国防省附属「星園・癒しの館」
 
第6章 魔王の饗宴 3
 
「閣下はまず茉利とセックスなさるそうよ。由香、茉利のアソコをなめて、入りやすくしてあげて。69になって、おたがい
のアソコをなめ合うの…」
 できる限り冷静な声を作りながら、亜弓はグローバーのいやらしい命令を伝える。抗うことも許されない少女たちは、
命じられるままに、茉莉が下、由香が上になって、床の上でお互いの股間を覗き込むようにした。
 茉莉の性器は全体にきれいな薄めのサーモンピンクで統一されており、小さな肉芽が少し硬くなっているのがわかっ
た。由香は茉莉の秘部をわずかに指で広げ、口をつけると、両側の小陰唇を舌で広げ、舌先を内部に挿入する。
「…うくっ、ダメぇ…」
 茉莉が喘いだ。溢れてくる愛液を少しずつ舌ですくい取り、ぴちゃぴちゃと音を立てて味わうと、茉莉の体ががくがくと
震えているのが伝わってきた。
 茉莉の方も、目の前で半開きになっている女性器にそっと指を伸ばした。由香のそこは、茉莉のものよりやや色が濃
く、体育館での凌辱のせいか、赤みを帯びて少し小陰唇がはみ出している。
 指で軽く触れると、由香の喘ぎ声が漏れ、茉莉の秘部に加えられる愛撫が一瞬ストップした。
 茉莉は由香の秘部に伸ばした指を、割れ目にそってゆっくりと往復させてみる。爪を立てないように気を使い、指の
腹で優しく撫でるようにする。
「はあぁ…」
 由香が喘ぎながら、腰を振った。
「琴美は、閣下のオチ×チ×をパイ擦りして…」
 恥ずかしい命令を次々に伝達させられる亜弓も、他の少女に負けず辛そうであった。琴美が黙ったままうなづいて、
グローバーの前に進み出ると、豊かな胸でグローバーのペニスを挟もうとする。太くて長いそれは、まるで野球のバット
を胸に挟んでいるような感じがした。
「…パイ擦りさせていただきます…」
 躾けられた作法でそう言い、琴美は天を突いてそそり立つ肉塊を、柔らかな胸を使ってしごいていく。
 由香が舌を器用に使い、茉莉の莢を剥ぎ取ると、小さな真珠が姿をあらわした。
「はあ…、ああん…」
 そこを舌先でちろちろと刺激すると、茉莉は悩ましい声をあげた。
 茉莉は由香の秘部に伸ばした中指をクレバスの奥に侵入させた。由香の中は幾重もの襞が複雑に絡み合い、指先
を入れると襞が意思を持った生き物のように、茉莉の指を中へ中へと導いていくようだった。
「茉莉、由香のオ××コを舐めて…」
 亜弓が伝えるグローバーの指示に、茉莉は由香の秘所に舌を伸ばす。
 茉莉は舌の先に感覚を集中させて、探るように由香の秘部を舐めまわす。周囲の肉に埋もれ、守られたクリトリスを
発見すると、激しく舌で転がした。
「ああ…、いやぁ…」
 茉莉の耳に由香のよがり声が届き、茉莉の股間に熱い吐息が吹きかけられる。
 慰安嬢にされた彼女達は、自らが望まないにもかかわらず、その年齢に対して不釣合いなほどの性技を身につけて
しまっている。茉莉と由香は、その事実をお互いの身体で試し合うことになった。

