国防省附属「星園・癒しの館」・外伝
 
嘆きのテニス少女 第11章
 
 松川邦夫が恵聖学園テニス部のコーチに就任したのは、1年半程前のことである。
 元プロテニスプレイヤーで、顔立ちの整った二枚目であり、アニキ肌の熱血コーチということで、当初、テニス部の女
子の中でも好意を持つ者が少なくなく、キャーキャー騒ぐ部員もいた。
 しかし、しばらくすると、「あのコーチはおかしい」という声が広がり始めた。着替え中であっても更衣室に平気で入って
くる。指導だといっては、むやみに部員の胸やお尻、太腿を撫で回す。中には股間を触られたという者までいた。
 時期を同じくして、下着やテニスウエアが盗まれたり、インターネット上に着替えやシャワー室の盗撮画像が流されて
いるという噂も伝わってきて、松川への疑惑が広がっていった。
「美奈、相談があるの…」
 そんなある日、思い詰めた表情で、清水香奈枝が相談に来た。松川に着替えやシャワーを浴びている姿を盗撮さ
れ、写真と引き替えに体を求められていると言うのだ。
 美奈が知り合いのスポーツ記者に頼んで調べてみると、松川は、強姦事件を起こしてプロテニス界を追放になったこ
とがわかった。しかも、コーチに転じてからも、あちこちでセクハラ事件を起こしてきた常習犯だった。アイドルタレントな
みの容姿を持ちながら、どちらかと言えば大人しい性格の香奈枝は、松川の格好の獲物だったのだ。
 美奈と香奈枝は相談をして、練習が終わった後、松川を更衣室に呼び出した。
「なんだ、清水じゃないのか。」
 香奈枝に呼ばれたと思った松川は、そこに美奈がいるのを見て驚いた。
「香奈枝の写真を渡してください。」
 美奈は単刀直入に言い、怒りに燃えた目で、松川を正面から睨みつける。
「写真?ああ、写真ね…」
 そう言いながら松川は辺りを見回した。部員たちはすでに帰っており、警備員が巡視で回ってくるまで相当の時間が
ある。周囲に人気がないのを見ると、松川はいきなり美奈を抱きすくめた。
「いやっ!やめてっ!」
 松川の腕の中で、美奈は必死で身を捩ってもがく。しかし、男の力は予想以上に強く、逃れることができない。松川は
せせら笑い、激しく抱擁した。少女の髪から甘い香りが漂い、男の欲望を煽っていく。
「香奈枝だけじゃなく、お前の写真もあるんだぜ。」
 耳元で、脅しつけるような声が聞こえる。美奈は顔から血の気が引いていくのを感じた。そうではないかと思っていた
ものの、まともに言われると、やはりショックだった。
「ネットに着替えやシャワーの画像を流したのは、あなたなの?」
 美奈が喘ぎながら言う。松川の片手は胸を揉み、もう一方の手で太腿を撫でさすっている。
「そうとも、アダルトショップにも売ったよ。ウエアや下着と一緒にね。恵聖学園テニス部のものは、マニア垂涎のアイテ
ムだからな。特にお前のは超高値で売れたぜ。さすがだな。」
 美奈の問いに、悪びれる様子もなく答える松川。美奈は湧き上がってくる怒りで体が震えた。
「さあ、お喋りはこれで終わりだ…。暴れて乱暴にされるのと、大人しくして優しくされるのと、どっちを選ぶんだ?」
「人を呼ぶわ!」
「誰も来ないさ。」
「そうかしら…」
 そう言うと、美奈は深呼吸して、大声で悲鳴をあげた
「キャーッ!」
 その途端、更衣室のドアが開いた。そこには、香奈枝とともに、校長やテニス部の顧問をはじめ、学園の教師たちが
顔を揃えていた。
 美奈は告訴することも考えたが、大きな試合を前にスキャンダルになることを懸念した学校側に説得されて、松川を
自己都合退職とすることで穏便に決着させることになった。スキャンダルになった場合、生徒たちに責任がなくても、試
合出場が危ぶまれるとの説明を受けた美奈は、不承不承それで承知したのだった。
 しかし、松川はけっして納得しておらず、その時の恨みを忘れることがなかった。

「アンスコを膝まで下ろして…、腕立て伏せ!」
 松川の号令がコートに響く。一列に並んだテニス部員たちは、一斉にアンスコを膝まで下ろし、腕立て伏せを始めた。
「いーち、にー、さーん…」
 松川がゆっくりと数を数える。下着の着用を禁止されているため、スコートが捲れて剥き出しになった丸いお尻が、一
列に並んで上下する。
「よーし、そのままの姿勢で、『く』の字に尻を突き出せ!」
