アイドル人気投票 第3章

 木島ななせの舌が、そそり立った怒張の笠の裏側を舌先でほじるように舐めていく。ぬめ光るピンク色の粘
膜がチロチロと這って、包皮と亀頭の境目をたっぷりの唾液で濡らしていく。
「ううっ…」
 男がぽってりと突き出た腹を揺らして、快感の呻きを漏らした。いかにもギョーカイ人らしい太った中年男
は、アプリコットのプロデューサーの安元聡だ。
「センセ、気持ちいい?」
 ななせが上目づかいで安元を見た。スッと切れ上がった目尻の縁がほんのりと朱に染まり、瞳が妖しく潤ん
でいる。ななせは怒張の先端を唇で軽く挟み、チュッ、チュッと音を立ててキスをした。亀頭を口に軽く含
み、濡れた唇で優しく擦る。
「ななせちゃん、上手だね」
「やだぁ、もう…、ふふふ…」
 媚態を含んだ悪戯っぽい笑顔を見せると、ななせは再び濡れた唇の間から舌を伸ばし、先走り汁をペロリと
舐めた。安元の怒張がビクンビクンと跳ねる。ゆっくりと熱い息を吐きながら、ななせは怒張に舌をからませ
て、舐めあげる。
「そうだ、杏奈にも、ななせちゃんみたいなフェラテクを身につけてもらおう…」
 安元が楽しげに言うのを聞いて、ななせは軽く亀頭に歯を当てた。
「あうっ!」
「ダメよ、先生、女の子とエッチしてる時に、他の子のこと考えちゃ…」
 すねたような甘い表情でそう言うと、たっぷりと唾液をまぶすようにしながら、先端から王冠部、笠の裏へ
と舌を這わせていく。
「はあーっ…」
 安元は分厚い眼鏡の奥で目を細め、気持ち良さそうな声をもらした。
「そろそろ、咥えてくれ…」
 安元がそう言うと、ななせは男の腰を両手で抱え込み、唇をいっぱいに開けて、亀頭部を咥えた。怒張の跳
ね上がりを押さえ込むようにして上から頬張り、唇をすべらせて肉棒を根元までおさめていく。ゆっくりと深
く口腔内に挿入すると、肉棒の先端が咽まで達した。
「ホント、気持ちいいよ…」
 安元の両手がななせの髪を撫で回す。そうしながら、温かく甘美な唾液に包まれ、下半身を痺れさせる快感
を味わっている。
 幼い頃から芸能界を目指して歌やダンスを学んできたななせは、確かにアイドルとしてのスキルは高かった
が、グループの「センター」「エース」と呼ばれるポジションを手にするには、今一つ何かが足りなかった。
脇を固めるメンバーとしか認識されていなかったななせが、勝負に出たのが3か月前。事務所でラジオ番組の
台本を書いていた安元のところに一人でやってきた彼女は、プロデューサーの前で服を脱ぎ、自らの身体を代
償にセンターを獲得することを選んだのだった。
「うふぅん…」
 ななせが切なげに息を震わせる。すぼめた頬と唇で怒張を扱くように、顔を前後に揺すると、ポニーテール
にした髪が揺れた。根元まで肉棒を咥えた唇を絞って引き上げていき、雁首を引っ掛けてしごき抜く。口内に
溜まった唾液のせいで、雁首をしごき上げるたびに、ジュポッという濡れた空気の漏れる音がする。
(今どきの女の子は、ホント、早熟だ…)
 安元がニヤニヤ笑いを浮かべる。彼と肉体関係を持って以来、危うい色気やコケティッシュな魅力が滲み出
るようになったななせは、徐々にファンの人気を獲得していった。今となれば、安元が依怙贔屓をしなくて
も、主要メンバーには昇り詰めるだろう。しかし、アプリコットの絶対的エース、早川杏奈の地位を狙うとな
ると話は別だ。ななせは一日のスケジュールの終わりに、毎日のように安元のマンションに通うようになっ
た。
「…人気投票の後は、いよいよ君がセンターだ…」
 安元が呟くと、ななせは動きを速め、剛直した肉棒の根元に白く細い指を絡ませて擦っている。肉棒の先端
を吸い上げ、竿を三本の指でしごいた。その手つきは、絶妙に男の射精を導くリズムになっている。
「ううぅ…、出そうだ…」
 ななせの柔らかな唇の締め付けが、射精間近の敏感になっている括れを擦り上げるたびに、安元はゾクゾク
