サッカー部マネージャー物語



 黒坂は、理恵子を四つん這いにさせ、階段に手をつかせるとスカートをまくり上げた。パンティをはいていない彼女の
形のいいヒップが剥き出しになる。
「ほう、感心、感心、ちゃんと言うとおりにしてきたな。」
 ここは、屋上へ向かう階段の踊り場である。
 理恵子は昼休み、黒坂に呼び出されて、校舎の中でも比較的人通りの少ないこの場所に連れて来られたのだ。
「もっと脚を開かないと、アソコがよく見えないだろ。」
 そういうと、黒坂は理恵子の脚を大きく開かせた。
 四つん這いの尻の間に、柔らかな秘肉とそれを守るヘアーが顔をのぞかせる。
「あっ、いやっ!」
 黒坂の指が、股間の肉の合わせ目にもぐりこんできた。理恵子は思わず太股を閉じあわせ、秘所を弄ぼうとする男
の指に抵抗した。
「こらっ、じっとしてろ!」
 理恵子を叱りつけた黒坂は、理恵子の尻たぶを両手で押し開くと、クレバスに指を這わせた。その指にヌルッとした
感触があった。
 午前中の授業中も「下着をつけていないことを、誰かに気付かれたらどうしよう」と、そのことばかり意識してしまい、し
かも、頭から追い出そうとしても通学時の恥ずかしい記憶がまとわりついた。
 恥ずかしい記憶がよみがえる度に、身体の奥に熱いものを感じ、理恵子のそこは濡れてきてしまっていた。
「なんだ、もう、こんなになってるじゃないか。」
 黒坂はそう言うと、卑猥な笑みを浮かべながらズボンとトランクスをずりおろした。そして、いきなり後ろから、勃起した
ペニスを突き入れる。
 理恵子の体は、処女喪失の日と違って、黒坂の体をつるりと呑み込んだ。
「いやっ、こんなところで…、うっ!」
 誰が通るかわからない昼休みの校舎で、理恵子は制服のまま犯される。
ピストン運動を繰り返しながら、黒坂は制服の上から胸をもみしだいた。
「あ…、あん、あぁ…」
 ここ2日間の凌辱で、すっかり身体を開発されてしまった理恵子は、早くも愛らしいよがり声をあげ始める。
「へへっ、いいぞ…」
 黒坂はブラウスの胸のボタンを外し、手を滑り込ませて、硬く勃起しているコリコリした乳首を、キュッとひねった。
「あっ…、痛いっ…」
 しかし、全身が性感帯のように敏感になった理恵子の身体は、そうした痛みも快感に変わっていくようである。
「あうっ、あぁ、あぁん」
 乳首への刺激と挿入の刺激があわさって、理恵子のあえぎ声は一層、高くなっていった。
 黒坂はいっそう激しく、腰を突きあげた。
「くっ…、くうっ…、んっ…」
 理恵子はこみあげてくる快感を必死でこらえていた。
 黒坂は、ブラウスの胸を完全にはだけさせ、剥きだしになった乳房に愛撫を加えながら、緩急をつけたピストン運動
で、理恵子の身体を責めてくる。
「んんんっ…」
 もう耐えられない、と理恵子は思った。自分で自分の身体全体が熱く火照っているのがわかる。
「あうっ、あん、あん、くふうっ!」
 全身に電気が走ったように、自分の意思とは関係なく声が洩れ、身体がのけぞる。
 その時、階段を駆け降りてくる足音が聞こえた。
 足音はふいに二人の近くで止まった。
 黒坂が動きを止めて、そちらを見ると、階段の何段か上の所で、聡子が立っていた。
「理恵子、お楽しみのところ悪いけど、部室でキャプテンが呼んでるわよ。」
「は…、はい?」
 理恵子は、聡子の言葉の意味がよくわからず、あいまいに聞き返した。しかし、それ以上に、言われていることが理
解できなかったのは、むしろ黒坂の方であった。
「ちょっと待てよ、聡子。理恵子は俺とやってるんだぜ。」
 怒りをあらわにしながら、黒坂が叫んだ。
「見ればわかるわよ、黒坂さん。」
 聡子は、少し馬鹿にしたような口調で答え、妖しげな笑みを浮かべた。その様子が、いっそう黒坂の怒りをかきたて
る。
「お前、いつからそんな口がきけるようになったんだ。」
 黒坂が聡子を怒鳴りつける。
「あら、黒坂さんが理恵子のことを呼び出したのは知っていて、キャプテンが私に理恵子を呼んでくるように言ったの
よ。わかります?」
と、聡子の方は、キャプテンの香川の命令であることを強調し、黒坂の怒りをいっこうに意に介する様子はなかった。
「どうしてだよ、昼休みに女子マネとやるのは、予約じゃなくて、早い者勝ちだろ。」
 なおも詰め寄る黒坂を、
「さあね。キャプテンに直接聞いてくださいな。」
と突き放すと、聡子は、廊下にペタンと座り込み、二人のやりとりをボーッと聞いていた理恵子の腕を引っ張った。
「さあ、理恵子行くわよ。」
「おい、ちょっと待てよ、おい…」
 黒坂は、ズボンとパンツをずり下ろしたみっともない格好で、聡子を呼び止めようがした。
 しかし、聡子は理恵子の手をつかみ、フラフラした足取りの彼女をひっぱって、さっさと行ってしまった。
 後に残された黒坂は、憤懣やるかたないと言った調子で、二人が行ってしまった空間にむけて、再び怒鳴りつけた。
「なんだよ、香川のやつ。あいつ、何だって横取りするんだ、いいかげんにしろよな!」
 黒坂は、そもそも、キャプテンは自分がなるはずだったと思っている。川崎のような天才ではないが、それでも黒坂は
ミッドフィルダーとして、自他ともに認める力の持ち主だった。「聖賀高の指令塔」とまで言われたことがある。
 しかし、大会社の社長を父に持つ香川が、父の地位と財力を使って学校にはたらきかけ、キャプテンの座についた。
黒坂からすれば、横取りされたという思いが強い。
 しかも、キャプテンになれなかった後の黒坂は徹底してさえなかった。もともと授業の成績は良いほうではなかった
が、さらに成績は急下降。とりえだったサッカーの方ももう一つさえない。性格まで暗くなってきたと言われる。いずれも
黒坂自身の気の持ちように大きな原因があったのだが、それすらも、香川のせいだと思いこんでいる。
 入学してきた理恵子に目をつけ、女子マネージャーにしようと最初に提案したのも黒坂だった。ところが、一目理恵子
を見て、彼女を気に入った香川は、またしても黒坂から横取りするつもりのようだ。
 黒坂は、たまたま廊下に置いてあった空のバケツを思い切りけとばした。
 


 
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