国防省附属「星園・癒しの館」
 
外伝・生徒会の夏 1

「わが国の防衛環境は、これまでになく厳しくなっており、安全保障のためには防衛隊の増強が不可欠であります」
 テレビの中で須崎首相が声を張り上げた。
 フサイン戦線が膠着状態にあることから、次の理由づけとして、最近よく言われるようになったのが、呉国との千擦諸
島の領有権問題である。
 その焦点になっているのが、この海老吊島だ。無人島だった島を最初に漁港にしたのが、たまたま日本人だったた
めに、国際法上は日本に領有権がある。誰もが、さほど価値があるとは思わなかったこの島が、にわかに注目される
ようになったのは、ここ数十年のことである。千擦諸島の海底に地下資源が眠っていることが判明したのだ。それ以
来、呉国はにわかに領有権を主張し始めた。一方、したたかな「大人の外交」ができないこの国は、ひたすら軍事力を
強化することしか頭になかった。
 かくして、軍事マニアの須崎首相と国防省官僚たちの筋書きどおり、貴重な税金が湯水のように防衛隊に投入されて
いく仕組みができあがっていく。とりわけ、今は「有事」。国防省は何をしても許されるという驕りが生まれているのだ。
「…で、これが、最前線基地の実態なわけだ…」
 三保賢一大尉は、机の上の書類の山を見てため息をついた。すべて、駐留部隊の隊員たちが起こした不祥事の始
末書である。
 決済印を押すのもバカバカしくなってくる内容と量だ。海老吊島分屯基地司令官という物々しい肩書きがついている
三保だが、隊員は小隊1部隊、わずか50名程度しかいない。
 その50名程の隊員たちは最近、士気の低下が著しい。僻地で娯楽もない。任務は、ただ哨戒と通信。そもそも、海と
滑走路と山しかない島なのだ。その一方で、最近は政治筋からの圧力があって、これまでのように、のんびりと適当に
やることが許されなくなっている。24時間体制で目的すら怪しい警戒任務が続く、ストレスが激しくなっているのだ。
「何か良い方法はないものか…」
 須崎首相が熱弁をふるうテレビのスイッチを切って、そう呟いた瞬間、三保は士官学校同期のある男の顔を思い浮
かべた。
「奴に連絡してみるかなぁ…」
 成績は抜群に優秀だったが、戦闘行為を嫌い、兵站部門に進んだと聞いたが、今はきわめて変り種の部署に配置さ
れている。
「国防省附属慰安施設の館長とはなぁ…」

 午前11時。予定時刻ちょうどに、横木基地所属の輸送艇が海老吊島分屯基地に入港した。
「来たっ…!」
 思わずそう叫ぶと、港での警戒監視にあたっていた三浦二等隊士は、足早に桟橋に降りて行った。亜熱帯に属する
緑の植生が葉を広げる中、どこまでも高い青空に夏の日差しがギラギラと照り返している。
 三浦が桟橋に着くと、輸送艇からはちょうど、白い制服姿の少女たちがキャリーバッグを引きながら降りて来きてい
た。国防色の厳めしい鉄の塊と、女子高生の修学旅行のような姿とはあまりにそぐわなかったが、彼女たちこそが、こ
の輸送艇の重要な「積み荷」なのである。
「おはようございます」
 人数はちょうど10人。爽やかな声を揃えて挨拶した少女たちが、礼儀正しく三浦にお辞儀をする。
「お…、おはよう…」
 三浦は、虚を衝かれたようにドギマギしながら挨拶を返した。女っ気のない島に駐留して3年目、ひさしぶりに目にす
る若い女性だ。
 少女たちが一列に並び、凛々しく敬礼をした。右端に立った眼鏡の少女が、良く通る声できびきびと報告する。
「国防省附属星園癒しの館所属、森脇亜弓他9名、ただいま到着いたしました!」
(…か、可愛い…)
 敬礼を返しながら、三浦は惚けたように少女たちを見ていた。
 「国防省附属慰安施設の慰安嬢」ということで、勝手に持っていたけばけばしい、派手な商売女のイメージは完全に
覆された。むしろ、美少女アイドルグループのメンバーといった方がしっくりくるような可憐で清楚な、愛らしい少女たち
だ。
(本当にこの子たちが…?)
