「夏だ!!芸能人スポーツ大会」 NO.12
 
屈辱の第1関門
 
 障害物リレーの参加者が発表された。
 紅組から清香と朱美、白組から汐理も参加する。他の参加者も今回の企画の内容を理解しないまま連れてこられた
新人アイドルばかりである。
「このゲームは各チームとも選りすぐりの参加者に出ていただいています。ところで、亜弓ちゃん、新山さん、この参加
者には共通点があるんですが、何だと思いますか?」
「みんな、この1年にデビューしたアイドルですよね。」
 草柳の質問に亜弓が答える。
「それ以外には?」
「うーん、みんな、とびきりの美少女だとか…」
 新山が首をひねりながらそう言った。
「確かにそうですが、答えはそれではありません。実は、参加者はみんなヴァージンだということです。」
「ヴァージンなのに、こんなエッチなイベントに参加したんですか。信じられなーい。私、司会だけでも嫌だったけど、頼
み込まれたからしかたなく勇気を出して、参加したんですよ。」
 神崎亜弓が眉をひそめて大げさに言う。本当にそうなのか、参加しているアイドルに羞恥心を感じさせるための演出
でわざとそう言っているのかよくわからない。
「ピチピチした身体を提供してでも、仕事をとりたいとか。」
「いや、意外と本人の希望かもしれませんよ。ひょっとしたら、エッチなことをしたくてたまらないとか。」
 他の2人も勝手なことを言い合い、参加したアイドルたちは怒りを込めた視線を司会者たちに投げつける。
「ところで、両チームの点数を見ると、現在、紅組78点、白組82点で、白組がリードしています。この競技で勝ったチー
ムには10点入りますから、この競技の結果次第で、午前中の勝敗が決まりますよね。」
 草柳が言うと、亜弓がそれを受ける。
「ゲームは午後も続きますが、午前の部が終わった段階で、負けているチームに罰ゲームがあります。罰ゲームを受
けてもらうのは、この障害物リレーに参加した女の子です。」
「罰ゲームはとして、負けたチームの女の子の中から1人を選んで、この舞台の上で、処女喪失ショーをやってもらいま
す。」
「オーッ!」
 例によって、盛り上がった男性陣から歓声があがる。一方、競技に参加するアイドルたちは、あるいは抗議の声をあ
げ、あるいは今にも泣き出しそうな表情を浮かべたりしている。羞恥に赤く染めていた顔を蒼白にして、震えている娘も
いる。
「がんばらないと、自分かもしれないし、同じチームの子かもしれないけれど、みんなの見ている前でヴァージンを奪わ
れるというわけです。」
「是が非でもがんばってください。」
 司会者たちはそう言い放った。
 
「キャッ!」
 朱美が小さな悲鳴を上げ、ビクッと全身を痙攣させた。紅組キャプテンの勝の手で、乳首にバトンがわりの洗濯バサ
ミが着けられたのだ。続けてもう一方の乳首も赤いプラスティックの洗濯バサミに挟まれて、楕円形に押しつぶされた。
 リレーの第一走者は、紅組が火山朱美、白組が栗田麻由だ。
「よーい、スタート!」
 ホイッスルとともに、2人が駆け出す。2、3メートル先にあるスタート台の上には相手チームの男性がたっている。第
一の関門はこの男性にフェラチオをして、精液を飲み干すことだ。
 朱美の目の前のスタート台に立っているのは、歌手の後藤涼太だった。
(最悪だわ…)
 卑猥な笑みを浮かべる涼太を見て、朱美は泣きたくなった。白組に負けないためには、大嫌いなこの男のペニスを積
極的にしゃぶり、できるだけ早く精汁を絞り出さなければならないのだ。朱美は、ニヤニヤ笑っている涼太から視線を
外し、男のスイムパンツの前を押し下げた。モジャモジャした陰毛が露わになり、彼女の奉仕を期待してか、すでに半
分勃起している赤黒い陰茎が現れた。
「さあ、さっきはつれなくしてくれたけど、今度はたっぷり奉仕してもらうぞ。」
 そう言って、涼太は足を開き、一物を朱美の鼻先に突き出した。生臭い男の臭いが彼女を襲う。
 朱美は膝立ちで涼太の股間に近づき、右手を肉竿に添えてひと舐めする。とたんに、汚れた物を舐めてしまったとい
う嫌悪感が胸いっぱいに広がり、思わず顔をしかめた。
「ホラホラ、もっと一生懸命しないと、次に進めないぞ。」
 からかうような涼太の声に、朱美は屈辱と怒りに震える顔を上げた。
「おいおい、恐い顔するなよ。ゲームなんだから。」
 しかし、そう言う涼太に悪びれる様子は全くない。
「怒った顔も可愛いぜ。だが、さっさとしないと駄目なんじゃないか、白組を見て見ろ。」
 思わず隣のコースを見ると、栗田麻由が白い頬を紅潮させて、俳優の大久保潤二の男根をくわえ、愛らしい唇でしご
いていた。
「負けたらみんなの前で処女喪失だぜ。お前か、他のアイドルか。そうだなぁ、風見清香が犯されるところを見てみたい
なぁ。」
 朱美は哀しげなため息を一つ漏らして舌を差し出し、肉棒の竿の部分をペロペロと舐め出した。
「もっとしっかり舐めないと、いつまでたってもイキそうにないなぁ…」
 嘲るような涼太の声が頭上から降ってくる。朱美はひと舐めひと舐め舌に力を入れて舐めさする。
「そうそう、下からずっと上に上がって、雁首の所も舐めてくれよ。」
 舌先を次第に上へ上へと滑らせ、雁首を丹念に舐めていく。見ると、鈴口から透明な汁が溢れ出しているが、それに
舌を触れさせたくなくて、その周辺で円を描くように舐めていた。
「チ×ポ汁もちゃんと舐めろよ。」
 涼太の容赦ない声に、朱美は勇気を振り絞って亀頭の割れ目を舐めあげていく。
「よし、ぱっくりと咥えるんだ。」
 どうしたら早く男をイカせることができるかわからない朱美は、涼太の命令するままに、大きく口を開けて、その一物を
飲み込んだ。あとは思いつくままに、舌を動かし、唇でしごきながら出し入れを繰り返す。
「おう…、いいぞ、朱美」
 涼太が快感に声を漏らした。テクニックも何もない奉仕であるが、お気に入りの美少女アイドルに淫らな奉仕をさせて
いること自体が興奮を生み出す。しかも、相手が気の強い娘で、自分を嫌っているらしいことが、逆に男の征服欲を満
たし、快感を高めていく。
「ううっ…、出そうだ…」
 涼太はそういうと、朱美の頭を両手で押さえて激しい前後に揺さぶった。
「うっ!ううっ…」
 朱美が苦しげに呻き声をあげた瞬間、彼女の口の中で大爆発が始まった。白く熱いマグマが喉の奥を直撃する。そ
れは、窒息しそうな苦しさだった。朱美は思わず吐き出しそうになったが、すんでのところでゲームのルールを思い出し
た。吐き出したら失格、飲み込んでもだめ、口の中に溜めて…。
 涙にかすむ目の前に透明のワイングラスが差し出された。朱美は口の中で溢れそうになっている男の体液をグラス
に吐き出し、審査員に渡した。
「OKです。じゃあ、今搾り取った精液を全部飲み干してください。」
 そう2度繰り返されて、やっと審査員の声が朱美の耳に届いた。
 涼太がニヤニヤ笑っている横で、朱美は吐き気をこらえ、屈辱のグラスを飲み干した。
 


 
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