産隆商事のニューフェイス 3 究極の接遇研修
 
第2章
 
「さあ、入れ!」
 バスルームの中から佐伯の呼ぶ声が聞こえた。
 優奈と絵里が不安そうに顔を見合わせた。二人とも全裸の身体を縮こまらせ、両手で胸と下腹を隠している。他の研
修生たちも一様に、どうしたらいいのか途方に暮れ、今にも泣きそうな表情でお互いに顔を見合わせていた。
「ほら、ほら、早く行くんだ!」
 業を煮やした森末たちが研修生を追い立てる。既に彼らも、腰にタオルを一枚を巻きつけた裸になっていた。
「これだけ入ると、さすがに少し狭いが、仕方ないな」
 筋肉質のがっしりした身体を見せつけるように、仁王立ちになった佐伯が言った。VIP専用だという浴室は、相当広く
作られていたが、男女あわせて10人が入ると、さすがに混雑した銭湯のようだ。
「これから、お客の身体を洗い方を教える」
 そう言うと、佐伯は絵里に手招きをした。呼ばれた絵里の方は、電気に打たれたようにビクンと身体を震わせたかと
思うと、表情を強張らせて、イヤイヤするように首を振る。持ち前の気の強さなど、どこかに行ってしまったようだ。
 佐伯は無言のままニヤリと笑って、絵里の手首を掴んで引き寄せた。抵抗を許さぬ強い力だ。
「これを身体につけろ」
 自らはスケベ椅子に座った佐伯は、石鹸をたっぷり泡立てた洗面器を、絵里の方に押しやった。
「えっ…、これ…?」
 戸惑う絵里を浴室のタイルに跪かせ、佐伯が泡を掬って絵里の胸に塗った。「やってみろ」と言われ、今後は自分で
石鹸を塗っていく。泡が双乳を覆い、乳首を隠した。
「いいか、自分の身体に塗ったら、次は俺の身体に塗るんだ…」
 どすの効いた佐伯の声に脅かされるように、絵里が石鹸を泡を掬い取り、そのまま佐伯の胸に塗ろうとする。
「馬鹿、違うだろ!、体を使って塗るんだ」
 佐伯が絵里を立ち上がらせ、自分の胸に抱き寄せると、石鹸のついた胸と胸を擦り合わせる。そうして佐伯に叱られ
ながら、絵里は石鹸を掬い取っては彼と抱き合い、胸に、背中に泡を塗っていく。柔らかな胸の膨らみが、男の肌を押
し当てられる。
「よし、いいぞ…、気持ちいい…」
 女の扱い方に手馴れた佐伯は、脅す一方ではない。いかつい顔に愛嬌たっぷりの笑顔まで浮かべて猫撫で声で囁
いたかと思うと、大の男でも震え上がるぐらいの怒声を放つ。その繰り返しに翻弄されるうちに、絵里は次第に、魔術に
でもかかったように、彼の言うままに動くようになっていった。
「俺の手を掴んで、オッパイに擦りつけろ」
 絵里が躊躇いがちに佐伯の手を取り、恐る恐る乳房に押し当てた。
「そうだ、ゆっくり円を描くようにして…」
 絵里に掴まれた佐伯の掌が乳房を撫でる。
 最初は絵里のするままに任せていた男の手が、やがて自らの意思で動き始めた。滑らかな肌の感触を味わうように
やんわり愛撫してから、次第に隆起に指を食い込ませていく。
「あっ、あぁ…」
 絵里が思わず声をあげた。男の手は柔らかな肉丘を荒々しく揉みしだいたかと思うと、力を抜いて優しくなぞる。緩急
をつけた愛撫の間にも、乳頭を指先で刺激するのを忘れない。
「いやぁ…ああン…」
 小刻みな動きで隆起を揉み込まれた絵里が、たまらず喘ぎ声を漏らした。すでに乳首は硬くしこっている。ふくらみを
ネチネチと揉みほぐされ、ジーンと快美感が身内をせりあがる。佐伯のような男にかかると、女の意志など関係なく、そ
の官能は思いのままにできるのだ。
「よし、新井をお手本にして、こっちもやるぞ!」
 森末が優奈に声を掛けた。すっかりヤル気満々で、スケベ椅子に腰掛けている。
「で…、でも…」
 優奈が恥じらいと、戸惑いを含んだ視線を彷徨わせた。隣では、佐伯が泡だらけの手で絵里の双乳を揉みしだいて
いる。自分も森末に同じようにされるのだと思うと、恥ずかしさと嫌悪感で鳥肌が立ちそうになる。
 業を煮やした森末が、優奈の手首を掴む。覚悟を決めた優奈が手を胸に導くと、嬉々として乳房を揉み始めた。
