国防省附属「星園・癒しの館」・外伝
 
テニス少女・遠征 第4章

 防衛隊の駐屯地も規模が大きくなれば、それはもはや一つの町である。敷地内にはレクリエーション施設としてスポ
ーツジムやジャグジー、図書室や映画も楽しめる多目的ホールがあり、数人がゲームや囲碁将棋、雑談をするための
小ホールは幾つも常設されている。それは、この岩口基地も同じだ。
 美奈と千春、それにレギュラー部員の数人は、トレーニングを兼ねてジムにやって来た。ジムでは、日頃訓練から遠
ざかっている後方勤務隊員や、上位の階級に属する隊員たちが汗を流していた。
「失礼します、一緒に使わせてください。」
 ジムに入った美奈はスポーツ選手らしく、元気よく声をかけた。
「おおっ、来た来た!」
 そう言って大きな声を上げたのは、富士局長だった。一汗かいた様子で、基地の幹部らしい初老の男と一緒にベンチ
に座っている。
「…あっ…、局長…」
 思わず声をあげた千春は、体操服にブルマ姿で行くようにとの石堂の指示の理由を理解した。局長こと富士善三は、
女子高生に尋常ならざる興味を持っている。局長お気に入りの千春は、そのことを身をもって知っているのだ。
「ほう、これは目の保養だ…」
 局長の横の幹部隊員がそう言って美奈たちを見た。その表情がみるみる緩んでいく。
 少女たちは、下着を着けていない。白い体操服を持ち上げている乳房が見事な隆起をつくっている。その頂点の乳
輪が陰影となって映り、目を凝らせば布地の向こうの素肌まで透けて見えるほどだ。
「どうだね、岩谷大佐。みんな可愛いだろう。」
 局長が得意げに幹部隊員に言った。官界に顔が広い富士局長は、基地司令部の面々とも旧知の仲であった。
 ジムにいた隊員たちの視線も美奈たちに集中する。
「おい、見ろよ…」
「ああ…」
 司令部付の若い士官たちが美奈たちを見ながら囁き合った。小麦色の健康的な脚がスラリと伸びて、ピチピチした健
康美があふれている。お尻をぴっちりと包み込んでいる紺色の小さな布は生地が薄く、お尻の割れ目を映し出してい
た。股間は、性器の形がはっきりと分かるくらいに食い込んでいる。
「さあ、君たちのマシーンはこっちだ。」
 そう言って、局長が指さした。彼女たちが使うマシーンは予め決められていて、他の利用者からよく見える位置に置き
直されていた。
「さあ、遠慮なくトレーニングしてくれたまえ。」
 好色な笑みを浮かべて岩谷が言う。
 目の下を羞恥で赤く染めた千春が、最初にルームランナーでランニングを始めた。毎日の訓練の賜物か、必要以上
にお尻を振って走っている。体操服の中でノーブラの乳房が大きく揺れて、男たちの目を楽しませる。
 他の少女たちも、思い思いに体を動かし始めた。ウエイトトレーニングで胸を張ると、尖った乳首のポッチが映る。見
えるか見えないかという体操服の微妙な感じが、かえってエロティックさを強調していた。屈んだお尻の間から、薄い布
地に包まれた大陰唇がくっきりと浮かぶ。
 周りの隊員たちは、自然とトレーニングパンツの股間が窮屈になっていくのを感じていた。
「そんな遠慮せずに、もっと近くから見てもかまわんよ。」
 局長に言われて、遠慮がちにチラチラ盗み見ていた隊員たちも、少女たちの側に近づいて、躍動する肉体をじっくり
と鑑賞する。
 美奈がエアロバイクの所にやってきて、ハッと息を飲む。サドルがあるべき位置には男根の形そっくりの突起が突き
