「夏だ!!芸能人スポーツ大会」 NO.5
 
日焼けあとコンテスト
 
「最初の競技は、日焼けあとコンテスト!」
 司会の草柳しげるの声がプールサイドに響いた。
「この競技は、文字通り日焼けあとのセクシーさを競う美人コンテストです。参加者にはこの特設ステージに上がって、
順番に水着のあとを披露していただきます。」
 アシスタントの神崎亜弓がルール説明に続いて、各チームに参加者の選出をよびかけた。
「紅組、白組、それぞれ5人ずつの女性を参加させてください。」
「さあ、うちのチームの参加者は…」
 紅組のスタンドでは、キャプテンをつとめるコメディアンの勝正宗が手に持った名簿を指でなぞっていく。何人かの男
性タレントが名簿を覗き込んだ。そこには、それぞれの女性タレントについて、参加させてもいい競技がどれかという所
属事務所の意向が書いてある。男性タレントたちは、それを見ながら、参加者を指名していくのだ。
「朱美ちゃんに出てもらいましょうよ。」
 FLUSHの井上紀之がそう言うと、勝は首を横に振った。
「名簿に○はついてるけど、見て見ろよ。」
 男性に周りを囲まれながら、朱美は清香と肩を寄せ合うように、体育座りで身体を丸くして座っていた。
「ほとんど日焼けしていないだろ。」
 今後の仕事の段取りを考えた炭谷が万全の注意をしていたこともあって、朱美の身体はほとんど日焼けしておらず、
白い肌のままだった。見ると、横に座っている清香の方は健康的な小麦色に焼けている。井上はニヤッと笑って言っ
た。
「じゃあ、清香ちゃんだな。」
「ええっ!」
 清香が泣きそうな顔で井上を見た。
「よし、清香、行け!」
 勝が言うと、周りの男性タレントが清香を立ち上がらせた。清香は片手で胸を抱き、片手を下腹部にあてて、必死で
身体を隠している。
「いいか。ステージに上がったら、ちゃんと見せないと、失格になってしまうからな。」
「でも、清香ちゃん、恥ずかしがり屋さんだからな。」
 勝がドスを効かした声で言うのを受けて、井上がおどけた調子で言う。
「そうだなぁ。もし、失格になったら、罰として…」
 歌手の吉田宗典が、ニヤニヤ笑いながら言った。
「朱美に浣腸することにしよう。」
「えっ!」
「そ、そんなぁ!」
 朱美と清香が顔を見合わせ、同時に声をあげた。
「いいか、清香、身体を隠して失格になったら、朱美が浣腸されるんだぞ。」
「しかも、トイレに行かせずに、ここでお漏らししてもらうよ。」
 紅組の男性陣が口々に言う言葉に背中を押されるようにして、清香は特設ステージまで歩いて行った。
 
