国防省附属「星園・癒しの館」
 
外伝・生徒会の夏 3

 海老吊島基地では、食事の準備も隊員たちが当番制で分担している。
 今夜の食事班に当たった三浦二等隊士は、野菜を洗う手を止めて、調理室のキッチンを動き回る樫村舞のお尻を眺
めていた。女性らしく張り出した骨盤に、ぷっくりと理想的な丸みの双尻が、目の前でクリクリと動いている。
 食事班を手伝いに来ているのは、副会長の沖本風香をはじめ、2年生の樫村舞、それに、白鳥澪と小西沙由紀の1
年生コンビだ。
(エロいなぁ…)
 三浦が、にやけた顔で彼女たちを見るのも無理はない。4人とも全裸にエプロンという姿なのだ。彼以外の食事班の
3人も、調理などそっちのけで少女たちを眺めていた。
「見ろよ、あの娘、いいケツしてるぜ…」
 先輩隊員の塚本一等隊士がそう言った。にやけたその視線は、まっすぐ風香に注がれている。前はエプロンで隠れ
ているが、後ろは紐一本で括られているだけなので、滑らかな肌をした背中も、柔らかそうなお尻も剥き出しになってい
る。細くくびれた腰から大き目の臀部に続く曲線が、健康なエロティシズムを見せていた。少女期を抜け出し、すでに大
人の女のスタイルを感じさせる体型だ。



「ホント、いい眺めだな…」
 隊員たちが頷き合った。上級生の二人のお尻が、それぞれに豊かさを感じさせる一方、少年のようにキュッと引き締
まった澪のお尻も、まだまだ子供っぽいラインを見せる沙由紀のお尻も、それぞれにそそられる。
 後ろから隊員たちに見られているのが気になるのか、少女たちがたびたび振り返る。そのたびに、エプロンの隙間か
ら胸の膨らみを覗くことができた。
「そんなに見つめないでください…、恥ずかしいから…」
 たまりかねたようにそう言ったのは、舞だ。剥き出しになった薄桃色の肩を窄めて恥ずかしがっている。困ったような
下がり眉が、さらに下がって見えるのが愛らしい。
「君たちが可愛いからだよ。うん、ほんとに綺麗だよ」
 そう言いながら、三浦が舞に近づくと、彼女は頬を染めてうつむいた。
 火にかけられた寸胴鍋から、とてもよい匂いがしている。
「おいしそうな匂いだね」
「このシチュー、姉の得意料理なんです」
「お姉さんがいるの?」
「…ええ、防衛隊に入って、…今はフサインにいます」
「フサインか…、結構、たいへんだね…」
 舞が悲しそうな表情を浮かべるのに気付いて、三浦は言葉を濁した。砂漠の国フサインは戦闘行為が絶えない最前
線である。女性隊員も、そんな危険な地域に派遣されているのだと知って、辺境の基地しか知らない三浦は軽いショッ
クを受けた。
「きゃっ…」
 パンやサラダの準備をしていた風香が軽い悲鳴をあげた。我慢しきれなくなった塚本が彼女の後ろに立ち、いやらし
い手つきでお尻を撫でている。内気な風香は真っ赤になって唇を噛み、料理の準備を続けることで、愛撫から注意を逸
らそうとしている。
「あっ…」
 相手が抵抗しないと見て、塚本の両手がエプロンの横の隙間から風香の胸へ差し込まれた。大きな彼の掌でも覆い
きれないほどの豊かな膨らみに、むっちりと指が埋まる感触がして、男の官能がかきたてられる。
「大きなオッパイしてるな…」
 そう言いながら、塚本は夢中で風香の豊かな双乳をこね回した。
「ううっ…」
 風香が呻き声を漏らして、身体を震わせた。塚本が胸を揉みしだきながら、乳首を指で転がして、しきりに刺激し始め
たのだ。
「乳首硬くなってるぞ、感じてるんだろ?」
 風香が必死で声を押し殺しながら、首を左右に振る。その様子に興奮した塚本は、右手で乳房を揉みながら、左手を
風香の股間に滑らせた。
「んっ?」
 塚本が怪訝な表情で首を傾げ、続いて満面のニヤニヤ笑いを見せた。太い指先が風香の下腹部を撫で回す。
「お前、アソコの毛を剃ってるのか?」
「…い、いえ…」
「でも、ツルツルじゃないか」
