国防省附属「星園・癒しの館」
 
第2章 業務開始! 1
 
 アルメイア合衆国が「世界の安全のためには、先制攻撃が必要」と主張し、国連の批判も振り切って単独でフサイン
共和国に攻め込んでから、2か月になろうとしている。世界一の武力を誇るアルメイア軍であったが、フサイン共和国軍
は民兵も含めて、岩と砂漠の国土を巧みに利用して抵抗し、当初の予想を大きく裏切って、戦争は日毎に泥沼の様相
を呈してきた。
 そうした戦闘のさ中、フサイン領海に派遣されていた防衛隊の補給艦が、フサイン民兵の自爆テロを受けて沈没し
た。民兵にエンジン部分に侵入されたために、爆発の規模は大きく、乗員は全員死亡した。
 マスコミは連日のように、この悲劇をとりあげて報道し、テレビは派遣された防衛隊員の家族が涙にくれる様子を映し
出して、国民の怒りをかきたてた。わが意を得たりとばかりに、政府は「わが国の艦船は、すなわち『わが国の領土』で
ある」として、日本が攻撃を受けた場合にのみ発動できるとしてきた、有事態勢の第2段階、戦闘部隊の展開を閣議で
決定した。
 そして、星園に一通の電子メールが送られた。
 
「今日、国防省から命令が届いた。明後日、フサイン派遣部隊が横木港から出港するが、その前日、部隊の諸君の慰
安を命ぜられた。」
 視聴覚室に教師やスタッフたちを集めて、諸藤館長がいかめしい口調で告げた。教師達の間に緊張が走る。
「しかし、まだ、寮の工事が完成しておりません。」
 困ったような表情を浮かべてそう言ったのは、教頭格で事務局長の南原重治だ。一見、生真面目で気が弱そうに見
える初老の男だが、その実、なかなかのやり手である。
「校舎の改築は完成しているから、大丈夫だろう。」
「そうですわ。むしろその方が、この施設の面白さを派遣部隊のみなさんに味わってもらえるのじゃないかしら?」
 平沼毅雄と小林麗奈の2人の「担任」が口々に言い、残る安達芳朗も黙ってうなずいた。3人に促されるようにして、
南原は諸藤の顔を見て尋ねた。
「それでは、いよいよ…。」
「そうだ。国防省附属・星園癒しの館の業務開始だ!」
 
