サッカー部マネージャー物語

27

 聖賀高校は閑静な高級住宅地に建っており、住宅地の中心には木立に囲まれた少し大きな公園がある。
 公園は聖賀高校からは目と鼻の先にあるため、運動部はよくこの公園でランニングやトレーニングを行っている。
 今日もいくつかのクラブがトレーニングに来ていた。
 そんな中、サッカー部の部員達はジョギングコースのスタート地点に集まっていた。公園には木立の間を縫って一周
一キロ程度のジョギングコースが作られているのだ。
 そこには、二十人あまりの部員にとり囲まれて、泣きそうな顔で理恵子が立っている。
 理恵子は真っ白な体操服にブルマーという姿だった。
 彼女は胸を抱くようにして隠している。もとより登校する時から下着をつけていないため、体操服とブルマーの下には
何も身につけていない。手をどけると、薄い布ごしに乳首がはっきりと透けて見えてしまうのだ。ブルマーは紺色なの
で、下半身が透けて見えるということはなかったが、ノーパンだということは、気にしないでおこうと思っても気になってし
まう。
「さあ、罰として、まず、このジョギングコースを十周してもらおうか。」
 香川が、命令する。
「は…、はい…」
 やっとの思いで返事をし、胸を押さえたまま走り出そうとする理恵子の手首を掴むと、香川は厳しい口調で叱りつけ
た。
「バカ!そんな走り方があるか!両手は軽くにぎって腰のあたりで振るもんだろうが!」
 香川の剣幕に、おずおずと、理恵子が胸から手を離した。
 愛らしい胸のポイントがはっきりとわかる。
 部員達の視線が一斉に理恵子の胸に注がれ、中の一人が卑猥な口調で声をかけた。
「おっ、乳首が立ってるところまで、よく見えるぜ。」
 どっと起こる笑い声。
 思わず胸に手をやった理恵子は、香川から頬に平手打ちをくわされた。
「真面目にやれ!今度、体を隠したら、こんなお仕置きでは許さないぞ!さあ、走れ!」
 香川の罵声を浴び、理恵子は弾かれたように走りだした。
「よし、一年生は伴走しろ。二、三年生は、高橋がさぼらないよう、コース沿いに並んで監視するんだ。」
 香川の命令が飛ぶ。

 ポニーテールにしたサラサラの髪、次第に上気してピンクに染まってくる頬、流れる汗、ブルマーから美しいラインを
描いて伸びる脚、そして、支える物がないため大きく揺れる胸と真っ白い体操服越しに映るピンクの頂、理恵子の走る
姿は美しく可憐で、そしてエロティックだった。
 何も考えずに走ろうと思っていても、「下着をつけずに走っている」「透けて見えている」という思いは頭にこびりついて
離れない。
 そして、意識をすればするほど、固くなる乳首に体操服の布地が擦れ、ランニングの脚の動きにあわせて股間に食い
込んでくるブルマーの生地が敏感な部分を刺激する。
 いつしかブルマーの股の部分は、汗以外のモノで湿り気を帯び、「ハッ、ハッ…」という激しい息づかいは、あえぎ声に
変わりそうになる。

「ファイトォ!ファイトォ!」
 何人もの男の太い声が木立の向こうから響いて来る。野球部がジョギング・コースを使って走り込みの練習をしてい
た。
 ユニフォーム姿の坊主頭の一団が、どんどん理恵子達の方に近づいてくる。理恵子は、ジョギングコースを逆に走ら
されているのだ。
 乳首が映った胸が気になって、野球部とすれ違う間だけでも、見えないようにしようと、胸に手をあてた理恵子は、伴
走していた部員からおもいっきり尻を叩かれた。
「キャッ!」
「隠すなと言われただろう!」
 伴走していた何人かが一斉に理恵子を怒鳴りつけた。
 こうなれば、後は、野球部の一団が気づかずに通り過ぎて行ってくれるよう祈るしかなかい。
(気づかないで!)
 理恵子は心の中で必死に祈った。
 野球部が一メートルほど手前にやって来た時、伴走していた部員の一人が大声で言った。
「おい、高橋。野球部の連中に、乳首が透けた胸をちゃんと見せてやれよ。」
 野球部の選手たちは、理恵子を見て、呆然とその場に立ち止まった。
 逃げるように全力で横を走り抜けて行く理恵子の胸に視線が集まる。
 理恵子の顔面がみるみる真っ赤に染まり、目に涙が浮かんできた。

