国防省附属「星園・癒しの館」
 
外伝・生徒会の夏 4

「さあ、早く行こうぜ」
 隊員の一人が小西沙由紀の手をぐいぐいと引いていく。満面に浮かべた卑猥なニヤニヤ笑いを見て、沙由紀は思わ
ず目を逸らした。
「こんな可愛い子とできるなんて、ホント楽しみだな」
 小柄な沙由紀の全身を舐めるように見ながら、男は上機嫌でそう言った。艶々とした輝きを見せる前髪を下ろしたシ
ョート・ボブ、睫毛の長い、黒目がちの大きな目に、スッと通った鼻筋、もう少し成長すれば、誰もが認める美人になる
だろう。今はまだ幼さが目立つために可愛らしさの方が勝っているが、それが男の保護欲と嗜虐心を同時にかきたて
る。
「ああ、俺、もうチ×ポがビンビンだぜ!」
 沙由紀の背中を押すようにして歩いていた横川一等隊士がおどけた口調で言うと、隊員たちが一斉に笑い声をあげ
た、男たち下品な笑いに包まれるだけで、既に凌辱が始まったような気がして、沙由紀の表情が知らず知らずのうちに
硬くなる。
 1年学年代表の沙由紀が割当てになったのは、第二分隊だった。性欲が溜まりに溜まった隊員たちは、休憩室に彼
女を連れて行き、隊員みんなで輪姦することにした。分隊所属の5人の男たちに全身を玩具にされ、寄ってたかって犯
されることを知りながら、沙由紀は抵抗することさえ許されず、彼等に取り囲まれ、手を引かれて休憩室に連行されて
いく。
(がんばろうね、沙由紀、我慢…、我慢よ…)
 沙由紀は自分に向かって、心の中でそう繰り返した。それは、これまでに数え切れないぐらい繰り返してきた祈りの言
葉だった。
 幼い頃に父を失った沙由紀は、シングルマザーの母の手で育てられた。非正規労働が当たり前の社会で、特別な資
格もキャリアも持たない女性が就ける仕事は、最低賃金に貼りついた劣悪な労働条件の仕事しかない。母がダブルワ
ーク、トリプルワークで働き、中学生になってからは沙由紀もアルバイトをして、親一人子一人やっとのことで生活してい
た。そんな綱渡りの生活さえも、母が過労で倒れると同時に、あっけなく崩壊する。
 電気、水道、ガスが止まり、公営住宅の家賃も滞って、「心中」という言葉が脳裏をよぎった時、家賃の督促状ととも
に「館」の入館案内が届いた。そこがどんなところであろうと、他に選択肢はなかった。
「がんばろうね、沙由紀、我慢…、我慢よ…」
 辛い時に、彼女の頭を撫でてそう言った母の言葉は、いまもずっと彼女のお守りとなり、祈りの言葉となっている。
「でも、ちょっとロリっ子だよな…、俺はパイパンの子みたいなグラマーの方が好みなんだが…」
 そう言う横川は、沖本風香が気に入ったようで、夕食の際に執拗にその身体に触れて、ちょっかいを出していた。そ
れに対して、沙由紀の手を引いていた隊員が反論する。
「確かに、ちょっと身体つきとかは幼い感じもしますけどね。見てくださいよ、これだけの美少女だ。こんな綺麗な子とセ
ックスできるチャンスなんて、滅多にありませんよ」
 そう言いながら男は、沙由紀の可愛らしい顔を覗き込み、ギラギラと目を光らせて笑って見せる。沙由紀は全身に鳥
肌が立つのを感じた。すでに彼の脳裏では、彼女を全裸に剥いて、思う存分にその身体を弄んでいるのだろう。しか
し、それは、けっして男の妄想ではない。すぐに現実のものになるのだ。
「高島、お前はセックスできれば、誰でもいいんだろうが?」
 横川が後輩隊員にそう言い返し、再び男たちの卑猥な笑いが沙由紀を包んだ。彼女は哀しげに目を伏せる。
 館に連れて来られてから、集団で凌辱されることは、日常茶飯事になっていたが、けっして慣れることはない。同時に
何人もの男たちの相手をさせられ、身体を玩具にされることは、1対1のセックスとは全く違い、女の子にとって肉体的
