サッカー部マネージャー物語
 
31
 
 時刻は午後7時をかなり回っているのだが、これから夏に向かう校庭はようやく黄昏時を迎えたばかりで、まだまだ十
分に明るかった。それでも、他の生徒たちはすべて下校し、教師達もほとんどが帰宅している。
 そんな中を、練習を終わったサッカー部員たちが、ぞろぞろとゴールのまわりに集まって来た。レギュラーもそうでな
い者も、そして、マネージャーたちも、部員達が一同に顔を揃えている。ここにいないのは、白井に壊されて学校を休ん
だままの弥生、少なくなった女子マネージャーの補充を任された京子、そして、香川との折り合いが悪くなり、ぽつんと
一人でいることが多くなった黒坂ぐらいだ。
 ゴールの所には、理恵子が香川と白井に挟まれるようにして立っている。放課後はずっと全裸でいなければならない
彼女は、恥ずかしそうにうつむいて、胸と下腹部を隠しながら、きめの細かい、しっとりうるおいを帯びた肌を男たちの
前に晒していた。
「さあ、これから理恵子の処刑をするぞ。罪状は、みんな知ってのとおり、『サッカー部の秘密』を明かしたことだ。」
 香川がそう宣言すると、30人以上いる部員達の間から拍手と歓声、ひやかすような口笛が湧き起こった。
 理恵子がサッカー部のことを春日に話して以来、授業中はバイブを股間に埋め込まれ、放課後は全裸でクラブ活動
をさせられている。他の生徒達が見ていても、容赦されることはなかった。むしろ、他の生徒に見られ、サッカー部員達
が吹聴してまわったせいで、理恵子のことは「エッチ好きの露出狂」「サッカー部の淫乱娘」として学校中に知られるよう
になってしまった。それは、実際には、清純さと恥じらいを失っていない理恵子にとって、地獄のような毎日だった。
(もう、許して…)
 うつむいて立っている理恵子の目から、涙がポトリと地面に落ちた。
「今日は、俺が理恵子にお仕置きするのを、みんなに見てもらおうという趣向さ。」
 そう言う白井の声が弾んでいる。普段は目立たない平凡な顔が、今日は別人のように輝いている。極上の生け贄を
もらって、すでに興奮状態にあるのだ。
「いいぞっ!」
「早くやれっ!」
 他の部員たちは普段、白井の性嗜好について、あきれたり嫌悪したりしていたが、群集心理もはたらいて、今日はみ
んな絶好のショーを見るような気分でいる。しかも、このSMショーの相手をつとめるのは、学園一の美少女と呼ばれた
理恵子なのだ。その期待と興奮はいやが上にも高まっていく。
 白井は観客に手を振ってから、理恵子の両手首を前で合わせ、革の手枷をはめてロープをくくりつけた。そして、ゴー
ル正面のバーにロープを投げ上げると、ネットをかけるためのフックにかけた。
「さあ、ゴールに吊すぞ!」
「ああっ、嫌っ!」
 他の部員たちの助けを借りて白井がロープを引くと、じりっじりっと理恵子の両手が頭上へ伸びていく。
「よし、とりあえず、こんなもんだな。」
 白井は、理恵子の身体が真っ直ぐになったあたりで、ロープを止めた。両手を吊り上げられた格好で、理恵子は生ま
れたままの姿を見物する部員達に晒している。
「吊されてもこれだけ胸の膨らみを保ってるなんて、ホントにいい身体してるな。」
 部員の一人がため息まじりにそうに呟いた。ミルクをとかしこんだような白い肌、柔らかな膨らみの上のピンクの乳
暈、艶めかしい曲線を描く下腹部には逆三角形の恥毛が見える。このところずっと全裸でいるのだが、それでも見飽き
ることのない、可憐で美しいヌードだった。
「いつ見ても、たまらないね。」
「ああ、また、理恵子とやりたくなってきたぜ。」
 男達の声を聞きながら、理恵子は突き刺さってくるような視線から逃れようと、必死に裸身をよじりたてていた。
 白井は長い鞭を手に持つと、ネットが取り払われているゴールの後ろに回って仁王立ちになる。
「さあ、いよいよ、鞭打ちの刑だ。たっぷり泣きわめくんだ。」