 石鹸まみれの毛むくじゃらの手が、半球の底を掬い取り、ミルクを絞るように揉み込み、指先で乳首を引っ張る。柔ら
かな膨らみが、掌の中で歪む。優奈は目を閉じ、真珠のような歯で唇を噛んだ。
「…し、失礼します…」
 優奈が森末の腕を取り、見よう見まねで胸に押し当てて洗おうとすると、森末が絵里たちの方を顎でしゃくった。
「胸はいいから、あれ、やってくれよ」
 絵里は、佐伯の腕を股間に挟み、ゆっくり腰を前後させていたた。肩に近い部分では、少し背伸びするようにして腰を
突き出し、ゆっくりと腰を引いていく。陰毛に覆われた柔らかな股間が男の腕に擦りつけられている。
「えっ…」
 優奈が真っ赤になり、目に見えて引く。陰部を自ら男の腕に擦りつけるなど、正気でできることだとは思わなかった。
優奈は激しくいやいやする。
「無理…、ホントに、ホントに無理です…」
「何が無理だ、これも研修なんだぞ、真面目にやれ!」
 浴室に怒声が響き、みんなが一斉に二人の方を見る。
「だって…」
 泣きそうな顔で周りを見た優奈の表情が凍る。なんと、こっちを見ている絵里や他の女子たちの表情に非難の色が
浮かんでいるのだ。
(一人だけ、可愛い子ぶっても、許されないわよ…)
 そんな無言の声が聞こえてくるようだ。愕然とした思いを感じた優奈は唇をギュッと噛み、逡巡を断ち切って森末の腕
を股間に挟んだ。
「おおっ、枡田君のアソコが俺の腕にあたってるぞ!」
 うれしそうに声をあげる森末を、玉置が羨ましそうな目で見た。彼自身も別の研修生に抱きつかれ、乳房で背中を洗
わせているのだが、自分が担当する娘などそっちのけで、しょっ中、優奈に視線を投げ、森末に羨望の眼差しを向けて
いる。
「あっ…、むうぅ…」
 絵里が鼻にかかった声を漏らし、むずかるように身をくねらせた。スケベ椅子に座った佐伯の太腿を跨ぎ、股間を擦
りつけながら、突き出された男の舌に舌を絡めている。
「いいぞ、お前、なかなか素質がありそうだな」
 佐伯はニヤニヤ笑ってそう言うと、鼻先を擦り合わせるようにしてキスを強要した。上機嫌な様子からすると、どうやら
絵里のことが気に入ったらしい。
「むぅうっ!むうぅ…ぅ…うぅんん…」
 絵里が切なげな声をあげる。佐伯はいったん舌を引き抜いたかと思うと、淡い色のルージュに輝く絵里の唇をヌチャ
ヌチャと粘っこく舐めあげ、唇と唇を軽く触れ合わせて弄び、また再び口腔へと舌を差し入れる。
 その間も、絵里は石鹸を塗った下腹部を佐伯の腿に押しつけ、なめらかな太腿を絡ませる。それは、陰部を男に擦り
付けてオナニーしているようなものだった。いつもはキリっとした絵里の表情が、ボウっと蕩けたようになり、嚥下しきれ
ない唾液が溢れて、口端に澱んでいる。
「気持ち良さそうじゃないか、会社をやめて、ここで働くか?」
「………」
 屈辱的な言葉に、絵里が我に返ったようにキュッと眉を寄せ、悔しげな表情を浮かべる。その表情が、男の興奮をさ
らに高めていく。
「指も洗え」
「どうやって洗えばいいんですか?」
「こうするんだ」
 そう言いながら佐伯が手を差し出し、親指を立てた。絵里は導かれるままに、男の肩に手を乗せ、親指に跨る。
「うんっ…」
 佐伯の指が根元まで絵里の膣内に入っていく。
「ああ…」
 絵里が小さな喘ぎ声を漏らし、ゆっくりと腰を上下させ始めた。
「痛いッ!」
 再び、優奈の声が響いた。森末が秘部に指を入れようとすると、慌てて飛び退き、その場に蹲ってしまった。
「お前、ひょっとすると、処女なのか?」
 優奈はしばらく黙って俯いていたが、やがてコックリと頷く。お嬢様育ちで、真面目な性格の彼女は、これまで交際し
た相手とも一線を超えたことがなかったのだ。
「大丈夫ですよ。本番はしなくても、他のサービスはいくらでも覚えられますから」
 戸惑いを隠せない森末に、佐伯が自信たっぷりに答えた。彼自身は、絵里にM字開脚の姿勢をとらせ、足を伸ばし