出していた。肌色のそれはローションか何かのぬめりを帯びて光り、とても太く、見るからにおぞましく思えた。
 その意味するところは明瞭である。しかし、トレーニングのメニューは選手ごとに決められており、一切の変更は許さ
れない。隊員たちが興味津々の様子で目を向けるなかで、美奈はブルマを脱ぎ、バイクに跨がった。
「…んっ、うくっ…」
 体重を軽く掛けただけで、突起のカリの部分が、美奈の縦列を押し広げる。
「あ、ああっ…」
 グチュッ。
 突起が半分ほど押し込まれた。
「うっ!」
 ペダルを漕ぐと凶悪な突起が回転しながら、上下する。
「ああっ、ああん…、だ、だめ…」
 美奈が悩ましげな声をあげた。覗き込んだ隊員たちの目に、秘唇が捲れ、突起が回転しながら媚肉の中でピストン
運動する様子が見える。
(ダ、ダメ、感じちゃダメ、感じちゃあ、ああ、だめ…)
 美奈の背中に、ジーンと痺れが走った。突起が膣壁を擦り上げるのから逃れようと、腰を持ち上げ、立ち漕ぎの状態
でペダルを漕ぐ。それでも卑猥なサドルから完全に逃れることはできなかった。時おり膣口のあたりをつつくように、突
起がうごめく。
「あっ…、い、いや、ううっ…」
 突起がクリトリスを擦り、美奈が身悶えする。
 疲れてきた美奈が、つい腰を落とした。疑似男根が一気に秘孔の奥深くに押し込まれた。
「う、ううっ…あ、ううっ」
 美奈の身体が弓なりにのけ反り、苦痛とも取れる喘ぎ声を上げる。秘孔に溜まっていた淫蜜が溢れ、エアロバイクの
パイプ伝い、太腿を汚す。赤いリボンでまとめられたポニーテールが、右に左に大きく揺れる。
「はあ、はあ、はあ…」
 眉根が苦しげに寄り、喘ぎ声がひときわ大きくなる。目を瞑り、ペダルを漕ぎながら、開いた美奈の口から激しい喘ぎ
声が漏れ続ける。他の利用客の視線は、淫具に犯される美少女の姿に釘付けになっていた。
「いっ、いぃ…、いくぅ…」
 美奈が声をあげた。総身がくだけ散るようなエクスタシーの波に呑まれ、弄ばれる。太股がピクピクと痙攣する。やが
て大きな波が小波に変わると、美奈は首を大きく折り、俯いて吐息を漏らした。

「次は、癒しの館でやってるエクササイズなんですが、一緒にいかがですか?」
 エアロバイクから降りた美奈が息を弾ませながら、卑猥なトレーニングを見物していた男たちに向かって言った。火照
った顔に汗が光っている。
「お願いします。男の人が協力してくれへんかったら、できひんのです。」
 戸惑いを見せている男たちに向かって千春が言うと、局長が彼らに声をかけた。
「どうだね諸君、せっかくだからみんなでやろうじゃないか?」
 促された隊員たちがエクササイズスタジオに移動する。正面に大きなモニター画面があり、学校のエンブレムのような
マークが映っていた。
「画面に映る振り付けと音楽に合わせて、エクササイズします。」
 美奈がそう言うと、軽快な音楽が流れ、画面に数人の少女が映った。いずれも体操服にブルマという格好だ。
「あの娘、確か反戦集会で演説してた娘だな…」
 画面を指さす岩谷の横で、局長が答えた。
「癒しの館体操部とチアリーディング部の精鋭たちだよ。」
 画面の中で、少女たちがリズミカルにステップを踏み、四肢を曲げ伸ばしする。それに合わせて美奈たちも体を動か
した。隊員たちも見よう見まねで、それに合わせる。
「ハイ!おっぱいを揺すって!」
