国防省附属「星園・癒しの館」第2部
 
第2章 男子の帰還 4

 机を並べたステージの上では、全裸で手を後ろ手に縛られた三年生が二人、向かい合って体をくねらせている。よく
見ると、二人の乳首と乳首、股間と股間が糸で結び付けられていた。そうして体を引っ張り合い、足が前に動いた方が
負けというゲームだ。すでに乳首が引っ張られて限界まで伸び、乳房も引き合う力で円錐形になっている。
「がんばれ!原田!」
「おっ、枝元、あやうし!」
 かぶりつきで見ている男子たちが声援を飛ばす。
「ひぁっ!あぁっ…」
「くひっ!…んっ…」
 二人の呻き声が同時に響き、全身をブルブル震わせた。股間の糸は勃起したクリトリスに括りつけられている。少し
でも身動きすると、女体の最も敏感な部分に、電気ショックのような刺激が走るのだ。それでも、そこを強く引っ張り合
わないと、淫らなゲームは終わらない。
 料理やデザートが並んだテーブルの周りでは、男子が思い思いに女子を取り囲んで、卑猥な言葉でからかったり、身
体に触れたりしている。
「胸、触ってもいい?」
 ねちっこい視線で亜弓を見ながら、町田が聞いてきた。男女関係については奥手なイメージがあった彼の言葉だけ
に、一瞬、驚きがあったが、いずれにしても亜弓に許された答えは一つしかない。
「どうぞ、好きなだけ触って…」
 町田が優越感を顔に浮かべながら亜弓の胸に手を持っていき、制服が皺になるぐらい膨らみを揉みしだく。
「ふふっ、柔らかい…。森脇って、結構、胸あるんだね…」
 町田が夢中で胸を揉んでいる。その表情に狂気の色があるのを見て、亜弓は戦慄した。
 国防省はひた隠しにしているが、フサインに駐留していた防衛隊員の5人に1人が心に障害を抱えて帰還する。日々
危険な任務に就き、いつ仕掛け爆弾が爆発するか、いつ狙撃されるか、という尋常ではないストレスを毎日感じている
影響が隊員たちの精神を蝕むのだ。
 亜弓の周りに数人の男子が集まってきた。
「一人で揉むなんてずるいぞ、町田。森脇、俺も揉んでいいだろう?」
「その次、俺ね!」
 口々に言う男子は、成績の良い優等生タイプが多かった。戦場は確実に彼らを変えた。しかし、変えられたのは女子
も同じだ。こみあげてくる怒りと悲しみを押し殺して、亜弓は静かに言った。
「はい…、みんなで私のオッパイ、いっぱい揉んでください…」
「じゃあ、ここは?」
 別の男子がスカートの中に手を忍ばせた。パンティに包まれた股間を撫で、割れ目に指を這わせる。
「…は、はい、そこも、…思う存分、触ってください…」
 遠慮なく体に触って来る男子たちに向かって、亜弓は恥辱に震える声でそう言った。
「安藤さん、クラリネットは?」
 ブラスバンド部の後輩がニヤニヤ笑いながら、茉莉に尋ねた。
「きょ…、今日は持ってないの…」
 動揺を隠すように言う茉莉の前にクラリネットが差し出された。もちろん、慰安嬢、安藤茉莉「愛用」のクラリネットだ。
「これだろ?」
 クラリネットを手にした豊川が、卑猥な笑みを浮かべて茉莉を見る。
「スゲー、このマウスピース、ホントにチ×ポそっくりだ!」
「エロいなぁ、これ。」
 周りに集まっている男子が卑猥な楽器を手に取り、ためつすがめつしている。
「安藤、上と下の両方の口で、これを吹くんだって…」
「………。」
「いくらなんでも、下の口で吹くのはむりさ。下の口には入れるだけだよな。」
 3年生が卑猥な笑いを浮かべて茉莉を見た。うつむいた茉莉の顔は真っ赤で、睫の間に涙の滴が溜っている。
「じゃあ、次の出し物は、茉莉に演奏してもらおう。」
 柳原に言われて、茉莉が机を並べたステージに上がる。桜色の唇が卑猥な形のマウスピースに触れた。それだけで
男子たちは股間が膨らむのを感じる。
 男子たちの視線をできるだけ無視しようと心に決め、演奏を始めた茉莉に坂巻がストップをかけた。
「笛を吹く前に、することがあるだろう。」
