国防省附属「星園・癒しの館」・外伝
 
嘆きのテニス少女 第1章
 
「女子テニス部員が目指す目標はなんだ?」
「男性を楽しませる事ですっ!」
 精一杯大きな声で美奈が答える。周りで多くの男たちの野卑な笑い声や、美奈をひやかす声が聞える。
「強くなって、試合で勝つ事ではないのか?」
「…イエ、違います…」
「違うのか?もっと具体的に言ってみろ!」
 美奈は大きく深呼吸して、一気に吐き出すように答えた。
「私達の目標はテニスで男性の性欲処理のお手伝いをすることです。毎日男性の性欲が増すように…、見て喜んでく
れるように…、厳しい練習をしています。男性が見て…、ぼ…、勃…起…、してくれるような試合を目指します。」

 ピンポーン…
 チャイムの音で美奈は目が覚めた。今見た悪夢が現実のものだということは、ガラスの壁で仕切られた部屋を見渡
せば、はっきりとわかる。自分の家から持って来られた家具や調度が並んではいるが、ここは、国防省が密かに作った
慰安施設なのだ。
 ピンポーン…
 来訪者を告げるチャイムが鳴っている。時刻は午前5時。昨日知らされた起床時刻より2時間も早い。
 ピンポーン、ピンポーン…
 苛立たしげに立て続けに鳴る音に、重い体を引きずるように起き上がり、ドアを開ける。そこにいたのは、ともにテニ
スに打ち込んでいたライバル、那珂冴子だった。ふと、昨日の冴子が見せた痴態を思い出し、美奈はまともに彼女の
顔を見ることができなかった。
「早く中に入れて。」
 そんな美奈に、イライラしたような口調で冴子が言う。美奈は、急いで彼女を部屋に招き入れた。
「トイレ、借りるわね。」
 そう言うと、冴子は美奈の手を掴み、彼女をトイレに引きずり込んだ。
 トイレの壁はガラス張りになっており、廊下から見えるようになっている。廊下の左右を確認すると、冴子は早口で囁
いた。
「部屋の中は盗聴器と監視カメラだらけよ。こうして公開されている時のトイレだけが、盗聴装置が作動していないの。
見ようと思えばいつでも見られるからね。それに、起床時間直前が、一番ガードが甘い時間帯、覚えておいて…」
「冴子、いったい、どうして…」
「聞きたいことは山ほどあるでしょうけど、今は説明している時間はないは、伝えておきたいことは2つ。ここは尋常なと
ころではないわ。だから絶対に短気は起こさないこと、これが1つ目。そして、2つ目、どう見えようと、私は変わっては
いないわ、それは信じて。じゃあね。」
 早口でそれだけを言うと、冴子はさっさとトイレのドアを開け、急いで部屋を出て行った。
「ちょ、ちょっと…、冴子…」
 慌てて追いかけようとした美奈は、冴子の言葉を思い出した。部屋の中には盗聴器と監視カメラがあるらしい。とすれ
ば、顔色を変えて冴子を追いかける様子を見られるのは、まずいのではないかとの勘が働いた。冴子の様子からする
と、危険を冒して自分を訪問してくれたことは明らかだ。彼女から詳しい話を聞くチャンスはいずれ見つけることにした
方が良さそうだ。
「あっ、そうだ…」
 そう呟くと、美奈はガラスの向こうを見回した。早朝とあって、人影はない。彼女は急いで下着を下ろして、便座に腰
掛けた。なんとなく尿意をもよおしたのだ。
 しかし、座ってみたものの、いつ人が来るかと思うと、不安で排泄することができなかった。少し下腹に力を入れてみ
たが、出そうにない。その時、廊下の端で人影がちらりと見えたような気がして、美奈は慌ててトイレを飛び出した。
 心臓がドキドキし、尿意はどこかにいってしまった。そこで、ベッドに寝そべり、頭の中を整理することにした。
