サッカー部マネージャー物語

11

  夕方の6時過ぎ。騒々しい音を立てて練習を終えた部員たちが部室に帰ってきた。むせかえるような汗の臭いが
「第一部室」に広がった。
 女子マネージャー達は、タオルを持って部員達を迎える。
 理恵子も部員たちにタオルを渡していく、今日は三芳が他の学校との練習試合の日程調整に出かけていて、選手達
の練習中も昨日のような恥ずかしいレッスンを受けることはなかった。
 川崎は、麻美から差し出されたタオルを受け取ると、自分のカバンをつかんで、さっさと帰ろうとした。
「川崎クン、予約がないけど、今夜も誰も抱かないの?」
「うん?まあね、ちょっと忙しいんだ。」
「放っておけよ、麻美。川崎は、外にもいっぱい彼女がいるらしいからな。」
「うっ…」
「図星だろ、誰だ。冬のスキーで知り合ったっていう例の女子大生かよ?」
「ブーッ、ハズレ!」
 川崎と他の二年生がそんな会話をしているのを見ていた香川は、何か思いついたらしく、川崎に声をかけた。
「おい、川崎、お前もちょっと見ていけよ。」
 そう言うと、香川は、タオルを持ってきた理恵子に向かって命令した。
「理恵子、服を脱げ。」
 いきなり言われて、どうしたらいいかわからずに立ちすくんでいる理恵子に、香川は意地悪く言った。
「ハードな練習で疲れてる部員に、裸を見せてやれよ。」
 理恵子は、おずおずと制服を脱ぎだした。
 制服の下は何も身につけていない裸だ。レギュラーの一一人には、昨日すでに全裸姿は見られているものの、服を
脱ぐところを見られるのは、全裸姿を見られる以上に恥ずかしいものだった。しかも、今日はレギュラー以外の部員を
含め、三〇人近くがいる。
「よし、そこにある机に乗れ。」
「さあ、脚を開くんだ。」
 香川の命令に、理恵子は羞恥に頬をバラ色に染めながら、膝を曲げたまま両脚を左右に開いた。
 恥毛に縁取られた秘部が露わになると、数人の部員が机のすぐ前によってきて、そこをのぞき込んだ。机に座った理
恵子の恥部は、椅子に座っている部員のちょうど目の高さにあった。
「自分でアソコを開いて見せろ。」
 香川が厳しい口調で命令する。
 理恵子は半泣きになりながら、あわてて自分の性器をまさぐった。しかし、自分でもどういう構造になっているかよくわ
からない。どこをどう開けばいいのだろうか。
「かき分けるんだ!ぐずぐずするな!」
 香川に怒鳴りつけられて、理恵子は反射的に両手の四本の指を使い、そこを思い切りかきわけた。
 ビラッとそこが開き、ピンク色の唇の裏側と、さらに濃い肉色の奥がクッキリ見える。
「おおっ、いいぞっ」
「奥までバッチリ見えるぜ」
 部員たちが口々に声をあげた。かぶりつきで見ているのは、ほとんどが、その部分に触ることを許されていない補欠
選手たちであった。
 香川が理恵子の手をつかんで、その指先をクリトリスを包むフードに触れさせた。
「あ…」
 身体を電気の様な感覚が走り、思わず声が出てしまった。
「オナニーしてみろ。」
 香川が卑猥な笑みを浮かべて言った。
「オ××コをいじくりながら、胸を揉むんだ。」
 理恵子は血の気が引くのを感じた。自らを慰めるところを見られるのは、男に身体をいじられるよりはるかに恥辱的
だ。
 意を決して、なんとか胸を揉んだり、股間にさわったりしてみたが、少しも気持ち良くなってこない。むしろ、大勢の前
で裸になって体をいじっている自分の姿が、たまらなくいやらしいものに思えて、涙がポロポロこぼれてきた。
「なんだ、なんだ、泣きべそなんかかいて。」
「ほら、ちゃんとやれよ、ちゃんと。」
 部員たちが、理恵子の頭や肩を小突きながら、責め立てた。
 とうとう、理恵子は膝を抱えた姿勢で体を丸め、膝に顔をうずめて、嗚咽を漏らしはじめた。
「もう、今日は許してあげたら」
 そう言ったのは、黒坂に抱きすくめられて、制服の上から形の良い乳房を揉まれていた麻美だった。
「女の子は、いきなり人前でオナニーなんてできないものよ。」
 女子マネージャーの扱いについて、女子の中で部員に意見が言えるのはチーフマネージャーの彼女だけである。