 事前に知らされていた慰安嬢の役割と、目の前にいる少女たちとのギャップに、三浦は心の中で何度もそう呟いた。

 昼食休憩の後、警戒監視などの業務に就いている者以外の全隊員に集合がかけられた。武道場に集まった人数は
30名あまり。小隊が1部隊配置されているだけの、この分屯基地の規模の小ささが、今更のように感じられる。
「隊員諸君に引き続き、ここでの職務に精励してもらうよう、今日から二泊三日の日程で、横木にある星園癒しの館か
ら、慰安嬢に来てもらった。国家のために身も心もささげた健気な少女たちだ」
 今回の仕掛け人でもある司令官の三保大尉がそう言うと、入口の方を向いて手招きをした。拍手の中を、制服姿の
少女たちが武道場に入ってくる。
「ほおーっ…」
 歓声ともため息ともつかない声が漏れた。彼女たちが入って来ただけでパッと花が咲き、武道場の中が明るくなった
ように感じられる。
 隊員たちの正面に、10人の少女たちが横一列に並んだ。セーラー服とブラウスをミックスしたような制服が清楚なイ
メージを引き出し、チェック柄のキュートなミニスカートは膝上20センチ以上ある短さで、形よく伸びた脚線の魅力を強
調している。隊員たちは思わず、ずらりと並んだ若々しい太腿や生足に見とれていた。
「お招きいただきありがとうございます」
 中央に立った眼鏡の少女が話し始めた。声質がアルトで口調もしっかりしており、見るからに知的な印象だが、けっし
てインテリぶったツンツンした感じはしない。丸みを帯びた輪郭の、鼻筋のとおった日本人形のような柔らかな美貌に、
眼鏡がアクセントになっている。
「日本の領土と排他的経済水域の保全のための大切な任務についておられる海老吊島基地を訪問するということで、
今日は生徒会役員が揃ってやって来ました。私は、生徒会長の森脇亜弓、3年生です。よろしくお願いします」
 星園は学校教育法上の「高等学校」という建前になっており、慰安嬢たちも「女生徒」と呼ばれている。亜弓の紹介に
よると、生徒会もあるようだ。亜弓に続いて、女生徒たちが自己紹介をしていく。
「副会長の沖本風香。3年生です…」
 亜弓の隣に並んだ少女がお辞儀をした。小顔でスタイルが良く、腰近くまで長くまっすぐ伸びた髪が印象的だ。大人し
い性格なのだろう。緊張で声が少し震え、頬骨のあたりが紅くなっている。
「書記で、2年生の工藤真澄です。よろしくお願いします」
 前に自己紹介した風香とは好対照な、ハキハキした、いかにも気の強そうな少女である。抜けるような色の白さ、まっ
すぐに挑むような視線を投げるキラキラと澄んだ大きな瞳、薄く形のいい唇はキリッと固く結ばれている。
「会計。2年生の山岸友里菜です」
 やって来たメンバーは生徒会らしく、賢そうな優等生タイプが多いのだが、その中でも知性美がひときわ際立ってい
る。切れ長の目をした、一目見て頭の良さがわかるクール系の美少女だ。
「広報委員をしています。1年生の白鳥澪です」
 くっきりと整った目鼻立ちに、スレンダーな体型、ボーイッシュなショートカットが良く似合っている。表情が豊かで、笑う
と大き目の白い前歯がのぞくのが愛らしい。
「環境美化委員の樫村舞。2年生です」
 小さくて丸い童顔、桃色に輝くふっくらした頬、やや下がり気味の目元が優しく、癒し系と呼ぶのがピッタリだ。おっとり
した話し方も、周りの雰囲気を和ませる。
「風紀委員の2年生。中江愛果です」
 髪をポニーテールにし、小麦色に日焼けした健康美を見せる。くりくりっとした目が活気に満ち、活発で一緒にいると
元気になるタイプだ。上唇が薄くて下唇が厚い唇はアヒルに似ていて可愛らしい。
「3年生の学年代表。秋本桃花」
 3年生らしく、すでに大人びた雰囲気を持っていた。きれいにブロウした黒髪が、清楚さの中に匂い立つような優雅さ
を漂わせている。どことなく育ちの良さを感じさせるのも魅力だ。
「2年学代の平良ミキです」
 髪をショートボブにし、長い睫毛と濡れたような瞳、目鼻立ちのくっきりした彫りの深い顔立ちだ。ちょっとした仕草にコ
ケティッシュな魅力を感じさせるところがあり、早くも隊員たちの視線を奪っていた。
「1年の学年代表。小西沙由紀です」
 最後に自己紹介をしたのは中でも一番小柄で、幼な顔の少女だった。前髪が眉毛にかかるところで、綺麗に切りそろ
えられている。体つきも幼く、どう見ても中学生ぐらいにしか見えない。話し方も少し舌足らずで、ロリコン気味の男に
は、たまらない魅力だろう。
 一人一人に拍手を送りながら、隊員たちは慰安嬢を迎えたというよりは、アイドルの慰問を受けているような気持ちに
