国防省附属「星園・癒しの館」
 
外伝11 テニス少女・対談

 ユニホームに着替えた有岡美奈が応接室に入って来た。
「お久しぶりです」
 椅子に座った男の前に進むと、測ったような45度の美しいお辞儀をする。
「今回の件では、テニス連盟の皆様にご迷惑をおかけして、本当に申し訳ございませんでした」
「お、おお…」
 お辞儀をされた赤坂良徳は、思わず言葉を失った。久しぶりに会った美奈は、やはり美しかった。しかも、以前の気
の強さは感じられない。しおらしい態度には、目を見張るものがある。
 持ち前の政治力を生かして、新たにテニス連盟の理事長になった赤坂は、ヒラ理事の時代から、強化選手の選考や
強化費を巡って芳しくない噂が常につきまとう男だった。また、彼は松川の庇護者でもあり、恵聖学園でのセクハラ事
件に至るまで、松川の不祥事をことごとくもみ消してきた。
 恵聖学園で松川が起こした不祥事の際も、「スキャンダルは学校側にとっても良くないから」と部員たちを丸め込もう
とし、美奈に反撃された経験を持つ。
 その後、ある大会の表彰式で赤坂がプレゼンターとして登場した時、大観衆の前で美奈が握手を拒否しことが、ちょ
っとした話題にもなった。
 癒しの館の広報紙『星の園』は慰問試合を前に、そんな因縁のある赤坂と美奈との対談を企画したのである。

「『癒しの館』に連れて来られるきっかけになった事件について、今はどう思っていますか?」
 対談の進行役を務める『星の園』の記者が、そう切り出した。編集部からは、他にカメラマンとスタッフが数名同席して
いる。
「深く反省しています。許されるとは思いませんが、私は、私の全てを国のために捧げ、償うつもりです」
 美奈が静かに答えた。国際テロ組織と繋がっていた反愛国者、それが無実の彼女に張られたレッテルだ。
「事件を聞いた時は残念だったよ。しかし、有岡君なら過ちを反省して、もう一度テニス界に戻って来ると信じている」
 赤坂が鷹揚な風を装ってそうコメントした。重ねた年齢と眼鏡のおかげで若い頃のギラギラした印象が和らぎ、一見
すると、それなりの人物に見える。
「マスコミは彼女を容姿でチヤホヤしていたが、有岡美奈をテニス界のプリンセスと呼ばせたのは、その実力だ。今回
の件がなければ、連覇確実と言われた全日本選手権はおろか、初の海外ツアーで世界のテニスプレイヤーとして飛躍
していたことだろう」
 美奈の表情がピクッと動く。しかし、それも一瞬だけのことだった。男たちに動揺を悟られたくなかったのだ。
「思い上がっていた自分が恥ずかしいです。私がテニスをやってこれたのも、多くの人たちの支えがあったからだと、こ
こへ来て改めて思い至りました」
「みんなとは?」
 美奈の言葉に反応して、松川がすかさず口を挟む。
「もちろん国家です。今度は私が罪を償い、恩返しする番です」
 そう答えながら、美奈の脳裏に浮かんでいるのは、冴子や千春、朋美、星園テニス部の仲間やコーチ、両親といった
人々である。身体は男たちの玩具にされても、心までは自由にはならない。
「なるほど、立派な心がけだ」
 そう言う赤坂の視線は、美奈の胸元に注がれている。ノーブラでテニスウエアを着た胸に先端の突起が浮き出てい
た。露骨な視線にも美奈は何も言わない、以前なら睨まれ、辛辣な反撃を受けていたはずだが、今はどこまでも爽や
かで優しい笑顔を男たちに向けている。
「ステキなユニホームですね」
 記者がそう言った。彼の視線も赤坂と同じところにいっていたようだ。
「ありがとうございます。部員全員で私たちに相応しいデザインを考えました」
 そう言うと、美奈は立ち上がって赤坂の前に行った。
「どうです、似合いますか?」
「…どうも、目のやり場に困るな」
 さすがにジロジロ見ることもできず、赤坂は曖昧に照れ笑いを浮かべる。しかし、その視線はしっかり美奈の胸や太