 トップレベルの実力と恵まれたルックスで注目を集めていた高校生テニスプレイヤー有岡美奈は、仕組まれた罠には
まって、この国防省付属慰安施設「星園癒しの館」に連れて来られた。昨日は、練習と称して、思い出しても身震いする
非道な凌辱の限りを尽くされたのだ。あわせて、ショックだったのは、美奈たちより以前に連れて来られたらしい冴子た
ちが自ら淫らな行為をする姿だった。しかし、さっきの冴子の様子を見ると、彼女にはいろいろ考えがあるようだ。すっ
かり打ちひしがれていた美奈だったが、冴子の訪問は、少し気持ちを落ち着かせるものだった。
(とにかく、冴子と話し合ってみなくちゃ…)
 目覚ましが鳴った。起床時刻の7時には、ユニフォームに着替えてロビーに集合するように言われている。ユニフォー
ムは愛用の恵聖学園のものだが、アンスコだけは、渡された薄手の白いものだ。下着はブラもパンティも身に着けるこ
とを禁止されている。しばらく躊躇した後で、美奈は素肌にウエアを着、ノーパンでアンスコをはいた。
 身支度を済ませた時点で、まだ20分の余裕があった。トイレに行ってから集合しよう、人通りがなくなるのを見計らっ
て、さっさと済ませてしまおう。そう思って美奈は、トイレのドアに手をかけた。
「えっ、ウソっ!」
 いくら引いてもトイレのドアが開かないのだ。さっき、誤って鍵をかけてしまったのだろうか。押しても引いてもドアは開
かない。時間はどんどん過ぎて行く。しかも、まずいことに、今や尿意がはっきりし、次第に強まってくるのだ。
 もうすぐ7時だ。
「しかたない。どこかで、行かせてもらおう…」
 独り言でそう言うと、美奈は大急ぎで部屋を飛び出した。

 既にロビーには、美奈以外の全員が集合していた。
「ほう、スーパー・プレイヤーはギリギリにご登場というわけか。1分でも遅れたらきついお仕置きが待っていると言うの
に、いい度胸だな。」
 テニス部の顧問と称するプロレスラーのような体格の強面の男、平沼毅雄が脅すように、凄みのある声で言った。
 平沼の説明では、「癒しの館」には、高校のように普通科と体育科があり、今ここに集められているのは、体育科所属
のテニス部員だと言う。その顔ぶれは、美奈たち恵聖学園テニス部の名と一緒に連れて来られた井上千春の外に、1
5人いた。知らない顔もあったが、冴子や中西朋美などの有力選手や、試合などで顔を会せたことのある者もいる。い
ずれも、タイプは様々だが美少女ばかりであった。
「これで、第1期の体育科テニス部員が全員揃ったわけだが…」
 そう言うと、平沼は訓示めいた話を長々と始めた。美奈はトイレに行くタイミングを失ってしまい、しばらくすると、我慢
できなくなってきた。
 ふと見ると、美奈の前に立っている朋美の足元に水たまりができている。すんなりと伸びた脚も濡れているようだ。
「と…、朋美…」
 思わず小声で名前を呼んだ。朋美が振り返って、哀しげな顔をする。とたんに、平沼の声が飛んだ。
「おい、中西、高校生にもなっておもらしか。お前はどうしようもない娘だな。」
 しかし、美奈の方も朋美を気遣う余裕がなくなっていた。押し迫る尿意の限界を感じたのだ。このままでは、自分も漏
らしてしまいそうだ。
「すみません…。ト、トイレに行かせてください…」
 恥かしそうな声で言った。
「なんだ、有岡、お前も小便がしたいのか。まったく、最近の娘は、幼稚園からやりなおしだな。」
 美奈は耳まで赤くなって唇を噛んだ。屈辱で体が小刻みに震えてくる。
「まあいい、おしっこがしたいなら、そう言ってお願いしてみろ。」