 同じようにジョギングコースでトレーニングしていたクラブは陸上部、ラグビー部があったが、いずれの時も、伴走して
いるサッカー部員はわざわざ彼らの注意を引くように行動する。
 理恵子は完全にジョギングコースのさらし者になっていた。
 恥ずかしさをこらえて三周目を走り終えた時、スタート地点に立っている香川が、さらに恥ずかしいことを命じた。
「それじゃあ、次は体操服を脱いで走ってもらおうか。」
 香川の合図で、伴走していた一年生が理恵子の体操服をはぎ取ってしまった。 形のいい、豊かな胸の膨らみが露
わになる。
「いやっ!」
 香川は、胸を隠そうとする理恵子の腕を掴んだ。
「隠すな。」
 今度は怒鳴り声ではなく、不気味なくらい静かな声で言う。理恵子は冷水を浴びせられたように、ビクッと震えた。
「もし、手で胸を隠したら、ブルマーも脱いで走ってもらうぞ。」
 そう言われて理恵子は、とうとう乳房を露出したままで、ジョギングコースを走り始めた。

「ちょっと、やーだ、ほんと?」
「そうなのよ。香織ったら、松原君のことをね。」
「えーっ、信じられなぁい!」
 木立の向こうから、三人の少女がおしゃべりをしながら歩いてくる。
 公園のジョギングコースは、そのまま聖賀高校の生徒達の通学路になっている。もちろん、公園を通らなくても登下校
はできるのだが、ここを横切るのが駅への一番の近道になるとあって、ほとんどの生徒はこの道を通っている。
 登下校のピークは過ぎ、特に用事もなく教室に残っていた生徒達がブラブラ歩きながら帰っていく時間帯になってい
る。
 少女たちも、何をするというわけもなく、教室でおしゃべりしていて、この時間になり、ようやく帰るところだった。
「ファイト!ファイト!」
 運動部のランニングのかけ声が近づいてくる。
 三人のうちの一人が、何気なく声がする方を見た。
「ねぇ、ちょっと、あれ…」
 あっけにとられたような顔で指指す方角を見て、他の二人も驚きの表情を浮かべた。
 十人ぐらいの男子に取り囲まれて、小柄な少女が上半身裸でブルマー一枚という姿で走ってくる。
 恥ずかしくないのだろうか、覆う物もなく露わになった胸の膨らみが、走る振動に合わせてプルンプルンと激しく上下
に波打っている。
「あの子、裸よね…」
 一人の少女が、たよりなげにつぶやく。
 ランニングの一団が近づいてくるに従って、少女の顔立ちもはっきりとわかるようになった。
「あれ、理恵子じゃない?!」
 一人が、驚いたように叫ぶ
「えっ、ほんと…」
 上半身裸で走っている少女は、彼女達のクラスメートの高橋理恵子だった。

「おい、あれ、お前の友達じゃないか。」
 ランニングの苦しさと激しい羞恥心でうつ向いたまま走っていた理恵子が、その言葉にちょっと顔を上げた。
 仲の良いクラスメート三人が歩いて来るのに気づいて、理恵子は慌てて顔を伏せた。
(気づかないで!)
 理恵子は必死で祈った。心臓が早鐘のように鼓動するのは、ランニングのせいだけではない。
 三人の女生徒が二又に分かれた道にさしかかる。
(お願い、そこで曲がって!)
 しかし、その祈りは無駄に終わった。
 チラリと見た少女たちは、曲がり角の所に立ち止まって、こちらをゆび指しながら何か言い合っている。
 そこへ、伴走者の一人がとどめの大きな声をあげた。
「ファイトォ!理恵子!ファイトォ!高橋ーっ!」
 理恵子は、心臓がギュッと音を立てて縮んだように感じ、全身から血の毛が引いていくのを感じた。
 理恵子は顔を上げることができないまま、女生徒たちの横を駆け抜けた。
 遠ざかる理恵子の耳に、
「えーっ!授業中にオナニーしてたの?」
「信じられなぁい!」
 そんなしゃべり声と、軽蔑を含んだ少女達の笑い声が聞こえた。
 彼女たちが英語の時間のことを言っているのは間違いない。
「あれは、違うの。私、そんな女の子じゃないの。」
 そう心の中で叫んだ時、理恵子の口からは嗚咽が漏れ始めた。

