「夏だ!!芸能人スポーツ大会」 NO.13
 
悶絶の第2関門
 
「ううっ…」
 腰ぐらいの水深のプールをゆっくり進みながら、栗田麻由は押し殺した呻き声をあげた。股間に挟んだボールが浮力
で浮き上がり、陰部を刺激する。
 フェラチオ競争の後、ソフトボールより一回り大きいぐらいのプラスチック製のボールを股に挟んでプールに入り、約1
0メートルの距離を歩く。しっかり挟まないとボールが外れてしまい、そうなるとまたフェラチオからやり直さなければなら
ないのだ。
 しかもボールは震動して股間を刺激してくる。強い刺激ではないのだが、股間を揉みほぐすような連続した震動は、
徐々に女体の性感を高めていくには、むしろ効果的だった。
 洗濯バサミがつけられた乳首は、挟まれた時の痛みはなくなったが、意識するとズキズキとした疼きを感じる。しか
も、ボールの震動で股間を刺激されているうちに、その疼きは、痛みなのか快感なのかわからなくなってきた。
「あ…、あぁぁ…」
 他のことを考えて気をそらそうとしても、意識が自然とそこにいってしまい、耐えきれなくなって、股間を襲う感覚に身
悶えする。思わず股の力が緩んでボールが外れそうになり、あわてて股を閉じると、ボールが陰部に当たって性感を高
めていく。
 そうしているうちに麻由は、自分の性器が水とは違う液体で濡れてくるのを感じた。
 やがて、目の前に、塩ビのような素材で作られた丸太が平均台のように置かれているのが見えた。
「さあ、麻由ちゃんが、第2の関門にさしかかりました。」
「第2の関門は丸太渡りです。」
 新山と草柳の実況中継は続いている。
「丸太渡りって、なんとも言えず、エッチですよね。」
 丸太は水面のやや上、胸ぐらいの高さにあり、跨いで乗ると、つま先立ちになっても、足はプールの底にはつかない。
「そうですね。しかも、あの丸太は、天井に頂点をむけた、なだらかな三角形になっています。」
「と、言うことは…」
「跨がると、当然、女の子のアソコにくい込むわけです。」
 ちょうどその時、麻由が丸太の平均台に両手をつき、ぐっと体を持ち上げて、腰を下ろした。
「あうっ…!」
 麻由の口から思わず声が出る。三角形の頂点が股間の割れ目を押し開いて、くい込んできたのだ。角をとって丸くし
てあるし、角度も緩やかなので、痛みを感じるほどではなかったが、柔らかな粘膜の部分に体重がかかるのは、けっこ
うきつかった。しかも、その丸太の表面は…。
「ここからは見えにくいので、ちょっとカメラさん、アップにしてもらえますか。」
 カメラが切り替わり、会場のあちこちに置かれているモニターに、丸太がくい込んだ麻由の股間がアップで映し出され
る。
「キャッ!いやっ!」
 麻由はそう悲鳴をあげ、股間を手で隠した。とたんに体の支えがなくなり、陰部に全体重がかかったらしく、愛らしい
顔を辛そうに歪める。
「おおっ!これは、イボイボのようですね。」
 新山が言ったとおり、大きく映し出された丸太の表面には、小さなイボイボのような突起がびっしりと並んでいる。
「そうです。競技に参加したアイドルたちは、敏感な部分をあのイボイボで擦りながら、10メートルの丸太にを渡らなけ
ればなりません。」
「痛そう…」
 亜弓が自分のことのように眉根を寄せてつぶやいた。それを聞いた草柳が首を横に振る。
「大丈夫ですよ。イボイボは形も材質にも気をつけて、女の子の大事な部分を傷つけないようにできています。それに、
ボール運びですっかりアソコを揉みほぐされていますから、女の子の身体の方も準備OKという感じなんですよね。」
「そうすると、むしろ、激しくこみ上げてくる性感との闘いになるわけですね。」
 新山が大げさな口調で、草柳の言葉を受けた。
 司会の会話が麻由の耳に意地悪く響く、しかし、ここままじっとしているわけにはいかない。負けたら、処女喪失ショー
をさせられるかもしれないのだ。
 麻由は意を決して、できるだけ股間に刺激を与えないよう、両手に力を入れて体を持ち上げ、前に進もうとした。しか
し、体操選手でもない彼女の腕にはそれほどの力はなく、まともに敏感な肉襞を擦ってしまう。
「あぁん!」
