国防省附属「星園・癒しの館」・外伝
 
嘆きのテニス少女 第13章
 
  体育館に星園癒しの館の慰安嬢全員が集合した。1年半前に星園高校を生徒ごと接収した当初は、六十人ほどで
スタートしたのが、今はその10倍を超える人数となっている。
 間もなく、テニス部慰問試合壮行会が行われる。今回の慰問試合は、癒しの館の態勢が整備された記念事業と位置
付けられている。言わば、館をあげて成功させるべきイベントであり、今日の壮行会は、その記念式典となっているの
だ。
 壮行会が始まるまでの時間を利用して、特別顧問の富士善三が、来賓としてやってきたVIPたちを引き連れて、体育
科各部の激励に回っていた。普通科の「生徒」たちが制服を着て整列している横で、体育科の生徒たちは、各クラブご
とにユニフォーム等を着た姿で並んでいる。
「うむ、アソコの食い込みは中々だがヒップラインが今一つだな。ブルマはヒップラインが命だ、この尻一つで男の欲情
を煽り、突っ込んでみたいかどうかが決まるのだ。」
 バレー部の列にやってきた富士は、そう言いながら、ブルマ姿の部員の尻を撫で回した。
「きゃっ!」
 いきなり触られて思わず悲鳴をあげる部員に、コーチが怒鳴りつける。
「こらっ!指導していただいて、その態度はなんだっ!」
「はいっ…」
「特別顧問にお礼は?」
「ご…、ご指導ありがとうございます。」
 少女は泣き出しそうな顔で頭を下げる。
「ここをこう食い込ませてだな…」
 富士はニヤニヤ笑いながら少女の尻の割れ目にそって指でなぞり、指導に余念がなかった。
「おつ、あれは確か?」
「いつぞやの反愛国的集会で演説していた娘だな。」
 来賓の男たちが指さす先には、体操部がいた。中でもひときわ注目を集める瀬尾若葉は、かつて反戦集会でアピー
ル演説をしたことがある。平和を訴える凛々しい美少女の姿は世間の脚光を浴びたのだが、時代が暗転すると、それ
が仇となって、ここに連れて来られるはめになった。
「色っぽい格好をしてるじゃないか。あの格好で集会に参加して、ひとつ演説でもしてもらおうか。」
 右翼政治家として有名なVIPの一人がそう言って、下卑た笑い声をあげた。
 体操部員が着ている白いレオタードは生地が薄く、しかも、下に何も身につけていない。乳首も乳輪も透けて見え、下
腹部の淡い翳りはおろか、股間の盛り上がりに刻まれた縦裂も透けている。
「よかったら、体操部員と一緒に、記念撮影などいかがですか?」
 そう声をかけてきたのは、体操部のコーチだ。VIPたちの支援が得られれば、体育科の中で部のポジションが上が
り、コーチには成功報酬が与えられる契約になっている。
「記念撮影なら、私たちと撮りませんか?」
 部員に直接勧誘させているのは水泳部だ。薄手のスクール水着に鼻の下を伸ばしている男の横で、その連れらしい
男が卑猥な笑いを浮かべて言った。
「紺色のスク水じゃあ、体操部に負けてるぞ。見ろ、君たちのは映っている程度だが、あっちはバッチリ透けて見えてる
じゃないか。」
「撮影は、このカメラで撮るんです。」
 そう言って水泳部員はカメラと手にした写真を見せた。
「おっ!」
「これは!」
 男たちが好色そうな笑いを浮かべた。それは、目の前の少女の写真だったが、水着が完全に透け、全裸でいるのと
変わらない。いや、水着が透けて映っている分だけ、単なるヌードよりそそられる。
「赤外線カメラです。私たちの水着、赤外線カメラを使えば完全に透けちゃうんです。」
 そう言って頬を染める少女と写真を、男たちはなめるように見比べた。
 一方、スター選手がいる部は、それだけで注目を集める。
「あれは、村川佳織じゃないか!」
 誰かがそう言うと、たちまちフィギアスケート部の周りに人垣ができた。さすがにリンクではないので、シューズははい
ていないが、身につけているのは、華やかなスケート衣装だ。
 かつて世界を舞台に活躍した時と同じピンクの可愛らしい衣装なのだが、胸の部分が網タイツのようなメッシュになっ
て乳房が完全に見えてしまっている。
「村川、ビールマン姿勢をとってみろ!」