腿を盗み見ていた。
「遠慮なさらずに…、見て欲しくてデザインしたんですから…」
 そう言うと、美奈はモデルのようにクルっと1回転した。アンスコをはいたお尻が丸見えになる。赤坂は、眼鏡の奥の
目をいやらしく緩ませた。
「見てやってください。それが、彼女たちの償い方であり、愛国心の表れなんです」
 松川にも勧められ、赤坂は遠慮なく、ねっとりした視線を美奈の胸から腰に執拗に絡ませてきた。形良く盛り上がった
胸が、呼吸を繰り返すたびに揺れている。
「ユニホームだけじゃないだろ」
 松川がそう言い、美奈は頷いた。
「はい、もちろんです。私たちは松川コーチの指導のもとで、一から心と身体を鍛え直しています。その身体も見ていた
だきたいと思います」
 「お願いします」と声を掛けると、松川にウエアを捲り上げられ、張りのあるバストがたわわに波打って現れる。
「どうですか?私のオッパイ」
 赤坂の目は、美奈の胸に釘付けになった。
「大きさといい、形といい、素晴らしいオッパイだね」
「たくさんの方の揉んでもらって、ずいぶん大きくなったんです。理事長も揉んでみてください…」
 思わぬ申し出に、赤坂は興奮した様子で乳首を摘み、掌全体で柔らかさを確かめるように胸を揉みしだいた。
「この手触り、最高だよ…」
 次第に乳首が勃起してくるのを感じ、その硬さを確かめるように指先でコリコリと転がしてみる。
「ああ…」
 美奈が切なげな喘ぎを漏らした。
 赤坂がソファに座ると、美奈も赤坂の向かいに腰掛けた。ソファにお尻が沈み込み、短いスコートの奥に白いアンダ
ースコートが覗く。赤坂の視線が吸い寄せられた。
「こっちも見ていただいたらどうだ?」
 スコートを上げ、裾を美奈に持たせる松川。美奈が頷き、露わになった白い太腿が、ゆっくりと全開になる。M字に開
かれた両股の挟まれて、押し出されたように真っ白なアンスコに包まれた恥丘が盛り上がっている。薄い布地が割れ
目に食い込み、ほのかに漆黒のかげりが浮かんでいる。
「さあ、よく見ていただきなさい」
 美奈がアンスコを脱ぎ、頬を赤く染めて俯いた。淫らなふるまいをしながら、けっして羞恥心をなくしたわけではない。
その様子が男の欲望をそそる。
「素晴らしいよ、有岡君…」
 赤坂の口元が緩んだ。目尻を下げ、卑猥な笑顔になる。美奈の秘唇は瑞々しい薄桃色で、襞と襞が形よく縦割れを
示しながらよじれ合わさっている。ふっくらした大陰唇も、白い下腹部を飾る艶々した繊毛も官能的だ。
 赤坂の隣で、カメラマンがスタッフに指示してスコートを捲り上げさせ、下半身のアップ、全身像、美奈の身体を余さず
記録していった。
「彼女は国のために自分から志願して、この身体を提供したのです」
 松川が言うと、美奈が頷いた。
「よろしければ、ぜひオ××コを触ってみて下さい」
「そうかね、じゃあ、遠慮なく…」
 赤坂が太腿を撫で、陰毛を掴んでシャリシャリと弄ぶ。土手の形を確かめるように掌で包み、指先を割れ目に這わせ
る。肉襞の上部に小豆大のものを探り当てたその瞬間、美奈がビクンと身体を震わせた。
「おっ、濡れてきたぞ…」
 指が亀裂をなぞると、内側を満たしていた愛蜜がトロリと糸を引いて垂れてくる。赤坂は夢中になって指を挿入し、ズ
ボズボとえぐりながら秘孔の天井を擦る。
「そ、そこは…、ああぁ…」
 性感帯を刺激され、美奈が仰け反るように喉を伸ばした。白い肌がみるみるピンク色に染まる。
「ここでの生活はどうかね?」
 赤坂が尋ねる。胸を揉まれ、陰部を弄られながら、対談は続いた。
「…館の方には、あっ…親切にして頂き、感謝しています。ううぅ…、幸いテニスも…、続けさせてもらっています…」
「そう言えば、もうすぐ、初めての慰問試合だそうだな」