 平沼がニヤリと笑って言った。
「お…、おしっこをしたいので、トイレに行かせてください…」
「漏れそうなのか?」
「も…、漏れそうです…」
 我慢強い美奈だけに、そもそも口にした段階で危険な段階にまできてしまっている。とにかく、ここは、平沼が言うとお
り、恥ずかしいお願いをするしかない。
「ト…トイレ、…トイレに行きたいんです!あぁ…、も…、漏れそうなんです…、おねがいです…」
「よし、それじゃあ、こっちへ来い。他の者も一緒に来い。」
 平沼がドアを開けた。
 そこは、なんと、寮の裏庭だった。しかも、10人以上の男がいて、ニヤニヤ笑いながら美奈たちの方を見ている。
「さあ、ここがお前たちのトイレだ。」
 そう言って平沼が指さしたのは、寮の建物の方から敷地の外に向かって走っている数本のU字溝だ。
 裏庭は道に面しており、表通りほどではないにしろ、常に人通りがある。通行人のほとんどが好奇心に満ちた視線を
投げかけ、中には立ち止まって、庭を覗いている者もいた。
「さあ、その溝にまたがって、小便をするんだ。」
「いや。こんなところでは、いやです。トイレに行かせてください!」
 悲痛な声で美奈が言うと、冴子がスッと進み出て溝を跨ぎ、用をたし始めた。続いて、以前からいる女生徒たちが溝
で放尿する。おしっこを我慢させられていたのは、美奈や朋美だけではなかったらしい。
 しかし、人前でおしっこをするなんて、自分にはとてもできないと美奈は思った。そして、無駄であろうと思いながらも、
平沼に哀願する。
「ああ、お願いです。先生。トイレに行かせてください…」
「お願い!あぁ…、あぁ…、も…もう限界やぁ…」
 隣で、千春が哀願する声が聞こえた。両脚をひっきりなしに摺り合わし、苦しげに眉を曇らせ、引けた腰がもじもじと
動いていた。
「だめだ。ここでするんだ。」
 そう言う平沼は、美少女たちが身をよじって哀願する様子を、むしろ楽しんでいるようだ。とうとう、溝で用をたす中に
恵聖学園の部員たちも加わり、残ったのは、美奈と千春だけになった。
「うっ…、うぅっ…」
 美奈の横で千春がしゃくり上げて泣き始めた。見ると、彼女の足元には水たまりができ、それが、みるみる広がって
いく。
 それを見ていて美奈は、いよいよ自分も限界だと感じた。両脚はきつくよじり合わされ、全身にうっすらと汗をかいて
いる。このままおもらしするよりはましだと考えた美奈は、おしっこを漏らさないようそろそろと溝の所まで進み、アンスコ
を膝まで下げて腰を落とした。
「みなさーん!いよいよ、テニス界のプリンセス、有岡美奈の放尿シーンが見られますよおっ!」
 見物していた男の中から、いきなりそう叫ぶ声が聞こえた。色白で小太りの、いかにも軽薄そうな男は、美奈たちがこ
こに連れて来られるきっかけを作った、あの、ホテルの従業員だ。男はズボンの上から自分の股を弄っている。
 その声に誘われるように、寮の中から新たに10人以上の男が出てきた。通行人も何事かとばかりに集まってくる。中
には美少女の恥態を撮影しようと、ビデオやカメラを構えている者もいる。
「そ…、そんな…」
 ここでも、最大の見せ物は美奈の恥態だったのだ。しかし、限界まできている尿意は、溝にしゃがみ込んだ時、もう後
戻りできない状態になっていた。
「いやあぁぁぁっ…」
 絶叫と共にU字溝に向けて黄金色の液体が迸った。とうとう失禁してしまったのだ。
「おおっ!」
「始まったぞっ!」
 見物人たちの興奮した声があちこちで聞こえ、カメラのフラッシュが光る。
「いやぁ…、見ないで…、見ないでぇ!」
