国防省附属「星園・癒しの館」第2部
 
第2章 男子の帰還 3

「あっ、来たわ!」
 琴美が声をあげた。体育館の入口が開いて、男子たちがやって来る。
「お帰りなさい!」
 亜弓がそう言うと、誰からともなく拍手が湧き起こる。女生徒の笑顔と拍手に迎えられて、少し照れた様子で男子が近
づいて来た。休養をとり、星園高校の制服に着替えた彼らは、以前とまったく変わらないように見える。その姿を見て、
再会に不安を抱いていた女子も、うれしそうな笑みを浮かべている。中には感激のあまり涙ぐんでいる者もあった。
 男子がテーブルに着くと、歓迎のクス球が割られ、色とりどりの紙吹雪が舞い落ちてきた。
「みんなのために、一生懸命準備したのよ。」
「楽しんでいってね。」
 由香と茉莉が、少しはしゃいだ様子で言う。
「やあ、久しぶり。」
「ホントに、やっと帰って来れたよ。」
 男子たちがうれしそうな表情で口々に言う。彼らも再会を楽しんでいる様子だ。
「慎志、元気だった?」
 クラスメートに声をかけたのは、浜本明日菜だ。慰安嬢としての生活を受け入れた彼女も、今日は普通の女子高生
に戻っている。
「…元気だった、とは言えないけど、なんとか生きてた…」
 慎志が言うと、明日菜はちょっと背伸びして、背の高い彼の唇にキスをした。二人は交際していたのだ。
「豊川先輩、おかえりなさい…」
 1年生の女子が豊川に話しかけた。サラサラの黒髪を背中まで真っ直ぐに伸ばした、おとなしそうな少女だ。彼女は、
豊川にほのかな想いを寄せていた。
「よう真田、元気だったか?まあ、隣に座れよ。」
 ポッと頬を染めた真田理砂が遠慮がちに座ると、豊川はいきなり、その髪をサラリと撫でた。
「先輩…?」
 理砂は、びっくりした表情で豊川を見る。豊川は意味ありげに笑った。
「柴崎、少し見ない間に女っぽくなったよな。」
 北上がそう言いながら由香を見た。視線が彼女の体を上から下へとゆっくり見下ろして行く。
「いやねぇ、エッチな目で見て…」
「ホントさ。なぁ、大谷。」
「ああ、きっと毎日、何人もの男とセックスしてるからだな。」
 ニヤニヤ笑う大谷の言葉に、由香の表情が凍りついた。周囲の女子も一斉に黙り混み、シーンと水を打ったように静
かになっていく。
「おや、まだ始まってないのか?」
 入口のドアのあたりで声がした。条件反射のように由香の体がビクッと震える。全員の視線が防衛隊の制服を着た
坂巻をとらえた。そこには、柳原副隊長ら坂巻の側近たちもいた。
「俺たちも参加させてもらって、いいかな?」
「ちょっと、ちょっと待ってくださいっ!」
 亜弓がそう叫び、坂巻たちを押し止どめようとした時、男子たちが声を揃え、一斉に坂巻に返事をした。
「はい、もちろんでありますっ!」
 亜弓の足が止まり、男子たちの顔を見回す。その表情を見て、彼女は理解した。すべては仕組まれていたのだ。

 坂巻隊の面々が席に着き、男たちは思い思いに飲食を始めた。普通の女子高生に戻って、男子たちと楽しい時間を
過ごす計画をぶち壊された女生徒たちは、泣きそうな顔で給仕役を務めている。
「あ、ああっ…」
 理砂が悲しげな声をあげた。背後から隊員の一人が抱きつき、いきなり胸を揉み始めたのだ。男は細い首筋を舌で
舐めまわし、堅くなった怒張を腰のあたりに押し付けてくる。
「いや…、いやです…」
 もがきながら、豊川に救いを求めるような視線を向ける理砂。しかし「憧れの先輩」は女生徒が心を込めて作った手
料理を無造作に頬ばりながら、彼女がいたずらされる様子を面白そうに眺めているのだった。