「…はい、少しでもお国のために戦っている隊員の皆さんに恩返しがしたくて、私たちの方からお願いしました。今は試
合に向けて特訓中です」
「どんな特訓なんだ?」
「よろしければ、成果を見て頂けますか?」
「いいだろう。見せてもらおう」
 テニスの技術のことだろうと思った赤坂に、松川がニヤニヤ笑って首を振って見せる。
「それでは、まずは基本から…」
 そう言うと、美奈はソファに座った赤坂の前に跪いた。そして、ズボンのチャックを開けて、既に反り返っている男根を
取り出す。
「おいっ!有岡君っ…」
 さすがにそこまですると思っていなかった赤坂が、慌てて立ち上がろうとする。それを制して、美奈が微笑んだ。
「お任せ下さい。オチ×チ×にご奉仕させていただきます…」
 そう言うと、亀頭を舌の上で転がし、ゆっくりと竿を口の中に納めていく。苦しくならないぎりぎりのところまで飲み、唇
で竿全体を擦り、亀頭に舌を絡める濃厚な奉仕…、射精が目的ではなく、ゆっくりと口の粘膜と舌で快感を与える。風
俗でもそうは味わえないテクニックだ。
「いいよ、美奈ちゃん、その調子!」
 カメラマンが声をかけながら、美奈の髪をかき上げ、フェラチオする彼女の姿をあらゆる角度から撮影する。
 美奈はいったん口を離し、今度は裏スジを舐め上げたり、竿を甘噛みしたりする。その度に男根がピクンピクンと痙
攣する。女子テニス界の至宝と呼ばれた美少女が男の前に跪き、屈辱の奉仕をしているのだ。赤黒い怒張にピンクの
舌が這う様子を見ているだけで、男たちの興奮が高まった。
 美奈は再び肉棒を飲み込むと、今度は頬をへこませ、口を性器に見立てて肉棒をピストンさせる。
 赤坂があまりの気持ちよさに放心していると、ソファに座る彼の腰に、対面座位の姿勢で跨った。怒張にはいつ着け
たのかわからない程巧みな舌使いでゴムが被せられている。
 美奈は長い睫毛を閉ざし、小さく頷いた。軽蔑する男との屈辱的な性交を前にして、それは自らの決意を確かめる仕
草だった。
「あっ…はぁんっ…」
 肉棒が少しづつ秘孔を入っていく。美奈の口が開き、吐息とも喘ぎ声ともつかない声が漏れる。十分に濡れそぼった
膣壁が男を包む。
 赤坂が戸惑った表情で松川を見ると、松川はコックリと頷いて見せた。連行されていった女子選手、松川からの誘い
…、噂は全て事実だったのだ。やっと納得した赤坂は、ニヤリと笑って松川に頷き返した。
「…いかがですか?」
 そう言うと、美奈は赤坂に抱きつき、自ら腰を振り始めた。
「素晴らしい締まりだよ、有岡君」
 うねり始めた膣壁は、強く弱く収縮し場所を変えながら怒張を締め付けた。
「…ありがとうございます…、理事のオチ×チ×も素敵です…」
 美奈が喘ぎ喘ぎ、淫らな答えを返した。怒張を膣壁の全体で味わおうとするかのように彼女の腰が揺れる。
「胸も素晴らしい…、いくら揉んでも飽きない」
「…うれしいです、…どうぞ心ゆくまで揉んで下さい」
「テクニックも見事だ…、…相当練習をしているのだろう?」
「毎日…、たくさんの人に挿入していただき…、勉強させていただいています…」
 繋がったまま対談を続ける赤坂と美奈。『星の園』のカメラマンが2人を撮影していることが、後日、赤坂を繋ぐ桎梏に
なるとは、本人は全く気づいていない。
「あぁ…気持ちいいよ…」
「わ…私も…あぁ…私も…気持ち…いいです…」
 美奈は腰をくねらせ喘ぎ声をあげた。その声が男の官能をも刺激した。美奈の中で、赤坂の怒張が膨れ上がる。
「ううっ…」
 とうとう赤坂は呻き声を漏らし、あまりの気持ちのよさに射精してしまった。発射後も完全に萎えるまで美奈の中でゆ
っくりとした収縮運動を味わい、完全に満足させる。
 赤坂が深いため息に似た吐息をもらす。ゴムを外し、中身の多さに「いっぱい出ましたね」と微笑みを向けると、美奈
