ぷろとこーる短編集
 

 人材派遣のキューピッド(オープニングスタッフの恥辱)

「「えっ、ここって…」
 美希は思わず眉を顰めて、そう口にした。一緒に来た他の女性たちも戸惑いを隠
せない様子で、不満や不安を口にしている。
 連れて来られたのは、なんとアダルトグッズの店だった。ビッグ・アダルトというそ
の店は、家電量販店ばりの地上5階地下1階のビルでアダルトグッズを販売する店
としてオープンするのだ。
(それで給料が高かったのね…)
 美希は納得した。

※ ryoji さんのHP「羞恥集」のために書いた短編です。「社会派」エロ作家(?)の
ぷろとこーるとしては、今話題の「派遣」「ワーキングプア」をネタに書いてみようと思
って書いてみたのですが…。(タイトルをクリックすると「羞恥集」にジャンプします。)


「こんにちは、皆さん。私、天平女子大1回生の藤原明日香と言います。」
 娘がそう声をかけると、地面に段ボールを敷いて寝ていた男が何事かと上半身を
起こし、あちこちのテントから顔が覗く。ホームレスの男たちの目に映ったのは、ア
イドルと言っても通るほどの可愛い女の子だ。ナチュラルな長めのボブヘアに、つ
ぶらな瞳が印象的な整った顔立ちをしている。
「みなさんのお体を洗うボランティアで来ました。希望される方は集まってください。」
 明日香の言葉に、テントの中からホームレスがわらわらと姿を現した。

※ 公園露出もののAVを見ていて、ふと思いついたネタを書いてみました。けっし
て、ボランティアやホームレス支援を茶化すものではありません。舞台設定として楽
しんでください。



「ねえ、どうしたの弘志クン? 元気ないね。」
 奈月が心配そうに弘志の顔を覗き込んだ。
 睫毛の長い、二重瞼の大きな目。鼻はやや低いがきれいに筋が通り、なだらかな
カーブを描く上唇と、桃色に輝くふっくらした頬が少女っぽくて可愛らしい。
「えっ、ああ…、ちょっと今、バッティングがスランプで…」
 弘志がドギマギしながら答えた。今日は奈月の顔をまともに見ることができない。
それは、宮内から聞いた「伝説」のせいだった。
 宮内から聞いた伝説はとんでもないものだった。

※ 野球、青(性)春、恋愛…、かつての少年漫画のような世界で、異物挿入をネタ
に書いてみました。話としてはバカバカしいかもしれません。二次創作をしない主義
なので、さすがにヒロインを「浅○○」にするのはやめておきました。


 後宇受賣神社の巫女

 この神社、宇受賣(うずめ)神社は、近隣住民の信仰を集めるだけでなく、そのあ
らたかな霊験を信奉して、政財界の大物も含め、全国に多くの信者がいると言うの
である。
「お母様が亡くなられてから、神社は巫女なしでやってまいりました。それも、那美様
が16歳になられるのをずっとお待ちしていたからでございます。」
 那美は、先日16歳の誕生日を迎えたばかりだ。
「ぜひ、神社にお戻りいただいて、巫女となっていただきますよう、お願いいたしま
す。」

※ 巫女さんの話が書きたいなぁ、と思って書いてみました。巫女さんが「萌え」系キ
ャラに使われることが一般的になってきました。神聖なものであるとともに、ある地
方では娼婦でもあったという話が残っています。調べ始めると、奥が深いです。

 後悔 

「18歳の記念に綺麗に撮ってもらえるよ。ブレイクするチャンスじゃないか。」
 長尾は、そう言いながらも、実のところ冷や汗ものだった。 沙織には、ヌードシー
ンやラブシーンがあるという程度の説明しかしていないが、それでも、ウブな彼女は
半べそをかいている。本当は、男優に愛撫され、処女を奪われ、セックスするアダ
ルトビデオだと聞いたら、どうなってしまうだろう。

※ ぴぴ’s World「投稿小説」に投稿した短編です。「星たち」を書いている過程で
できた文章をもとに、「切ない系」のエロ小説として書いてみました。(完結、タイトル
をクリックすると「ぴぴ’s World 投稿小説」にジャンプします。)


 恥辱の性教育実習

 佐野は教師用の実験テーブルを指差して言った。
「着ている物を全部脱いで、この上で横になりなさい。」
「えっ?!」
 真由美は、一瞬何を言われたのかわからない様子だった。
 かねてから妄想の中でやっていた授業。今日はそれを現実に実行するのだ。

※ 初めて書いたアダルト小説ですが、このHPで発表するのが初めてになります。
ありがちな設定ですが、自分としては、これはこれでシンプルでいいかなと思ってい
ます。(完結)

 産隆商事のニューフェイス

「ひ…、人前でぇ、裸になるぐらいの度胸がなくて、えい…、営業が務まると思うのか
ぁ!」
 その時、ろれつの怪しい口調で怒鳴ったのは、美緒の直属の上司にあたる柴田
課長だ。完全に目が据わっている。
「野球拳っ、野球拳っ!」
 誰かが手拍子に合わせて言うと、ほぼ全員が合唱する状態となった。

※ 投稿用に書き始めた産隆商事ものを、短編シリーズにしました。凝ったストーリ
ーありませんので、情景を楽しんで妄想を膨らませてください。OL物が好きな方
は、どうぞ!

  美少女スイマー 羞恥の水着 

 濡れた水着は、乾いている時よりもいっそう透けて、艶めかしい肌の色が映ってい
る。胸の膨らみや乳首はくっきり映り、お臍や下腹部の様子、お尻の割れ目もはっ
きりとわかるぐらいになっている。それは、全裸でいるよりももっと淫らな格好であっ
た。

※ ぴぴ’s World「投稿小説」の投稿依頼にこたえて、書いた短編です。他の小
説を作る過程で使わなかったネタを小説にまとめてみたものですが、ネタ自身は結
構気に入っています。(完結、タイトルをクリックすると「ぴぴ’s World 投稿小説」
にジャンプします。)

 織露府(オルロフ)家の花嫁

「身体を隠しちゃだめだよ。」
 千夏と腕を組んで、淳哉が囁いた。
 織露府家の花嫁は花婿にエスコートされて、一糸まとわぬ姿を晒しながら大広間
を一周し、居並ぶお列席者達に出席のお礼を述べなければならないのだ

※ 外国の歴史をあつかった本で、今では信じられないエッチな風習とかを書いて
あるものがありますよね。そういうのをネタに何か書いてみようと思った、その第1
弾です。(完結)

 兄嫁

 夫婦の秘め事をのぞき見する後ろめたさより、好奇心の方がわずかに上回った。
雄二は、物音を立てないよう細心の注意を払ってドアに近付くと、その隙間を覗き込
んだ。
 ちょうどベッドが見てとれた。
 ベッドの上で、真季が仰向けになり、体を艶っぽくくねらせてあえいでいた。立てた
膝に間に頭が見える。浩一が真季の股間をなめているのだ。
「………!」

※ あるファンから「兄嫁」というテーマをリクエストされて書いてみました。いつもの
羞恥小説というよりは、普通の官能小説、青春官能小説かな。(完結)



戻る
戻る


動画 アダルト動画 ライブチャット