とする快感で絶頂へと登りつめそうになるのを堪えていた。陰嚢からペニスの裏側にかけて、ギュルギュルと
いう精子の塊りが尿道の方に送られる感覚があり、ムズ痒い快感がその度に繰り返される。一瞬でも気が緩め
ば、すぐにでも射精してしまいそうだった。
「センセの精子、飲ませてください…」
 ななせが甘えるような声でおねだりする。
「よしっ、出すぞっ!」
 安元のダブついた尻肉がピクピクと痙攣し、ななせの口の中で爆ぜた。発射された大量の精液を、ななせは
肉棒を咥えたまま喉を鳴らして飲み干していく。

 ベッドに腰かけたタローの前に跪いた杏奈は、チラリと目を上げて、異物を盗み見た。視線の片隅に反り返
る肉棒がわずかに見え、慌てて視線を逸らす。
「さあ、俺のオ×ン×ンを舐めて…」
 頭の上でタローの声が聞こえ、杏奈は心臓がギュッと締められるような思いがした。
「さあ!」
 強く促す声に、杏奈は恐る恐る視線を上げていく。そこには生まれて初めて見る男性器が黒光りしてそそり
立っていた。
(舐めるの、これを…?)
 天を衝いてそそり立つそれは、幾筋もの血管をくねくねと浮かび上がらせ、赤黒くグロテスクだ。キノコを
思わせる先端は笠が開き、割れ目から体液が滲み出ている。そこは男の小便が出てくるところではないか。
(汚いわ…)
 再び目を伏せ、首を左右に振った。そんな物を口にすることなど、考えただけでおぞましかった。しかも、
多くのファンやスタッフに見つめられ、何台ものカメラで撮影される中で、自ら舌を出して男のペニスを舐め
るのだ。年頃の女の子にとって、気を失いそうなぐらい恥ずかしくて、屈辱的な行為だった。
「さっき杏奈ちゃんのオ××コを舐めて、気持ち良くしてあげたでしょ。そのお返しだよ」
 杏奈が躊躇っている様子を見て、タローがニヤニヤ笑いながら言った。性器を舐められた時の恥ずかしさを
思い出した杏奈の顔が真っ赤になり、目は涙目になる。
「ほら、やり方を教えてあげるから」
 そう言いながらタローが腰を突き出す。勃起が顔にくっつきそうになって、杏奈が思わず仰け反り、床に尻
もちをついてペタンと座り込んだ。
「ほらほら、そんなに怖がらずに…」
 タローはそう言って杏奈を助け起こすと、自ら肉棒に手を添えて、その先端を杏奈の前に差し出す。
「む…、ムリ…」
 杏奈は激しく首を左右に振ったが、その視線の先に厳しい顔をしたディレクターが立っていて、無言で杏奈
に指示を送る。どうあっても、拒否することは許されないのだ。
「さあ、舌を出して、先っちょの丸い部分を舐めるんだ」
 杏奈は唇の間から舌を伸ばし、肉棒の先端をおそるおそる舌先で舐めた。AV男優のタローはもちろん、き
れいに洗って撮影に臨んでおり、特に味や臭いがするわけではなかったが、それでも、男性器を舐めることへ
の反射的な嫌悪感のせいか、全身に鳥肌が立つような気がし、思わず嘔吐しそうになる。
「さあ、もっとしっかり舐めるんだよ」
 タローが杏奈の頭を抱えるようにして、ぐいっと腰を突き出した。
「うっ…」
 杏奈の唇に先走り液を滲ませた亀頭の先端が触れる。
「指でしごきながら吸って…、同時に舌で舐めながら」
(…杏奈、がんばるのよ…)
 自分を励ますように心の中で繰り返しながら、やり方のわからない杏奈は、タローに教えられるまま指を怒
張に絡め、舌を動かした。杏奈の唾液が塗られ、怒張が赤黒く光る。
「俺の顔を見て…」
 杏奈がおずおずと、上目づかいでタローの顔を見上げる。長い睫毛のつぶらな目にうっすらと涙が滲んでい
た。鼻筋の通った美少女と呼ぶのがふさわしい顔立ち、色白の頬を薄桃色に染め、恥じらいを含んだ表情に百
戦錬磨のタローも思わず胸がキュンとなった。
(やっぱり可愛いな…)
 そんな愛らしいトップアイドルの汚れを知らないピンクの舌が、自分の肉棒を這う姿を見て、さすがのタロ
ーも興奮していた。
「よし、いいぞ…、そろそろ、くわえてごらん」
(これを…、咥えなくちゃ…いけないの?)
