国防省附属「星園・癒しの館」
本編 第3部
 

第1章 第二世代 1
第1章 第二世代 1
第1章 第二世代 2
第1章 第二世代 2
第1章 第二世代 3
第1章 第二世代 3
第1章 第二世代 4
第1章 第二世代 4
第2章 「愛おしい国へ」  1
第2章 「愛おしい国へ」  1
第2章 「愛おしい国へ」  2
第2章 「愛おしい国へ」  2
第2章 「愛おしい国へ」  3
第2章 「愛おしい国へ」  3


 
2−3
 全員が全裸になり、直立不動の姿勢になって、ようやく大島が白衣を着る許可を
出した。ノーブラの胸を強調するデザインの白衣はワンピースタイプで生地が薄く、
裾も股下ギリギリの長さしかない。それをノーパンで着るのだから、少し屈んだり、
背伸びをすれば、陰毛に彩られた女陰やまろやかな肉づきの臀部が見えてしまう。
 最初は掃除や消耗品の補給などの簡単な作業を分担して行うのだが、隊員たち
はそんな彼女たちに物色するような視線を注いでいた。
 作業が終わると、女生徒たちはそれぞれ負傷者が横たわるベッドに向かった。入
浴できない彼らの身体を清潔にするのが、ここでのボランティアの中心的な作業だ
が、それには決められた手順があった。
「身体、舐めてもいいですか?」
 女生徒が隊員に尋ねる。そう質問して、隊員たちが望むと、入浴したりタオルで身
体を拭く前に、その全身を舐めてきれいにしなければならないのだ。

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