 そう言うと、白井が一本鞭を振りかぶった。革で編まれた鞭が閃き、理恵子の背中に命中してピシリという音をたて
る。
「キャアッ!」
 驚きと痛みで、理恵子が悲鳴をあげた。彼女が焼けるような痛みに激しく身をよじると、固く緊縛された手首がロープ
でギリギリ締め上げられ、脱臼しそうなぐらいの痛みがある。
「次は、ここだっ!」
 ヒューッと鞭が空を切る音がして、鞭先が剥き出しのヒップにからみつく。
「ひいいぃ!」
 尻たぶがピクピクッと痙攣し、哀切な悲鳴が理恵子の喉から洩れる。
「どうだ、素肌に鞭を当てられた感想は?」
 香川が近寄ってきて尋ねた。
「…、い、痛いです…、もう、やめてください…」
 意地の悪い質問に、理恵子が涙声で答える。可憐な美少女が大粒の涙をポロポロこぼしながら、啜りあげる様子は
見つめる男達をゾクゾクさせた。
「何を言ってるんだ。まだ始まったばかりじゃないか。」
「お前もそのうち鞭が好きになるさ。打たれる度に、オ××コをヌルヌルにしてね。」
 香川と白井が口々に言うと、
「ああっ、感じるぅ、もっとぶってぇ。」
「お願い、理恵子にお仕置きしてぇ。」
などと他の部員達が調子にのって囃したてる。理恵子は、屈辱で顔から火が出るような気がした。
「さあ、いくぞっ!」
 白井が再び鞭打ちの態勢を取った。容赦せず、力をこめて、手にした鞭がつづけざまに理恵子の臀、腰に炸裂する。
ビシッバシッとあざやかな音と立てて、張りつめた肌にはじけた鞭は、白く繊細な肌にあざやかに鞭の痕を赤く浮き上
がらせていく。
「キャあっ!ううっ…、つぅぅっ!」
 理恵子はその度に身体をのけ反らせて苦痛にあえぎ、悲鳴とともに身悶える。そこにさらに鞭が飛ぶ。
 白い背中に、丸っこく形の良い尻に幾条もの鞭痕が走る。理恵子の顔は苦痛に歪み、額には汗がにじんでいる。香
川はどこか艶めかしいその表情に、粘っこい視線を送っていた。
 白井が理恵子の唇を奪った。舌をからめるような濃厚なキスをしながら、一方の手が乳房を揉みしだき、もう片方の
手は両腿の間に伸びて花肉をまさぐっている。
「うんっ、うぅ…」
 理恵子はくぐもった声を洩らして、両腿をよじり合わせる。けれども、敏感な部分を弄られているうちに、少しずつ力が
抜けてきた。
「ほら、濡れてきた。ここを、みんなに見てもらおう。」
 白井はロープを持ってきて、理恵子の右膝に巻きつけた。それをゴールに引っかけてグイッと引っ張る。
「あっ、イヤッ、ダメッ!」
 理恵子の狼狽する声がとともに、すらりとした脚が膝からもちあがった。片足だけを地面につけた姿勢で彼女の四肢
が容赦なく開かれてゆく。
 右膝が腰のあたりまで持ち上がった格好で、理恵子はあられもなく腿の内側をさらけ出す姿勢になっていた。少女の
全身はたちまち朱に染まっていく。
 部員達が覗き込む花肉は淡いピンク色で、清楚な形をしていたが、白井の愛撫を受けたせいか、ヌラヌラと濡れて夕
日の中で光っていた。
「おおっ、もう濡れてるぜ。」
「パックリ開いて、涎が垂れてるみたいになってるじゃないか。」
「さすが、『サッカー部の淫乱娘』だな。」
 男達はわざと大声で言い、理恵子の羞恥心をかきたてていく。幾度となく犯された秘部を晒すのに、馴れることはな
く、むしろ恥ずかしさや屈辱感は強まっていくような気がする。
「まったく、白井君は酷い男だね。」
 そう言いながらゴールに近づいてきたのは、男子マネージャーの三芳だった。
「いつも言ってるでしょう。女の子には優しくしてやらないとって…」
 三芳は低く淫らに振動しているバイブレータを手に持っていた。
「痛みや苦痛と同時に、快感も与えてあげなけりゃ可哀想でしょう。」
 三芳は露わになった理恵子の秘所にバイブレーターを触れさせた。
「ああッ…ううッ…」
 理恵子が辛そうに呻き、腰を引く。しなやかな髪がサラサラと揺れ、ほつれ毛が頬にへばりつく。
「あうぅ…、いやぁ…」