にも、精神的にもきついことに変わりはなかった。
 そうしているうちに、第二分隊の面々は、沙由紀を10畳ほどの和室に連れ込んだ。
「さあ、さっそく始めるか…」
 分隊長の酒井隊曹の声を合図に、沙由紀の周りを男たちが取り囲んだ。辺境の配置とはいえ、日頃から訓練で鍛え
ている防衛隊員たちの身体は筋肉がついてガッチリしており、目の前に立たれただけで圧迫感がある。
(怖い…)
 沙由紀は膝がガクガク震えるのを感じた。屈強な男たちが溜まりに溜まった性欲に目を輝かせ、壁のようにぐるりと
自分の周りを取り囲むのだから、女性なら恐怖を感じて当たり前だ。実際、館に連れて来られた時は、周りを囲まれた
だけで、恐怖のあまり涙が溢れ、腰が抜けて立っていられなくなったほどだ。
「よろしく…、お願いします…」
 喉が貼りつくような緊張に耐えて、沙由紀はやっとの思いでそう言った。少し舌足らずな、甘くて可愛いい声が、男た
ちの欲望をかきたてる。この声も、彼女の魅力の一つだった。
 正面に立った酒井の手が沙由紀の顎にかかる。相手の顔を見上げる体勢となり、沙由紀は睫毛の長いぱっちりとし
た目を閉じた。唇に男の唇が押し当てられる。
 酒井がチュッチュッと音を立てて沙由紀の柔らかな唇を吸う。躊躇うように、ゆっくりと開いた沙由紀の口の中に酒井
の舌が侵入した。舌を絡めあい、口腔を舐め回し、唾液を流し込む濃厚なキスが延々と続けられる。
 後ろに立っていた男が唇で沙由紀の耳たぶを甘噛みし、耳の中に吐息をかけながら、舌を這わせた。
「んっ…んんっ…」
 敏感に反応した沙由紀が鼻から声を漏らす。男の舌が首筋を沿って上下し、その掌は体操服の胸に滑り込んでき
た。
「うっ…」
 沙由紀の肩がピクンと震えた。
「ここが感じるんだな…」
 男の声が聞こえた。胸を触っていたのは、ここに来る時に沙由紀の手を引いていた高島だ。
「あ、ああ…」
 アンダーバストを指先で繰り返しなぞられ、沙由紀が喘いだ。館の教育のせいで、慰安嬢になった女の子たちは、全
身のあらゆる箇所の性感帯を開発されていたが、隆起し始めた膨らみの裾野のあたりが、特に彼女が感じる性感帯な
のだ。高島はそこを念入りに撫で続け、隆起を攻めのぼってくる。
「あんっ…、くっ、あぁっ…」
 背筋をゾクゾクさせるような感覚が沙由紀の中で湧き起り、その指が乳首に到達した時には、悲鳴に近いよがり声を
あげてしまった。
「もういいだろう、さっさと素っ裸にしてしまおうぜ!」
 横川が焦れたような声をあげると、賛同の声があがった。男たちの手がはぎ取るように体操服を脱がす。テニスボー
ルぐらいの半球型の膨らみが薄い胸板にポコッと飛び出したような、少女らしい乳房が露わになった。
 酒井が腰のところのゴムに指をかけて、するするとブルマを下ろす。くびれたウエストから腰骨が浮き、恥丘を彩る繊
毛が生え揃ったばかりのような楚々としたたたずまいを見せていた。
「成熟した身体もいいけど、こういうのもそそられますね」
 お尻を見ながら、高島がそう言った。スレンダーな少女のお尻は、大人のムッチリした量感はないが、明らかに子ども
とは違う肉づきの良い曲線美が美しかった。
「可愛らしい乳房だな…」
 正面に立った酒井がそう言いながら、下から掬うようにして乳房を手の中に収め、やわやわと揉みしだく。酒井の指で
飛び出すように潰された乳首を、後ろにいる高島が弄った。
「あうんっ…!」
 沙由紀が小さな喘ぎ声を漏らした途端、男たちの手が四方八方から手が伸びてきた。
「肌がすべすべだ…」
「指に吸いついてくるぞ」