「あの…、生まれつき…です…」
 消え入りそうな声で風香が答える。彼女は天然パイパンだ。服の上からでも目立つ胸の大きさもコンプレックスで、思
春期に入ってからは、その二つが彼女の大きな悩みになっていた。
「へぇ…、巨乳でパイパンかぁ…」
 塚本がうれしそうにそう言った。乙女の恥ずかしい悩みの種だった彼女の身体は、慰安嬢になってからは、風香の
「売り」になっている。館を訪問する男たちは、愛らしい珍獣でも見るように彼女を指名し、好奇心からその身体を玩具
にする。
「だっ、だめ…」
 無毛の陰部の手触りを楽しむうちに、塚本の指先が割れ目に触れる。そこはすでにヌルヌルになっていた。塚本の指
が縦裂の中を、風香の愛蜜をすくい取るようになぞると、その指を彼女に見せた。
「ほら、もう、こんなに濡れてる…」
 塚本がそう言って、後ろから風香を抱きしめた。下半身で反り返っている怒張が、風香のお尻に押し当てられる。そ
れは、すでに、熱く硬くなっていた。
「ほら、分かるだろ…、俺もこんなになってるんだ」
 三浦はあっけにとられた、塚本はこの場で彼女にセックスを求めているのだ。
「あ…、味見だけなら…」
 風香が耳まで真っ赤になってそう言った。
「よしっ!」
 それを聞いた塚本がガッツポーズを見せた。
 風香が流し台に手をついて、上半身を倒した。塚本が下半身裸になって、彼女の腰を自分の方に引き寄せる。
「入れるぞ…」
 塚本がそう言うと、風香は彼の方にお尻を突き出した。塚本の前に花唇が露わになる。わずかながら割れ目が開き、
繊毛も愛液に濡れて纏まっていた。塚本は風香の腰を両手で支え、勃起した肉棒をあてがう。縦裂に沿って、亀頭でな
ぞると、風香の愛液と塚本の先走り汁が混ざり合った。
 塚本が腰をクイッと前に出すと、十分に濡れた秘孔は難なくそれを受け入れていく。グチュグチュと音をたて、怒張が
飲み込まれていく。
「あ、ああっ…!」
 風香の腰をしっかり押さえ、塚本はグイッ、グイッと腰を押し出し、怒張を狭い秘孔に押し込んでいく。そのたび、グチ
ュッグチュッと音を立て愛液が秘孔を溢れ出て、股を伝って流れ出す。
「…私たちは慰安嬢。求められれば、いつでも、どこでも、誰とでもセックスしなければならないの…」
 人目も気にせず繋がって腰を振っている塚本と風香を、唖然として見ている三浦のそばで、舞が哀しげにそう呟い
た。

「え…?森脇さん、ホントにそんな内容で満足してもらえると思ってる?」
 そう言いながら、町田は体操服の上から亜弓の胸を掴んだ。
 女生徒たちの控室になっている休養室で、亜弓は床に正座させられていた。彼女の正面に嫌味な笑いを浮かべた町
田がしゃがみ、少し離れたところで、篠原美咲が心配そうな視線を投げている。
「うっ…」
 町田の手に徐々に力が込められていく。力任せに胸を揉まれる痛さに、亜弓の顔が歪んだ。
 町田は、ここに来てからのサービス内容と、これからの予定について、亜弓から説明を受けていた。恥ずかしいプラ
ンを亜弓の口から詳細に報告させたあげく、町田は彼女を責め始めたのだ。
「館長さ、森脇さんには期待してるんだよ。そんなプランでいいの?」
「でも…」
 亜弓が口ごもる。彼女としては、生徒会の女生徒たちが我慢できるギリギリの恥ずかしさを考えてプランを立てたつも
りだったのだ。
「館長と交渉するんだろ?」
 そう言うと、町田は体操服の胸を捲って露出させ、両手でバストを下からすくい上げて揺する。きれいなお椀型の乳房
が、町田の手によって形を変えていく。
「真面目でガリ勉と思いきや、森脇さんは、こんな形のいいおっぱいの持ち主なんだよな」
 ニヤニヤ笑いながら、町田は乳首を指先で摘まんで、ギュっと押しつぶした。亜弓が反論できないのを利用してうっぷ
んを晴らしているのだ。
「痛いっ…」