 その横では、別の1年生が唇を奪われていた。唇をこじ開けられ、舌と舌を絡める接吻を強要されながら、少女は周
りの男子の視線を気にして、なんとか逃れようとする。男に濃厚なキスをされることよりも、その姿を男子に見られるこ
との方が、ずっと嫌だった。
 しかし、いくら首を振り、身を捩っても、男のキスをかわすことができない。やがて、男の手がスカートの中に侵入して
きた。数人の男子がじっと見ている前で、男の指はしきりに彼女の股間をまさぐっていた。
 隊員たちは、女生徒が近くに来ると、当然のことのように、その体にいたずらをする。女生徒たちは哀しげな顔をした
り、逃れようとはするものの、強く抵抗することはできない様子だ。それを見ているうちに、最初は気後れして見ていた
男子たちも、しだいに隊員たちに加わるようになった。
「どうぞ…」
 茉莉が柳原に飲み物を運んで来た。そこに豊川が近づいてきて、後ろからスカートを捲り、パンティに手をかける。
「…あっ、いやっ、豊川君、やめて…」
 茉莉は身を捩って、クラスメートの悪戯から逃れようとする。しかし、豊川は容赦なく、掴んだパンティを強引に引き下
げた。つるんとした真っ白なお尻が剥き出しになる。
「あっ!ダメっ!」
 スカートを手で押さえ、なんとか逃れようとする茉莉をテーブルに伏せるような格好にして、柳原が押さえつける。染み
一つない、形の良い双臀が男子たちの前に突き出された。
「これが安藤の尻か。一段と色っぽくなったな。いかにも男のエキスを散々浴びてましたって感じだ…」
 そう言いながら、豊川がお尻をペンペンと叩く。そこに数人の男子が集まってきた。
「あの清純そうな茉莉ちゃんが、今じゃこのケツを振って男を誘ってんのか?」
「今夜は俺たちを、この尻で歓迎してくれるんだって?」
 男子たちはそう言いながら、かわるがわる白桃のようなお尻を撫でていく。
「お願い、やめてっ!」
 茉莉は泣きべそをかきながら叫び、腰をクネクネと揺らした。かえってそれが欲情を刺激する。男子たちはよってた
かって、茉莉の脚を開かせた。太腿の間から大陰唇の膨らみが見える。
「おっ、茉莉ちゃんのオ××コが見えてしまいました!」
 男子の一人がおどけた声で言った。
「もっと中の方も、よく見ようぜ。」
 そう言って手を伸ばしてきたのは三年生だ。二本の指が割れ目を広げると、よじれ合わさった可憐な花びらが開き、
鮮やかなピンクの肉襞が見えた。
「いやっ、み、見ないで…。見ないで…」
「安藤さんのここって、すごい名器なんだって?」
「でも、もう何百人という男に使われちゃってんだろ。あーあ、我が校のアイドルが…ショックだな、せめて今日は俺たち
がいっぱい使ってあげるからね。」
 そう言いながら、男子の手が股間に潜り込んでくる。何人もの指が亀裂を割って入ってきて、肉襞を弄り、膣の中をか
き回した。
「い、いやっ…、お願い、やめて、やめてぇっ!」
 茉莉は羞恥にのたうち、全身の力を込めて激しく抵抗した。
「何を上品ぶってるんだ、茉莉。」
 テーブルの向こうから声がした。茉莉が顔を上げると、見覚えのある顔がニヤニヤ笑いを浮かべていた。昨夜、茉莉
をリザーブし、その体を貪るように犯した帰還兵だった。
「昨日は俺のモノをくわえ込んで、『オ××コ、気持ちいい』って叫びながら、腰を振ってたじじゃないか。」
「ああっ…、やめてっ、言わないで…」
 男子たちに聞かれたくなくて、茉莉が叫ぶ。