 コーチが命じると、佳織はキュッと眉をひそめ、脚をゆっくりと上げていった。
「おおっ、凄い!」
 男たちが思わず声をあげた。股間のレースになっている部分がパックリと割れて、薄い茂みに覆われた女陰が剥き
出しになったのだ。

「ただいまから、テニス部慰問試合壮行会を開催します。」
 体育館に、歯切れの良い済んだ声が響いた。放送部の部長、小森美緒の声だ。最近では、国防省提供のテレビの
国威発揚番組で司会をするなど、活動の幅を広げている。
「オープニングに、チアリーディング部の演技をご覧いただきます。」
 正面の舞台にチアリーダーが登場し、軽快なダンスナンバーに合わせて踊り始めた。中心で踊っているのはキャプテ
ンの芦辺琴美。小柄だがパンチのあるダンスで定評がある。もともと普通科にいたのだが、キャプテンになって体育科
に移り、その演技にますます磨きがかかってきた。
 踊りながら琴美は、上半身裸になった。お椀型に盛りあがった豊かな乳房が、リズムに合わせて揺れる。式典に招か
れた男たちは大喜びで拍手と歓声を送った。ロリ顔に「巨乳」が彼女のチャームポイントなのだ。
 華やかなチアリーディングが終わると、会場は一転して厳かな雰囲気に包まれた。
「国家斉唱!皆様、ご起立の上、正面の国旗に敬礼願います。」
 舞台の下に整列している吹奏楽部が、国歌の演奏を始めた。指揮をしているのは、誰もが視線を奪われるほどの美
少女だ。
「おや?茉莉ちゃん、今日はクラリネットじゃないのか?」
 来賓席に並ぶ面々から不満げな呟きが漏れた。館の一期生で「ミス星園」の呼び声も高い安藤茉莉は、政治家や官
僚、財界人の接待で使われることが多い。マウスピースを男根の形に改造した愛用のクラリネットを吹く彼女の姿は、
「見ているだけでヌケる」と言われている。
 国家斉唱が終わると、慰安嬢以外の参加者は着席した。
「それでは、諸藤館長からご挨拶をいただきます。」
 諸藤が舞台の上の演台に立った。
「…テニス部が今回、こうして慰問試合に出発することが出来るのも、ひとえにコーチの松川君をはじめ、特別顧問の
富士局長らの一方ならぬご尽力があればこそである。テニス部員はそのことに感謝し、試合では日ごろの練習の成果
を遺憾なく発揮して、癒しの館の慰安嬢として恥ずかしくないプレーをしてもらいたい。」
 諸藤の目が熱を帯び、大きく見開かれた。その姿は怪しいオーラを発している。 
「訪問先の各基地では、大勢の隊員が諸君の到着を、今か今かと待ちわびている。諸君らは、その瑞々しい胸、艶か
しく張りのある太股を思う存分披露し、隊員たちの目の保養に務めてほしい。また、その身体を思う存分使って、彼ら
の欲情を受け止め、満足させるのだ。それが癒しの館テニス部員としての正しい務めである。」
 テニス部員たちを見てそう言った後、諸藤は体育科の生徒全体を見渡した。 
「他のクラブも、テニス部を見習い、日々精進することを期待する。」
「ご挨拶ありがとうございました…、それでは、テニス部員のみなさん、前に出てきてください。」
 拍手の中、職員席に戻った諸藤に替って、部員たちが舞台に上がり、参加者の方を向いて一列に並んだ。
「まず、来賓のみなさんに喝を入れていただきます。喝を入れるというと、防衛隊では平手打ちが一般的ですが、ここで
は、私たち慰安嬢にふさわしい方法で喝を入れていただきます。テニス部員のみなさんは、ウエアの胸を捲って、オッ
パイを出してください。」
 美緒が「オッパイ」と言うのを、少しはにかんだように言う。来賓が前に出てきて列を作る。横木市長の稲見が美奈の
前に立った。
「お願いします!」
 美奈が胸を突き出す。胸を揉んで喝を入れるというのだ。
「なかなか形のいい、張りのある良いオッパイだな。慰問試合では男達を存分に楽しませるんだぞ。」
 そう言うと、稲見は乳房をすくい上げるように鷲掴みにした。美奈の胸がムニュムニュと揉まれ、男の手で微妙に形を
変える。
「はい、ありがとうございます!」
 稲見は、指先でコリコリと両の乳首を弄りはじめた。
「うっ!」
 思わずのけぞる美奈だったが、歯を食いしばって稲見の玩弄に耐え続けた。