は勢いを失った赤坂の一物を口に含む。丹念に舌を使って、肉棒に絡み付いた精液を舐め取っていく。
 再び陰茎が膨らみ始めると、美奈は尿道に残っている精液を吸い出すために、じゅるじゅると音をたてて啜り始め
た。赤坂は目を閉じ、うっとりとした表情を見せている。
「しかし、まさか、あの『プリンセス』に突っ込めるとはな…」
 赤坂が感慨深げに言った。
「でも、ここからが特訓の成果です…」
 美奈は尿道口に舌を差し入れ、残った精液を舐め取りながら告げる。
「特訓では複数の方に同時に満足してもらうプレイを練習しています」
「だが、相手が一人では成果は見せられないだろう」
 松川がそう言うと、美奈は頷いて男たちを見渡した。
「そうですね、記者さんやカメラマン、スタッフの方もご協力願えませんか?コーチもお願いします。」

 美奈が四つん這いになった。千載一遇のチャンスとばかりに、『星の園』のスタッフが、彼女の口と膣に男根を突っ込
んだ。
「うーっ、気持ちいい!」
 記者が呻き声を漏らして、バックからシャフトを繰り出している。その正面では、スタッフの一人が美奈の頭を抱えてイ
マラチオをさせている。その間も、赤坂や松川が乳房をこね回し、細いウエストやむっちりした太腿に指先を這わせる。
「ううン、うフン…」
 美奈が甘く鼻を鳴らしては、口にすっぽり含んだ肉棒をクチュクチュと刺激し、腰を振って下半身を悶えさせる。
「よし、もう一回だ!」
 赤坂が立ち上がる。ソファに横たわった松川に騎上位で跨がった美奈は、彼の胸に両手をおき、自ら腰を振ってい
た。左右からは記者とスタッフが自分の肉茎を握らせ、カメラを片手にカメラマンが口に怒張が突き入れる。
「しかし、どこも空いてないのか…」
 残念そうに陰茎を扱く赤坂に、松川が声をかけた。
「練習熱心な有岡は、アナルも使えるようになってますよ」
 それを聞いた赤坂は、美奈の背中に覆いかぶさって、勃起した亀頭を後ろの穴に当てる。
「ううっ、うっ…、ううう…」
 きつい小孔をこじ開けられて、美奈が呻き声を漏らした。前後の孔を責められ、口には呼吸する暇もないほど肉棒が
突き込まれる。
「うっ、出るっ!」
 カメラマンが腰をガクッガクッと痙攣させ、口の中で果てる。溢れるほどに出された精液を飲み下す間もなく、手の中
で記者の肉茎が膨張し、美奈は慌ててそちらを咥えた。その間も、前後の穴を赤坂と松川が占拠し、激しく突きまくる。
「まだまだ若いですね、先輩」
 松川が赤坂に声をかけた。実は、赤坂は松川が所属していたクラブの先輩だった。
「思い出すな。こうして一緒に女を責めるのは何年ぶりだ?」
「テニススクールで陥した練習生以来ですかね」
 松川がニヤリと笑った。赤坂は松川の不祥事をもみ消していただけではない。松川が騙した女の子のおこぼれに預
かったり、無修正盗撮DVDをもらったりしていた、松川の共犯だったのだ。
 二人の会話を耳にした美奈は、悔しさで目に涙が滲んでくるのを感じた。この世でおそらく一番目と二番目に嫌悪す
る男、そんな男たちに今、身体を犯されている、その惨めさが胸に迫ったのだ。
「先輩さえよければ、今後、この穴…、空いている時は自由に使えますよ」
「悪くない話だな、記念にどうだ。一緒にイクか…」
「いいですね、有岡お前もいくんだぞ」
 腰を突き上げながら、松川が言った。
「有岡がまずイけ、その後に我々も続きましょう」
「大きな声で言わないとわからないからな、頼んだぞ、有岡君…」
 そのあと激しく肉がぶつかり合う音が続く。
「いい、いい…。イッ、イク、イクぅ…」
 美奈が白い喉を反り返らせ、ピクピクと肢体を痙攣させた。その後を追って、男たちの雄叫びが室内に響いた。



 
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