て軽く股間を踏みつけるようにし、陰毛で足の裏を洗わせている。
「よーし、全員注目!」
 佐伯が声をかけた。
「じゃあ、この技は、そこのヴァージンちゃんにやってもらおうか」
「もう許してください!お願いです」
 優奈が思わず叫ぶ。しかし、震え声で哀訴し、助けを求める優奈に対する周りの視線は厳しかった。とりわけ、佐伯
の隣で冷たい視線を投げる絵里を見て、今や完全に四面楚歌の状態にあることに気づいた優奈は、愕然として立ちす
くむ。
 結局、森末に押し出されるようにして、優奈は佐伯の前に進み出た。
「よし、そこに仰向けになれ」
 佐伯に指示されるまま、優奈がタイルの上に横たわった。恥ずかしそうに両手で胸と股間を隠している。
「いちいち体を隠すな、いまさら恥ずかしがってどうする」
 途端に佐伯に怒鳴られ、泣きそうな顔で、おずおずと両手を下ろす。ピンク色した可憐な乳首、真っ白な下腹に艶や
かに濡れた黒い陰毛が現れる。男たちの目がランランと輝いて、彼女に注がれる。
「もう少し上、その椅子に頭を入れる感じで寝るんだ」
 指示通りに体をずらすと、スケベ椅子に顔を突っ込むような格好になる。すると、佐伯がおもむろに、そこに腰掛け
た。
「キャアッ!」
 椅子の中から優奈の悲鳴が聞こえた。男の尻の割れ目が目の前に迫り、垂れ下がった玉袋が額につきそうになって
いる。あまりのおぞましさに、優奈は思わず目を閉じた。
「よし、そのまま、尻の割れ目を舐めてみろ」
「そんなぁ…いやですぅ…」
 椅子の中で少しこもった、泣きべそをかくような声が聞こえる。男に顔を跨がれているだけで、すでに半ばパニック状
態になっているのに、その不潔な部分を舐めろと言うのだ。どう考えても、おぞましく屈辱的な行為にしか感じられなか
った。
「いいか、処女は守ってやる。そのかわりに、他の研修生以上に、お客に奉仕する技は身につけてもらわないと、うち
の評判に関わるんだよ。そのためには、男の身体を余すところなく舐め回してもらう。それとも、かわりに今、ここでオ
××コの開通式をするか?」
 そう脅しながら、佐伯は半ば勃起した陰茎を掴み、優奈の頭を軽くたたく。身震いするような悪寒を感じながらも、優
奈は指示に従うしかなかった。好きでもない男に初体験を奪われることは、何としても避けたかった。
 ついに優奈は、可愛らしい舌を恐る恐る突き出し、決死の覚悟で尻の割れ目をひと舐めした。それだけで、総毛立つ
思いがし、軽い吐き気すら覚える。
「いいぞ、処女を破られたくなかったら、尻の穴の隅々までしっかり舐めろ」
 佐伯の指示に従って、優奈は舌をおずおずと這わせていった。嫌悪と屈辱に咽びながらも、周囲にビッシリと縮れ毛
の生えた男の肛門を、襞の一筋一筋をなぞるように舐めていく。
「よし、尻の割れ目を舐めながら、そのまま身体を少し上にずらして、俺の顔を見ろ」
 身体をずり上げるようにして、椅子から顔を出した。恐る恐る見た佐伯の顔に、ニヤニヤ笑う表情が浮かんでいる。
男性経験のない清純な娘に、尻の穴を隅々まで舐めさせたことは、業界でスレた男の感性をも満足させるものだった
らしい。
「ほれ、今度はキ×タ×にキスしろ」
 気がつくと、佐伯はもちろん、森末と玉置、他の研修生もみんなが優奈を注視している。そんな中で、男の玉袋にキス
しなければならないのだ。優奈はためらい、訴えるような目で、佐伯を見上げた。
「いやならいいんだぞ、アソコに突っ込むだけだからな、ふふふ…」
 凄みのある笑い顔を向けられ、優奈が玉袋におずおずと唇をつけた。「おおっ…」という声が聞こえ、食い入るような
視線を感じる。恥ずかしさで顔が火照り、目が潤んでくる。もちろん、軽いキスだけで許されるはずもなく、陰嚢を口に含
み、舌を絡めてしゃぶらされた。
「そのまま、チ×ポの裏側を舐めながら、徐々に身体をくぐらせていく…、少しずつ上へのぼって、縫い目をツンツン刺
激したり、舌を押し当てたり…」
