんだぜ!」
(チャンス...)
 亜美の表情がピクンと動いた。
「見ろよ、本部席にいるFNCテレビの毛利さんが、君の方をじっと見てるよ。」
大物プロデューサーの名前は、亜美の耳にこの上なく甘美に響いた。いままで場末のエロ週刊誌でセーラー服にノー
パンとかスクール水着をはだけたコスプレヌードグラビアの仕事でようやく売っていた亜美には初めてのTV出演のチャ
ンスかもしれない。
「はい...」
 覚悟を決めた亜美はおずおずとステージに上がった。
「じゃあ、亜美ちゃん。両足を大の字に広げて仁王立ちになって。」
 亜美は観衆の前を見ると、顔を真っ赤にして大腿をぱっくり開き、両手をだらんと下げた。カメラが亜美のみだらな姿
を写す。男性参加者たちも自前の携帯やデジカメをいっせいに亜美に向けてかたずを飲んだ。
「おお、きれいなヘアですねー、亜美ちゃん。ではいよいよオ××コをご開帳といきましょう。」
 恥辱に打ち震えながら亜美は、2日分のマンカスの溜まったオ××コを両手の人差し指と中指で開いた。
「にちゃっつ…」
 いやらしい音を立てて割れ目を開くと左右に分かれた小陰唇から恥垢がトロロイモのように白い糸を何本も引いてい
た。膣穴からは昨日プールで中出しされた精液と愛液がミックスしたヨーグルトのような粘液がながれ出ている。オ××
コとアヌスの周りにはトイレットペーパーの滓がこびりついている。
「ひっ、ひっ、ひぃ、いやああっ!」
 テレビカメラにアップの映像を撮られて、亜美が悲鳴をあげた。
(あ、あれをわたしもするの?汚れたアソコを見るために、私たちの部屋の水道を止めたのね!)
 無名タレントの痴態を見せ付けられた朱美は、唇をかんだ。
「さあ、次は火山朱美ちゃんですっ!」
 草柳の声に、興奮した観客たちが歓声で答えた。
「アケミ、アケミっ!」
 アケミコールと手拍子の中、男たちに押し出されるようにして、朱美がステージに乗せられる。
「さあ、朱美ちゃん。両足を開いてごらん。」
 もはや逃れることはできないと観念して、朱美は草柳の命じるままに、両足を肩幅に広げて仁王立ちになる。ステー
ジの下から狙ったカメラは、ステージ上のスクリーンに艶やかな陰毛と、その奥にある肉の合わせ目を大きく映し出し
た。
「さあ、両手でオ××コを開いて見せてください。」
 しかし、朱美はイヤイヤをして後ずさりする。その背中をスタッフが押さえた。
 すかさず草柳がマイクを秘部に近づけ、股間に指をあてた。
「ああ、いやああああーっ!」
 朱美が絶叫するのを無視して、草柳の指が秘部を左右に開いた。「にちゃ」という粘液質の音がマイクを通して会場じ
ゅうに響き渡る。
 カメラがグッと近づく。草柳が指先でめくる肉の襞にベージュ色の恥垢がついているのが見えた。惜しげもなく秘部を
開き、さらけ出していた亜美とは違って、自ら好き好んで秘部を指で広げたりしない朱美は、当然、恥垢の蓄積も多い。
「おお、なんてことでしょう!あの、スターハントの準グランプリ。日本中の青少年が憧れる完璧美少女の朱美ちゃんの
オ××コにこんなに汚れが溜まってるとはっ!」
(は、恥ずかしいーっ!)
 女性にとってもっとも他人に見せたくない場所の、しかももっとも屈辱的な汚れたままの姿を大観衆の前でさらす恥辱
に朱美は耐えられず、よろめき、どすんとステージにしりもちをついた。
「紅組男性に対する罰ゲームは、この汚れたオ××コを舐めてきれいにしてもらうことです。さあ、罰ゲームに挑戦する
人、手をあげてください。」
 どよめきが起こり、紅組の中にはさすがに苦笑いする男性参加者も多かったが、それでも少なくない男が手をあげ
た。
「それじゃあ、大久保潤二さんにやっていただきましょう。」
 スカトロマニアの傾向もある大久保は、美少女の恥垢を舐め取る作業に、嬉々としてステージに上がってきた。
「い、いやあ、やめて、許してっ!」
 激しく抵抗する朱美をスタッフが2人がかりで押さえつけ、大久保が朱美の股間に顔を近づけ、クンクンと臭いを嗅
ぐ。
「どうですか、大久保さん?臭いは。」
 草柳がとんでもない質問をする。大久保は親指を立てて「グー!」と言うと、躊躇なく朱美の秘部を舌で舐めあげた。
「ひいっ、汚い!」
 朱美が絶叫するが大久保はまったく動じない。
「朱美ちゃん。自分の体を汚いなんて言っちゃだめだよ。君の体に汚いところがある訳ないじゃないか。朱美ちゃんの
オ××コ、スルメイカみたいな香ばしい臭いがして美味しいぜ!」
 大久保のコメントに会場内で大爆笑が起こった。朱美は恥辱に打ちのめされる。
 バックステージでは、土本創児と彼のバンドメンバーが清香と一緒に待機していた。ステージ上の様子を映し出すモ
ニターを見ていた土本が、急に清香を振り返って言った。
「ラストの『あなたを感じたい』、歌詞はスペシャルバージョンでいこう!覚えてるな、清香?」
「ええっ!」
 清香の顔色が変わり、必死でイヤイヤする。
「それとも、お前も朱美みたいに、汚れたオ××コを男に舐められる方がいいのか?」
 創児がモニターの画面を示す。大久保が朱美の股間に顔を埋めている映像が映る。気丈な朱美が恥ずかしさのあま
り泣きべそをかいているのが、映像で見てもわかる。清香は言葉に詰まった。
「仕事ですよ。やりなさい。」
 横でやりとりを聞いていたマネージャーの伊吹が静かに言った。それは、いつも反論を許さない業務命令である。