「そのうち、できるようになるわよ。あなたたちの望むように、いつでもどこでも。」
 部員たちは不満そうに彼女を見たが、それ以上、何も言わなかった。
「そうなるのを楽しみに待つことにするか。」
 それまで黙っていた香川が、ニヤッと笑って言った。
「じゃあ、麻美。お前がお手本を見せてやれよ。」
 麻美は、ちょっと怒ったような表情で香川を見たが、すぐに制服を脱いで全裸になった。そして、理恵子に机を降りる
ように合図して、かわりに机に上った。
 選手たちは、麻美が乗っている机の前に集まると、M字型に広げられた下半身の中央をくい入るように凝視した。
 麻美の秘所は男たちに観察されていることを意識して、熟して割れる果実のように赤い肉溝をヒクつかせている。
 麻美は右手の中指を秘裂の合わせ目に当て、媚肉を上下にこすりあげた。
 やがて、トロリとした蜜液がにじんでくると、それを万遍なくまといつかせた指を第二関節のところで折り曲げて肉の門
口に差し入れ、ゆっくりと抽送を始めた。
「あうん………ハーッ………ああ………」
 麻美の小さな口から甘い喘ぎが洩れる。
 男たちは、あるいは好奇のまなざしで、あるいは固唾をのんで、モデルのような美少女がくりひろげる恥態を見守って
いる。
 とりわけ一年生は、初めて見る妖艶な麻美の姿に食い入るように見入っていた。 麻美の左手がたわわに実った乳
房をまさぐり始めた。
 すでに下半身の妖美な感覚に呼応して、乳首が勃起している。
 その乳首を二つの指でつまんで軽くこすりたてる。
 右手の指は膣口を離れて、秘裂の上方に位置する小粒の肉芽の方へ移っていく。 指の刺激を受けて、しだいに充
血し、ふくらみ、薄い包皮からルビー色の肉芽
が顔を出す。
「はっ、はあっ、ううっ………」
 麻美は中指を使ってクリトリスを叩き、あるいは円を描くようにころがし、呼吸を荒げた。
 米のとぎ汁のような薄い汁が、秘裂からとくとくと溢れ出してくる。
「あうん、ああーっ………」
 男たちが見つめる中で麻美は悩ましい息をはずませた。
 普段は美しく、気品すら感じさせる麻美が、一匹の雌となって自慰をし、悶える様子を理恵子は呆然と見つめていた。
 とろけるような快美感に上体を起こしていられなくなったのか、麻美は両脚をM字型に開いたまま、仰向けになった。
 真っ赤に膨張したクリトリスを親指で激しくこすりたてながら、秘口に中指と差し指を差し入れてせわしないピストン運
動をくり返す。
 ずちゅっ。
 ずちゅっ。
 蜜壺から出たり入ったりしている指が、淫靡な音をたて始めた。
 かすかに汗がにじんだ白い下腹がうねって、腰が高く前にせり出されている。
 つま先と両肩でブリッジを作り、腰を妖美に蠢かす。
「今日はずいぶんと激しいな、麻美。」
 黒坂が感心したようにボソリとつぶやいた。
「ひさしぶりに、みんなの前でオナニーするんだからな、フフフッ。」
 香川も目を細めながら感想を洩らした。
 そんな淫らな寸評も麻美の耳には達していないのだろう。ふくらはぎの筋肉を突っ張らせて身悶えるように全身をくね
らせている。
 媚肉をとろけさせる蜜液が秘口から溢れて会陰を伝い、ツーッと糸を引いてテーブルの上に落ちた。
「あううっ………いく、いくっ………」
 尻と背中をペタリとテーブルの上につけ、すらりと伸びた白い両脚を前方に投げだした。
 体奥に埋めた二本の指の動きが止まる。
 つま先が内側に丸められ、腰がヒクつき、下腹がケイレンし、小波が走った。
 どうやら、麻美は自分の指でついにオルガスムスの高みに達したようだった。
 固唾を飲んで見つめていた部員たちの間からため息が漏れる。
 麻美は、しばらく机に仰向けになって、胸を大きく上下させていたが、やがてフラフラと立ち上がった。
 床に落ちていた制服を取ろうとした麻美は、バランスを崩して倒れそうになった。
 それを抱きとめたのは川崎だった。
「麻美、今夜あいてたら、俺んとこに来て、今の続き見せてくれよ。」
 川崎が言った。その表情は、恋人を見るように優しかった。



 
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