 すでに理恵子の全身は汗びっしょりになっている。大きく揺れる乳房にも汗のしずくが流れ落ちる。
 ランニングをしている他のクラブとすれ違う度、歓声と卑猥な笑いが理恵子に浴びせかけられる。
 スタート地点に戻って来た時、そこに立っていた香川が、さらに過酷な命令を下した。 
「さあ、後三周だ。今度はそのブルマーも脱いで、素っ裸で走るんだ。」
「ええっ!」
 それを聞いて、理恵子がめまいを起こして倒れそうになる。
 伴走していた部員たちがそれを支えながら、ブルマーをはぎ取ってしまった。
「ああ…」
 力なくあえいで、理恵子が地面の上に座り込んでしまった。
「さあ、早く走れ!」
 しかし、香川に怒鳴りつけられても、さすがに今度は立ち上がれず、理恵子は全裸で地面に座り込んだまま、シクシ
ク泣いている。
「走らないのか?よし、それじゃあ、しかたない。お前たち、高橋を担いで走れ!」
 そう言われた四人の部員が、それぞれ理恵子の両手両足を掴んで持ち上げた。 理恵子は、両手両脚を思いきり開
かされ、地面スレスレの所でうつ伏せの姿勢のまま持ち上げられた。
 足を掴んでいる二人が前になって、走り始める。
 大きく開いた脚の間で、少女の秘部が丸見えになっている。
「イヤーッ!恐いーっ!やめてーっ!」
 理恵子が必死の叫び声をあげた。
 四人は、普通の速度で走っても、理恵子には、目と鼻の先で地面が凄いスピードで動いているように見える。
 いつ、身体が地面に擦れるかわからないという恐怖に必死の叫び声をあげる。「お願い、やめてぇっ!」
 すると、ふいに、動きが止まった。
 頭の上で香川の声が響く。
「いいか。ちゃんと走るならやめてやる。」
「走ります。だから、やめて…」
 許された理恵子は抱き起こされるようにして、立った。
 垂れ下がった乳房の先が地面に擦れたらしく、土がつき、血がにじんでいる。「よし、すっ裸で公園を三周だ!」
 理恵子は生まれたままの姿で、ジョギングコースを走り始めた。
「おい、ちょっとペースを上げるか。」
  部員の一人が言う。
「そうだな。高橋、一人でストリーキングしたくなけりゃ、一生懸命ついてくるんだぜ。」
 そう言うと、部員達はぐんぐんスピードを上げ始めた。
 必死でついて行こうとする理恵子。
 それでも、男子とではスピードの違いに歴然とした差があった。しだいに距離が開いて行き、曲がり角を曲がった時、
理恵子はとうとう一人で走らなければならなくなった。
 卑猥な言葉をなげかけながらでも、選手と一緒に走っている時ほうがはるかにマシであった。
 気がつくと、理恵子がストリーキングをしているコースのあちこちに人だかりができていた。
 下校中の生徒のグループがあちこちで、驚きの顔で、卑猥な笑をうかべて、あるいは軽蔑の眼差しで、全裸で走り続
ける理恵子を見ていた。
 理恵子のクラスメートの少女たちがクスクス笑うのが聞こえる。
 公園で子どもを遊ばせている若い母親が、理恵子のことを気ちがい扱いして、子どもを諭している声が聞こえる。
 小学生の悪ガキが、自転車で理恵子を囲んで走り、何か棒のようなもので、しきりに彼女の身体のあちこちをつつい
た。
 泣きじゃくり、苦しさにあえぎながら、理恵子はただひたすら、必死でゴールをめざす。
 ゴール手前のコース両脇に、野球部、陸上部、ラグビー部、そしてサッカー部の選手が、ずらりと並んで、理恵子が走
ってくるのを待っていた。
「理恵子ちゃんは、ヘアーも可愛いねぇ。」
「オッパイがプリンプリンしてて、そそられるぜ。」
 卑猥な言葉を浴びせられながら、恥辱のアーチをくぐって、ゴールを目指す。 ゴールした瞬間、崩れるようにへたりこ
んだ理恵子は、そのまま気を失って倒れてしまった。
 地面に倒れ込んだ美少女の身体は、ピンクに染まり、すべすべした肌に汗のしずくが流れ落ちている。
「たまらねえ。一発させてくれ!」
 あまりの色っぽさに、他のクラブの部員が叫ぶ。
 それを制して、サッカー部員が答える。
「理恵子とセックスしたければ、サッカー部に入りなよ」



 
 「サッカー部マネージャー物語」目次へ
 
 「Novel」へ
 
 「ぷろとこーる・ラボ」トップぺージへ
動画 アダルト動画 ライブチャット