 しかし、一度始まった放尿は、もう美奈の意志だけでは止めようがなかった。美奈は下腹に力を込め、何とか尿を止
めようとしたが、数秒間ぴっぴっと断続的になっただけで、すぐに流れは再開する。
「あぁん…、と、止まらないっ…、見ないで…、恥ずかしいっ…」
 我慢するだけ我慢していた尿は、相当溜まっていたらしく、いつ果てるともなく続いていた。実際にはそれほど長い時
間ではなかったのかもしれないが、美奈には永遠に続くように思われ、羞恥と屈辱でいたたまれない思いで放尿するの
だった。
「あ…、あ…、あっ…、あ…」
 奔流はせせらぎとなり、やがてぴゅっぴゅっと断続的に噴出し、放尿は終わった。
「はあぁぁ…」
 大きな溜息をついた後、美奈は身体をぶるぶるっと震わせた。やっと膀胱が解放されたのだ。羞恥に身を苛まれな
がらも、解放感は否定しようがなかった。
「なんだ、有岡。小便するところを大勢の人に見られて、やけに気持ちよさそうじゃないか。」
 絶好の好機を逃さず、平沼が言葉でいたぶった。見物人が一斉に笑い声をあげて、美奈の屈辱を煽る。
「小便まみれのアソコをきれいにしてあげるからぁ、こっちに尻を向けなよぉ。」
 そう言って近づいて来たのは、例のホテル従業員だ。手にはトイレットペーパーが握られていた。険しい顔で男を睨ん
だ美奈だったが、お尻を出してしゃがんだ格好では、まったく迫力はない。男はヘラヘラ笑いながら言った。
「どうしたぁ?小便まみれのままアンスコはいて、朝練に出るのかぁ。」
 そう言われて、美奈は惨めな思いで、下半身を男の方に向ける。
「さあ、拭いてやるから、お尻をあげなよ。」
 男はわざと薄く広げたトイレットペーパーを掌に乗せ、美奈の陰部にあてた。紙の感触はほとんどせず、男の指が女
陰を撫で回すのを感じた。拭いているというよりは、愛撫し、小水を股間になすりつけているという方が正しかった。
「俺ぁ、末松祥太朗ってんだ。俺ぁ、美奈のこと愛してるから、何でも知ってるんだぜぇ。最初に高校選手権で優勝した
時はいてたのは、ピンクのアンスコだろう。それから試合ごとに白、ピンク、白とはいて、水色だ…」
 自分自身でも覚えていないアンスコの色を、得々と諳じてみせる祥太朗の様子に、美奈は薄気味悪いものを感じて身
震いした。
「ほら、見てみろよ。」
 突然そう言うと、祥太朗は、美奈に手をみせた。一、二枚の薄さのティッシュがグッショリ濡れて、男の指に張りついて
いる。美奈は思わず顔をそむけた。
「美奈の匂いがするぞ。」
 祥太朗は自分の鼻先に手をもっていき、クンクンと臭いを嗅ぐと、うれしそうに言った。
「あっ!」
 美奈が狼狽した声をあげた。祥太朗が、舌を出してティッシュをペロペロ嘗めているのだ。
「へへっ、美奈の味がするぞ…」
「や、やめてっ!」
 祥太朗の変態行為に、自分自身が汚されたような気がして、美奈は身の毛がよだつのを感じた。
「俺ぁ、今日からこの癒しの館で働くことになったんだ。これから、毎日、こうして美奈の尻を拭いてやるよぉ。」
「えっ、毎日?」
「ああ。知らないのか。テニス部員は毎朝ここで、公開で用をたすんだ。今日は残念ながらおしっこだけだけど、明日か
らは大きい方もするんだよ。」
「ええっ!」
 愕然とする美奈に向かって、祥太朗は楽しげな笑い声をたてて言った。
「スポーツ選手は体調を万全にしておかなければならないからな。もし出なかったら、俺が浣腸してやるよ。」

 


 
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