「最後に、みんなで盛り上がりましょう!」
 草柳が叫ぶと、ステージ上のライトが華やかに点滅して、爆竹の音が立て続けに響いた。
 軽快なダンスビートがPAスピーカーを震わせる。土本創児グループのミュージシャンが演奏を始めたのだ。
 清香が登場する。歌うためにステージに上がると、強い存在感を放つようになってきた清香だが、今日は少し様子が
違う。何しろ一糸まとわぬ姿のままなのである。
 体が見えすぎないように庇いながら、控えめな振り付けで、お得意の80'sナンバーからバナナラマの歌をメドレーで
歌う。乳房や秘部が、隠そうとしてもチラチラと見えてしまい、剥き出しにするよりもかえって官能をくすぐる。
 バックの演奏が、「あなたを感じたい」のイントロを演奏し始めた。清香の表情にためらいと動揺が走る。
 目を閉じた清香は、覚悟を決めたように、耳まで真っ赤になりながら歌い始めた。

  ぬるぬるのオ××コに 指を這わせる私
  私のオ××コ 感じている
  クリトリス皮を剥き チョコンと勃たせているの
  人差し指でクリをなで回すの

 この「スペシャル・ヴァージョン」は、あまりの破廉恥な内容なので、これまで人前では一度も歌ったことはないが、最
初に「あなたを感じたい」を渡された時に同時に歌詞とテープを渡され、練習させられていたものである。

  Fuck Me Tonight
  うずききったオ××コ
  あなたのチ×ポのおたけびで 鎮めてほしい

 歌いながら、清香の右手が左の乳房を揉みはじめた。左手は股間をゆっくりと撫でていく。恥ずかしい歌詞を歌うだ
けではなく、オナニーしながら歌うように命令されているのだ。

  AH 中に挿れて あなたの汚い チ×ポ
  ときめきよりも 優しさよりも
  あなたのチ×ポが 欲しい
  AH 強く突いて 壊れてしまうほど 強く
  オ××コの中で あなたのチ×ポを感じたい

 清香はギュッと胸を握り締めてみる。乳首が押し出され、柔らかな膨らみが掌の中で潰れる。そっと乳首に指を伸ば
し、転がすように撫でていく。自分が口にする恥ずかしい歌詞の意味が耳にまとわりついてくる。

  私の子宮口に チ×ポが当たっているの
  激しくムネを揉みしだかれて
  欲情したあなたが オ××コを突き上げる
  夢中で腰を 振りつづけるの

  Make Love Tonight
  オ××コ中出し
  ためらいもとまどいも悩みさえ 弾け飛んでいく
 
  AH ナマで入れて 何もつけずに お願い
  高まっていく 吐息の中で
  生まれ変わって いける
  AH なにもつけず 中で出して もっと
  子宮の奥で あなたの射精を感じたい

 間奏に入って、股間に持っていった手の動きがどんどん早くなってくる。指先に触れる割れ目の中が熱く、濡れている
のが分かる。敏感な肉芽に触れると全身がビクッと反応した。
「あ…、あハン…」
 思わず漏れた吐息をマイクが拾うと、観客の歓声が高まった。
(どうしたのかしら、私、恐いわ…)
 淫らな歌詞を口にし、大勢にオナニーしている姿を見られることは、恥ずかしくてたまらないのに、そんな意思とは裏
腹に、なぜかいつもよりも感じてしまう。清香は感じやすくなった自分の体が恐くなった。

  KI・MO・CHI・I・I
  コンドームはいらない
  中に放出されながら 叫び続ける
 
 中に指を入れるのは、恐くてまだやったことはない。それでも、より強い刺激を求めて、清香は自分で充血したクリトリ
スを摘んだ。
「あっ…、あっ…、あうっ…」
 歌詞の途切れたところで喘ぎ声が混じるようになり、やがて歌詞が聞き取れなくなるところが増えてきた。