* * *
 
「起立!」
 委員長の森脇亜弓の涼やかで稟とした声が響く。2年生のクラスの「授業」が始まるのだ。
 生徒達が起立すると、2年生担任の平沼毅雄が大きな体を揺らしながら、少し足を引きずって教室に入ってきた。
「今日は、このクラスの記念すべき第1回目の授業になる。」
 平沼は大声でそう言って、生徒たちを見渡した。かつての星園高校2年生から選ばれた女生徒20人と、50人程の
「男子生徒」が席についている。
「これから問題を出すが、問題が解けなかった者は、着ている物を全て脱いで、裸になってもらう。」
 女生徒たちは不安そうな表情を浮かべ、息を呑んで平沼を見た。抗議や抵抗の声をあげても無駄だということは、こ
の間の出来事でわかっていた。一方、男子の方は期待に目を輝かせている。
「それでは第1問目だ。芦辺!」
 最初にあてられたのは、琴美だった。
「明日、横木港から出港するフサイン派遣部隊の隊長の名前は?」
「えっ、そんなの…、わかりません…」
 思いもかけない問題に琴美はうろたえ、クラスメイトたちに救いを求めるような視線を投げる。しかし、当然のことなが
ら、誰も知っている者はいない。成績抜群の亜弓ですら、わからないらしく、哀しげに首を横に振った。
「なんだ、わからないのか。わからないと、裸だぞ。」
「で、でも…」
 琴美の声は震え、すでに半分、泣き声になっている。
「時間切れだ。代わりに、服部、答えてやれ。」
 背が高く、がっしりした体格の「男子生徒」が立ち上がり、低い声で答えた。
「二階堂利明大佐であります。」
「正解。さあ、芦辺、教壇に上がって、みんなの前で服を脱ぎなさい。」
 逆らっても無駄だと思ったのか、琴美はフラフラした足取りで教壇に立った。クラスメートたちと視線を合わせないよう
俯いたまま、ちょっとためらうような様子を見せ、制服のボタンに手をかける。
「おっ、いいぞっ!」
 男子のからかうような声が飛ぶ。途端に琴美の表情が凍りつき、ボタンを外す手が止まった。
「ごめんなさい…、できません…」
 やっとのことでそう言った琴美の声は弱々しく、かすれていた。
「自分で脱げないなら、仕方がない。服部、脱がしてやれ!」
 服部が興奮した表情で席を立つ。琴美は怯えたような表情を浮かべ、ヨロヨロと後ずさった。服部が近づいて来る。
琴美の背中が壁に当たった。
「いや…」
 壁際まで追いつめられた琴美は身を固くして、哀願するような視線を服部に送る。しかし、その様子はむしろ男の欲
望を駆り立てるものでしかなかった。服部はニヤリと笑うと、琴美の腕を掴んで引き寄せた。
「イヤッ!離してッ!」
 琴美はそう叫びながら、両腕を掴んでいる服部の手を振りほどこうとした。
「俺も手伝ってやるよ。」
 服部が持て余している様子を見て、周りにいた4、5人の男子が立ち上がった。男たちは一斉に襲いかかり、琴美の
制服に手をかける。
「キャーッ!イヤッ!やめてぇ!」
 琴美の悲鳴とともに、ブラウスが破れる音が響く。制服がはぎ取られ、白い肌が剥き出しになった。ブラジャーとパン
ティだけの姿にされた琴美は、床に小さくまるまり、しゃがんで膝を抱え、男たちの視線から逃れようとする。
「ブラジャーもパンティも全部、脱がすんだぞ。」
 パチンと音がして、ブラジャーのホックが外された。豊かな乳房がプルンと弾み、露わになる。たっぷりとした量感のう
えに、見事なおわん型で張りのある双乳に、男たちのボルテージは否応なく上がる。
「おーっ、この子、ロリ顔のくせに、いい乳してるぜ!」
 そう言いながら服部は、乱暴な手つきで二つの膨らみをこね回した。
「ホントだ!」
「俺にも、揉ませてくれよ」
 そう言うと、琴美に群がっている男子は夢中になって、かわるがわる琴美の豊かな乳房を揉みしだいた。
「オ××コも、見ちゃおうぜ!」
「いやっ、いやっ、いやーっ!」
 必死に身をよじる琴美を床に仰向けに押し倒すと、男たちはパンティをずり下ろしていく。
「お願い、やめてぇ!」
 真っ白なパンティは膝まで下げられ、琴美は必死で股間を手で隠している。しかし、それも無駄な抵抗だった。あっと
言う間に、パンティが足から抜かれた。
 男たちは、琴美のスラリと伸びた脚を折り曲げて膝を持ち、大きく開かせた。茂った薄い恥毛の中心に、ぷっくりとし
た陰部が息づいているのが見える。
「キャアッ!」
「おおっ、丸見え!」
「いやあ、見ないで…」
 琴美の哀願などまったく意に介さない様子で、男たちは琴美の秘部を覗き込み、まじまじと見つめる。服部が両手を
花弁に持っていき、その縁に添えてゆっくり開いた。そうして指先で肉襞を弄りながら、粘膜の奥の奥まで、思う存分、
鑑賞する。
 やがて、平沼は男子たちに命じて全裸になった琴美を連れて来させ、彼女を教壇に立たせると、次の問題に移ると述
べた。
「さて、次は…」
 次の生け贄はどんな娘か、男子はワクワクして待ち、女子は自分の名前を呼ばれないよう祈るような気持ちで待って
いる。
「吉崎!」
「あっ…、あたし…」
 名前を呼ばれた吉崎佳奈は、立ち上がり、唇を震わせてそれだけ言うと、すごい勢いで教室から逃げ出そうとした。
「誰か、吉崎を裸にしてここに連れて来い!」
 教室の出口付近にいた男子が数名で、佳奈の行く手を阻む。その中の一人がラグビーのタックルのように、彼女の
腰を抱き寄せた。
「いや、いやー!」
 男たちは、泣きわめく佳奈を机の上に担ぎ上げた。そして、狂気したように手足をばたつかせている彼女を押さえつ
けると、引きちぎるようにして制服を脱がせていった。
「私、自分で脱ぎますっ!」
 3人目の小森美緒は、男によってたかって脱がされるのが嫌で、勇気を振り絞ってそう申し出た。
「えーっ!」
 男子からのブーイングが起こる。
「おやおや、男子の意見では、それは駄目なようだな。」
 平沼がわざとらしく肩をすくめて言った。もともと、自分で脱げない女生徒の服を脱がすはずだったのだが、今や、男
子は自分たちの手で無理矢理に女子の服を剥ぎ取ることを楽しんでいるのだ。こうなったら、そちらの方が優先され
る。平沼は男子に向かって、声をかけた。
「それっ、かかれっ!」
 美緒の周りにいた数人の男子が、彼女を取り囲み、床に座り込んで泣き叫ぶ美少女の着ている物を次々に剥ぎ取っ
ていった。
 さらに2人の女生徒が、男子に制服をひん剥かれて、全裸にされた。
 全裸にされた5人の女生徒は、教壇に一列に並ばされた。胸と股間を手で隠すことは許されたが、裸でいることの恥
ずかしさ、心細さにかわりはなく、5人とも一様に全身をピンクに染めて、今にも泣きだしそうな顔で俯いている。琴美の
膝はガクガクと震え、立っているのがやっとだった。
「よーし、5人の女生徒が裸になったようなので、今日の授業はこれで終わる。」
 男子からいっせいに拍手が湧き起こった。すると、平沼の表情が大きく変わり、にこやかな営業スマイルが浮かぶ。
「お楽しみいただけましたでしょうか?今、裸にした女生徒については、この場で自由にセックスしていただいて結構で
す。今日が初めての授業ですので、処女の娘もいますし、嫌がって抵抗するかもしれませんが、遠慮なく犯してやってく
ださい。」
「ホントか?」
「そりゃあ、すげえや!」
 男子生徒役を楽しんでいたフサイン派遣部隊の隊員たちが、興奮した様子で口々に声をあげる。その視線は、全裸
で教壇に一列に並び、恥ずかしそうに震えている美少女たちに注がれていた。
「他のアトラクションをお望みの方は、廊下に出てスケジュール表で、開始時間と場所を確認してください。では、引き続
き、星園癒しの館でたっぷりお楽しみください。」
 


 
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