 亜弓が思わず声を漏らした。女子は男と違って乳腺が発達しており、乳首は急所の一つだ。乱暴に扱われると強い
痛みを感じる。それがわかっていて、町田は乳首に爪を立てている。
「やめて、い、いたい…」
「もっとココを売り込めよ。そのための勉強をたっぷりしてきたんだろ、優等生の森脇さん?」
 町田はそういって、左手で胸を揉みながら、右手をブルマに滑り込ませた。秘所を探られるのをが嫌で、亜弓は反射
的に股に力を入れるが、町田は容赦無く指を侵入させた。割れ目に指を埋めて、イヤミったらしく言う。
「もっと見せて、触らせろ。出し惜しみするな」
「…は、はい」
 亜弓は悔しそうに歯を食い縛り、町田の問いかけに頷いた。
「館長に評価されたかったらマ×コ、ケツ、オッパイをいっぱい使って、男たちの性欲を煽れよ」
 粘りつくような口調でそう言うと、町田は愉快そうに笑い声を立てた。ギュッと閉じた亜弓の睫毛に悔し涙が溜まってい
く。

 夕食の時間になった。
 隊員たちが食堂の席に着くと、今日は特別にアルコールが出された。
 体操服とブルマ姿の星園の女生徒たちがテーブル毎に分かれて座り、一緒に食事をしながら、隊員たちのお酌をし
たり、給仕をする。
「そんな格好で恥ずかしくないの?」
「ブルマが食い込んで、アソコの形が丸わかりだよ」
 周りの隊員たちから身体をジロジロとみられて、桃花は耳まで真っ赤になっている。そのノーブルな顔立ちと上品な仕
草は、育ちの良さを感じさせた。
 この4月に館に連れて来られた彼女は、もともとは、裕福な家庭で両親と幸せに育った箱入り娘だ。学校は小学校か
ら有名なお嬢様学校に通っていた。しかし、父親の事業が、政府と繋がりのある大企業の利益とバッティングしたこと
が、彼女の転落の原因となったのだ。
 隣に座っていた隊員が彼女の胸を体操服の上から揉んだ。別の男はブルマの股間を撫でてくる。アルコールのせい
で、隊員たちの理性のタガが少し緩み始めているのだ。
 そうした様子は、どこのテーブルでも同じで、隊員たちが同席した女生徒をからかったり、その身体に触ったりしてい
た。
「うっ…」
 隊員の一人が桃花の唇に唇を重ねてきた。舌先で促されて口を開くと、うっすらと甘味のある液体が注ぎ込まれた。
男が口に含んだ水割りだった。喉のあたりを、飲み慣れないアルコールが刺激していく。
「今度は、俺に口移しで飲ませてくれよ」
 むせて咳き込む桃花に、ニヤニヤ笑いながら男が言った。
 食事がそれなりに進んだところで、食堂の奥のスペースを舞台がわりに、女生徒たちが整列した。
「それでは、あらためて、ここで星園・癒しの館と慰安嬢について、ご紹介します」
 中央に立って話し始めたのは、書記の真澄だ。なぜか、食事の時間になってから亜弓の姿が見えない。
「国家のために戦う隊員のみなさんに全てを捧げるのは、当然のことであり、私たちの喜びです」
 真澄の横には、大きなモニターが設置されている。そこに映像が映し出された。一見すると、学園祭で開かれているミ
スコンのようだが、これは各自治体で開催された選考会の模様だ。諸藤館長は館の2年目を始めるにあたって、文部
教育省の力を借りて47都道府県でこうした選考会を実施し、選り抜きの美少女たちを集めたのだ。
 そして、生徒会のメンバーはこの選考会で選ばれた者が多い。モニターに風香、ミキ、桃花、沙由紀、愛果が次々に
映し出される。
「性欲処理は、人間にとって必要なことです。特に、戦う男性の士気を高めたり、心身のストレスを癒すには、女の子の
身体を使うのが一番なのです」
 全裸になって家畜のように身体の隅々まで調べられる健康診断、一列に並んでスカートを捲くり、来賓を前に性器や
お尻の穴まで露わにする入学式、そして、見ず知らずの訪問客を迎えての初めての性交…、少女たちが慰安嬢になっ
ていく過程が次々にモニターに映し出されていく。