 演奏を止めた茉莉が、恨めしそうに坂巻を見た。ふーっと大きくため息をついたかと思うと、疑似男根に舌を這わせ
始めた。チュパチュパといういやらしい音が体育館に響く。
「おうっ…」
 男子たちから歓声とも呻き声ともつかない声が漏れる。茉莉の舌が先端から王冠部、笠の裏へと這っていく。作り物
であるだけに、それは実物をしゃぶるよりも一層淫らで、想像力を掻き立てる行為だった。
 疑似フェラチオを終えて茉莉が曲を演奏し始めると、運動部の男子たちに背中を押されるようにして、チアリーダーの
ユニフォームに着替えた琴美がステージの前に立った。男子たちが大喜びで拍手する。
「星園!Let's Fight!GO Fight!」
 懐かしい掛け声が響き、クラリネットの演奏にあわせて琴美が踊る。コスチュームの中で乳房が弾む。体にぴったりフ
ィットした生地にうっすらと乳首が透けている。リズミカルに上下する足が高く上がり、手に持ったポンポンが躍動した。
「おおーっ!」
「やったぜ!」
 男子が一斉に歓声をあげる。翻るスカートの下には何も身につけていなかったのだ。
「みんな元気だったー!」
 満面の笑みを浮かべて、昔と変わらない様子で声を掛ける琴美。よく聞くと、声がかすかに恥辱に震えていたが、興
奮しきった男子はそれには気がつかなかった。
「私たちがみんなのオ×ン×ンを応援してあげるからねー!」
 運動部の天使は、信じられない隠語を口にした。プリンとした丸いお尻を突き出し、誘うように振る琴美。白く染み一
つない美しい双臀を自らの手で開くと、秘められた菊紋やぷっくりとした媚肉まで露わになった。
「パイズリでもおしゃぶりでもなんでもしてあげるっ!」
 そう言うと、男たちの手拍子に合わせて飛び跳ね、踊り回り、扇情的なポーズを決める。台詞も振付けも、ストリップ
の演出を極めた「教師」、最上俊成によるものだ。
 コスチュームの中で躍る胸、ミニスカートから半ば以上剥きだしになった太腿、剥き出しのお尻、恥毛に彩られた下腹
部…、琴美のノーパンチアを見ながら、男子たちのほとんどが股間を撫でさすっていた。
(ヤリタイ盛りのこいつらに、ずっとお預けは気の毒だな…)
 そう思った柳原は、琴美の演技が終わると、よく通る声で女子たちに言った。
「よーし、フェラで抜いてやれ。男子はそろそろ限界のようだ。とりあえず一発ヌイてやらないと、お前たちの心を込めた
歓迎会を落ち着いて楽しめない様子だぞ。」
 すると、坂巻が口を挟んだ。
「フェラもいいが、『抜き』と言えば、あれだろう。」
 ニヤニヤ笑いながら言うと、坂巻は近くにいた隊員に声をかけた。
「おい、あれ持って来い!」
 二、三人の隊員が立ち上がって、体育倉庫から指示された物を担ぎ出して来た。3つの穴が空いた三十センチ幅の
板、その両端に足がついていて、立つようになっている。穴の大きさは真ん中が少し大きく、左右が小さ目だ。隊員たち
が板についていた金具を外すと、板は穴を半円にする位置で上下に分れた。これは、坂巻隊がフサインでの「テロリス
トの尋問」に使ってきた枷で、昨日のうちに体育館に運び込んであったものだ。
「これで肉便器を作ってやろうや。」
 坂巻の言葉を聞いて、男子たちの興奮が一気に高まる。フサインにいた時、坂巻たちは現地の女性を捕まえてきて
はこの道具に拘束し、尋問と称してみんなで輪姦していたのだ。
「…、それで隊長、どの娘を拘束するのでありますか?」
 枷を運び出してきた隊員が尋ねる。
「そこで、いよいよ人気投票の結果発表にいくわけだ!」
 坂巻が宣言すると、隊員や男子たちが一斉に拍手をする。きょとんとする女子たちに、坂巻が上機嫌で説明を始め
た。
「帰国する艦内での暇つぶしに、お前たちの人気投票をやったのさ。上位5人は、この歓迎会が終わった後、みんなと
セックスするんだ。そのために今夜は一晩中、我々がリザーブする。」
 女子たちの表情が強ばった。歓迎会の3時間が過ぎても、解放されるわけではないのだ。