 例によって多くのギャラリーが見つめる中、少女たちは腕立てでお尻を丸見えにした状態で、じっと耐えていた。松川
が列の後ろを通って見回り、お尻が下がってくると、ラケットで容赦なく叩いていく。
「有岡、もっと尻を上げろ!」
 そう言うと、松川は美奈の尻を力一杯叩いた。
「うっ!」
 痛みというよりは、むしろ屈辱のために、美奈が呻き声をあげた。
「返事は?」
「…はい!」
 返事をした後、唇を噛んで、美奈は尻を突き出した。
「もっと脚を開け!」
「はい!」
 美奈がじりじりと脚を開く。軽蔑する男の前で、性器とお尻の穴が無惨にさらけ出された。まるで、自分から悪戯を催
促しているような屈辱的な姿勢だ。膝に引っ掛かったままのアンダースコートが、いっそう猥褻な印象を強めている。
「ふふふ…、いい格好だな。尻の穴までよく見えるぞ。」
 松川は追い打ちをかけるように、羞恥心を煽るような言葉を掛けてくる。
「ひっ!」
 美奈はお尻を突き出したまま、ビクッと痙攣したように背中を反らせた。松川が指先を菊の蕾に触れてきたのだ。
「どうしたんだ?」
 松川は、アヌスの周りをなぞりながら問いかける。
「やめて…、ください…、そんなとこ…、触らないで…」
 美奈は、普段の勝気さからは信じられないようなか細い泣き声をもらして、腰を悶えさせた。松川の顔に満面の笑み
が浮かぶ。
「そんなとこって、どこだで?」
 そう言いながら、松川は肛門に指先を入れる。
「あっ…、お尻っ…、お尻ですっ!…あぁんっ!」
「お尻がどうしたんだ?気持ちいいのか?」
「そ…、そんなことありませんっ…」
「本当かな?」
 松川がグリグリと捩るように指の第二関節までアヌスの中に挿入し、内部で軽く指を折り曲げた。
「ああぁっ!…だっ、…駄目ぇっ!」
「気持ちいいって認めれば、許してやろう。」
 松川が笑いを含んだ声で言いながら、菊座に埋め込んだ指をズブズブとかき回す。美奈は激しく頭を振った。お尻が
感じるなんて、あまりに恥ずかしくて、とうてい認めることはできなかった。
「はぁ…、あっ…、そ…、そこっ…、あぁ…、も、もう…、や…め…て…」
 松川はゆっくり指を出し入れしながら、美奈を追いつめていく。美奈は、その度に腰を突き上げた。
「気持ちいいんだろ?!」
「あぁ…、き…気持ちいいです…、あっ…はぁぁん…」
 とうとう美奈が屈服した。満足げな表情を浮かべた松川は、さらにしばらくアヌスを嬲ってから、やっと指を抜いた。
「はぁ…、はぁ…、はぁっ…」
 美奈は肩で息をしている。
「おい、有岡っ!」
 腕立ての姿勢のままの美奈の前にしゃがみ、その顎を手で掴んで、松川は美奈を睨みつけた。
「選手とコーチの信頼関係は何をおいても重要だ。胸を揉んだり、尻を撫でるのはスキンシップの一つで、当然の事だ
な?」
「はい…」
 美奈は力無く答えた。今ここで、それ以外の答えが許されるはずがなかった。
「選手とコーチの間に隠し事があってはいけない、コーチは選手のすべてを知る必要がある。選手の体の隅々まで知っ
ているのが、優れた指導者の条件だ。そして、記録を取ることも必要になる。違うか有岡?」
「そ…、そのとおりです…」
「それじゃ、お前が以前,俺にした非礼について謝罪してもらおう。」
「…申し訳ありませんでした。私が悪かったです…」
「よーし、今後は俺がじっくりとコーチしてやるからな。楽しみにしているんだな。」
 悔しげな表情を隠すことができないまま、謝罪の言葉を口にする美奈を見て、松川は勝ち誇ったように言った。
「次は、腹筋!」
 松川が大声で指示する。
 少女たちは、ウエア胸を捲り上げて乳房を露わにし、仰向けになって足をあげた。膝を曲げ、ギャラリーの方に向け
てM字に脚を開く。胸を捲ったのは、乳首が足に着くまで曲げるルールになっているためだ。アンスコは膝まで下ろした
ままなので、開かれた股間の間から少女たちの秘所が覗いている。
 松川の前で赤ちゃんがオムツを変える時のような格好で仰向けになり、陰部を晒しているのは、清水香奈枝だった。
「久しぶりだな、香奈枝。」
 そう言うと、松川は香奈枝の下腹部に手をやり、生い茂った繊毛をつまむ。その柔らかな感触を楽しみ、デルタ全体
をいやらしく撫でまわしはじめた。香奈枝は、赤く頬を染め、顔を弱々しく横に振ることしか出来ない。