 佐伯の次の指示が飛ぶ。黒々と淫水焼けした太い肉棹が、そそり立った裏側を見せて目の前に迫る。優奈は固く目
を閉じて肉茎に舌を絡め、縫い目を舌先でなぞり、チュパチュパとキスをしながら、徐々に上半身を起こしていく。
「目を閉じるな。時折、上目遣いで俺を見ろ。それが男心をくすぐるんだ」」
 優奈が長い睫毛をしばたたかせて、佐伯をあおぎ見る。高校生に間違われるほど童顔が汗びっしょりになり、頬を上
気させて、恥ずかしそうな表情を浮かべているのが、なんとも言えずエロチックだった。
「上半身をくぐらせたところで止まって…、その態勢でチ×ポを握って、しごけ」
「…は、はい」
 こみあげる嗚咽をぐっと我慢し、優奈の上体が起きあがった。右手を伸ばして、ほっそりした指で、血管の浮き上がっ
た肉柱の胴体を握り締め、慣れない手つきでしごいていく。下半身はまだ男の股の下にある状態だ。
「そのまましごきながら、先っぽを舐めろ。ほら、割れ目があるだろう。そこをペロペロするんだ」
 有無を言わさない指示が飛び、優奈は恥ずかしげに舌を出して、鈴口に絡ませた。指の動きによって滲み出てきた
腺液を舐め取り、毒々しくエラの張ったカリの部分を唇に挟んでヌプヌプとしごきあげる。
「指はどうした?指の方にも神経を集中させろ。キュッ、キュッとしごいて…、ほら、口も休むな!」
 次々と出される指示に従い、優奈は懸命に肉棒に奉仕していく。しかし、セックスの経験がなく、男の性感もまるで知
らないウブな娘は、舐めしゃぶりも、指のしごきも、稚拙そのものだ。
「こら、いつまでも同じところばっかり舐めてんじゃねえ!何してるんだ、バカ!頬張りながら…、違う、舌も使えっ!」
 怒鳴られ、繰り返し叱責されて、下がり気味の可愛らしい目尻から、ポロポロと大粒の涙が零れ落ちる。
「よし、出てきて四つん這いになれ」
 股くぐりを終ると、優奈は四つん這いになった。目を真っ赤にし、クスンクスンと啜り上げる鼻先に、スケベ椅子に座っ
た佐伯の勃起が突き出される。
「もう指は使うな。口だけでやれ、すっぽりと奥まで咥えるんだ」
 優奈は、そそり立つ肉茎を上から咥え込むようにした。佐伯が腰を動かし、喉奥に収める。先端で喉を突かれた優奈
は、目に涙を溜めて吐き気を堪えた。
「喉の力を抜け、すべて預ける気持ちで、リラックスして咥えるんだ」
 優奈は喉をゆるめ、長い肉茎を深々と頬張った。
「よし、ゆっくりと、唇と頬の裏側でしごけ」
 苦しげな鼻息をもらしつつ、優奈は唇を先の方までスライドさせる。大きく息をついて、また根元まで収めていく。
「そうだ、なかなかうまいぞ…」
 そう言うと、佐伯が優奈の髪を撫でる。優奈は四つん這いのまま、ゆっくりと顔を前後に振り始めた。
 それを機に、佐伯と優奈を見つめていた男たちは各自、研修生に舐め洗いの訓練を施し始める。森末は、今度は絵
里の顔面に尻を押し当て、肛門を舐めるように命じている。
 そんな中、玉置だけは、熱に浮かされたような顔で優奈を見つめ続けた。
 入社式で受付を担当していた彼は、一目見た時から新入社員の彼女に恋をした。リクルートスーツに身を包んだ、清
楚で可愛らしいその姿は、天使にさえ見えた。その優奈が今、目の前で全裸になり、四つん這いで他の男の怒張を頬
張っているのだ。
 肩までの髪がサラサラと揺れ、プックリした愛らしい唇が、限界まで勃起した怒張を行き来する。口腔で締めつけるた
びに頬が悩ましく収縮する。白い背中が眩しく、突き出された白い双臀が揺れる。太腿の間からは、陰毛や大陰唇の
膨らみが覗いていた。
 玉置の心に嫉妬と怒りが込み上げ、同時に激しい興奮が股間を熱くする。
「うっ…」
 浴室に佐伯の呻き声が響いた。続いて、優奈の口の中で肉棒がビクンビクンと脈打ち、生臭い液体が大量に吐き放
出された。



 
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