「そして、栄えある第1位の娘には星園のアイドルとして、ここで男子たちの肉便器となり、男子全員のはち切れんばか
りの股間の処理をしてもらう。全員のザーメンを膣に受けて無事帰還を祝うんだ。あわせて、全員で同じ女を犯すこと
で、男子たちの結束や連帯意識を高める役割も果たしてもらおうというわけだ。」
 隊員や男子たちの拍手がひときわ大きくなる一方で、女子たちの表情が凍りついた。
 柳原が10位から発表していく。吉崎佳奈、小森美緒、浜本明日菜らの名前が呼ばれた。名前を呼ばれた少女たち
の顔に、思わずほっとした表情が浮かぶ。慰安嬢として男の性欲を満たす毎日を送っている彼女たちだったが、相手
がよく知った男子たちということになると話は別で、割り切って考えることなど到底無理であった。
「いよいよ第5位だ。2年、柴崎由香…。」
 柳原が手にしたメモを読み上げる。
「うーん、ちょっと待てよ…」
 坂巻が慌てて口を挟もうとするのを、柳原が先回りして制止した。
「隊長としては、隊員との約束は絶対に守らなければなりません。士気に関わります。」
 妙に迫力のある柳原に、気圧されたように坂巻が黙る。帰国してからというもの、事務作業もこなせる柳原の発言力
が隊の中で徐々に増しているのだ。
「第4位、1年、嶋田麻衣。」
 名前を聞いて、女生徒たちは意味ありげに顔を見合わせている。
「どうしたんだ?」
 坂巻の質問に、亜弓が答えた。
「彼女はいません。行方不明なんです。」
 癒しの館が業務を開始して間もなく、アルメイア軍の慰安を受け入れた日に、忽然として姿を消してしまった麻衣。女
生徒たちは心配し、亜弓も何度か館の職員に捜索を依頼したが、とりあってもらえずにいる。
「しかたない。6位は誰だったかな。」
「3年の樫村美里です。」
 柳原が答えた。美里ががっくりと肩を落とす。
「じゃあ、美里を加えて、5人にしよう。」
「お楽しみのベスト・スリーですが、第3位に2年の森脇亜弓が入っています。しかし、彼女は館の方から制限がつけら
れていまして…」
「えーっ、そんなあ…」
 町田ががっかりした様子で言うと、浜本明日菜が皮肉な口調で言った。
「そうよね、森脇さんだけは、セックス免除されてるものね!」
「というわけで、第7位を加えましょう。」
「い、いや…、いやーっ!」
 柳原の言葉に、7位で名前を呼ばれていた1年生の工藤真澄が叫んだ。目に涙をためて、首を激しく横に振り、全身
がぶるぶる震えている。それを見た亜弓が割って入った。
「待ってください。」
 全員の目が亜弓に集中する。
「…構いません、私を加えていただいても…」
「森脇さん!」
「亜弓っ!」
 周囲の女生徒たちが何か言おうとするのを、亜弓は押さえた。
「いいの…、いいのよ…」
 彼女は、歓迎会のセッティングをしたことを後悔し、自ら犠牲になる覚悟なのだ。
 確信こそなかったものの、亜弓は帰国する男子たちに疑いを持っていた。歓迎会をやめさせることもできたかもしれ
ない。しかし、男子たちが帰ってくれば、きっと味方になってくれると無邪気に信じている女生徒たちを前にして、その懸
念を口にできなかったのだ。
「ならいいじゃないか、自分から男とセックスしたいって言ってるんだから。さあ、第2位は誰だ。」
 坂巻に促されて、柳原が発表する。
「2年、芦辺琴美。」
 ピーッと指笛を吹いたのは大谷だ。運動部の面々が声を揃えてバンザイをした。琴美の顔が曇り、動揺の色がありあ
りと浮かぶ。
「そして、第1位は…」
 発表する前から、男子たちには予想がついていた。学校一の美少女と呼ばれていた彼女が残っている。そのことは、
当人もわかっていて、すでに顔が真っ青になり、立っているのがやっとという様子だ。
「これも2年生だ。安藤茉莉!」
 男子たちの拍手が湧き上がる。茉莉は眉を歪め、顔を弱々しく横に振った。
「さあ、栄えある第1位の茉莉に、前に出て来てもらおう。」
 柳原が言うと、周りにいた男子に押し出されるように、ふらふらした足取りで茉莉が出てきた。演奏が終わってから男