 うれしそうな声をあげながら、男たちの手が、指が、一糸まとわぬ姿になった沙由紀の柔肌を吟味するように全身を
這い回る。幼い少女を思わせる華奢な身体ではあるが、かえってそれが背徳的な官能を見せていた。
 乳房が両側からむんずと掴まれて、揉みくちゃにされた。二人の隊員が左右から乳房にむしゃぶりついた。男たちの
唇が乳首を含み、チュバチュバと音を立ててしゃぶる。
「うっ、ううっ…」
 勃起した乳首が吸い上げられる。舌と唇で激しく刺激されて、沙由紀が思わず声を漏らした。首筋、胸、腹、太腿、そ
して背中、男たちが彼女の全身のいたる所にキスをし、柔肌に舌を這わせる。マシュマロのような白い柔肌が、男たち
の唾液でテカテカになっていく。
「みなさんのオ×ン×ンをおしゃぶりさせていただきます」
 沙由紀が床に跪いてそう言うと、隊員たちが拍手と指笛、歓声で答えた。
「オレから頼むよ」
 そう言って、沙由紀を取り囲んだ隊員たちが思い思いにチャックを下ろし、肉棒を取り出す。いきなり数本のペニス
が、沙由紀の目の前に突き出された。
「一度にみんなはムリです、順番にお願いします…」
 そう言いながら、頬をピンクに染めた沙由紀が最初に酒井の怒張に手を出した。すべてが階級順ということは、国防
省附属施設の慰安嬢は当然のことながら、十分にわかっている。酒井が満足げに頷いた。
「失礼します…」
 そう言いながら、沙由紀が手を伸ばす。勃起した酒井の肉棒は、彼女の手の中でピクピクと跳ねた。すでに限界に達
しているらしく、先端からは透明な汁が滴り落ちそうになっている。沙由紀は酒井を上目遣いで眺めながら、ほっそりと
した指を陰茎に絡め、怒張を上下に舌で舐め摩った。カリの裏を舐め、サオの裏に舌を押し付けていく。手で袋を擦る
ことも忘れていない。
「さすが慰安嬢だ、チ×ポをしゃぶるのが上手いな…」
「ありがとうございます…」
 屈辱的な「ほめ言葉」に対してお礼を言うと、沙由紀は肉茎の根元をつかみ、赤黒く充血した亀頭を、口唇ですっぽり
包み込んだ。
 傍で見ていた横川が、沙由紀の顔にかかっていた黒髪を掻き上げて見せた。頬をすぼめ、隊員の太くて長い怒張を
咥え込んでいる。酒井の腰の動きに合わせ、その怒張が沙由紀の口の奥深くに吸い込まれていく。
「うっ…、出るっ…」
 そう言うと、酒井の腰がブルッと痙攣した。沙由紀の口の中で果てたようだ。沙由紀の頬が窄まり、喉の動きが見え
る。口の中で射精されたら、ペニスに溜まった精液をきれいに吸い出し、最後の一滴まで飲み干す。それが基本的な
礼儀だと館の教育で教え込まれているのだ。
「気持ち良かったぞ…」
 そう言いながら、酒井が上機嫌で笑った。
 分隊長が終わったと見て横川と、もう一人の一等隊士である橋田が、勢い込んで、左右から勃起したペニスを突き出
す。右側にいる横川が先走り汁を滲ませた亀頭で沙由紀の頬を突く。
「俺もしてくれよ」
「おい、俺が先だよ」
 睨み合った二人の間で、沙由紀が小さな声で言った。
「お二人いちどに、させていただきます…」
 沙由紀は左右から突き出された肉棒を両手で握り、ゆっくりと扱きながら、横川のペニスに唇を押し当てた。亀頭を
舌で軽く舐め、そのまま橋田のペニスに舌を這わせる。
 沙由紀が左右の手に持ったペニスを交互にしゃぶる様子を見ながら、高島と小野の二人の二等隊士は、しきりに自
らの肉棒を扱いていた。

 慰安の時間が始まっても、今日の食事班を割り当てられた第一分隊は、厨房で山と積まれた洗い物と格闘していた。
しかし、それも、やっと終わりが見えてきた。
「今頃、他の連中は楽しんでるんだろうな…」
 隊員の一人がしきりにブツブツとぼやくのを聞きながら、一等隊士の塚本が、調理台の横に置かれた移動式のテー