「もう乳首が立ってるのか?いやらしいオッパイだな。彼氏には揉んでもらったことあるのか?」
 乳首を掴む指に力がさらにこもり、美奈は顔を歪めた。乳首は女の急所である。乱暴に捻られると、涙が出るほど痛
い。
「…ないです。これからもありません。このオッパイはもうお国のものですから。」
 事前に教えられていたとおりに答えると、稲見は満足げに頷いた。

 来賓が舞台から降りると、美緒が次の進行を告げた。
「生徒会から激励の言葉と、餞別の贈呈です。」
 生徒会長の森脇亜弓が演台に立った。
「テニス部のみなさん、慰問試合に出発されるみなさんのことを、私たちは誇りに思います。」
 体育館に凛とした声が響く。しかし、その表情は哀しげだった。
「…今はお国が大変な時、私たちにしか出来ない方法で、お国のために尽くさなければなりません。みなさんがその先
頭に立って、私たちのこの想いを伝えてきてください。」
 亜弓の言葉が本意でないことは、美奈もわかっていた。慰安嬢みんなに慕われているこの聡明な少女が人一倍、自
由や平和を大切に思い、「お国のため」という言葉の胡散臭さを感じていることは、わずかな期間の交流の中でも感じ
とれた。
「生徒会から餞別として、どこでも、誰とでもセックスできるよう、コンドームを贈呈します。」
 部員たちが一人一人亜弓の前に進み出る。そして、避妊具を受け取ると、参加者の方を向いて深々と頭をさげ、決
意表明をしていった。
「癒しの館に来て半年、私の口とオ××コを楽しんで下さった方はもう千人を超えます。初めの頃は、オチ×チ×を見
せられてもどうしていいかわらず、泣いてしまった事もありました。でも、今ではすすんでセックスの後始末にオチ×チ
×をおしゃぶりし、男の人のお尻の穴まで舐められるようになりました。」
 演台の前に立って、淫語だらけの決意表明をしているのは朋美だ。もちろん、事前に渡された原稿を暗誦させられて
いるのである。
「この度は、お国のために、各地を回って試合をする機会を与えていただきました。もう半年会っていませんが、きっと
父も母も喜んでくれているはずです。ぜひ、がんばってきたいと思います。」
 朋美の次は千春だ。
「先日まで処女やった私が、こうして慰安試合に出られるようになったのも、松川コーチや先生方のご指導のおかげで
す。特に、毎日遅くまで腰の使い方、舌使いの特訓をして、私のことを一人前の慰安嬢に育てていただいた富士局長
には感謝の言葉もありません。」
 やわらかな関西弁のイントネーションで恥ずかしげに言う千春の様子に、来賓席の富士がニヤニヤ笑いながら頷く。
「胸もお尻も、それに、お…、オメコも…いっぱい見て、触ってもうて、隊員のみなさんに、良い思い出をあげられるよう
がんばります。」
 最後に、キャプテンの美奈が決意表明に立った。
「他の部に先駆けて慰問試合に出発する名誉をいただき、テニス部のキャプテンとして、言葉に出来ないほど感謝して
います。」
(どうして私、こんなところにいるの?)
 ふいにそんな思いが美奈の胸にこみ上げてきた。インターハイ、全日本…、かつて恵聖学園の体育館で、全校生徒
の前で誇らしげに決意を語ったことが、いやがおうでも思い出される。クラスメートの憧れと羨望の眼差し、先生たちの
惜しみない賞賛、そんな想いを受け止めて全力で試合に臨んだ日々、それがこれまでの美奈の生活だった。
「私は、今までテニスについて間違った考え方をしていました。この星園癒しの館に来て、その事に気づきました、癒し
のテニスは私が理想としていたものです。」
 それは嘘だ。ここでさせられていることは、美奈が大切にしてきた日々を踏み躙って汚す、残酷で惨めなパロディでし
かない。
「バストに注がれる熱い視線。お尻を追うファインダー。観客が私たちに求めていた本当の答えがここにはありました。
浮き出た乳首や食い込んだアンダースコートへの惜しみない声援。これまで想像することもできない恥ずかしい行為
…。でも、これこそが女子選手の役割だったのです。」
(恥ずかしい言葉を言わされて…、しかも、これからさらに恥ずかしい目に遭わなくちゃいけないの?)