  AH 中で出して あふれてしまうほど 深く
  ときめきよりも 優しさよりも
  あなたのチ×ポが 欲しい
  AH もっと出して 妊娠しても いいの
  子宮の中を あなたの精液で満たしたい

 絶頂を迎える寸前で演奏が終わると、清香はその場に崩れて泣きじゃくった。そこに草柳が出てくる。
「それでは、最後に記念撮影です。女性参加者のみなさん、全員ステージに上がってください。」
 草柳の声で、全裸の女の子たちがぞろぞろとステージに上がっていく。
「撮影はなんと、日本が生んだ鬼才、尾形大地さん!」
 写真家の緒方は、手を振って拍手に応えると、愛用のカメラを手にステージ前に立った。ステージに一列に並んだア
イドル達を見上げる形でカメラを構える。数台のテレビカメラもその横に並ぶ。
「もし、写真を撮りたい方がいらっしゃったら、ステージ前に集まって下さい。」
 草柳が言うと、男性参加者やスタッフが手に手にカメラやビデオを持って集まってきた。
 清香は朱美に抱き起こされ、両手を胸と下腹部に当てたまま、身を固くした。割り切って参加している面々以外のアイ
ドル達はみんなそうだ。特に紅組の選手は、汚れた秘部をこれ以上見られたくなくて、必死で股間を隠している。
「おやおや、せっかくの記念撮影なのに、オッパイやアソコを隠している人がいっぱいいますね。さあさあ、両手を下ろし
て。」
 草柳が言うと、数人のスタッフが出てきて、恥ずかしがるアイドルたちに怒鳴りつけた。
「ほらほら、早く下ろせよっ!」
「ぐずぐずするんじゃねえよっ!」
 凄みのある声で脅されて、アイドル達はしぶしぶ体を露わにする。
「そして、足を肩幅の広さ以上に開いてもらいましょう。」
 ここで足を開くと、ステージの下から見上げるカメラの前で、陰部が丸見えになってしまう。もじもじするアイドル達を、
スタッフがまた怒鳴りつけた。弱小事務所のアイドル数人が、見せしめにビンタをくらわされたり、尻を叩かれている。
 やっと全員が足を開いて立った。陰毛や割れ目がズラリと一列に並ぶ様子は、なかなか壮観である。自らもステージ
の前に降りて来て、それを眺めながら、草柳が妙に明るい声で説明する。
「僕が『せーの』と言ったら、一斉に指でオ××コを広げてください。」
「えーっ!」
「そんなぁーっ!」
 あまりに過酷な指示に、アイドル達が抗議の声をあげる。スタッフの怒鳴り声が響き、弱小事務所のアイドルがまたス
タッフに叩かれた。
「いいですね。全員揃うまで、ずっと広げていてもらいますよ。」
 そう言われると、みんなあきらめるより他なかった。むしろ、思い切って性器を押し広げ、さっさと解放してもらおうと覚
悟を決めるしかない。
「せーのっ!はい、ポーズっ!」
 女の子たちが仁王立ちの状態で秘部を広げてカメラに目線を向ける。全員がこれ以上ないくらい真っ赤に顔を染め
ていた。百花繚乱の肉花を前に、何度もシャッターが切られていった。
「まだまだ。僕がいいというまで開いてなきゃだめですよ。」
 草柳がやっとOKを出したのは、局部の粘膜がすっかり乾いてしまった、約10分後である。アイドル達には、長く、長く
感じられる10分だった。



 帰りの飛行機の中、デジカメで撮影したエロ画像を見せ合いながら猥談で盛り上がっている男性陣とは対照的にボロ
ボロに疲れて眠っている女の子や屈辱のあまり唇をかんで悔し泣きしている女の子たち。朱美、清香、汐里は後者だ
った。デビューからの同期ということもあり私生活でも仲の良い友達同士だった3人は並んでシートに座っていた。
「こんな、こんな屈辱初めて…」
「こんな事になるなんてわかっていたら参加しなかった。」
「もし、もしも昨日と今日の映像が外部に漏れでもしたら…」
「ううん、それはないわ。スタッフや参加者全員に緘口令がしかれているんだし、もしも画像を外部に漏らしたら、その人
のタレント生命は終わりだもん。それより、断ったらもう私たちに仕事はこないわ。仕方がなかったのよ…」
口々に自分に言い聞かせるように話す。
「でも!」
 朱美が話をさえぎって言った。
「でも、これだけ私たちの恥ずかしい映像が撮影されちゃったってことは私たちの弱みをプロダクションに握られちゃっ
たという事よ。今後もっと恥ずかしい仕事を強要されても私たち断れない!!」
3人が顔を向き合い、一斉に蒼白な表情になる。彼女たちはすでに後戻りできない芸能界の性奴への泥沼にはまり込
んでいたことを実感していた。


 


 
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