ブルを振り返ってニヤリと笑った。
「さて、こいつも洗わなきゃな…」
 そこには、全裸で拘束されたままの亜弓がいた。白い素肌のあちこちに、クリームやチョコレートの痕が残り、デザー
トやフルーツの残骸が無造作に乗せられている。
「さあ、洗うか!」
 塚本がそう言うと、隊員たちはそれぞれに洗剤を手で泡立て、亜弓の身体を洗い始めた。
「うっ…う…」
 それでなくても、慰安嬢の身体は全身が性感帯だ。ヌルヌルした手で撫でられると、亜弓自身の意思とは関係なく、敏
感に反応してしまう。全身を撫で洗いされる亜弓は目を閉じ、時折、身体をピクピク痙攣させながら顔を真っ赤にし、声
を押し殺してじっと耐えていた。
「あんっ…」
 亜弓がたまらず声をあげた。乳房を撫でるように洗っていた塚本の手のひらが、乳首の上を通過したのだ。洗剤にま
みれたピンク色の乳首は、手のひらがその上を通過するほどに硬くなっていく。それを見た他の隊員たちも、夢中にな
って乳房を揉み洗いし、乳首を摘まんで洗剤を塗りたくった。
「あ…ああンん…う、ううっ…」
 拘束されたテーブルの上で、身体をくねらせて身悶えする亜弓を見ながら、塚本は恥丘を飾る茂みで洗剤を泡立てる
ように、下腹部を撫で回していた。亜弓の両脚は大きく開かれ、陰部を剥き出しにした状態のまま固定されている。
 大きく開かれた股間で花弁が開き、小陰唇の襞を覗かせている。左右対称のきれいな形をした襞肉が、濡れてピン
クに輝いていた。
 塚本は、洗剤で滑る指を女陰に這わせた。大陰唇を押し広げ、指先で襞をなぞるようにして洗っていく。その動きに
合わせて、亜弓の身体が激しく反応し、押さえきれなくなった喘ぎ声や甘い吐息が漏れる。
「う、いっ、いや…」
 身体の中を電気が流れたような感覚が走り、亜弓が思わず声を上げる。塚本の指先が、クリトリスを摘まんだのだ。
「ここもきれいに洗っておかないとな。さっき、みんなに弄られたり、舐められたりしただろう?」
 塚本は、そう言って亜弓の敏感な芽をコリコリと転がした。
「ああっ…、そこ、だめっ…」
 亜弓が腰を激しくくねらせ、全身をビクビクと痙攣させる。気がつくと他の隊員もみんな彼女の股間や内腿を撫で洗い
している。
「あんっ…ああっ、ああぁ…」
 クリトリスだけでなく、性器のあちこちが男たちの指で弄られる。膣にも指が次々に挿入されて、内部の粘膜を擦りな
がら激しく蠢いている。
「あはぁ、あっ、だめっ、だめぇ…」
 頭がボーッとしてくる感覚の中で、亜弓の喘ぎ声が高まっていく。何本もの手が股間を弄っているせいで、もはやどれ
が誰の手かもわからない。
「あっ、あっ、ああっ!」
 亜弓の身体がビクッと震え、次の瞬間、力がスッと抜けた。軽いアクメを迎えたのだ。
「そろそろいいかな…」
 そう言うと、塚本が近くにあった蛇口にゴムホースを取り付け、亜弓に向けて栓を捻る。
「きゃっ!」
 冷たい水を勢いよく身体にかけられて、亜弓が悲鳴をあげた。次の瞬間、ニヤリと笑った塚本がホースの先を彼女の
顔に向ける。
「ぐっ…うっ…、ううっ…」
 水道の水が勢いよく顔に襲いかかる。慌てて口を閉じると、鼻に水が入り、呼吸ができなくなった。
 蛇口を捻る音がして、さらに水の勢いが強くなる。水道が全開になった。亜弓が首を左右に激しく振り、拘束されたま
まの両腕に力を込めて身悶えする。苦しくてたまらなくなり、両方の手を握ったり、開いたりしている。
「ちょっと、塚本さん、ヤバいっすよ!」
 三浦が慌てて、塚本の手を押さえた。ホースが横にそれて、亜弓はやっと水から解放された。
 肩で息をし、ゴホゴホと激しく咽かえりながら、涙に滲んだ目を開くと、男たちがニヤニヤ笑いながら彼女の顔を覗き