 男根を口に入れることなど、できればやりたくなかったが、当然のことながら、やらないと終わらない。こ
れも仕事だと自分に言い聞かせて、杏奈は肉棒の先端を唇に咥えた。タローがタイミングを合わせて腰を突き
出すと、笠を開いた先端が唇を押し広げ、ゆっくりと口の中に入っていく。
「うっ…」
 肉棒が舌に触れ、杏奈は嘔吐しそうになった。男の陰茎を口に咥えているのだと思うだけで、気持ちが悪
く、身体が拒否反応を示してしまうのだ。
「歯を当てないように、唇を窄めて…」
 そう言いながらタローが杏奈の顔にかかっていた黒髪を掻き上げて見せた。カメラが接近し、ファンの視線
の前にフェラチオする杏奈の顔が晒された。
 20歳になった杏奈だが、鼻がちんまりして、頬の輪郭が丸いためか、年齢よりも少し幼く見える。横顔な
どは、デビュー当時の少女の面影を失っていない。その愛らしい唇に、血管を浮かせ、赤黒く勃起した男の肉
棒が出入りしている。怒張は、杏奈の唾液に濡れ、黒光りしていた。
 集まったファンの中から、切なげなため息が漏れた。まっ正面にいるのは、デビュー前から熱心に応援して
くれている「シゲさん」と名乗る中年男性だ。杏奈が中学生だったインディーズの時代から、イベントではい
つも早朝から並んでくれているが、さっきの恥ずかしいチェキ会でも先頭にいて、申し訳なさそうに杏奈の身
体に触れた。そんな「シゲさん」は今、ポカンと口を開け、眉根を寄せたなんとも複雑な表情でこちらを見て
いる。
 発売予定のDVDを複数枚予約することが応募の条件とあって、その周りにいる面々も、握手会などのイベ
ントに常連で顔を出しているコアなファンたちが多い。
(恥ずかしい…、みんな、見ないで…)
 杏奈は、デビュー当時から応援してくれている、顔なじみのファンたちにフェラチオする姿を見られている
ことで、激しい恥辱をかきたてられた。思わず目頭が熱くなり、顔が火をつけたように火照ってくる。
 杏奈の動きが止まったのを感じたタローは、その手を杏奈の胸に伸ばした。乳首を指先で摘まみ、淫らな手
つきで双乳を揉みしだく。
「うんっ…」
 胸の性感帯を刺激されて、杏奈が身をくねらせる。
「ほら、集中して!」
 タローの声が厳しさを含んでいる。もはや抵抗したり、嫌がったりしていても仕方がない。覚悟を決めた杏
奈は両膝立ちになり、タローの指示どおりに肉棒を吸った。頬をへこませながら、怒張を強く吸い、唇で締め
て行く。
「もっと強く舌を押し付けて…」
 上目づかいに見上げる杏奈の髪を、タローは指で梳くように弄りながら頭を撫でてやる。杏奈の可憐な唇
が、前後に滑り出した。リズミカルに胴体を擦り上げ、それに合わせて、肉棒を咥えた口をスライドさせる。
「そうだ、上手いよ…」
 杏奈はタローの言いつけどおり怒張の先端を咥え、上下に唇を律動させている。少し慣れてきたのか、その
スピードも動きもスムーズになってきていた。
「気持ちいいよ、杏奈ちゃんの口…」
 タローは腰を振りながら、杏奈の乳房をこね回す。彼の手の中で杏奈の双乳が淫らに形を変えていく。杏奈
はいっそうリズムを速め、一心不乱にしごき立てた。その一部始終が映像として記録されていく。
「うっ、出そうだ…」
 そう言うと、タローが杏奈の口からいきなりペニスを抜き、彼女の鼻先にその先端を向けた。
(…えっ…、まさか…)
 そう思った瞬間、杏奈の目の前で怒張が跳ね、ネバネバの白い液を放った。放たれた精液は、杏奈の鼻から
唇にかかり、顎を伝って床に垂れ落ちた。生温かい感触とともに、栗の花のような淫靡な臭いが杏奈の嗅覚を
刺激した。

 下腹に垂れかかる安元の肉棒に手を添え、角度を調節すると、ななせは自らの股間にそれを誘う。床に仰向