 草柳しげるに名前を呼ばれると、参加者は1人ずつ特設ステージに上がり、全員が見守る中で全裸を晒していく。ス
テージの前にはテレビカメラがズラリと並んで、日焼けした部分と、水着で焼けなかった部分のコントラストをモニターに
映し出していく。
「昨日は日差しが強かったですから、目一杯日焼けしている娘が多いですねぇ。」
「そう、焼け付く日差しは情熱の赤!」
 草柳と新山慎吾が掛け合いで中継するのに乗せて、コンテストは進んでいく。
 各チームとも最初の3人は、納得ずくでチャンスを求めてこのイベントに参加した面々である。それぞれに媚態を示し
ながら、水着のあとを見せていく。
「ちょっと、触ってみていい?」
 草柳が尋ねると、わざとらしく「えーっ!」「エッチぃ!」など矯正をあげながら、結局、胸やお尻を触らせる。
 清香は紅組の5人目だった。
 おぼつかない足取りで、ステージに上がるには上がったが、どうしても身体を庇う手を下ろすことができない。会場の
視線が集まるのを痛い程感じる。数台のカメラが意地悪く近づいてきた。恥辱のオーディションの悪夢が再びよみがえ
る。
「どうしたのかな、清香ちゃん、失格しちゃうよ。」
 草柳がそう言うと、紅組の男性何人か手拍子をしながら、「清香コール」を始めた。
「さーやーか!さーやーか!」
 それは、あっという間に紅組全員に広がり、白組にまで広がる。清香はますます追い詰められ、両手を動かせなくな
ってしまった。
「おーい、清香ちゃーん!」
 紅組のスタンドからひときわ大きな井上の声が響いた
「朱美ちゃん…」
 声がした方を見ると、なんと、剥き出しになった白いお尻がこちらを向いていた。朱美が、身体を前に曲げスタンド席
に手をついた格好で、男性タレントに体を押さえつけられ、ヒップを突き出しているのだ。脚を肩幅ぐらいに開いている
ため、太股の間から陰毛のない性器が見え、少し濃い色のグラデーションを見せる肛門までが露わになっている。
 キャプテンの勝がイチジク浣腸を手に持ち、菊座に近づけるようにして、清香の顔を見た。周りでFLUSHのメンバー
がニヤニヤ笑っている。
 浣腸の苦しさ、恥ずかしさはデビュー前のトレーニングで嫌というほど味わわされた清香だ。しかも、朱美はオーディ
ションの時以来、気が合う相手で、別の事務所にはなったものの、顔を合わせた時は親しく声を掛け合う関係にある。
友達想いの清香は、自分のせいで、朱美が酷い目に遭うのには耐えられなかった。
(か…、からだを見せるだけでいいんだから…)
 清香は、観念して目をつぶると、胸と下腹部を隠していた手をゆっくりと下ろした。
 形の良い乳房と薄い恥毛で飾られたデルタが露わになる。小麦色の肌に白いビキニのあとがまぶしい。
「おおーっ!」
 清香の初々しい裸身が現れると、会場から歓声があがった。清香が恥ずかしがったために、かえって男性たちを興
奮させる結果になってしまったのだ。
「キュートですねぇ!」
「恥じらいの中、やっとの思いで晒した素肌。みなさん、堪能しようではありませんか!」
 司会の二人も大いに盛り上がっている。
 しかし、白組の5人目として竹内真紀という新人女優がステージに上がった時、会場は清香の時以上に大きな盛り上
がりを見せた。
 竹内はこんがりと小麦色に日焼けしていたが、その両乳房と下腹部、それに両方のお尻の膨らみに、掌の形が白くく
っきりと浮き出ているのだ。
「おおーっ、清純派でデビューした真紀ちゃんの、これは、なんとも大胆な日焼けあとでありましょう!」
 実況中継の新山慎吾の大げさな声がプールサイドに響くと、真紀は恥ずかしそうにうつむいてしまった。ロックグルー
プ・ハーケンのメンバーがひときわ大きな歓声をあげる。どうやら彼女の身体は、彼らが昨日一日かけて作ったモニュ
メントらしい。
「水着撮影すら許していない真紀ちゃんが、これは意外ですねぇ。」
 草柳が言うと、新山はしたり顔で首を振った。
「いやいや、仕事で水着にもならない禁断の肌の彼女だからこそ、事務所もここまで思い切ったことをさせることができ
るんですよ。」
「…といいますと?」
 二人の掛け合いは、スピーカーでプールサイド中に流れている。
「これだけくっきりと焼きついてしまったら、しばらく掌の形が身体から消えないでしょうから、水着やヌードになる機会の
あるタレントじゃあ、困ったことになるんですよ。」
「なるほど、セクシーアイドルの火山朱美ちゃんだとか、裸で勝負の椎葉菜摘ちゃんがやってしまったら、しばらく仕事
ができないでしょうね。」
「でも、真紀ちゃんもこんな恥ずかしい刻印をされてしまっては、しばらく裸になるのが辛いでありましょう。」
 


 
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