「私たちは、性欲の処理を強制されたりしていません。私たちがやりたいと志願し、合意の上で行われていることです」
 画面では少女たちが様々な体位で男と絡み合っている。よく見ると、画面の中でセックスしているのは、今まさに隊員
たちの前に並んでいる生徒会のメンバーだった。優しい顔立ちの舞の股間に男が顔を埋め、ショートカットの澪が勃起
したペニスをしゃぶっている。クール美少女の友里菜の性器に肉棒が挿入され、激しく出入りしている様子がアップで
映し出された。それを見ている少女たちの顔がみるみる紅潮していく。
「男性が私たちの身体を触って楽しんだり、抱いたりして、気持ちよくなっていただくと、とてもうれしいです。そんな時、
とてもやりがいを感じます」
 男と背面騎上位で交わり、結合部も露わにした少女が映る。それは、紛れもなく真澄本人であった。硬い表情で唇を
噛んだ真澄の後ろで、淫らな喘ぎ声を立て続けにあげ、絶頂を迎える彼女の姿がモニターに大きく映される。
「あっ、あ…、あっ、ああぁぁ!」
 画面の中の真澄が、トロンとした表情で大きな喘ぎ声を響かせ、全身を痙攣させる。
「私たちは、慰安嬢であることを誇りに思っています」
 真澄がそう宣言した時、移動式のテーブルが食堂に運び込まれてきた。テーブルを押してきたのは、町田と今日の食
事係の三浦だ。
「えっ!」
「ほーっ!」
 隊員たちが一斉に感嘆の声を漏らす。移動式のテーブルの上には、亜弓が乗っていた。全裸で仰向けになり、白い
身体には、さながら人間食器といった趣で、プチケーキやアイスクリーム、フルーツなど様々なデザートが綺麗に盛り付
けられている。身体中に生クリームのトッピングがされ、腹部にはチョコレートでハートや星が描かれていた。
「デザートの女体盛りです」
 町田が得意げに言った。亜弓の両手と両脚はテーブルの脚にロープでつなぎとめられている。眼鏡の似合う知的なイ
メージの強い美少女だけに、卑猥なその姿はあまりに刺激的だった。
「どうぞ、私を召し上がってください…」
 亜弓が恥ずかしそうに言い、町田が促すと、戸惑いの表情を浮かべていた隊員たちがフォークやスプーンを手に
徐々に近づいてきた。
 二つの胸の膨らみは生クリームで飾られているが、きれいなピンク色した乳輪と乳首は、剥き出しのままになってい
る。まるで、ケーキの上に乗っているサクランボのようだ。
「ふふふ、これは美味しそうだ…」
 そう言いながら、隊員の一人がスプーンで掬うような動きでピンク色の乳首を擦る。
「あ、ああっ…」
 亜弓の口から甘い吐息が漏れた。隊員が乳房の周囲から徐々に中心にクリームを嘗め上げる。
「ああん…」
 亜弓の口から甘い溜息が漏れた。隊員の唇が頂点を捕らえ、唇と舌で丹念に味わう。
「ああっ、はあっ…」
 亜弓の口から漏れる溜息が、官能的な喘ぎ声に変わった。男はまるでサクランボを摘むように、乳首を歯で軽く噛ん
だ。亜弓が小さな悲鳴をあげて裸身をくねらせる。
 下腹部にはフルーツが並べられている。
「おや、これはベリーの一種かな…」
 そう言いながら、ブルーベリーやクランベリーの中に隠れていたクリトリスを、隊員の一人がフォークで突く。
「あっ…ああん…」
 亜弓の鼻先から、悩ましげな喘ぎ声が漏れた。数人の隊員に敏感な突起を突きまわされ、激しく腰を振って身悶えす
る亜弓だったが、テーブルに彼女を縛り付けているロープは緩むことさえなかった。
 隊員の一人が箸で割れ目をパックリと開き、小陰唇を広げた。秘唇の奥に膣口が確認できる。隊員たちが見つめて
いると、粘膜の狭間から愛液がうっすらと滲み出してくる。
「おやおや、特製ソースが溢れてきたぞ…」
 隊員の一人が亜弓の割れ目に溜まった愛液をスプーンで掬い取って、口に運んだ。
「ちょっと、塩気がきいてるな」
「どれどれ…」
 周りにいた隊員たちが一斉に秘孔にスプーンを突っ込む。5本のスプーンが一度に膣に挿入された。