けになった男の下半身に彼女は跨っていた。
「うっ…」
 軽い呻き声とともに、ペニスの先端がななせの膣口に潜り込んだ。ゆっくり腰を沈めていくと、肉棒がぬる
りと根元まで彼女の中に入って来た。
「ああ…、ああん…」
 よがり声をあげながら、ななせが淫らな動きで腰をくねらせる。陰茎の根元が膣口でぐりぐりと扱かれる。
「…AV堕ちだもん…、アプリコットは卒業でしょ?」
 ゆっくりと腰を振りながら、ななせが尋ねた。
「たぶんね…」
 ななせは安元の肉棒を味わうように腰を上下させる。男根が彼女の中にゆっくりと出入りしていく。
「どんどん…、AVに…出しちゃってよ」
「実は…、もう10本ほど契約してあるんだよね」
 安元がニヤニヤ笑って見せた。もちろん、杏奈にはきちんと説明していはいない。彼女は人気投票で1位が
とれなかったペナルティのつもりで、後にも先にもこれっきりだと思い込んで、AV出演を了解したのだろ
う。
「ふふっ、10本も出ちゃうんだ。じゃあ、あの子、いろんな男とセックスしまくりよね」
「一作あたり相手役の男優は三、四人はいるから、少なくとも数十人とはすることになるなぁ…」
 言いながら、安元はゾクゾクする思いを感じていた。もし、それを知ったら、杏奈はどう反応するだろう。
今回の出演でも、脅したりすかしたりして、ようやく決断させたのだ。何人もの見ず知らずの男とセックスし
なければならないと知ったら、きっと、泣いたり哀願したりして、なんとか逃れようとするだろう。しかし、
もう彼女には逃げ道はない。
「普通のだけじゃなくて、…大勢の男にむりやり犯やられちゃう輪姦ものとか、首輪をつけて街の中を裸で連
れ回したり…、SMとかもいいんじゃない。オッパイに蝋燭をたらしたり、アソコを鞭で叩いたり…」
 楽しそうにそう言うななせの顔は、どこか獲物をいたぶるネコ科の動物を思わせる。
「そうだな…考えてみよう…」
 そうは答えたものの、そうなれば、もはや安元がプロデュースする領域ではない。ただ、事務所がAV堕ち
したトップアイドルを売り物に、杏奈で荒稼ぎしようとしているのは明白だった。彼女にとっては、辛い仕事
が続くだろう。
「あっ、うんっ!」
 凌辱される杏奈を思い描き、興奮した安元が勢いよく腰を突き上げた。怒張がななせの秘孔の奥に突き当た
る。
「ほら、お喋りはこれで終わりだよ…」
 そう言うと、安元は一旦肉茎を抜いて、ななせを組み敷いた。反射的に閉じようとしている脚を、膝を使っ
て押し広げ、再び怒張を埋めていく。幾重もの肉襞が絡みついてくる。肉棒を根元まで挿入した安元は、のし
かかるようにして、乳房を揉み込む。
「ほら、いい声で泣いてみなよ」
 掌で膨らみを掬い上げ、乳首を指先で弾くように転がした。
「ああっ…、それっ…」
「気持ちいいだろ?」
 肉感的な唇を噛みしめて、ななせが眉根を寄せる。乳首を弾くスピードをあげながら、安元は腰を振りたて
る。
「あん、ああん…、ああん…」
 続けざまに突き込むと、ななせの唇がほつれ、快感を告げる声がこぼれ出る。安元が覆いかぶさるようにし
て、さらに激しく腰を振り始めた。
「うっ…、あうぅ…、はあぁん…」
 喘ぎ声をあげながら、肉づきの良い安元の身体にななせがしがみつく。安元は追い込みにかかった。
「あっ、あ、ああ、だっ、だ、だめえええ…い、いい、イクううう…」
 喉を引き絞り、ななせは顎を突き上げた。身体がひとりでに跳ね上がり、軽く膝を曲げた脚が、ピンと突っ
張った。
 次の瞬間、彼女の体内で安元のペニスが脈動し、何度も繰り返して精液が注ぎ込まれた。




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