 少女たちがくるりと振り返り、男女が向かい合って並ぶと、真ん中に立った美奈が掛け声をかけ、自らも上半身を揺
すり始めた。体操服の中でプルンプルンと乳房が波打つ。
「もっと、もっと揺すって。ハイ!ワンツー、ワンツー!」
 少女たちの胸が官能的に揺れる。笑いながら上半身を揺するマネをする隊員たちの熱い視線が、そこに注がれてい
た。美奈の声が屈辱に一瞬、震える。
「次は腰よ!前、後。」
 心の中で自らを叱咤しながら、号令をかける美奈は、男を誘うかのように、なまめかしく腰を振る。
「もっとエッチに、もっといやらしく振るのよ。ハイ!ワンツー、ワンツー!」
 卑猥な腰つきを見せるブルマ姿の少女たちに、男たちは最早エクササイズを忘れて見入っている。
「女子はしゃがんで!」
 少女たちが一斉に床に跪く。美奈が隊員たちに声をかけた。
「女子の前に立ってください。」
 数人の男が少女たちとペアになると、彼らのトレーニングパンツに相手の少女たちの手が掛かった。
「フェラチオしまーす!」
 音楽の調子が変わり、美奈が叫ぶ。モニター画面の中では、男がズボンとパンツを降ろし、少女の顔めがけてペニス
を突き出している。さすがに隊員たちが戸惑った様子で顔を見合わせる。
「…さあ、どうぞ…」
 隊員たちを上目使いに見て、跪いた美奈が声をかけた。モニター映像では、少女がペニスを手でしごきながら、口に
咥えている。
「さあ、エクササイズ、エクササイズ…」
 千春の前に立っていた富士が陰茎を取り出し、いきなり彼女の頬に押しつけた。
「きゃっ!」
 思わず悲鳴をあげて、身を引く千春。局長は楽しそうに、陰茎の先から漏れるヌルヌルの体液を千春の頬や鼻先に
なすりつける。
(未だにこの初々しさ、たまらんな…)
 館に連れて来られた千春の処女を奪い、職権を使って機会あるごとに執拗な調教をしてきたが、どれだけ淫らな性技
を身につけても、清らかさと淑やかさをなくさない。悲惨な境遇にも、ひねくれたりすることなく、素直で真面目な美少女
のままだ。局長はにんまりと満足げな表情を浮かべた。
 やがて千春は、あきらめたような表情で、局長の陰茎に指を絡めて摩り始めた。
「よしよし、いい娘だ…」
 手と口を駆使して肉棒を愛撫され、局長は気持ちよさそうに目を細めた。今では、彼女は自慢の恋人であり、愛娘で
あり、教え子である。
 それを見ていた他の隊員たちも、目の前のテニス部員たちに肉棒を突きつける。内腿に少女の髪が触れ、男根が生
温かいものでくるまれた。
 若い士官が自分の肉棒を掴んで、小倉恭子の唇に近づけていった。尿と恥垢が混じった異臭が恭子の鼻をつく。
「うっ…」
 思わず閉じた恭子の唇に、カウパー腺液がリップのように塗られる。練習前のミーティングで多少落ち着いたものの、
未だ心の安定を取り戻せずにいた恭子は、涙をポロポロ流して、救いを求めるように隣の美奈を見た。
「しっかりして…」
 そう囁いた美奈の正面には、岩谷大佐が立っていた。前髪をさっとかきあげた美奈は、剥き出しになった肉棒の根元
をつかみ、垂れ下がったものを舌で愛撫しながら、カリ首のまわりに指腹を滑らせる。王冠部をチューッと吸い上げるう
ちに、男の一物がムクムクと隆起してくる。
「リズミカルにしゃぶるのよ。ハイ!ワンツー、ワンツー!」
 そう言うと、美奈は太い肉棹をキュッ、キュッとしごきたて、そのリズムに合わせて、舌を絡ませ、肉棒を舐め上げた。
(有岡先輩…)