たちに胸を弄られていたらしく、ブラウスの前がはだけ、ブラジャーがずれて片方の乳房が剥き出しになっている。
「大和撫子が、そんなだらしない格好でどうする!」
 そう言いながら坂巻が近寄ってきて、ブラウスとブラジャーを剥ぎ取った。
「キャッ!」
 上半身裸にされた茉莉が悲鳴を上げて、両手で抱くようにして胸を隠す。
「さあ、こっちへ来い。」
 隊員たちが茉莉の腕を掴んで引き寄せた。茉莉はなんとか逃れようと身体を捩るが、無駄な抵抗だった。そのまま前
屈みの姿勢にされ、両手首と首を板の穴の部分に乗せて上板を嵌められる。胸を締め付けるような恥辱と不安が押し
寄せてくる。
「ああっ!」
 茉莉の悲しげな声が響いた。隊員の一人がスカートを捲りあげると、すでにパンティは奪い取られていて、真っ白なお
尻が露わになった。太腿を開かせると、ふっくらした大陰唇が見える。その周りに男子が集まってきた。
「さあ、やりたくてしょうがないお前らのために、公衆便所を作ってやったぜ、材料は、お前達が一番セックスしたがって
た安藤茉莉だ。」
 隊員の一人がニヤニヤ笑いながら言った。
(こ…、「公衆便所」なんて…)
 それは、女にとって最も屈辱に満ちた呼ばれ方だ。木の板に固定された茉莉の顔がくしゃくしゃに歪んだ。
「おい見ろよ。安藤のここ、ヌルヌルしてきたぞ。」
 豊川が指で茉莉の割れ目をなぞりながら言った。指に愛液が糸を引いている。
「感じてるんだろ?」
「うっ…うぅっ…、違う…」
 茉莉が自由にならない首を小さく振る。さらさらとした髪の毛が数本、涙の伝った頬に張り付いている。
「そろそろ入れて欲しいんじゃないか?」
「へえー、こんな恥ずかしい格好で拘束されてるのに、セックスしたいんだ。安藤さん、エッチだなぁ…」
「そりゃあそうさ。何しろ、慰安嬢になって、毎日、いろんな男とやってるんだ。」
「こんな安藤の姿、那須に見せたらどう言うかな?」
 男子たちが口々にそう言って、嬲り物にする。
 フサインに派遣された隊員たちを最も苦しめ、精神的に追い詰めるのは、無辜の市民を殺傷したことに対する良心
の呵責だ。そこで、国防省は人殺しや残虐行為を正当化するべく、隊員たちを教育し、洗脳することに力を注いでい
る。坂巻隊の面々と今回帰国した横木のボランティア隊員は、その成功例とも言うべき存在だった。そうして培われた
残虐さが今、かつて学園のアイドルだった美少女に向かっているのだ。
「うぅっ…、…うっ…うぅっ…、もういや…」
「那須のかわりに、俺たちがセックスしてやるよ。」
「あ…、だ、駄目ェ、嫌ぁ…」
 早い者勝ちで先頭に並んだ豊川は、茉莉の腰を掴んで立ち、怒張を秘孔にあてがうと、一気に腰を突き出した。



「ああん、ああっ…」
 身を捩り、腰をずらして逃げようとする茉莉。だが、拘束されていては、どうにもならない。豊川の肉棒は容赦なく体内
に侵入してきた。
「あううぅ…」
 可愛らしく整った顔を真っ赤にさせ、左右によじっては喘ぐ茉莉。包み込むような暖かく濡れた感触に、豊川は夢中で
腰を振り始めた。
「おっ…、オ××コが締め付けてくる…」
 すぐに豊川はなさけないような声を漏らした。この間の禁欲生活に加えて、憧れていたクラスメートとのセックス、それ
に歓迎会が始まってからの興奮で、それでなくても彼のペニスは暴発寸前になっていたのだ。
「ううっ…」
 呻き声とともに、いきなり豊川の腰が止まった。茉莉の体内に入れられた肉棒から熱い体液が射出される。
「あーあ…、もうイっちまった…」
 豊川が名残惜しそうに呟いた。慰安嬢として教育された茉莉の、折り紙つきの名器の前に、挿入してからわずか三、
四分で果ててしまったのだ。肉棒を抜いて、茉莉の局部を見ると、割れ目からドロッとした白濁液が溢れてきた。
「早くしろよ、もう終わったんだろ!」
 そう言われて振り返ると、数人の男子が後ろに並んで順番を待っていた。まさに小便器の順番待ちのようだ。