「あっ、くっ、あうぅ…」
 亜弓が喘ぎ声を漏らした。隊員たちはスプーンで亜弓の内部をこねくり回すようにして、そこから溢れる陰蜜を掬い取
ろうとしている。
「ほら、マン汁コーティングだ!」
 ベテラン隊士の塩野が、亜弓の膣に突っ込んだバナナを後輩の黒木に自慢げに見せると、うまそうにかじった。
「みなさん、もう少しお酒はいかがですか?」
 ビールを手にした町田がやってきた。もう片方の手に持っている銀色の金属器は、クスコ式膣鏡だ。
 哀しげな顔で女体盛りを見ていた女生徒たちに手伝わせて、亜弓の臀部を持ち上げ、まんぐり返しの姿勢で秘部が
天井を向くようにさせると、町田は膣鏡を挿入する。そしてゆっくりと螺子を回しながらペリカンの嘴を拡げていく。
 亜弓の顔が恥辱で歪む。その膣は大きく拡張され、ピンク色の粘膜が映った。隊員たちが覗き込むと、収縮を繰り返
す子宮口が窄まったイソギンチャクのように見える。
 町田がビールを膣鏡の中に注ぐ。冷たいビールが体の中に勢い良く入ってきた。
「あっ、…あ、ああっ…」
 炭酸の泡がはじけてヒリヒリする感触に亜弓が思わず声を漏らし、腰を震わせる。
「さあ、最初に味見をされるのは、どなたですか?」
 町田が声をかけると、他の隊員に背中を押されるようにして、第二分隊の横川が前に出て来た。ひょうきんでノリが良
く体力自慢の彼は、こうした場面で仲間から押し出されることが多い。
 横川はクスコ式膣鏡に口をつけると、微妙に亜弓の臀部を下げながら、さも美味そうにビールを飲み乾していった。
「ぷふーっ…、うまい!極上のマン汁の隠し味が効いてて、最高だぁ!」
 期待どおり、おどけた声で横川が叫ぶと、隊員たちが一斉に笑い声をあげた。
「俺は甘党だからな…」
 そう言うと、飯田が乳房を彩る生クリームを舌で舐めとった。機器の整備が得意な彼は、同期の横川とは対照的に物
静かな皮肉屋で、プライベートでは一人で多いことが多い。
「あうぅんっ…」
 亜弓が切なげな声を漏らした。生クリームをすっかり舐めとっても、飯田の舌は動きを止めることなく、亜弓の胸の膨
らみを舐め、しゃぶっている。
「あっ、あぁっ、ああん…」
 亜弓がテーブルの上で全身をくねらせて、喘ぎ声をあげる。その唇を別の男の唇が塞いだ。
 それを合図に、何人もの男たちが一斉に亜弓に殺到した。
「いやぁ…。だっ、だめぇ…」
 男たちの唇や舌が柔肌を味わおうと、亜弓の胸に、腹に、手足にと伸びてくる。亜弓は身体を捩って逃れようとする
が、手足の自由の奪われているため、どうすることもできない。
 膣鏡を抜き取られた股間にも、前と後ろからそれぞれ別の男がむしゃぶりつき、性器と肛門を舐めまわしている。
「ううっ、ううっ、うぅぅ…」
 舌と舌を絡めあうキスで口を塞がれた亜弓が呻き声を漏らしながら、激しく全身をくねらせる。瞼を舐められて目も開
けられず、顔中、男の唾液でべとべとになっていた。
 町田はニヤニヤ笑いながら、それを見ていた。亜弓を辱めることで興奮を覚える彼は、この絶好の機会を逃さず、徹
底して彼女を苛める魂胆だ。
「うぐっ、ううぅ、ううぅぅ…」
 男たちの唾液にまみれた亜弓が、ピクッピクッと痙攣を始める。男たちの唇や舌で性感が極限まで高められ、とうとう
絶頂に達しようとしているのだ。
「さあ、イけ。イくんだ。恥辱の中で落ちてしまえ…」
 町田が亜弓の耳元で囁き、彼女の表情が強張る。
(いやっ、いやよっ!)
 町田のうれしそうな声に対する反感から、本来の亜弓の気の強さが戻ってきた。彼の思いどおりにイきたくないと、拘
束されて自由にならない全身に、せめてもの思いで力を込める。しかし、そんな抵抗は、男たちに寄ってたかって全身
を舐められる淫らな愛撫の前に、何の役にも立たなかった。
(いやっ、いやっ、いやあーっ!)