 誇り高いテニス界のプリンセスが、大きな声でエッチな掛け声をかけ、女の子にとってこの上ない屈辱に耐えている。
どんな時でも、彼女はいつも自分の目標だ。それは今も変わらない。恭子は心を決めて目を閉じ、震える指先で怒張を
掴むと、嗚咽を堪えながらそれを口に含んだ。
「君たちも、やりたまえ…」
 局長は千春に手を止めさせ、見物していた若い士官に場所を譲った。隊員は全員で二、三十人いるのだ。
 千春は、進み出た男が穿いているジャージを下ろすと、トランクスにしなやかな指を這わせて、いきりたった硬直を取
り出した。
 指の中でしごかれて、反りの効いた肉棒はますます膨れ上がる。千春は、先端に軽くキスをし、ヌルヌルした腺液を
吸い、鈴口を舌先で小刻みに刺激する。
「す…、すごい上手ですよ、この子…」
「そうかそうか…、よかったな千春、誉められたぞ。」
 局長の口角が上がる。まるで自分が誉められたように大喜びだ。
 この男の千春に対する愛情は相当に歪んでいる。千春をセックス・ペットと見なしている彼は、彼女が他の男と淫らな
行為をしている様子を見ても、嫉妬などを感じることはない。むしろ、性奴隷として躾けられた千春を見ることに、大きな
喜びと興奮を覚えるのだ。
「さあ、みんなによく見てもらいなさい。」
 満面の笑みを浮かべた局長は、フェラチオシーンがよく見えるようにと、千春の髪をかき上げる。幼な顔といってよい
可憐な顔立ちだけに、指の動きに調子を合わせ、ちょっと唇を突きだして男性器を頬張っている表情が、痛々しくも悩
ましい。
 若い隊員たちの勃起が限界に近づいてきた。フェラチオしながら、少女たちは慣れた手つきで、勃起した肉棒にコン
ドームを嵌めていく。今ここにいるのは、館であれば金バッチを与えられるクラスの男たちだが、慰問試合中の中出し
禁止は、厳格に貫かれる規則だ。
「次はお待ちかねの挿入よ!」
 美奈が声をかけ、男たちが床に仰向けになった。ゴムをかぶった肉棒が一列に屹立している。音楽に合わせてブル
マを脱ぎ捨て、少女たちは一斉に男の上に跨がった。
「まずは先っちょから…」
 少女たちが自らの濡れた部分に男の亀頭をあてがった。膣口がカリ首のあたりまでペニスを咥える。
「強弱をつけてリズミカルに出し入れ…」
 クチュクチュと下の口がしゃぶるように亀頭をしごく。
「うっ…」
「おうっ!」
 男たちが呻き声を漏らす。
「みんな濡れて来た?」
 美奈が尋ねると、少女たちが一斉に「ハイ!」と答える。
「根元まで咥えるわよ。」
「ハイ!」
「ゆっくり膣に意識を集中して、子宮に届くまで…」
 少女たちが腰をくりくりと回しながら、肉棒を根元まで挿入する。
「動かないで…」
 狭い秘孔の感触に包まれ、思わず腰を突き上げようとする相手に、美奈が言った。近くで様子を見ていた局長が得
意げに言う。
「じっとしていなさい。この娘たちは、腰を動かさずに男を楽しませることができるんだ。」
「全部入ったら、オチ×チ×をオ××コで締め上げるわよ。ハイ!ワンツー、ワンツー!」
 掛け声をかけながら、美奈は音楽に合わせて膣を締める。最初は入り口を、次に中ほどを、最後に奥をキュッと締め
付けた。そして、一度カリまで抜いて、また根元まで咥え込む。それを何度も繰り返した。あまりの快感に、男が身を捩
って悶絶する。
「その調子よ、ワンツー、ワンツー」
「ううっ!」
「出るっ…」
 スタジオのあちこちで男の呻き声がする。少なくない男たちがそれだけで達してしまい、しぶしぶ他の男と交替した。