込んでいる。悪戯を楽しむ悪ガキのような満面の笑顔にサディステックな欲情を滲ませた表情を見て、亜弓は背筋が
凍るような恐怖を感じた。
「ちっ、冗談のわからない、つまらん奴だなぁ…」
 男たちの中で唯一、心配そうな表情で亜弓を見つめている三浦に向かって、塚本が軽く舌打ちしながらそう言った。
能面のように無表情になった塚本を見て、三浦は彼がこの島に配属された理由を思い出した。海外派兵の後、PTSD
に悩まされた塚本はリハビリも兼て、この辺境の島にやって来たらしい。国内勤務しか経験のない三浦とは、まったく別
の世界を見て来たのだろう。
 その塚本は今、肩から胸へと順にホースで水をかけながら、両手で亜弓の身体を愛撫するようにして、汚れを洗い流
していた。夏だから凍えることはないが、それでも水は冷たく、亜弓の体温を奪っていく。水流が強いせいで、水の勢い
に押されてバストの形がひしゃげた。塚本の手が胸にあてがわれ、膨らみを揉みしだくように指が動く。
 塚本の手とホースがお腹から下腹部へと向かっていく。可愛らしい縦長の臍のあるお腹を水流が這い、下腹部から
股間の割れ目を伝って床に落ちる。塚本は指でV字を作って大陰唇の膨らみを開くと、ホースの先を掴んで水流の勢
いを強くした。
「だっ、だめ…」
 意図を察して、亜弓がうろたえた声をあげるのも構わず、塚本は彼女の股間にホースを近づけた。
「あぁ…あ、んんっ…ううっ、ああぁ…」
 ホースから迸る激しい水流が陰裂を割り、クリトリスに当たる。粘膜の襞を捲り、膣口にまで流れ込んでくる。
「ああん…、だめぇ…」
 亜弓の喉から、荒い吐息が止めど無く続いた。ホースから勢い良く出る水の音が、それをかき消すかのように厨房に
響いた。

(ううっ、は、恥ずかしい…、こんな格好…)
 山岸友里菜は、心の中で叫んだ。昼間の監視艇の整備に続いて、夜の慰安でも彼女は技術系隊員が中心の第六分
隊に割り当てられた。
 1対1でのセックスを希望する隊員が多かったことから、他の分隊のように集団凌辱ではなく、隊員たちの部屋を順次
訪問するよう求められたこと、しかも、彼女が進路として考えている技術系の隊員たちと人脈が作れるかもしれないと
考えたことから、当初は幸運な配置を引き当てたと思った友里菜だったが、そうでもなかったようだ。
 部屋に入るなり全裸にされた友里菜は、右手と右足首、左手と左足首をそれぞれ手錠で繋がれ、両足を開いた格好
で床に転がされた。開いた太腿の間から、少し濃い目の陰毛とその中の女性器が見えていた。割れ目は少し口を開
き、サーモンピンクの肉襞を見せている。
「いい格好だよ…」
 杉本伍長がニヤニヤ笑って、友里菜を見た。
 軍は徹底した序列の世界、女の身体を味わうのも、上官から順番である。他の分隊長よりも階級は低いが、杉本が
第六分隊の分隊長であった。直接の戦闘部隊よりも低い格付けに位置づけられているということなのだが、卑屈になっ
ている様子はない。彼の分隊では技術力こそがものを言うのだ。
 友里菜の父は、大手重機メーカーに勤務する技術者だった。ある日、父がリーダーを務めるプロジェクトに防衛隊司
令部からの極秘の開発依頼が舞い込んだのが、運命の岐路だった。あまりに非人道的な殺戮兵器の開発に、悩みに
悩んだ末、プロジェクトからの離脱を願い出た父は、ある日突然、秘密防衛法違反で逮捕され、友里菜は館に送られ
ることとなった。
 昼間の作業で出会った杉本に、聡明で優しく、気骨のあった父の面影を重ねていた友里菜だったが、目の前にいる
杉本からは、友里菜が昼間に見た仕事熱心なクラフトマンの面影はすっかり消えていた。
「君たちが来るって聞いて、こんなものを作ったんだ」