「いい手触りだな、この生えっぷり、隠し撮りで見たとおりだ。」
「や…、やめてください…、お願い…」
 哀願する香奈枝の声を聞きながら、松川は太腿に手を掛け、ふっくらした大陰唇を指で開いた。隠されていた肉襞が
露わになる。小さめの花弁はまだ発達しきっておらず、つやつやしたピンク色をしていた。
「おまえにはずいぶん稼がせてもらったよ。誰もいないからって、更衣室であれだけ無防備に着替えるのはおまえくらい
だぜ。今度、アダルトショップに売った隠し撮り全集を見せてやるよ。」
 言いながら、松川は秘唇を掻き分け、中の媚肉を指で掻き回す。すぐに愛液が沁み出してきて、指の動きに合わせ
てヌチャリヌチャリと音を立てた。香奈枝の身体が小刻みに震えている。
「それを見ながら、二人で濃厚なセックスを楽しもうじゃないか。今度は邪魔が入らないだろうからな。」
 そう言うと、松川は秘孔に人さし指を突き立て、膣の中を掻き回すようにグリグリと動かした。ヌルヌルした蜜が内側
からはじけ出て、たちまちずぶ濡れの状態になる。
「あ…、あう…、もう、やめてっ…」
 ごつごつした指が体内に出入りする感触に、香奈枝は下肢をブルブル震わせ、うわごとのように喘いだ。松川は親指
でクリトリスを擦りながら、蜜壷の中でその真裏に当たる部分を人差し指で捉えてサンドイッチにして責め始めた。
「あっ、ああっ!」
 ビクンッと香奈枝が激しく反応した。急所を責められたらしい。たまらず悲鳴をあげて太腿を閉じ、松川の手を押さえ
込もうとした。
「だめ…、ホントにダメなの…」
 泣き出しそうな顔で松川を見てイヤイヤをし、訴えかける香奈枝を叱り付けると、松川は敏感な部分を容赦なく激しく
責め立てる。
「あっ…、あっ…、あ…、ああぁ…」
 香奈枝はガクンガクンと腰をはずませながら、ギャラリーたちが見守る中、絶頂を迎えてしまった。

 柔軟体操に続いて、本格的な練習が始まった。 
 訪問客を「コーチ」にしたり、テニスについては門外漢の平沼が指導していた、名ばかりの「練習」と違って、さすがに
松川の練習は理にかなったものだった。慰問試合を前にして、館としては、選手たちの力量を維持させる方針を明確
にしたのである。
 コートで冴子と打ち合いながら、一瞬、美奈は館にいることさえ忘れていた。思う存分振ったラケットから会心のスマッ
シュが決まる。思わずガッツポーズをした美奈に、松川の声が飛んだ。
「よし、1ポイント取ったら、ウエアを捲ってオッパイを見せながらコートを一周しろ。」
「えっ?」
「忘れるな。ここでお前たちが身につけるのは、男を楽しませるテニスだ。それぐらいのパフォーマンスは初歩の初歩
だ。」
 久しぶりにテニスらしいテニスができて高揚していた気分に水を浴びせられ、美奈の表情が曇る。
「さあ、早くしろ。」
 美奈が唇を噛みながら、ウエアの裾を捲った。張りのある形の良い乳房が露わになった。たわわに波打つ胸の膨ら
みにギャラリーの視線を浴びながら、駆け足でコートを一周する。
 スタンドのギャラリーが、一斉にカメラ付き携帯やデジカメを取り出して美奈に向ける。美奈はスタンドの方を向いて、
胸を露わにしたまま立った。訪問客がカメラを構えた時は、どんな恥ずかしい格好であろうとそのままでいなくてはなら
ない。
「いいか、他の者も聞いておけ。オッパイだけじゃないぞ。尻を出して踊ったり、アンスコを脱いで振り回したり、ラケット
をオ××コに突っ込んだり、喜びを表現するパフォーマンスをそれぞれが研究するんだ。できるだけいやらしく、恥ずか
しいパフォーマンスを見せることができるようにするんだぞ。」
 そう言いながら、松川は球拾いをしている1年生たちの所に行った。
「スコートは目一杯短くしておけ。だが、前から見てアンスコが見えるのはバツだ。ギリギリ見えないくらいの短さにして
おいて、身体を動かした時にチラチラ見えるようにする。ただし、レシーブするために構えた時には、ちゃんとお尻が出
るようにしておくんだぞ。」
 そう指導しながら部員の太腿や尻を撫でていた松川の目が、一人の1年生に止まった。長畑明穂である。
「お前、確か恵聖学園で、テニス部のユニホームを来年からショートパンツにとか提案してたな、覚えてるよ。今でもそう
思ってるのか?」
 松川は置いてあった秋穂のラケットを手に取り、グリップでスコートを捲り上げた。真っ白い太腿の付け根にレースの