 練習の時の準備体操がセックスを模したものだとすれば、このエクササイズはセックスそのものなのだ。音楽に合わ
せて相手を変え、様々な体位で、時には手と口を使いながら同時に複数の男を相手に楽しませる。
 恭子がまなじりを引き上げ、相手の中年男の腹に両手をつくと、ゆっくりと腰を沈めていく。エラの張った先端がズル
ッと胎内に潜り込んできた。
「上下に…、左右に…、締め上げながら動きをつけて…」
「うっ、うっ、うっ…」
 唇を噛みしめ、美奈の号令に合わせて腰を揺する恭子。切り揃えた前髪が、ハラリハラリと顔に垂れかかる。より強
い快感を求めて、男が股間を跳ね上げた。
「はうぅぅ!」
 恭子はピーンと背筋を伸ばして崩れかかった半身を支え、白い喉元を晒した。
 男たちをイカせ、背中を向けて次の男に跨がると、少女たちは、今度は膝を開きながら持ち上げてM字開脚となっ
た。両手を後ろに回し、男の太腿の上に置く。
「見て…、私たちのアソコ…、繋がってるところ…、見てください…」
 美奈が喘ぎながら言った。きれいに陰毛を剃られた恥丘を割り開いて、赤黒い肉棒が入っている様子が丸見えにな
っている。
「すごいなぁ…」
「見ろよ、パックリ咥え込んでるぜ。」
 先にイカされた男たち、順番を待つ男たちが集まって覗き込む。
 局長が千春の耳元で何か囁いた。狼狽えた表情で頭を振る千春を睨みつけ、再び耳元で囁く。
「美奈にだけ、恥ずかしい掛け声をかけさせて、いいのか…?」
 千春が哀しげな表情で目を閉じた。
「お…、オ×コにチ×コが入って、気持ちええわぁ…」



 結合部を男たちに見せつけながら、千春がうわ言のように言い、前後左右に腰を振って粘膜で男を擦りあげる。出入
りを繰り返す肉棒は千春の分泌する液を纏い、ヌラヌラと光っていた。
「次はバック!」
 美奈の声で、少女たちが一斉に四つん這いになった。
「ヒップをあげて!」
 一列になった桃のようなヒップがゆっくりと上がっていく。濡れた性器をのぞかせ、腰をくねらせる姿は、まさに男を誘
うメスそのものだ。
「入れてっ…、入れてくださいっ!」
 美奈が言うと、男たちは興奮した様子で、猛り狂う勃起を突き出して、少女たちに覆いかぶさっていった。肉棒が割れ
目をこじ開け、一気に秘奥へ貫通する。
 美奈の後ろに岩谷が立った。岩谷はゆで卵のような光沢を放つ美奈のお尻を鷲づかみにし、グイッと左右に広げた。
「よし、入れるぞ…」
 そう言うと岩谷は肉棒の先で、淫蜜にぬめる肉孔をさぐりあて、ゆっくりと腰を進めた。狭いとば口を突破した硬直
が、絡みつく肉襞を押しひろげて、柔らかい内部に潜り込む。
「あうっ、あぅぅ…」
 ポニーテールに結んだ赤いリボンが踊りあがり、体操服の背中が弓なりに反った。
「んは、んぁぁ…」
 男はピッチを速めて腰を前後させた。美奈のくぐもった呻きがこぼれ、まぶしい程の白い双臀がうねりはじめた。
「も…、もっと激しく…、あぁ…、ワン、ツー…、うぅ…ワン、ツー」
 美奈が喘ぎながら掛け声をかける。
「あッ…、ああぁ…最後は、みんな…一緒に…」
 岩谷は力強く腰を打ちすえた。突っ伏していた美奈の両腕が伸び、薔薇色に染まった顔が持ち上がった。別の男が
美奈の前に立ち、流れるような黒髪をつかんで股間に引き寄せる。熱い息を吐きながら、美奈は目の前の怒張に舌を
