「夏だ!!芸能人スポーツ大会」 NO.14
 
アンカーたちの勝敗
 
「さあ、白組アンカーが出ました!」
 障害物リレーは白組優勢で終盤を迎えた。アンカーは汐理である。競泳の時に渡された水着の布の部分が完全に溶
けて、今は紐で身体を緊縛された格好になっている。
 汐理の第一関門として立っていたのは、紅組の島津俊一だった。島津は元新聞記者で、ニュースの鉄人と呼ばれる
有名なキャスターだ。物静かな口調ながら、相手が大物の政治家や財界人でもズバズバ切り込んで取材する姿勢は伝
説となっている。最近はニュース番組以外の司会も手がけ、短大の講師にもなっている文化人である。
「おおっ、島津さんも来ていらっしゃったんですねぇ!」
 新山がめずらしく丁寧な言葉づかいをする。テレビ・キャスターとしてキャリアを積んだ島津は、アナウンサーやジャー
ナリスト達の間では、大先輩であり、絶大な権力者として君臨しているのだ。さすがに知性派としてのプライドがあるの
か、ここまでは全く競技に参加せず、プールサイドでグラスを傾けながら、悠然と他の参加者たちの痴態を見ていたの
だが、ここにいたって、汐理の前に立ちはだかる第一の関門として登場した。
「キャッ!」
 島津がトランクスを下げると、汐理は小さな悲鳴をあげてうつむいた。
「目を離してはいけないよ。君がおしゃぶりするものをよく目に灼きつけておくんだ。」
 島津の声がふりかかる。しかし、初めて男の性器を間近に突きつけられた汐理は、どうしたらいいかわからないらし
く、頬を染め、視線を逸らしてモジモジしていた。島津はほっそりした少女の顎を指先で持ち上げる。
「あっ!」
 大きくそそり立った恐いほどの怒張が汐理の目の前にあった。
「やさしく手で擦ってから、口の中に入れてしゃぶればいいんだよ。」
 穏やかだが有無を言わさぬ口調で島津に言われ、汐理は目を伏せたくなるのをこらえながら、ぎごちない手つきで陰
茎をさすり、おずおずと唇を近づける。
「早くしないと、紅組が追いついてきてしまうよ。」
 島津が優しげな口調でそう言った。同時に、新山の声がプールサイドに響く。
「紅組のアンカーは、風見清香。おーっと、これはスターハントのグランプリと準グランプリのたたかいになった。」
「きゃっ!」
 両乳首に洗濯バサミのバトンをつけられ、清香は思わず悲鳴をあげた。
 痛みを堪えながら進むと、プールのスタート台の上に、白組キャプテンの西郷が立っていた。すでにトランクスの前を
下ろし、赤黒い肉棒を剥き出しにしている。
「お前は、レッスンでいつも男のチ×ポをしゃぶっているんだって。これは、相当辛抱しないと、すぐイカされてしまいそう
だな。」
 西郷は秘密のレッスンのことを知っているらしい。卑猥な声でそう言われて、清香はみるみる真っ赤になり、うつむい
てしまった。
「早くしないと、処女喪失ショーだぞぉ」
 西郷がニヤニヤ笑いながら言った。
 ぐずぐずしていても仕方ない、そう覚悟を決めた清香は、目の前に突き出された西郷の巨根を丁寧に舐めしゃぶっ
て、積極的に奉仕を始めた。
「うう…、これは上手いな…」
 沸き上がる快感に、さすがの西郷も上ずった声をだした。清香は雁首を強く舐めさすったり、鈴口に湧き出た先汁を
一滴残さず舌先ですくい取ったりするのだ。
「おおう…」
 鍛えられた清香の舌技は相当なものだと感心してしまう。圧倒的な肉の快楽が目の前の美少女によってもたらされて
いるのだ。何よりも、清純な美少女と淫らな口唇奉仕というギャップが、より一層の快楽を生む。
 一方、隣のコースでは島津が、汐理の黒髪を握り締め、喉を突き破るばかりに腰を動かしていた。
「うっ…、ぐっ…」
 奥深く挿入された島津の肉棒に喉をふさがれ、汐理は息も詰まるほどの息苦しさの中で、懸命に舌先を動かす。
「うっ!」
 島津が小さく呻き声をもらし、ペニスの発作が始まった。ひくひくと痙攣を繰り返す男の肉棒から、なま暖かくドロッとし
た男の体液が発射され、汐理の口に溜まっていく。
「うぐっ…」
 目にいっぱい涙をためた汐理は、渡されたワイングラスに精液を吐き出すと、むせて苦しそうに咳をした。すでにいく
らか飲み込んでしまったらしく、ワイングラスの精液はそう多くなかった。
「さあ、しっかり、一滴も残さず飲み干しなさい。」
 そう言うと、島津はグラスを汐理の唇につけた。生臭い臭いにもどしそうになりながら、汐理は喉にからみつく白濁液
を飲み込んでいく。
「くっ…、たまらんな、これは…」
