サッカー部マネージャー物語



 三芳の恥ずかしいレッスンが終わり、理恵子はシャワー室に向かっている。廊下をフラフラした足どりで歩く彼女は、
一糸まとわぬ姿だった。
「ここは二階で、シャワー室は一階だよ。おっと、そのまま行きなさい。火照った身体をさますにはちょうどいいだろう。」
 泣いて哀願しても、三芳は卑猥な笑い顔でそう言って、下着さえ返してくれなかった。
 廊下に出ると股間が冷たかった。陰部から太腿にかけて愛液と三芳の唾液でベトベトになったままなのだ。それをテ
ィッシュで拭くことさえ許されず、裸のまま廊下を歩いていく。
 誰かに見られないように全力で走って行きたかったが、腰がジーンとしびれていて思うように動けない。
 裸だという恥ずかしさで膝がガクガク震える。
 数十メートルに過ぎない廊下が永遠に続くかのように思われた。

 廊下の端の階段の所まで来た時、一階からスパイクの音とガヤガヤという話声が聞こえて来た。練習を終えた部員
達が帰ってきたらしい。
 『どうしよう…』と理恵子は泣きそうになった。あわてて三階に上がる階段の下に潜り込み、必死の思いでうずくまって
隠れた。
「さすがだな、川崎。あのボールをゴールするんだから。」
「いやぁ、今日は自分でもノッてるなって思ってたですよ。」
「川崎さん、昨日は誰と寝たんですか。川崎さんの調子は前日に寝た女の子によって決まるんでしょう。」
「おい、誰だい、そんなこと一年生に吹き込んだのは。」
「聡子か?それとも麻美かな?」
「嫌だなぁ、キャプテンまで。違いますよ。」
 部員達が理恵子の横を通っていく。
 理恵子の全身がガタガタ震えて、止まらなかった。
「キャプテン、どうも昨日はマネージャーとじゃないみたいですよ。」
「いいよなぁ、お前は。もう、マネージャーとヤル必要ないんじゃないか。」
「そうだ、そうだ!」
 幸いなことに、部員達は理恵子に気づかずに行きすぎた。彼女は一階に駈け降り、シャワー室に飛び込んだ。

 シャワーを浴びようと蛇口をひねった瞬間、ガチャッという音とともに鍵をかけていたはずのドアが開き、練習を終え
た選手の一人が入ってきた。
「キャアッ!」
 思わず叫んだ理恵子を見て、男は苦笑いをしながら言った。
「キャアッはないだろ。」
 理恵子は片手で胸を抱くようにして隠し、もう一方の手で局部を隠し、おびえた目で男を見た。
 腰にタオルを巻いただけの格好なので、スリムながらもしっかりと筋肉がついている様子がわかる。なかなかのハン
サムで、人気ロックバンドのヴォーカリストに似ていなくもない。
「君は昨日からマネージャーになった子だろ。聞いてないのかい。今日は俺と一緒にシャワーを浴びることになってるん
だぜ。」
 全く悪びれることなくそういうと、男は胸と恥部を手で覆いながら震えている理恵子を抱きしめて唇を奪った。
 柔らかな唇はほのかにリップクリームの香りがし、少女の甘い息づかいが伝わってくる。
「う…」
 男は舌をこじ入れ、唇の裏側をなめた。頬にあたる彼女の鼻の頭がひんやりとつめたい。
 男の右手は、無造作に彼女の乳房を揉みしだき、左手は丸みをおびた臀部を撫で回している。タオルごしに固いもの
が理恵子の腹にあたる。
 理恵子のつぶらな瞳から、涙の粒がポロポロこぼれてきた。
 卑猥な性具でさんざん性器を弄れた直後に、見ず知らずの男からまるで当然のことのように全裸の体を抱きしめら
れ、「マネージャーは選手達の性欲の処理のためにいる」と言った香川の言葉の意味が初めて実感としてわかった。
 男がなまじ、なかなかのハンサムボーイであったことも、理恵子をより一層みじめな気分にさせた。
 自分はこれから卒業まで、男達のおもちゃにされるのだという思いで、たまらなく情けなくなり、涙が止まらなかった。
「さあ、泣いてないで、まず君の体をきれいにしてあげよう。」
 そういうと男は、ボディソープの液を手につけて泡立て、理恵子の全身に泡を塗りはじめた。
 理恵子を抱きしめたまま、柔らかな裸身の感触を楽しむように白い泡をこすりつけていく。
「あ…、あぁぁ…」
 ボディソープのついたヌルヌルした手で体を撫で回されるのは、なんとも表現できない感触だった。しかも、たっぷりと
性器をいじくり回されていた理恵子の体は、意に反して男の手の感触に敏感に反応しはじめた。
「へえ、感じやすいんだね。もう気持ち良くなってきたの」
「イヤッ!…そんなこと…」
 理恵子はそんな自分の身体が死ぬほど恥ずかしかった。
 男は腰に巻いていたタオルをはずし、自分の体にも泡を塗りつけると、体を淫らに彼女の全身にこすりつけだした。
「どうだい。気持ちいいだろ。ほら、見なよ。俺のムスコもこんなに元気になってきた。」
 体を少しはなすと、もう水平にまで勃起してきたペニスを片手でしごいて、理恵子に見せつけて言った。
「ほら、いれてほしいだろ。」
 理恵子は顔をそむけたが、ぐいと引っ張られて倒れ込むように男の腕の中に転がり込んだ。男はシャワールームに
置いてあった浴室用の椅子に腰をおろし、理恵子を引き寄せると、
「さあ、股を開いて、ここに座ってごらん」
と言い、向かい合った姿勢で自分の太腿の上に彼女を座らせたのである。
 ボディソープのついた男の手が、下腹部の繁みをまさぐり、柔らかく、熱を持った少女の秘所をいじり回す。
「あん…、あん…、もう、ゆるしてぇ…」
 抵抗する言葉を口にしようとするが、自分でも気づかないうちに、幼さの残る声が、媚びるようなニュアンスを含んで
いる。
「そんなに、よがりながら抵抗してもダメだよ。フフ、このヌルヌルはボディ・ソープだけじゃなさそうだね。」
 確かにさっきのバイブ責めで、何度も絶頂を経験させられてから、理恵子の身体は快感に勝てなくなってきている。
「ほら、入れるよ」
と言うと男は、太腿をちょっと持ち上げ、右手でペニスの狙いを定めると、理恵子の中に入ってきた。
「ほら、入った。」
 ボディソープのせいもあって、かなりスムーズに入っていく。
 十分濡れているためか、ボディ・ソープのためか、苦痛はまったくなかった。
 男は理恵子の腰をつかんで揺さぶり、ピストン運動を始めた。
「あっ、あぁ、あぁ…」
 いつしか理恵子も快感を得ようとするかのように、男の動きに合わせて腰を動かしている。
「はっ、あうん…」
 ピストン運動に合わせて、泣くような、甘えるような声が理恵子の口から漏れる。
 思春期の少女の体に確実な変化が現れていた。

 


 
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