 丸太の周りに設置されたマイクが、麻由の悩ましげな声を拾った。会場のPAに乗せて、その声が響き、彼女は耳ま
で真っ赤になった。
 ふと後ろを見ると、第1関門で出遅れていた紅組の火山朱美が、すぐ後ろまで追いついてきた。
(いけない…、前に、進まなくちゃ…)
 麻由はおそるおそる身体を前に進めていった。ボール運びで性器を刺激されていたこともあり、下半身がプールの水
で濡れていることもあって、塩ビ製の丸太をくい込ませた股間に痛みを感じることはなく、スルッと滑るように身体が前
に進む。それと同時に、性器の粘膜が丸太のイボイボで擦られ、快感の波が押し寄せてくるのだ。
「あうぅ…」
 麻由は苦悶の表情でうつむき、こみ上げてくる性感を必死でこらえながら、少しずつ、少しずつ前に進んでいった。
「さあ、チャイドル卒業生、栗田麻由が恥ずかしい割れ目に丸太を食い込ませ、一歩、一歩と前に進み始めました。」
 新山の実況中継が会場に響く。
「そのすぐ後ろを、ネオ・グラビア・アイドル、火山朱美が追っていく。」
 振り返ると、朱美も身体を小刻みに震わせ、時折、切なげな喘ぎ声を洩らしながら、ゆっくりと進んでいる。その間隔
が徐々にせばまってくるようだ。
(急がなくちゃ!)
 あせって前屈みの姿勢で進んだため、三角形の頂点がまともに麻由の肉芽を擦りあげた。身体の奥から、電撃のよ
うな衝撃が突き上げた。
「あっ!あぁぁーっ!!」
 麻由は、身体の奥から絞り出すような熱い喘ぎを漏らした。
「おおっ、栗田麻由、あまりの気持ちよさに泣き悶えております。」
 新山の大げさな実況中継に、男達の大爆笑が起こった。
「あの姿勢で前に進むと、敏感になったクリトリスを丸太に思いきり擦り付けてしまいますからね。麻由ちゃん、感じて、
感じて、たまらないでしょうね。」
 草柳がバカ丁寧に解説して、さらなる笑いを誘う。笑い物にされた麻由は、消えてしまいたいぐらいの恥ずかしさで全
身を桜色に染め、その目にはじわりと涙を浮べている。
「はぁ…、はぁん…、あうっ…」
 すぐ近くで朱美の荒い息が聞こえた。顔を真っ赤に染め、苦悶の表情を浮かべながら、丸太がもたらす刺激に耐え
て、両手と太腿を巧みに使い、着実に前に進んでいる。
「おおっ、火山朱美が並んできました。栗田麻由、チャイドル卒業と同時にヴァージン卒業か?」
(…もう、どうなってもいいわ。)
 麻由はとうとう半分自棄になり、敏感な肉襞をイボイボが刺激するのも構わず、スピードを上げて前に進み始めた。
「あ、あぁ…、あはぁん…」
 麻由は、身体を揺らして進むたびに下半身を襲う淫らな感覚に、息を荒げ、甘い喘ぎ声をあげながら、丸太を渡って
いく。
「ああして前に進む度に、乙女の敏感な部分がイボイボで擦られていきます。おそらく、今、丸太は麻由のアソコから溢
れ出た淫水で濡らされているに違いありません。」
 新山の実況を受けて、カメラが丸太の表面を大きく映し出した。麻由が通った後は、丸太の表面が濡れて光っている
のがわかる。それは、プールの水のせいばかりではなさそうだ。
「はあぁ…ん…、ううん…」
 今や麻由は、むしろ快感を求めるように、女陰を強く丸太に擦り付けながら、前に進んでいく。その身体が、時折ビク
ッっと仰け反り、その度に快楽の階段を一段、また一段と昇りつめていく。
「オーッと栗田麻由、オ××コを丸太に強く擦り付けている。うっとりしたような艶っぽい表情、栗田麻由、とうとう、オナ
ニーの様相を呈してきております。」
 卑猥な新山のアナウンスも、男達の歓声ももはや、麻由の耳にはとどかなかった。ただひたすら、敏感な肉襞を、肉
芽を丸太に擦り付けている。
「あ、あ…、ああぁ…」
 脳天が痺れるような快感の中で、麻由は何度も体を痙攣させた。とうとうオルガスムスに達したのだ。
「ああっ!とうとうアクメに達したようであります。しかし、まだ、丸太は半分ぐらいしか渡っていない!」
(あと何回イッたら、丸太を渡りきることができるかしら…)
 麻由は痺れた頭の中で考えた。
 


 
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