 比較的あっさり射精した島津に比べて、西郷は息を抜いたり、精神統一したりして、何度も発射しそうになるのに耐え
ていた。白組が勝つためというのもあったが、人気急上昇中のアイドルの淫らな奉仕を少しでも長時間楽しみたいとい
う気持ちが強かったのだ。
 一方の清香も、リレーに勝ちたいというよりは、一刻も早くこの屈辱的な奉仕から逃れたくて必死で西郷の男根をしゃ
ぶった。ほっそりした手を激しく上下させて竿を刺激し、肉塊を喉の奥まで受け入れては、チューっと吸い付き、舌をチ
ロチロと動かす。
「お、おう!い…、いいぞ…」
 雁首部分まで咥え込み、いったんそこできゅうっと唇を締め付けると、激しく出し入れしながら舌をくねくねと動かして
愛撫する。さすがの西郷も、そろそろ限界が近づいていた。何か別のことを考えて気を紛らわせようとしても、もう膨張
し切った性欲を押さえることはできなかった。
「出すぞ、出すぞっ!」
「んふぅっ!んくっ!」
 西郷が清香の口から唾液まみれの肉棒を引き抜いた。頬を膨らませてワイングラスを受け取る清香の口の周りが、
唾液と溢れ出た男の精液で光っている。グラスが白濁液で満たされた。
「お前が大好きなものだろう。全部飲み込むんだぞ!」
 西郷が卑猥な笑いを浮かべて言い放つ。グラスからわき上がるムッとした異臭に顔をしかめながら、清香はグラスを
満たした西郷のザーメンを喉を鳴らして飲んでいった。
「…と、止まって…」
 汐理はそう呟くと、プールの中で目を閉じてうつむき、体を震わせた。股間に挟んだボールが、身体を縛る紐のおか
げで捲れ上がった肉襞に当たって、小陰唇を震わせているのだ。
 第二の関門は他の多くのアイドルたちにとっては、メインイベントの第三の関門の前にじわじわ性感を高める役割を
果たすものだったが、競泳以来、紐で肌を擦られ続け、ことあるごとに西郷に身体を弄られていたせいで、全身の性感
帯がすっかり敏感になってしまった汐理にとっては、すぐに耐え難い拷問となった。
 立ち止まって息をついていると、清香がゆっくりと汐理を追い抜いていった。
「紅組、風見清香、逆転しましたっ!」
「うぅ…、うくぅ…」
 新山の声に続いて、汐理の耳に清香の呻き声が聞こえた。程度の違いはあっても、ボールが股間を容赦なく刺激し
てくるのに耐えながら歩いているのは、彼女も同じなのだ。とにかく自分も前に進まなくてはならない。
「んっ…ふう、ん…ん…」
 汐理は身体を震わせ、ボールが伝えてくる刺激に必死に耐えながら、一歩一歩、進んでいった。その震動は彼女を
絶頂に導くほどのものではなかったが、中途半端な状態で官能を揺さぶり続ける。それはむしろ、女の身体にとって
は、最も辛い状態であった。
 第三関門に来た清香は、「えいっ」という掛け声とともに丸太に乗った。とたんに、顔をうつむかせ、苦悶の表情を浮
かべる。
「うくっ!」
 清香は顔をしかめながら頭を左右に振って、こみ上げてくる快感を押さえ込んだ。丸太は無防備な股間に食い込み、
身体の中心から堪えられない快感が湧き上がる。
「はうぅ…、うっ、うっ、うくぅッ!」
 思い切って前に進み始めた。身体を動かすと、なだらかな三角形になった丸太に割れ目が食い込んでいる部分にグ
ッと体重がかかり、腕の力で前に進むときに、柔らかな粘膜が丸太についたイボイボで擦られる。突き上げてくる性感
に、たまらず息を荒げ、身体を小刻みに震わせて、甘い喘ぎ声をもらしてしまう。
 わずかに進んだだけでこの調子なのに、渡りきるためには、10メートルの距離にわたって、こうして性器の敏感な部
分を容赦なく擦り付けなければならないのだ。清香には丸太の端が、果てしなく遠くにあるように感じた。
 その時、2台のカメラが前後から、アップの映像を映しだした。前から狙ったカメラは、清香の陰裂に丸太の角が食い
込む様子をとらえる。
「おーっとぉ、くい込んでいます。清香ちゃんの恥ずかしいオ××コの割れ目に、丸太がしっかり食い込んでいる。これ
は、清香ちゃんたまらないでしょうねぇ。」
「敏感なところを擦りながら進んでますからね、これはもう、アヘアヘだと思いますよ。二、三メートル進んだら、イッちゃ
うんじゃないでしょうか。」
「これまでのところ、各アイドルは丸太を渡りきるのに、平均、三回ほどオルガスムスに達しているようですね。」
 新山と草柳の実況が盛り上がる。
「おやっ、今度はバックの映像だ。おおっ、これは凄い!」
 会場のあちこちに据えられたモニターには、丸い白桃のように可愛らしいお尻が映し出された。しかも、清香が前屈