ついた白いアンスコがキュッと食い込み、恥丘の膨らみが浮かんでいる。薄いナイロン越しに陰毛の翳りが薄っすらと
映り、生地が陰裂の割れ目に食い込んで、くっきりと形が浮き出ていた。
「黙っていては、わからないだろう。」
 秋穂が俯いたままで、返事ができずにいると、松川はグリップを股間にグリグリ押し付けてくる。
「ス…、スコートのほうがいいです…」
 秋穂が涙目で答えた。こういう場合、どう答えるべきか、何度も教え込まれているのだ。
「理由は?」
「皆さん見て欲しいからです。股間やお尻をいっぱい見て喜んで欲しいからです。喜んでオチ×チ×が大きくなってくれ
ると、私も嬉しいです。だから女子テニスはスコートであるべきで、ショートパンツはふさわしくありません、ショートパンツ
は廃止すべきです。」
 屈辱に耐えて、教えこまれたセリフを言った明穂だったが、松川はそれでも容赦なく追及する。
「なんだ、すぐに意見を変えるなんて主体性がない。しかも股間やお尻を見て欲しいなんて、いやらしい奴だな。これは
お仕置が必要だ。」
「あっ、いやっ!」
 松川は秋穂のアンスコをずらし、グリップを陰部にあてがった。男根そっくりのグリップのカリの部分が、秋穂の割れ
目を押し広げる。
「い、いやっ、いやです。い、入れないで…」
 秋穂は哀願しながら身体をくねらせる。その様子を嘲笑うかのように微笑みながら、松川はラケットを持つ手に力を
入れ、膣の奥深くまで一気にグリップを押し込んだ。

 スタンドの近くで筋トレや素振りをしている千春の前を、朋美がダッシュで駆け抜けていく。スコートが翻ってアンダー
スコートが丸見えになり、ウエアの中では乳房が激しく揺れていた。
 今日から全員に新しいウエアが全員に配られている。見た目はどちらかと言えば、昔ながらのシンプルなデザインだ
った。制服同様、洗練されてセンスが良く、可愛いいのだが、素材がピッタリとフィットして体のラインを浮き出させ、特
に胸を強調するデザインになっているのが悩ましかった。千春が思わず自分の胸元を見ると、乳房の形も乳首もはっ
きりとわかり、白いウエアの生地に乳暈のピンク色までもが、うっすらと映っていた。
(いやあっ…、どうしよう、見えてしもてるやん…)
 意識した途端、千春は、ギャラリーの百を超える熱い視線が自分の胸に突き刺さるのを感じた。
(お願いやから、そんな、見んといて…)
 そう叫びたくなるのを押さえ、千春は逆に突き出すように胸を張り、男たちの視線を受け止めた。胸を突き出して男た
ちの目を楽しませるよう指導されているのだ。
「千春ちゃーん、オッパイ揺すってぇ!」
 ギャラリーから声が飛んだ。ふと見ると、松川がじっとこちらを見ている。千春がそれに従うかどうか様子を窺っている
のだ。羞恥と屈辱に唇を噛みながらも、千春は従順に乳房を揺すってみせる。スタンドから歓声があがり、カメラのフラ
ッシュが次々に光る。
「向こうむいて、お尻を振って!」
 続いて声が飛ぶ。千春は歯を食いしばり、その声に従った。
「千春、乳首、立ってるんじゃないか!」
 ギャラリーの声に千春は思わず動きを止め、胸を両手で覆った。
「隠すな!」
 松川に怒鳴られ、千春は再びおずおずと胸を晒した。その頂点に浮き出た乳首は、ギャラリーが指摘するとおり、ピ
ンと勃起して布地を押し上げていた。千春の顔がみるみる真っ赤になる。
「いいぞ、井上。見られて興奮し、乳首を立てるというのは、男を楽しませるテニスの基本だからな。」
 松川がそう言いながら近づいて来て、ウエア越しに乳房を撫で回した。
「あ、ああっ…、いやっ!」
 松川の手が、しつこく乳房を握り締めてくる。ウエアの中でユサユサと揉みしだかれ、乳首を指で弄ばれて、千春が身
悶えする。
「いいか!全員、慰問試合までに、見ている男を楽しませるテニスを身につけるんだ。」
 松川が部員全員に向かって言った。
「嫌でもそうしないと、一度に数千人以上を相手にセックスすることになるぞ。そんなことになったら、アソコをガバガバ
にされて、死んでしまうぞ!」
 そう言うと、松川は部員たちを見渡し、楽しそうに高笑いした。



 
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