「その前は、俺のチ×ポを、うまそうにしゃぶってくれたよなぁ。」
 そう言うと柳原は、豊川たちの方を向いて身振り手振りで解説し始めた。男子たちは好奇の目で茉莉を見ながら、柳
原の話に耳を傾ける。
「…そのほっそりした指で優しくしごきながら、唾液を垂らしたり、玉袋を口に含んだりしてくれるんだ…」
「違うっ!違いますっ!」
「違わないだろう、セックスの後始末のお掃除フェラだって、丁寧にやってくれたじゃないか。」
 必死で叫ぶ茉莉に、帰還兵がとどめを刺すように言う。
「後でお前たちもしゃぶってもらえよ。」
「はい!」
 柳原が言うと、男子たちは声を揃え、うれしそうに返事をした。

「おい、バナナをくれ!」
 隊員の一人が樫村美里に声をかけた。美里がテーブルの上のバナナを一本もいで渡すと、隊員が首を横に振る。
「違うだろ、昨日のパーティでやってたみたいにサービスするんだ。」
 美里の顔が見る見る真っ赤になっていく。
「…はい…」
 悲しそうな顔で返事をすると、美里はパンティを脱ぎ、スカートを捲りあげた。陰毛の生えた下腹部が露わになる。
 何が始まるのだろうと周囲の男子たちが注目する中、美里はバナナの皮を剥くと、がに股になり、陰部にバナナを突
っ込んだ。
「うんっ…、うんっ…」
 小さな声を漏らして力みながら、美里はバナナを局部に押し込んでいく。
 バナナが全て膣内に入ると、テーブルの上に置いてあったガラスのボウルを手に取り、股間に当てる。一つまた一つ
と、一口サイズに切られたバナナがボウルに落とされた。
「どうぞ、召し上がってください。」
 美里が震える手でボウルを差し出すと、男たちは大笑いしながら拍手をした。美里の目には屈辱に涙が滲んでいた。
 明日菜は素早く男たちを見渡し、制服を着ている隊員たちの階級章に目を走らせた。ここに来た坂巻隊の隊員は二
十人程だが、この三日でその半数程は相手にしたことがある。その中で、地位と実力があり、身を任せる相手としても
っともマシな男を選び出すのだ。
(…いたっ!)
 さほどハンサムとは言えないが、女の扱いが丁寧で、普通のセックスを好む男だ。階級も、坂巻が中尉に昇進したの
に伴って少尉になったと聞いており、今ここにいる中では申し分ない。明日菜は男の所に歩いて行った。途中、彼女を
見つけた慎志が手を伸ばして何か言っていたが、聞こえないふりをして擦り抜けた。
「ねぇ、今夜、私とセックスして…」 
 男の前に立ってそう言うと、明日菜は自らの唇を男の唇に重ねた。

「キャーッ!いやーっ!」
 琴美が羽交い締めにされた体を揺すって、激しく抵抗する。それをものともせず、大谷の指が引きちぎるようにブラウ
スのボタンをはずしていく。瞬く間に純白のブラが曝け出された。
「一段とオッパイが大きくなったな琴美、もう何人に揉まれたんだ?」
 ブラウスが左右にはだけ、大谷がブラカップの上から乳房を掴んでくる。
「お、すげえ弾力。ちきしょう、俺が初めに揉みたかったぜ。せめて、今日は俺がパイズリ一番乗りするぞ。」
「勝手なこと言うなよ。くじ引きで決めようぜ。」
 琴美を羽交い締めにしている益本が抗議すると、周りにいる数人が賛成の声をあげた。
「ホントに、人気があるな。琴美は…。なんたって,星園高校運動部みんなのオナネタだったからな。」
 益本の言葉に、琴美が激しく反応する。
「う…、嘘よっ、馬鹿なこといわないで」
「嘘なもんか。俺も芦辺がノーパンでチアやってんの想像して、センズリしてたぜ。」
 大谷が卑猥な笑いを浮かべて言う。
「い、いや…」