 体育館の中は、すっかり乱交パーティとなっていた。
 もはやブースも取り払われ、いたるところで男女が重なり合っている。1対1というわけにはいかないが、女の数も相
当いて、一人に男が群がっているという状況ではなくなっていた。
 ルイとの濃厚なセックスを終え、一息ついたジムが煙草をふかしていると、女が一人横に座った。こちらも、一戦、い
や既に相当数の男の相手をこなしたらしく、全裸で、けだるそうな様子を漂わせている。
"煙草をもらっていいかしら?"
 意外なくらい美しい発音の英語でそう言った女の声は、状況にそぐわないクールさで、ジムは思わずまじまじと相手を
見た。美しい女である。それに、随分若く、少女のように見えた。そう言えば、この施設はハイスクールの生徒を集めた
慰安施設だという忘れかけていた事実を思い出した。
"君は、高校生なのか?"
 女に渡した煙草に火をつけながら、ジムが尋ねると。彼女は謎めいたほほ笑みを浮かべた。
"そうよ。"
 答えるその表情は、今度は成人した女の顔だ。東洋人の女は、年が若く見える。意外に成熟した女なのかもしれな
い、とジムはそう感じた。
"本当か?"
 重ねて尋ねるジムに女が答えた。
"私は「女子高生」。それが事実がどうかというより、そういうレッテルが大事なのよ。この国では…"
"?"
"例えば、「改革」と言われれば、単純に「新しくしてくれる、良くしてくれる」って信じ込んじゃうのよ。中身を調べたり、考
えたりすることが面倒くさいから、レッテルで判断するのよね。それで酷い目に遭っても、自分たちが選択した結果だと
は思わず、誰かに責任をなすりつけようとする…"
"哲学かい…?"
"…というよりは政治学ね。「改革」の中身は、不良債権処理と言って中小企業を潰し、年金や医療保険をメチャクチャ
にして、リストラや首切りを応援して貧富の差を拡大する。大企業の税金は軽くして、取りやすい庶民から重い税金を
取り立てる。アルメイアの言うがままに防衛隊を外国に送り、有事法制を作り、その総仕上げに憲法を書き換えた…"
"インテリなんだな、あんた…"
 ジムが呟くと、女は一瞬ハッとした表情を浮かべた後、いきなりケラケラと笑い出す。
"インテリになれたかもね…、もしこの国に「改革」がなかったら…」
 煙草の煙をフッと吹いて、女がそう言った時、2人の男が近寄って来て、彼女の両手首を掴んだ。女の方も特に抵抗
するそぶりはなく、立ち上がろうとする。女を行かせたくなくて、ジムは男の腕を掴んだ。
"おい、待てよ。この女、これから俺が抱くんだ!"
 腕っ節の強そうなジムが凄みを効かせて言うと、未練たっぷりの視線を投げながら、男達は別の女を求めて去って行
った。
"あんた、名前は?"
"…由香…"
 女が浮かべたいたずらっぽい微笑みは、今度は少女の微笑みだ。 
"…ひょっとして、それもレッテルかい?"
"ふふ…、レッテルが全てだって言ったでしょ…"
 そう言って、由香と名乗った女はジムに抱きつくと、その唇に唇を重ねた。滑らかな肌が触れる感触に、ジムの欲望
が再び盛り上がり、「由香」の柔らかな身体をきつく抱き締めた。
「あぁぁん…、あん!」
 二人の隣では、兵士に乳首を舌で転がされて、ルイが切なげな悶え声をあげている。
 その声に触発されたように、二人は床の上に転がり、抱き合って激しく口づけを交わした。自然に足と足が絡み合
い、「由香」の腰が物欲しそうに蠢く。
 彼が舌を入れると、女の舌がのたうって絡んでくる。ジムは接吻をしながら、由香の胸を揉みしだいた。由香は瞳を閉
じ、男の愛撫を甘受する。
 なだらかに張り出した腰のラインを滑り降り、濃いめのヘアーに隠された花園に指を差し込むと、「由香」は足をずらし
て指をより深く呼び込み、同時にジムのペニスに手を伸ばしてきた。
 ジムが半身を起こして、「由香」の足の間に身体を滑り込ませると、女はされるがままに足を開き、顔を横に向けて目
を閉じた。
 ジムは由香に覆い被さって頬にキスをする。「由香」は横に向けていた顔を上に向けて、唇を差し出してきた。唇へも
軽いキスをしてから、ジムは両腕で身体を支え、足を開いた「由香」の上に身体を乗せた。
「あっ、あぁ!」
 肉棒が子宮の奥まで入ってきたのを感じて、「由香」が悶え声をあげる。
 ジムが想像していた以上の「由香」の身体だった。狭い膣口はジムをきゅぅっときつく締め付けてくるが、ただきついの
ではなく、十分に潤んだ樹液がジムに強い快感を与えてくる。一度放出していなかったら、入れた直後に達していたか
もしれない。
 ゆっくり出し入れを開始すると、「由香」の声のトーンが1オクターブ上がる。
「あっ…、あっ…、あっ…、うぅっ…」
"どうだ?気持ちいいか?あん?"
「イイッ!気持ちイイッ!!」
 体育館のあちこちで、他の男女の嬌声が聞こえる。
「あァん…、いいのぉ…、中に…中に出してぇッ!!」
 近くで黒人の兵士に抱かれたルイが叫んでいた。
「はあん…、ああん…、ステキよ…」
 ジムの腕の中で「由香」が負けずに、なまめかしい声を漏らす。その声にかき立てられ、ジムは夢中で腰を突き動か
した。
 こうした兵士と風俗嬢との乱行の中で、一人、また一人と、慰安嬢が体育館から連れ出されていることに、気づく者は
誰もいなかった。