「今でも恥ずかしい気持ちに変わりはありません。でも、テニスを通じてお国へ貢献が出来るのなら、耐えられないこと
などありません、むしろ誇りに思います。」
 感極まって、ぐっと喉が詰まる。じわりと浮かぶ涙は、悲しみと屈辱の涙だ。それを堪えて、美奈は屈辱の宣言を続け
た。
「今度の試合で、今までの間違った考えを悔い改め、命をかけてお国への忠義を示す防衛隊員のみなさんに、全てを
捧げる決意です。」
 拍手と歓声が体育館を包む中、美奈はがっくりと肩を落とした。

 部員たちが決意表明をしている間に、舞台の上に肘掛けのついた椅子が並べられていく。決意表明を終えた部員た
ちは順番に、アンダースコートを脱がされ、両足を肘掛けに乗せてM字開脚の姿勢で座らされた。
「それでは、今の決意を身体に刻みこむ儀式を行います。」
 美緒のアナウンスで、普通科の各クラス、体育科の各クラブの代表が舞台に上がった。生徒会役員からその手に渡
されたのは、剃刀とシェービングクリームだった。
 Mの字に脚を開いた美奈に、村川佳織が近づいてきた。
「ごめんなさい…」
 ポツリとそう言うと、佳織はシェービングクリームを吹きつけ、美奈の股間を泡だらけにした。
「ああ…」
 哀しげな声を漏らして、美奈が首を横に振った。佳織は剃刀を手にしたまま、凍りついたようになっている。佳織に
は、美奈の屈辱感と恥ずかしさが痛いほど伝わってくる。いまに自分も、美奈と同じように衆人環視の中で股を開き、
恥毛を剃られる日がくるのだ。
 松川がやって来て、美奈が動けないように腰をしっかり押さえた。
「さあ、村川、早く剃るんだ。」
 松川に睨まれて、躊躇っていた佳織が美奈の股間に手を当てた。
「動かないで…」
 そう言うと、佳織は美奈の下腹部に剃刀の刃を滑らせていった。
(ああ…、いや、やめて…、いやっ…)
 美奈が心の中で叫んだ。剃られた陰毛はしばらく生えてこない。そこを見られる度に、まるで烙印のように自分が国
家の性奴隷、慰安嬢であることを示す証となるのだ。
「よく剃れてるぞ。ジョリジョリとな。」
 松川に言われなくても、剃刀の動きで剃られていく感触がよく分かった。
 テニス部員たちは、次々に股間を丸坊主にされていった。剃り終えた股間は幼女のように翳りがなくなり、剥き出しに
なった陰裂からのぞく赤桃色の肉襞や花芯は淫らで、艶かしかった。最後に、産毛すらなかなか生えてこないように、
強力な脱毛クリームが念入りに塗り込まれていく。
 全員が剃り終わると、部員たちは舞台の最前列に並び、一斉にスコートを捲って陰部を見せた。参加した男たちが向
けるカメラのフラッシュが体育館のあちこちで光った。
「ツルツルだ。」
「ハハハ…、赤ちゃんみたいだな。」
「よく似合うぞ。」
 男たちが剃りあげられた陰部を見て、嬉しそうに声をあげた。
「ここで、今回の慰問試合に同行する先生とスタッフをご紹介します。テニス部顧問の平沼先生と松川コーチ…」
 美緒に名前を呼ばれた二人が舞台に上がり、股間を晒して一列に並ぶ部員たちの横に並んだ。
「館長代理として旅行中の生活を見ていただきます、石堂先生。」
 にこやかに手を振り、来賓席に会釈をして、石堂が前に出て来た。
「庶務課の岩崎主事。」
 良宏は急ぎ足で出て来て、できるだけ目立たない所に立った。
「なお、最初の訪問地である岩口基地には、特別に富士先生にご同行いただくことになっています。」
 来賓席に座っていた富士が、立ち上がって手を振った。

「それでは最後に、慰問試合の成功を祈願して、『千回突』の願掛けを行います。『千回突』とは、100人のオチ×チ×
をオ××コに挿入していただき、一人10回ずつ突いていただく儀式です。協力いただける男性の方は、順番に前に出
てきていただくようお願いします。」
 来賓席のVIPだけではなく、館の職員、見物に訪れた防衛隊員や自治会の面々も含めて、会場にいるほとんどの男
が立ち上がり、通路に並んだ。
 最初の男が後ろに立つと、部員たちは肩幅よりやや広めに脚を開き、手を膝にあてて身体を前に倒した。プリンとし