みになって進む度に、お尻の間からプックリした性器と、尻たぶの奥で窄まっている肛門までが見えてしまう。
「後ろから見ると、オ××コもお尻の穴も丸見えになっちゃうんですね。」
 プール中に響く新山の声に、清香は消えてしまいたいほどの恥ずかしさを感じ、目にはじわりと涙が浮かんできた。
 汐理が第三関門にたどり着いた時、清香は既に二メートルぐらい先を進んでいた。その陰部にはいやらしい丸太が
思いっきり食い込み、ゆっくり前に進みながら、汐理の耳にも聞こえるぐらいの喘ぎ声をあげている。
(は、恥ずかしい…)
 その姿を見て、汐理は丸太に登るのを一瞬とまどった。その耳に実況中継が聞こえる。
「さあ、汐理ちゃん、逆転された。急がないと、これは責任問題だ。大切にしていたヴァージンを投げ捨てて責任を取る
ことになるのでしょうか!」
 それを聞いた汐理は、慌ててまたがったために、充血しきったクリトリスを思いきり丸太に擦り付けてしまった。
「ああーッ!!」
 身体中に電流が走るような激しい感覚に、汐理はプール中に響くような声をあげ、背中をピンと反らせて全身を震わ
せた。
「池尻クン、ちょっと…」
 プールサイドで身悶えする汐理を見つめる美津子に、そう声をかけてきたのは、島津俊一だった。
「あの娘、たしか若者向け情報番組をやってた子だね。」
 やっとのことで前に進み出した汐理を視線で追いながら、島津が言った。美津子の目がキラリと光る。
「ご存じでいらっしゃいましたか、先生。」
 美津子はにこやかな笑みを浮かべて、島津に近づいて言った。
「あぁ…、んぅぅ…、あふぅ…ん!」
 悩ましげな声をあげながらも、いやらしい丸太から与えられる快感の波に耐えて、清香の方は順調に前に進んでい
く。
(このまま行けば、先にゴールできるわ。でも…)
 二度目の絶頂を迎えた後、少し考える余裕が生まれた清香は、悩みながら丸太の上を進んでいた。
 衆人環視の中でヴァージンを奪われるのは耐えられない。しかし、自分が勝ってしまえば、敗北の責任をとって、汐理
が処女喪失ショーをさせられるかもしれない。いや、自分が逆転するまでは、白組がリードしていたのだから、汐理が責
任を問われる可能性は高かった。友達思いの清香にはそれも我慢できなかった。
(そうだわ!)
「汐理ちゃん…、一緒にゴールしましょう!」
 丸太の途中で止まった清香が後ろを振り返って、汐理に声をかけた。引き分けにしようと言うのだ。
 実際のところは、引き分けになった場合にどうなるかわからない。女の子を辱めることを楽しむために開かれている
運動会なのだから、両チームから一人ずつ犠牲者が選ばれるだけかもしれない。それでも、清香は、自分が逆転した
ために、汐理が犠牲になるよりはマシだと考えたのだ。
 清香の考えていることを理解した汐理は、清香に追いつこうと必死で前に進み、二人は一線に並んだ。
「あぁ…、んぅ…、あふぅ…」
「はぁ、はぁ…、あはぁ…、くぅ…」
 もはや喘ぎ声を抑える余裕すらなくなった二人の美少女アイドルは、股間から湧き上がる熱い衝動に、競い合うよう
に淫らな声をあげながら、丸太を渡っていく。
「おや?二人仲良く、同時にゴールするのでしょうか!」
 ようやく丸太を降りた二人は、手をつないでプールの中を進んでいく。
「もうすぐゴールよ。いち、にーの、さんで、同時にタッチするのよ。」
「うん!」
「いち、にーの、さんっ!」
 清香がかけ声をかけた、プールサイドに手を伸ばした時、汐理の割れ目にくい込んだ紐がよじれ、さんざん擦られて
いつも以上に敏感になっているクリトリスを刺激した。汐理は思わず股間に手をやってしまった。
「ゴール!紅組の勝ちぃ!」
「えっ!」
 信じられない顔つきで清香が汐理を見る。汐理の方も呆然と清香を見た。
「さあこの勝負、白組の敗北は、アンカーの水沢汐理の責任だということははっきりしてるでしょう!」
 新山が意地悪い口調で言った。
「と、言うことは…」
「おそらく…」
 実況の2人が期待を込めた含み笑いをもらした直後、審判団の判定が伝えられた。
「罰ゲームとして、処女喪失ショーを演じるのは…」
 リレーに出場したアイドルたちは皆、不安そうな顔で実況席を注目している。
「もちろん、水沢汐理だーっ!」
 草柳の発表に、会場がドッと歓声をあげて応えた。
 


 
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