 由香は、そっと茉莉の肉芽に歯を触れさせる。茉莉の体はビクビクと痙攣するように跳ねると、思わず由香の下半身
を抱きしめ、彼女の薄い茂みに頬を寄せる格好になった。
 少女たちの痴態を、佐々木は呆然とした表情で見ていた。
"カメラマン、君もしてみたいだろう。"
 グローバーがふいに佐々木に向かって言った。
"い、いえ…。私はカメラマンですから…"
"遠慮することはない。どの娘としたいか、言ってみたまえ。"
 しかし、佐々木は何も答えることができずに立ち尽くしている。もっと普通の状況なら、亜弓と愛を交わすことを望んだ
かもしれないと、そんな思いがふと脳裏に浮かぶ。
"では、私が決めてやろう…"
 そう言ってグローバーはニヤリと笑った。
"琴美に相手をしてもらうことにしよう。亜弓、琴美にカメラマンとセックスするよう伝えるんだ。"
 ハッとしてグローバーを見た亜弓は、魔王の目に浮かぶ悪意に満ちた光を確認すると、強ばった表情で琴美に言っ
た。
「琴美、佐々木さん…、いえ、そのカメラマンとセックスして…」
 グローバーのペニスを愛撫していた琴美は、キョトンとした表情で亜弓を見た。
"ちょ…、ちょっと、待ってくれ、俺は…"
 佐々木が慌てて、声をあげる。
「閣下の命令よ、早くして!」
 琴美がびっくりしたような表情で亜弓を見ている。自分の声が尖ってしまうのはなぜだろう、と亜弓は思った。それに、
なぜか胸が苦しい。
"まずは、フェラチオからだ、どうやったらいいか、琴美にしっかり伝えるんだぞ。"
 グローバーが楽しげな笑い顔を亜弓に向ける。
「まず、オチ×チ×をなめて…」
 かすれた声で亜弓が言うと、琴美は状況が飲み込めないまま、呆然と立ち尽くしている佐々木の側に行き、男のズボ
ンのチャックに手を掛けた。
「君、駄目だ…、やめなさい…」
 後ずさりして逃れようとする佐々木の腕を、グローバーが背後からがっしりと掴んだ。両腕を掴まれているだけなの
に、身動きができない。それは、正式の訓練を受けた者の制圧術であった。
"せっかくのサービスだ。心ゆくまで楽しむがいい。"

 車で移動する伊東の携帯電話が鳴った。
「ああ、これは先生。」
 伊東の声は、さっき須崎と面談した時と同じように、卑屈なまでにへりくだったものになっている。
「申し訳ございません。今夜、星園は、アルメイア軍を受け入れておりまして。…そう、そうなんです。いやあ、他ならぬ
先生からのご要望ですので、もし他の事情なら、私、責任をもってなんとかいたしますが、アルメイア軍相手では如何と
も…。はあ、また、近々調整いたしまして、ご招待いたしますので…、はい、どうぞよろしくお願いいたします。」
 電話を切るなり、伊東の態度は再び、傲岸不遜なものに戻った。
「政友党の西沢だよ。」
 物問いたげな表情を向ける部下に、伊東は、わざとしかめ面を作って言った。
「政策通の論客で、次期代表の呼び声も高い西沢氏ですか?」
「あのスケベ。自分が処女を奪った星園の娘に入れ込んでいて、しょっちゅう連絡してくるんだ。」
 嘲笑すら浮かべて、伊東が説明する。
「政友党が政権を取ることがあるんでしょうか?」
 野党議員とも親密に連絡を取り合っている様子の伊東に、若い部下は驚いた様子で尋ねる。
「さあな。自政党とは違った政策をアピールするならともかく、中身は同じで、俺たちにやらせてくれ、なんて言われる
と。俺なら、同じことをやるのなら実績のある自政党に、と考えるがね。そう考えれば、政友党が勝てるのは、相手がエ
ラーした時だけじゃないかね。」
 そう言うと、伊東は自分の言った言葉に酔うように、高笑いをして、言葉を続けた。
「まあ、それでも政権を握ることがあるかもしれんし、味方につけておくに越したことはないからな。与野党問わず人脈
を作るってのが官僚の心得だ。君も、よく心しておきたまえ。」