た丸い双臀が一列に並び、男たちに向かって突き出される。太股の間で露わになった性器は、縦に走る亀裂が少し開
き、中のサーモンピンクの肉肌を覗かせていた。
 富士は当然のように、周りの男たちを押しのけ、お尻を突き出した千春の後ろに立った。千春は耳まで真っ赤にな
り、小刻みに膝が震えている。富士の手がヒップを撫でまわす。掌全体で臀部を包み込み、ぷりぷりした弾力を楽しむ
ように手を動かしている。
「千回突き、始めっ!」
 美緒の声が響く。富士は尻たぶを掴んで左右に開き、秘苑に狙いを定めると、先端を挿入する。
「あっ…、あかん…」
 千春が悲しげな声を漏らした。男の肉棒がゆっくり侵入してくる。
「『千回突』は、勢いをつけるためのものですので、できるだけパンパンと派手な音を立ててオチ×チ×を挿入し、女の
子のオ××コの具合を、口に出して言ってあげてください。」
 美緒のアナウンスが響いた。体と体が激突することで織りなされる音が体育館に響く。
「いいぞ…、いい締りだ…」
 朋美に挿入していた三人目の男が、子宮を突き破るような勢いでグイグイ責め込みながら、そう言った。
「あっあっ…あぁぁぁ…」
 肉棒が媚肉を割って出入りするたびに、朋美の首が後ろへのけぞる。男の剛直は泡だった愛液でヌルヌルに光って
いた。
「よく濡れてるぞ」
「凄い吸付き!」
 男たちは口々に、少女の性器の感触を大声で叫ぶ。
「ち…、チンポに…ヒダがからみついてくる…」
 冴子と組んでいる男が感極まったような声をあげた。今にもとろけそうに潤んだ肉襞がペニスに絡みつき、奥へ奥へ
引きずりこもうとする。
「あっ、あぁぁ…いい…」
 冴子が艶っぽく喘いでみせる。十回突き終えて、抜いた男のペニスが暴発する。冴子の太腿に大量の精液がぶちま
けられ、床にしたたり落ちた。
「あっあうっ、うう…」
 十人目の男の肉棒が、容赦なく美奈に突き刺さっていった。男の怒張が、美奈の秘孔いっぱいに膨らみ、挿し込まれ
てくる。何人もの陰茎を挿入されるうち、性器は、感じたくなくても自然と潤ってきてしまう。
 男は、美奈の尻にぶつけるように腰を繰り出してきた。バコン、バコンと力強い突きが打ちつけられる。
「あうっ、ああ、あうう…」
 美奈の唇からくぐもった声が漏れる。グチョッ、グチョッと音を立て、肉棒が蜜壷を出入りする。溢れた愛液が太腿を
伝う。
「どうだ?気持ちいいか?」
「気持ちいいですっ!」
 半分自棄になって、美奈が叫ぶ。すぐに男は交替して、次の男が股間にそそり立つ怒張を美奈の秘孔にあてがっ
た。そして、一気に怒張を押し込んでくる。
 一人十回でとどめられた参加者たちは不満そうな顔をしているが、その中でも、来賓クラスは進行役の生徒会役員
から式典終了後の慰安を約束からされて、満面の笑みを浮かべて舞台を降りていく。
 一方、部員たちにしてみれば、相手は入れ替わり立ち替わりするものの、ずっとセックスしているのと変わらない。肉
棒で膣をえぐられるごとに、喘ぎ声はどんどん高まり、やがて悩ましいよがり泣きに変わった。
「あん、ああっ…。うっ、はっ、はうっ!」
 美奈は喉を仰け反らす。爪先に力が入り、腰がピクピクと痙攣し始め、男の怒張をギュッ、ギュッと締め上げる。身体
中が、絶頂が近いことを告げている。
「いけっ!そら、いけえ!」
 交替した男は美奈の変化を見ながら、怒張を打ちつけて叫んだ。
「あああっ、あんっ……」
 激しく渦巻く官能に押され、美奈の喘ぎ声がいっそう高くなる。
「いっ、いい。あん、ああん、い、ううう…」
 すでに何人目かわからなくなった男が挿入した肉棒が、グリグリと膣壁を擦り上げる。美奈の体がブルブルッと震え、
ふっと力が抜けて、絶頂に達したことを告げた。
 しかし、休む間もなく、次の男が彼女の腰を抱え、濡れてぱっくり口を開いた秘孔に肉棒をこじ入れてきた。
 すべて終わるには、まだまだ遠い道程があった。



 
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