 そう言って、杉本が取り出したのは、男性器にそっくりな黒いバイブだった。エラが大きく反り返り、サオには真珠大の
イボイボが無数に付いている。
「なかなかの自信作なんだよ。さっそく試してみよう…」
 杉本がスイッチを入れると、バイブは無気味な音を立てて振動し、クネクネと卑猥な動きを見せた。それは、実際の男
性のものより、ずっと太く、長いようだ。
「なにしろ星園の慰安嬢のオ××コだからね、普通の男と同じサイズじゃあ、満足しないだろう?」
 侮辱的な言葉を口にしながら、杉本はバイブの先端を友里菜の乳頭に当てた。細かい振動がビリビリと乳首に伝わ
る。クネクネとした動きが乳首を転がす。
「あっ、あぁ…、うっ、ううっ…」
 敏感な部分を刺激されて、友里菜が身体を震わせる。
「もう、感じてるのか、さすが淫乱だな…」
 杉本は、バイブで胸の膨らみをなぞっていく。
「ああっ、ああん…」
 甘え泣きするような声を漏らして、友里菜が身悶えした。切れ長の涼しげな目に、ほっそりした整った顔立ち、横で大
きく分けて、まっすぐ流す髪型が良く似合うクールビューティの容姿と、このよがり声のギャップが、慰安嬢としての彼女
の魅力の一つだ。その反応を楽しむように乳頭の周りをなぞるように円を描いていたバイブが、ふいに乳首に押し当て
られた。
「あつっ!」
 杉本が手元のスイッチを操作した瞬間、友里菜が思わず大声をあげて、身体を逸らせた。乳首に貫くような痛みを感
じたのだ。
「どうだね。このバイブはカーボンファイバーで作っていてね。このスイッチを入れると、電流が流れるようになっている
んだよ」
 得意げな表情を見せて、杉本が再びバイブを押し当てる。
「キャッ、いやっ!」
 乳首に走るビリっとした痺れを伴う痛みに、友里菜が悲鳴をあげる。
「じゃあ、こっちはどうだ?」
 杉本はバイブを股間に近づけ、露わになっている陰裂をこれ見よがしに狙った。
「いっ、いやっ、だめですっ、そんなもの入れないで…」
 性器にバイブを入れられ、電流を流される恐怖に怯えた友里菜は必死で逃れようとするが、両手両足を拘束されて
いては、身体をクネクネと揺することしか出来ない。杉本が、バイブの先端を秘孔にあてがい、鶏卵ぐらいの大きさがあ
る亀頭部分をねじ込んだ。
「いやぁっ!」
 友里菜が思わず、激しい叫び声をあげる。しかし、膣内には刺激も痛みもなかった。電流のスイッチが切ってあったら
しい。
「よかったねぇ、オ××コに電流を流されなくて…」
 そう言いながら、杉本が押し殺した笑い声を漏らした。その手がバイブをさらに押し込んだ。ブシュッという音を発て、
友里菜の秘孔が極太のバイブを飲み込んだ。中に溜まっていた淫蜜が溢れだし、太腿を伝う。
「うっ、い…や…、あっ…」
 ウィーン、ウィーン、ウィーンと音を立てて、バイブがうねりだした。友里菜は顎を仰け反らせ、うめき声をあげた。見る
と乳首が尖り、天を向いている。杉本は友里菜の胸を力任せに揉んだ。柔らかな双相乳が、男の手で淫らに形を変え
ていく。
「あはっ、ああ、あはぁ…」
 友里菜の息が荒くなってきた。顔を左右に振ると汗を掻いた頬に髪の毛が貼りつき、さらに色っぽさを増していく。
 杉本は乳房を弄りながら、片方の手でバイブを抜き刺しする。友里菜がその動きに合わせ、自ら快感を求めるように
腰を揺すった。友里菜の愛蜜が膣口で白い泡を立てている。
 杉本がゆっくりとバイブを引っ張った。友里菜の媚肉がめくれ、愛液で濡れたピンクの肉が顔を出す。引き抜かれた
バイブが振動とともにクネクネと動きながら、割れ目の中の浅瀬を滑っていく。