「他にもいっぱいいたぜ、お前で抜いてたやつ。服部だろ、松本だろ、清水もだ…」
 琴美の脳裏に大谷が名前を挙げた男子の顔が浮かんだ。
「や、やめてっ…」
「真面目ぶってたけど、立花や遠山だって、お前のこと、オナニーのネタにしてたんじゃないか?」
 両手で耳をふさぐ琴美の顔が真っ赤になった。
「さあ、さっさと、オッパイ見ようぜ!」
 益本がそう言いながらブラのホックを外した。
「あっ、いや!」
 今にも弾けそうな真っ白な隆起が勢いよく飛び出した。男子たちが待ち望んだ乳房だ。
「おおっ!」
「すげぇ!」
 歓声をあげた大谷と、近くにいたサッカー部の三年生が左右から乳房を鷲掴みにして揉みしだく。二人の手の中で豊
かな双乳は赤みを帯び、様々に形を変える。先端の突起をコリコリ嬲ると、琴美は切なげな吐息を漏らした。
「ほら、感じてるんだろ。乳首もこんなに尖りだしてる…」
 三年生が乳頭を口に含み舌で転がす。それを見ていた大谷も、夢中で乳房にむしゃぶりついた。
「あうっ、痛い!」
 興奮した大谷に乳首を噛まれ、ビリリッとした痛みに琴美は思わず悲鳴をあげた。

「お前らそうがっつくな、時間はたっぷりある。いきなり犯っちまっちゃあ、仕方ないだろ。」
 坂巻が笑いながら言う。
「せっかくの歓迎会だ。女子にいろいろと、芸を見せてもらおうじゃないか。最初は由香、お前だ。」
 坂巻は隣に座らせていた由香を立たせると、机を組み合わせて作った即席の「ステージ」を指さして言った。
「あそこに立って、スカートを脱げ!」
「で、できませんっ!」
 由香は激しく頭を振った。男子たちが見ている前で、恥ずかしいことをするなんて耐えられなかった。
「愛する男の言うことが聞けないのか?」
 粘っこい口調でそう言うと、坂巻はいきなり由香の頬にビンタを飛ばした。
「きゃあっ!」
 殴られた衝撃で、由香は悲鳴をあげて倒れた。その体を引きずるようにして、坂巻は彼女を「ステージ」に上らせる。
「ぬーげ!ぬーげ!」
 男子たちが声を揃えて囃し立てる。
「ひどい、こんなこと…」
 机の上で座り込んだまま、目に涙を滲ませる由香の頬を、また強烈な平手打ちが見舞う。
「俺の命令に逆らうんじゃない。お前は、俺の女だろう!」
 由香の髪の毛を掴み、軽くピタピタと頬を叩いている坂巻の目に異常な光があった。
「ぬ、脱ぎます…、脱ぎますから…」
 恐ろしさで息が詰まりそうになりながら、由香は立ち上がって手を腰に持っていった。スカートのファスナーが降ろさ
れ、ホックが外される。スカートが足元に落ちた。
 上半身はセーラーカラーのブラウスに襟なしのブレザーを清楚に着こなし、下はパンティ一枚の姿で立つ由香。その
姿は男子たちをゾクゾクさせた。
「パンティも脱ぐんだ。」
 坂巻が命令する。由香は震えながら、パンティを腰から引き下ろした。白い下腹部の中央に小判型のふんわりした恥
毛が顔を出す。制服で下半身だけ丸出しになった姿は、独特のエロチシズムがあり、男子たちは股間が堅くなっていく
のを覚えた。
「さあ、股を開いて、オ××コを晒すんだ。」
 小さな嗚咽を漏らしながら、由香は机に身体を横たえ、膝を立てて太腿を開いていく。スラリとした太腿の狭間に、ぷ
っくりした大陰唇が露出した。割れ目がわずかに開き、ピンクの肉びらが覗いている。
 男子たちが殺到し、机を寄せて作ったステージにかぶりついた。股間を覗き込む気配を感じて、由香は両手で顔を覆
う。
「ニワトリになって、卵を産んでもらおう。」