「チェッ、わかったよ…」
 そう言いながら豊川は前に回り、茉莉の鼻先に男根を突き出した。
「なめて、きれいにしてくれよ。」
 肉棒は二人の体液でヌラヌラとぬめり、エラの張った亀頭からは今にも滴り落ちそうな精液が垂れている。
「い、いやぁ…、ホントにいやぁ…」
 ムッとした臭いが鼻をつき、総毛立つ思いに茉莉は悲鳴をあげた。
「お前、慰安嬢になったんだろ…」
 豊川が怒鳴る。
「さっき、副隊長たちも言ってたじゃないか。昨日も、隊員のチンポをうまそうにしゃぶってたって…。」
 悲しいことに、汚れた男根を咥えさせられるのは日常茶飯事になっている。しかし、かつてのクラスメートに肉便器扱
いされて、無理矢理しゃぶらされるのは、それとは質の違う屈辱だった。
「んん…、…んっ」
 なかなか口を開けようとしない茉莉に業を煮やして、豊川は彼女の頭を押さえつける。愛らしい唇に肉棒が押し当て
られ、滲み出た精液がなすりつけられた。
「何をグズグズしてんだよ!」
 豊川の後ろに並んでいた男子も早々にヌキ終えたと見えて、前に回って来た。彼に鼻をつままれて苦しくなった茉莉
が思わず口を開いた一瞬を逃さず、豊川は肉棒を口に押し込んだ。
「…ウウ…、うぐぐッ…」
 喉の奥を突かれて、茉莉が苦しげに呻く。その間にも、板の後ろでは、順番待ちをしていた男子の一人がトランクス
から男根を取り出した。




 一方、テーブルでは、女生徒たちが我慢できなくなった男子のペニスをフェラチオで宥めている。洗ってもいない恥垢
まみれのモノを丁寧に舐めしゃぶりながら、手は睾丸や前立腺を刺激している。中には男子にお尻を突き出され、一心
不乱に肛門に吸いつき、舌を差し入れて舐め取っている女子もいた。
 琴美と由香は、積極的に男子の所に近づいた。もちろん好きでやっているわけではない。自分たちが口で奉仕するこ
とで、茉莉の負担を少しでも減らしたいと思ったのだ。
「琴美ちゃんにフェラチオしてもらえるなんて感激だな。」
 ニタニタ笑いながら大谷がズボンを下ろした。待ちきれない様子でパンツの上から怒張を擦っている。
「お口にちょうだい。大谷クンのオ×ン×ン…」
 大谷が琴美の顔先に勃起したペニスを突きつけた。肉棒が琴美の唇を割り、口の中に消えていく。琴美は頬をすぼ
ませ、内側の粘膜で怒張を擦りたてた。
「俺のも、してくれよ…」
 そばにいた益本が大谷を羨ましげに見て、哀願するような口調で言った。
「益本クンは胸でもいい?」
 琴美は一旦、大谷の肉棒から口を放し、コスチュームの胸を捲り上げた。豊かな乳房は全体が桜色に染まり、膨ら
みの中央にあるピンクの突起がせり出していた。益本は思わずその胸にキスをし、尖った乳首を口に含んだ。舌で乳
首を転がしながら、もう片方の胸を強く揉む。
「いい…、あぁ…」
 色っぽい声を漏らしながら、琴美は自分で胸を鷲掴みにして谷間を強調してみせる。
「パイ擦りしてあげる…」
 琴美は柔らかな膨らみに益本の陰茎を挟み、揉みしだくようにして擦り上げる。それを見ていた大谷は、琴美の頭を
両手で押さえ込み、肉棒を再び口に突っ込んだ。
「北上君のザーメン、飲ませて…」
 由香は北上の足元に跪き、ズボンのベルトを外して男根を取り出す。肉棒はすでに十分に大きくなっている。ほっそり
した指を目の前の怒張に絡め、先端から滲み出ている男の体液をなめ取っていく。
「おぉぉ…、いい…、チ×ポ、とろけそう…」
 北上が感極まった声を漏らす。由香は肉棒の裏側へと舌を這わせていった。北上の怒張が、ビクンッビクンッと暴れ
だす。由香は唾液を怒張全体に塗し咥え込んでいく。
「琴美も由香も、ホントにスケベだなあ…」
「テクニックもエロさも風俗嬢以上だぞ。」
 それを見ていた他の男子たちが、ニヤニヤ笑いながらそう言い合った。



 
 「国防省附属「星園・癒しの館」目次へ
 
 「Novels」へ
 
 「ぷろとこーる・ラボ」トップぺージへ 
動画 アダルト動画 ライブチャット