絡ませて、舐め上げる。モニター画面では一人の少女に対して四、五人の男が群がって、思い思いにその身体を犯し
ている。
「ううっ…、うぐぐ…」
 前に立った男の肉棒が美奈の唇を押しひらき、喉の奥へと強引にねじり込まれた。その間もバックからのストローク
が次第に苛烈さを増していく。
 さらに別の手が左右から伸び、体操服を捲り上げた。釣り鐘のようになった乳房のてっぺんで、乳首が重力に引っ張
られるように尖り出ている。弾力あふれる膨らみをすくい上げた手が、せり出している乳首を指で転がす。
「うぐっ、うぐっ…、うぐうっ!」
 美奈は、打ち込まれた先端が子宮に届くたびに、脳天まで響くような衝撃に襲われ、切羽詰まった呻き声を漏らす。
へたり込みそうになるのをこらえて、口腔いっぱいに膨らんだ肉塊に舌を絡め、懸命にしゃぶる。その間にも、何本も
の手が伸びて、美奈の乳房を揉み、乳首を弄り、背中を、腹を愛撫する。
 岩谷が美奈の子宮の奥深くに、強烈な一撃を叩きこんだ。狭い肉路が痙攣を起こしたように、肉竿を絞り込んでき
た。岩谷が精を放つと同時に、美奈の背中が反り返る。
「うううッ…!」
 絶頂を告げる声とともに、美奈の身体がブルブルっと震えた。同時に、思わず口に含んでいた肉棒を離してしまう。ペ
ニスは首を振りながら精液を吐き出し、美奈はそれを顔面で受け止めた。
 男は陰茎を握ると、美奈の顔を引き上げて唇を割り、口腔のなかに残った精液をぶちまけた。
 強烈な性臭にむせかえりながらも、美奈はドロリとした体液を、喉音をたてて呑みほしていく。慰安嬢は、口に出され
た男の体液は、残さず呑むように躾けられているのだ。

「どうだったね、うちの娘たちの具合は?」
 局長が満面の笑顔を浮かべながら、隊員たちに尋ねた。
「アソコの具合、凄いですよ。」
「気持ち良かったぁ。」
 若い士官たちが、感激したように言った。ベンチに腰掛けた彼らの隣にはテニス部の少女たちが座っている。隊員た
ちはくつろいだ様子で、彼女たちを抱き寄せ、乳房、首筋、耳、背中と、思い思いに身体を愛撫していた。
「ありがとうございます…、すごくうれしいです…」
 美奈が言うと、他の少女たちも口々にお礼の言葉を口にした。
「よく仕込んだな、この娘の男を喜ばせる技は、高校生のテクじゃないぞ…」
 岩谷が感心したように言った。じっと顔を見られて、美奈は羞じらうように目を伏せる。岩谷はニヤリと笑うと、いきな
り美奈のブルマの基底部に指腹を押し当て、柔肉を弄り始めた。
「あっ…!」
 ビクンと身を震わせたものの、拒むことができない美奈は、覚悟を決めて脚を開いていく。
(…幹部に近づくチャンスは逃さない…)
 それは冴子が残したアドバイスの一つだ。
 岩谷の手がブルマの中に入り、指を花肉に遊ばせはじめた。溶けだした蜜のようにぬめる陰唇を、太い指が這いま
わり、かすかな粘着音さえ聞こえてくる
「グイグイ締め付けてくる、凄い名器だ。これも、訓練の賜物かな。」
 中指がいっきに花肉の狭間にもぐり込み、内部でバイブレーションする。押し込まれた中指が抜き挿しされ、すくい出
された蜜がブルマを濡らす。
「…あん、あっ、あぁ…」
 美奈は小さな声で恥ずかしそうに吐息を漏らした。
「それでいながら、羞じらいを忘れてないのがいいね!」
 岩谷はそう言うと、卑猥な笑い声を立てた。



 
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