 三芳は微妙な角度でクリトリスに振動を伝え、手にしたバイブレーターを秘孔の入り口で粘膜を擦るように抜き差しす
る。理恵子の真っ白な双臀が、少しずつ横揺れしだした。淫らな玩具に責められ、自分の意思とは関係なく、花蜜がト
ロトロと溢れ出てくる。屈辱的な快楽に、理恵子はもはやうわ言のように喘ぐことしかできなかった。
「さあ、白井君のお仕置きに耐えられるように、これをオ××コの中に入れておいてあげよう。」
「ああ、いやあ…、やめて…」
 理恵子が哀願する。何回されても体内に異物を挿入されるのには抵抗があるのだ。しかし、三芳はそんな彼女の様
子を楽しむように、花肉をかきわけて、その陰湿な責め具を奥までゆっくりとねじ込む。バイブレーターの埋め込まれた
下腹部からは、絶え間ない振動が性感帯を刺激し、理恵子の気持ちとは関係なく、わき上がる快感に腰をくねらせず
にはいられなかった。
「さて、SMと言えば、鞭ともう一つ、何でしょう?」
 白井がはしゃいだ口調で、部員達に向かって尋ねた。すっかりテンションが上がって、普段の無口な彼からはまるで
別人のようだ。
「ローソクっ!」
「ピンポーン!これ、ローソクです!」
 白井はいつのまにか太く赤い蝋燭を手に持っていた。ライターで火をつけると、理恵子の顔の前にかざす。
「さあ、熱ーいローソクを、身体中に垂らしてあげよう。」
「い、いやっ…、やめて…、やめて…」
 怯えた顔でイヤイヤする理恵子の身体に近づけて、蝋燭をふり立てると、熱い蝋涙が理恵子の肩や胸にしたたり落
ちた。それはまるで血のようだった。
「きゃっ!熱いっ!」
 理恵子は悲鳴をあげて逃げようとするが、ロープで縛られているので、必死に身をくねらせるだけの抵抗しかできな
い。
 火を見るという行為は、人間の意識に大きな影響を与えるのだろうか。ゆらめく蝋燭の炎とその下で艶めかしくくねる
白い肌を、部員達は食い入るように見つめていた。
「次はここだっ!」
「あううっ、熱いいっ!」
 熱く溶けた蝋が愛らしい乳首の上にポタポタと落とされ、乳房に垂れていく。
「ふふふ、じゃあ、これはどうかな?」
 白井は手にした蝋燭をじわじわと理恵子の股間に近づけていった。
「ああっ、熱い…、やめて…」
 太腿に熱を感じた理恵子は性器を焼かれる恐怖から、ロープが手首足首を締め上げるのもおかまいなしで、必死で
身体をよじる。炎にあぶられて、ジリジリという音とともに恥毛が縮れていく。
「じっとしていないと、大事な所を火傷するぞ。」
 そう言いながら白井は、三芳が埋め込んだバイブを抜いて、火のついたままの蝋燭を膣口に押し込み、そこに突き立
てた。炎の揺らぎによって、あざやかな性毛の翳りが見え、太い蝋燭で押し開かれたサーモンピンクの肉襞も見えてい
る。シーンと静まり返った男達の視線がそこに集中していた。
「う、うう…」
 脅された理恵子は歯を食いしばり、汗にまみれた裸身を揺らめかせながら、呻き声を洩らして、内腿をあぶる炎の熱
さに耐えている。しばらくそうしていると、次第に気が遠くなっていき、今にも神経の糸が切れてしまいそうになってきた。
「さあ、次はそのプリンプリンしたオッパイに鞭をおみまいしようか。それとも、濡れ濡れのオ××コを叩いてやろうか。」
 そんな理恵子にはおかまいなしに、白井がうわずった声で言うのを、香川が片手で制した。
 香川はゆっくりとゴールに吊された理恵子に近づいていく。
「白井はホントにアブナイ奴だ。このままだと、オッパイが腫れあがって、オ××コが血だらけになるまで、鞭で叩かれ
るぞ。」
 耳元で香川の恐ろしい囁き声がした。
「理恵子、俺の専属マネージャーになれ。そうすれば、この拷問から逃れられるぜ…」
 今にも失神しそうな朦朧とした意識の中で、理恵子は思わず首をタテに振っていた。
 
 



 
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