  心の中でそう叫びながら、亜弓は腰を上下にピクピクうねらせ、四肢を突き伸ばした。

 デザートも終わり、女生徒たちが退席した。食事を終えるにあたって、隊員たちの前に立ったのは、引率の教師として
合流した篠原美咲だ。
 教師らしい清楚なスーツを着ているが、その下のサマーニットが身体にぴったり吸いつくようなデザインで、胸の膨ら
みを強調している。彼女もノーブラらしく、乳首の突起が柔らかな生地を押し上げていた。腰からヒップのラインがはっ
きりわかるタイトスカートも、膝上20センチ以上あり、見事な太腿を覗かせている。
「おい…、俺、あの先生がいいよ…」
「そうだな、まさに熟れごろって感じだ…」
 そんな声がどこかから聞こえる。舐めるような男たちの視線を一身に浴び、美咲は動揺を顔に出さないように努めて
いた。
「………」
 これから町田を通じて指示されたとおり、今夜の慰安について説明をするのだが、生徒たちのことを考えると、心が
痛んでなかなか言葉にできない。
「先生…、さあ…」
 腰のあたりで彼女を促す声がする。見ると、テーブルに縛り付けられたままの亜弓が、こちらを見て頷いている。男た
ちの舐め痕が残るクリームやチョコレートで全身を汚され、食べ残しのデザートを乗せた惨めな人間食器の姿だった
が、その目には力強い決意が浮かんでいる。
(そうね…、負けちゃダメなのよね)
 教え子に励まされるように、美咲は説明を始めた。
「この後、各分隊ごとに一人の女生徒を割当てます。各お部屋を順番に回らせて、お一人ずつお相手させていただいて
も結構ですし、みなさんが集まっている場所に連れて行って、一緒に遊んでいただいても結構です。ぜひ、彼女たちの
身体に触って、抱いて、星園慰安嬢との夜を心ゆくまでお楽しみ下さい」
「大丈夫かね…?」
 司令の三保が心配そうに美咲に尋ねた。ここの分隊は通常よりも少ない人数で編成されているが、それでも1分隊の
人数は5人ずつだ。つまり、少女1人で5人の男のセックスの相手をするということだ。
「ご心配はいりません…、館ではもっと多くの男性の相手をしなければならないこともありますから…」
 美咲が答えた。少女たちの過酷な境遇に、三保は思わず言葉を失う。一方、すっかり興奮した隊員たちは、そのやり
とりを聞いて、毎夜、見ず知らずの男たちによってたかって犯される美少女たちの姿を妄想した。そして、それは、彼ら
の中に残っていた最後の罪悪感を消し去る効果があった。
「フェラは生尺、ディープスロート、玉なめが基本でフィニッシュは顔射か口内射精が選択できます。射精後は口でオ×
ン×ンをきれいに舐めてお掃除させていただきますので、ティッシュ等は不要です…」
 何度もつっかえながら、顔を耳まで赤くした美咲がサービス内容を伝える。露骨な表現ぶりは、館の指示書にはなく、
町田がここに来てつけ加えたものだ。
「…女生徒たちはピルを常用していますので、妊娠も気にする必要はありません。定期的に性病検査も受けています
ので、病気の心配もありません。ただし、衛生上の問題からセックスはコンドームをお願いしています。コンドームはこ
ちらで用意していますし、装着も女生徒たちが行いますので、皆様はセックスだけに集中ください…」
 隊員たちがニヤニヤ笑いながら、お互いに顔を見合わせたり、小声で何か言い合って肘でつつきあったりしている。
中には、すでに股間に手をやって、ゆっくり撫で回している者もいた。すっかり気分が高まってきている様子に、美咲は
教え子たちの受難を思わずにはいられない。
「…セックスする時に、女生徒たちへの前戯は特に必要ありません、彼女たちの膣はいつでもオ×ン×ンを受け入れる
ように準備されています。皆様のお手を煩わすことなく、そのまま挿入していただけば、精一杯の締め付けでお迎えい
たします。もちろん、女の子の身体を弄って楽しみたい方は、遠慮なく、思う存分弄ってください」
 それが女の子にとって、どれだけ残酷な台詞か、美咲には痛いほどわかる。思わず、指示書に手を入れた町田を見
ると、いつの間にかモンスターの卵に成長してきたかつての教え子は、楽しそうな表情で美咲の方を見ていた。
「挿入は膣だけでなくアナルも全員可能です。この機会に私たち全員の膣とアナルを経験し、違いを確かめてください」
 美咲がそう言って一礼し、小さなため息をつくと、水を打ったように静まり返っていた隊員たちが、一斉に歓声をあげ
た。




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