 坂巻がそう言うと、隊員の一人がゆで卵を盛ったカゴを持って来た。
「これを、オ××コの中に入れてみろ。」
 坂巻が卵を示す。しかし、そのままでは入れることができない。自分でオナニーしてアソコを濡らせと言っているのだ。
由香は目を閉じて、股間に手を持って行った。
 男子たちが見ている前で、由香は片手で陰部を包み込むように撫でながら、、もう一方の手は制服が皺になるのもか
まわず胸を揉んだ。癒しの館ではオナニーの仕方も訓練される。慰安嬢たちは、自分の性感帯を知り尽くし、いつでも
どこでも性器を濡らし、男を迎え入れる身体になるよう、たたき込まれるのだ。
「…あの柴崎が、自分の手でオ××コ弄ってるぜ…」
「ああ、信じられないな…」
 聞き覚えのある声が聞こえた。
(見られてる、男子に…、ああ…いやあ…、恥ずかしい…)
 あちこちで、ごくっと生唾を飲み込む音がする。男子たちは息を詰めて、由香のオナニーショーを見つめているのだ。
「んっ…んっ…、んっ…」
 恥ずかしい気持ちが、由香の身体を熱くする。熱くなった身体は、よりいっそう感じやすくなっていた。由香は、堅くな
った乳首を摘みながら、クリトリスを指で擦り上げた。
「…ああ、ああん…ああ…」
 喘ぎ声を漏らし、膣に指を差し込む。それからは、自然と手が動いてしまった。
「…はぁっ、はぁ…んっ…」
 眉間には苦悶のしわがより、乱れてほつれた髪の毛がかかった顔はぞくぞくする程色っぽい。固く目を閉じたまま、膣
に差し込んだ指を激しく動かして悶える由香を前にして、男子たちは自分がイッてしまわないよう必死に耐えた。
「よし…、準備OKだな。」
 坂巻はそう言うと、卵を一つ取って、由香に手渡す。由香は受け取った卵を割れ目にあてがった。
「うっ…」
 卵が柔肉を左右に分け、ジワッ、ジワッと亀裂を広げていく。由香が思い切って指に力を入れると、スポンと卵が膣に
入った。
「あと、いくつ入るかな?」
 そう言って、坂巻は二つ目の卵を手に取り、由香の性器に押し込んだ。三つ、四つと挿入して、坂巻は男子たちに声
をかけた。
「さあ、由香が産んだ卵が欲しい者は手を挙げろ!」
 男子が一斉に手を挙げた。
「よし、一つ目は、あいつにやれ。」
 坂巻が指さしたのは、北上だった。同じ陸上部で、以前、交際を申し込まれて断ったこともある相手だ。同じことなら、
あまり知らない男子にして欲しいと思っていた、由香のささやかな願いさえもかなえられなかった。
 由香は、北上の前に立って脚を開いた。
 机の下で見上げている北上の目の前に、夢にまで見た少女の陰部があった。白くまばゆい下腹部にふんわりした茂
み。クレヴァスの周囲になだれ込むあたりは、愛液に濡れて黒々と光っている。薄赤色の二枚の花弁が蜜を孕んで寄
り添い、中の果肉をチラリと覗かせていた。
「北上君、手を出して…」
 北上が喜色満面の表情で、由香の股間に手をさし出す。割れ目が開き、濡れた卵が愛液の糸をひいてその手の上
に落ちて来た。

「ああ…、なんて…、なんてことなの…」
 亜弓は悲嘆に暮れ、何度も何度も呟いた。彼女が努力して実現した歓迎会が、女生徒たちの羞恥地獄と化したの
だ。亜弓自身に責任はなくても、胸がつぶれる思いがする。
「やあ、森脇さん、久しぶりだね…」
 背後から耳元で囁かれ、亜弓は弾かれるようにして振り返る。そこには、町田が優越感に満ちた笑いを浮かべて立っ
ていた。



 
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