 友里菜がホッとした瞬間、バイブの先端がクリトリスを狙った。勃起し、包皮を掻き分けて顔を出した真珠色の突起が
バイブの振動で責められる。
「あっ、ああぁ…」
 敏感な芽を刺激されて、腰をうねらせ、喘ぎ声を漏らした友里菜だったが、次の瞬間、悲鳴をあげて全身をピーンと
突っ張った。杉本が電流のスイッチを入れたのだ。
「ひっ、ひいいいい…、ひいい…ううあ!」
 自由にならない身体をくねらせて叫ぶ友里菜の耳に杉本が「いち、にー、さん…」と数を数えるのが聞こえた。ゆっくり
十まで数えた後、バイブがクリトリスから離れた時には、友里菜の顔は涙でグシャグシャになり、ショックで軽い放心状
態になっていた。
(へへへ…、色っぽいな…)
 杉本はそうひとりごちた。昔から、ツンと澄ました優等生タイプの女性が、彼の好みだった。防衛隊に入ってからは、
そんな女性の鼻っ柱をへし折ることに快感を感じるようになった。そして、目の前に現れた友里菜はまさに、彼の好み
にピッタリの少女だった。
「さて、次はオ××コの中にバイブを入れて、電流を流してあげようか、それとも、俺のオ×ン×ンの方がいいかな?」
 杉本は、涙に濡れた友里菜の顔を覗き込んで、そう尋ねた。
「お…、オ×ン×ン…、オ×ン×ンを入れてください…」
 バイブを入れられるのが怖くて、友里菜が必死で哀願した。
「仕方ないな、そんなに言うなら、俺のチ×ポを入れてやるよ」
 杉本はそう言うと、興奮で大きく勃起した怒張を友里菜の秘孔にあてがい、一気に腰を突き出した。

「深刻なのは、メンタル面の荒廃なのですよ…」
 沈鬱な表情で三保がそう言った。
「メンタル面の荒廃…?」
 美咲が聞き返した。二人は司令官室のソファで、向かい合って座っている。辺境の基地なので、司令官室と言って
も、どこかの役所の支所長室程度のものだ。機能本位のデスクの横に、申し訳程度に、飾り気のない黒いソファが置
いてある。
「軍隊というのは、そもそも、様々な制約を受けた閉鎖的な世界ですからね。しかも、それが生活の全てになってくる。
そもそも、メンタル的にキツイものがある。それでも、かつては、旧憲法のもと「専守防衛」と言って、防衛隊は外国で戦
闘行為に参加することはなかった。たまに災害救助で出動すると、国民から感謝されて、それなりにモチベーションが
保たれていたのです」
 久しぶりに女性と、しかも、優しく、聡明な美人と会話することができて、三保は心から喜んでいた。その気持ちが、つ
い彼を饒舌にさせる。
「憲法が改定されてから、いや、実際には、政府が憲法解釈を一方的に変更してからですが、防衛隊はアルメイア軍の
補完部隊として、その肩代わりをし、戦地へ出かけて行って、『殺し、殺される』文字通りの軍隊になったのです」
「大尉…、もうそのあたりで…」
 美咲が心配そうな表情で三保を見た。いかに女と二人きりの場とは言え、現役の防衛隊将校が批判めいたことを言
うのは危険だと、目顔で伝えてくるのだ。その気遣いをうれしく思いながら、三保は構わないとばかりに片手を振った。
こんな僻地の一将校など、防衛隊の中枢部はまったく気にかけていないだろう。
「生死紙一重の世界で生活していると、人間性が損なわれていくのですよ。そして、それは、派兵部隊だけではなく、国
内にいる部隊も含めて、防衛隊全体の中に蔓延していく。とりわけ、こんな小さな駐屯地では、その病理が増幅される
のです…」
「よくわかります」
「それに、最近は防衛隊にも女性隊員も増えましたが、この基地は完全な男だけの社会です。溜まりに溜まった、鬱屈
したエネルギーが様々な暴力や破壊、新米隊員への苛めにつながる。だからこそ、今回は処方箋もはっきり見えた。