なってきた。タイプはそれぞれだが、いずれも甲乙つけがたい、とびきりの美少女ばかりだ。
「それでは、これからご挨拶の『ハグ会』をさせていただきます。みなさん、順番においでいただだいて、私たちをハグし
てください」
 書記と名乗った工藤真澄が前に立ってそう言った。副会長の風香がシャイな性格のため、彼女が実質上のサブ・リー
ダーの役回りを果たしているのだ。
「ハグをすると、「幸福ホルモン」と言われるエンドルフィンが脳内で分泌され、ストレス解消に効果があると言われてい
ます」
 それは、アイドルの握手会のような趣向だった。隊員たちが列を作り一列に並んだ少女たちの前に進んでいく。そうし
て順番に、彼女たちを一人一人ハグしていくのだ。
 隊員たちの先頭になったのは、通信班の黒木一等隊士だった。一度も不祥事を起こさず、着任してから模範的な仕
事をしてきたご褒美である。慰安嬢訪問が告知され、仕事ぶりに応じてサービスを受けられることが伝達されたことで、
司令官の三保を悩ませていた不祥事は一件も起きなくなった。
 黒木は緊張した面持ちで最初の少女の前に進んだ。2年生の樫村舞だ。ふっくらと丸い頬をした無邪気そうな顔立ち
が、周りをホッとさせる雰囲気を持っていて、緊張の中で最初にハグする相手としてふさわしい。
「よろしくお願いします」
 にっこり笑い、愛らしい声でそう言うと、舞は両手を広げて黒木に抱き付いてきた。思わず背中に手を回してギュッと
抱き締めると、その肩は予想よりも華奢で、力を入れると壊れてしまわないか心配になった。腕の力を緩めると、抱い
た身体の柔らかさが感じられる。胸の膨らみが、黒木の胸に押し当てられている。シャンプーの匂いだろうか、サラサラ
の髪から甘い香りが漂い、黒木の鼻をくすぐった。にわかに胸が高鳴り、思わず下腹が熱くなる。
 ふいに顔を上げると、薄くピンク色に色づいた柔らかそうな唇があった。次の瞬間、半開きになった黒木の唇に、舞
が唇を重ねてきた。突然の出来事に頭が混乱し、狼狽している間に舞はキスを終え、ゆっくりと体を離した。黒木は夢
見心地のまま、次の少女のところに移動した。
「スプーニング、つまり後ろからハグしてもOKですよ」
 そう言って背中を見せる山岸友里菜の身体を、横川一等隊士は背中から抱き締めた。
「もっと、くっついてください…」
 友里菜に言われて、男は身体全体を彼女に密着させる。その首筋に、男の荒い息がかかる。
 友里菜の手が横川の手とって胸に導く。柔らかな膨らみを大きな両手の掌で包み込むと、思わず、ギュッと押しつぶ
すようにして揉んだ。
「痛い…、ダメ…、優しくして…」
 甘い囁き声に興奮した横川は、股間で大きくなってきたものを友里菜のお尻に擦りつけた。
 杉本伍長は、沖本風香の前に立って目を見張った。自己紹介の時は、内気な女の子だという印象しかなかったが、
こうして見るとプロポーションが抜群で、ふるいつきたくなるようなセクシーな体をしている。制服のブラウスが、風香の
身体には少し窮屈そうだ。量感のある乳房が胸のボタンを弾け飛ばしそうに盛り上がっている。
「胸ハグ、させてくれよ」
 そう言って足を伸ばして床に座った杉本の太腿に、沖本風香が腰を下ろし、男の頭を胸に抱き寄せた。杉本は胸の
膨らみに顔を埋めて、甘い匂いを何度も深呼吸した。
 小西沙由紀が両手で隊員の身体にしがみつき、足を男の腰に回した。「駅弁ハグ」だ。男がおどけて腰を前後に動か
している。
 最初の挨拶がわりの行事ということもあって、遠慮がちに女生徒たちをハグする隊員たちが多い中で、慰安嬢の到
着を待ちかまえ、既にボルテージが上がっている者も少なくなかった。なにしろ、絶海の孤島で何か月も任務を強いら
れ、隊員たちは欲求不満が募っているのだ。
 秋本桃花をハグした堀越一等隊士は、お尻に回した手で、スカートの上から、いやらしく全体を撫でまわした。プリプ
リと張りがあって、肉づきのいい手応えがかえってくる。腕の中で桃花が身体を硬くするのを感じて、堀越はにんまり
し、円を描いてお尻を愛撫する手にぐっと力をこめつつ、中指を肉丘の谷間に入れてアヌスのあたりをまさぐる。
「うっ…」
 桃花が哀しげに眉根を寄せて、小さく呻いた。しかし、堀越のハグから逃げることはしない。たとえ卑猥な愛撫を受け
ようとも、彼女たちは応えるしかないのだ。調子に乗った堀越はスカートの中に手を突っ込み、内腿からヒップにかけて
何度も何度も撫でさすり、パンティの布地をねちっこく触る。