 西沢が執心している嶋田麻衣は、その時、家庭科室でウッド隊の面々の玩具にされていた。
"今度は、3つの穴で、一度に3人の相手をさせるというのはどうだ?"
 マイズナーが欲望を満たし終えると、ウッドがそう言って床に横になった。
"へいへい…"
 シモンズはそう返事をすると、ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべて、床にぐったりと横たわっている麻衣に近づいてく
る。
「あっ、ああっ…」
 麻衣が声をあげると同時に、その華奢な体は、シモンズにひょいと抱え上げられ、ちょうど子供におしっこをさせるよう
な格好にされた。
"今度は、私がオ××コに入れさせてもらうぞ。"
 床の上でウッドがそう言って、勃起した肉棒を取り出す。
 シモンズはその上に麻衣の体をゆっくりと下ろしていく。
「あ…、あ…、あぁーっ!」
 麻衣が声をあげ、ウッドと騎上位でつながったことを確認すると、シモンズは、彼女を四つん這いにさせて腰を押さえ
た。
"そうすると、俺はアヌスだな。"
 そう言いながら、シモンズは麻衣の菊座に人一倍太いペニスを押し込んだ。
「痛い!やめて、やめてぇ…」
 肛門に焼け付くような痛みを感じて、麻衣が泣き声をあげる。
"じゃあ、私は口をいただくとしましょう。"
 隊員たちの視線を受けて立ち上がったのは、カーターである。「良識派」と言っても「ウッド隊の中では」ということであ
り、相対的なものでしかないのだ。
「い、いやっ、もうイヤッ!お願い、やめてよぉ…うぐぅ…」
 堰をきったように泣きじゃくる麻衣の唇を、カーターの凶暴な肉棒が犯していった。
"さっき逃がした2人の分も、楽しませてもらわないとな。"
 マイズナーがポツリとそう漏らした。

「うっ、ううぅ…」
 佐々木が呻いた。唾液にしっとりと濡れた琴美の舌が、ヌラヌラと肉竿を這いまわる快感はたまらないものだった。慰
安嬢として、こってりと仕込まれた彼女のフェラチオは、男の性感のツボを充分心得たものだった。
「唾液を垂らして、ローションがわりにして…」
 どこかうつろな声で、亜弓が琴美に指示を伝える。
 琴美は唾液をたっぷり吐きかけ、また吐きかけ、それを弓なりに沿って、肉棒にゆるやかにまぶしこんでいく。
"どうかな、気持ちいいだろう。"
 グローバーの冷笑を含んだ声が頭上で聞こえる。佐々木は屈辱に歯がみしながら、こみあげてくる快感に耐えてい
た。
 床の上では、二人の少女が絡み合って互いの性技に喘ぎ、よがり、身悶えしている。
 由香は、蕾を口に含んだまま、人差し指を挿入し始めた。茉莉がひときわ激しく喘いだ。愛液をピチャピチャ弾きなが
ら、由香の指がゆっくりと抜き差しされている。
 茉莉は顔を真っ赤にして、弓なりの裸身をブリッジするように突っ張らせた。熱い火のような塊が身体の中でどんどん
大きくなっている。頭が朦朧とし、肌がカーッと火照って、快感に翻弄されるまま、何も考えられなくなってくる。
「はぁ…、き…もち…、い…、いっちゃ…う…」
 普段はおとなしい茉莉が、貴賓室に響き渡るよがり声をあげた。クリトリスを吸われ、しゃぶられ、粘膜を指先で貫か
れるその繰り返しに、茉莉の秘部から次から次へと、新しい蜜が溢れ出てくる。
"よし、そろそろいいだろう。"
 そう言うと、グローバーは佐々木の腕をはなし、由香を乱暴に押しのけると、茉莉を四つん這いにさせた。そして、そ
の白い尻肉を無造作に鷲づかみにすると、肉棒の先端を秘裂に乱暴に擦りつけた。
 


 
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