 堀越がパンティをくるりと剥きおろした。双臀を丸出しにさせて、じかに肉をつかみ、股間の亀裂にも指を這わせる。
 堀越はいつの間にか陰茎をズボンから出し、桃花のスカートに擦りつけていた。甘い髪の香りが鼻をくすぐる。少女
の弾力のあるヒップ、しだいにヌルヌルと潤いを帯びてくる女陰を弄んでいると、興奮してそのまま射精してしまった。
 堀越が次の女生徒のところに移動していくと、桃花は列から離れてスカートを見た、白い粘液がべっとりと付着してい
る。一瞬泣き顔になったが、ギュッと唇を噛んで堪えると、桃花はスカートを脱ぎ、パンティ姿でハグの列に戻った。

「交渉、できるようにがんばろう!」
 ハグ会が終わり、隊員たちが武道場から出て行って、女生徒だけが残されると、真澄がみんなに向かってそう言っ
た。恥ずかしい行為をした後、自己嫌悪に陥る前にこうして励まし合うことが大切なのだと、少女たちはこれまでの経験
で学んでいた。
「そうね」
 亜弓がニッコリ笑って答えた。
 館の規模が大きくなり、女生徒もスタッフも設立当時とは比較にならない人数になっていくにつれて、亜弓は女生徒た
ちがまとまって、館の当局と交渉する必要性を痛感するようになった。
 徴兵法や青少年更生支援法などの仕組みによって慰安嬢の補充が簡単になり、慰安嬢は「いつでも交換がきく」存
在になってしまった。一方、スタッフの増加と分業は、慰安嬢とスタッフの関係を部分的で、システマティックなものに変
えてしまった。そこで起こることは、慰安の苛酷化と慰安嬢の使い捨てである。その中で、心身を壊す慰安嬢が増えて
おり、自分たちの命と身体を守ろうとすれば、団結して交渉するしかない。労働運動や市民運動を取材していた父の影
響で、亜弓にはそのことが理解できたのだ。
「今回の慰安が成果をあげれば、生徒会は館の当局と交渉できるようになるのよね?」
 3年学代の桃花が確認するように尋ねた。卒業までの時間が限られている3年生にとっては、卒業後の処遇も交渉し
たいところであり、切羽詰った問題である。
「大丈夫、諸藤館長が直接、約束したんだから」
 今回の慰安は、国防省の指令ではなく、諸藤が個人で受けた話である。亜弓を呼び出して話をした時にも、常の命令
とは異なり、そうした微妙な負い目のようなものを感じているのがわかった。そして、亜弓はこの絶好のチャンスを生か
すことに決めたのだ。
「そんな言葉、本当に信じてもいいのかしら?」
 疑問を呈したのは、いつものとおり友里菜だ。頭の回転は速いが少し融通が利かないところがある彼女が、こうした
亜弓に疑問を投げかけるのは、生徒会のメンバーにとって大事な検証のプロセスである。
「信じてもいいと思うわ…」
 そう言ったのは、風香だった。みんなが一斉に彼女に視線を集中させる。頬を赤らめながら風香が続けた。
「諸藤館長は、館の運営に対して独特の哲学を持っている人だから、おそらく、今の女生徒使い捨てのやり方には、末
端まで館長の目が届かなくなったことで起きている事態。何らかの歯止めをかけたいと思っているはずよ。亜弓ちゃん
が出した、生徒会との交渉という方法は、館長としても願ったり叶ったりなのではないかしら…」
 あがり症で人前に出るのが苦手、目立つことが嫌いな大人しい風香だったが、実は生徒会の中で最も博識で、観察
力、洞察力に富んでいる。彼女が熟校のうえでした判断は、まず間違いがない。
「そのとおり。館長にすれば、定期的に交渉を持つことで、女生徒自身から現場の実態を聞ける機会になるはずよ」
 亜弓が結論づけると、桃花と友里菜も頷いた。
「交渉できたら、あれこれ言ってやりたいことがあるんだ!」
 そう言ったのは中江愛果だ。見た目どおり活発な彼女は、生徒会のメンバーでは行動派のムードメーカーである。
「でも、すぐに実現できるとは限らないわよ」
 慎重派のミキが釘を刺すのを、ギュっと睨んで愛果が答えた。
「わかってる。そしたら、何度でも同じことを言うわ…、それにね、たとえ実現しなくてもいいの。交渉で主張することで、
私たちは人間だって、そう言いたいのよ!」
 愛果の最後の言葉に、亜弓は胸が熱くなった。
 法律上、慰安嬢は「国家の所有物」であり「国防省の備品」「性処理のための肉人形」に過ぎない。しかし、彼女たち
は一人ひとり、感情や心を持った生身の人間なのだ。交渉は、それを自ら確認する絶好の機会になるだろう。その思
いを共有できただけでも、亜弓は自分の考えが間違っていなかったと確信した。




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