女性を連れてきて親しく接触させれば、一時的かもしれませんが、彼等のエネルギーが発散され、暴力が治まってくる
のですよ。そこで、諸藤に頼んだわけだが…」
 そこまで言うと、三保は声を落として、独り言のように呟いた。
「教え子のみなさんには、申し訳ないことをしたかもしれない…」
 女生徒たちが来てからの隊員たちの興奮ぶりや痴態を思い出して、責任感の強い三保は、星園の慰安嬢に出動要
請したことを少し後悔しているようだった。
「いいえ、もし、ここに来なくても、あの子たちは館か、どこか別の所で、似たような辱めを受けるだけのことです。あの
子たちはもう、逃げ場のない地獄にいるのですから…」
 美咲が哀しげにそう答え、二人の間に沈黙が落ちた。ふと、美咲が三保の顔を見る。
「ところで、大尉、諸藤から伝言がございます…」
「伝言…?」
 質問に答えないまま、美咲が清楚な白いブラウスのボタンを外して、胸をはだけた。ブラジャーはつけていなかった。
美しい釣鐘型の双乳は全体が桜色に染まり、膨らみの中央にある突起は、すでに丸く膨らんでいる。
「篠原先生、何を…?」
 三保が驚きの声をあげる。美咲は三保の隣に席を移し、戸惑いを見せる彼の手を取ると、自らのスカートの中に導い
た。パンティも穿いておらず、指先に滑らかな肌や陰毛のシャリシャリした感触が伝わってくる。
「『僻地での勤務お疲れ様。同期より、ささやかな陣中見舞いを差し上げよう…。君は生徒たちよりも、こちらの方がお
好みだろう…』、それが伝言です」
 そう言いながら、美咲は三保の人差し指を秘孔の中に挿入させた。熱を持った襞肉が彼の指に絡み付いてくる。
「私も、あの子たちと同じなのです…」
「………」
 もう言葉は必要なかった。三保は美咲の胸にくちづけをし、尖りだした乳首を口に含んだ。舌で乳首を転がしながら、
もう片方の乳房を揉むと、美咲が熱い吐息を漏らして、彼の腕に身を任せた。

「よーし、次は小野の筆おろしだ!」
 分隊長の酒井がそう言うと、隊員たちの視線が一斉に小野二等隊士に注がれた。酒井をはじめ、先輩たちが順番に
沙由紀を犯しているのを、彼は少し離れた場所でじっと見ていたのだ。
「小野、すっ裸になって、ここに立て!」
「はいっ!」
 大きな声で返事をすると、小野は着ているものを全て脱いで、沙由紀の前に立った。彼女に見られるのが恥ずかしい
らしく、背中を丸め、股間に手を当てているのが滑稽で、哀れだった。
「気をつけ!」
 酒井が容赦なく号令をかけると、ニヤニヤ笑いながら周りを取り囲む先輩隊員たちを前に、小野が直立した。その股
間にはペニスが天を衝く勢いで屹立している。近づいて来た横川が、デコピンの要領で亀頭のてっぺんを力いっぱい弾
いた。
「うっ…」
 小野は痛みに顔を歪めて呻き声を漏らしたが、直立不動は崩さない。こうしたしごきは日常茶飯事なのだ。屋外で全
裸にされることなどしょっちゅうだし、先日などは、亀頭に熱く溶けたロウをたらされた。配置初年度の新米兵は、たい
てい奴隷のようなものだが、彼は特に苛められやすいタイプだった。
「お前、女とやったことはあるか?」
「ありません!」
 ニヤニヤ笑う先輩たちの前で、酒井の質問に小野は大声で答えた。
「童貞か?」
「童貞であります!」
「それじゃあ、沙由紀を相手に記念すべき筆おろしを見せてみろ!」
「はい!」
 仰向けになった沙由紀の上に、小野がのしかかってきた。本当に初体験のようで、最初は遠慮をしている様子だった
が、徐々に沙由紀の身体に体重がかかってくる。沙由紀は、少し身体を捻ってそれをかわした。男に気づかれないよう
にセックスの際の負担を減らす術も、館では教えられるのだ。
「ん…?ん…?」
 肉棒を割れ目にあてがったものの、膣口の位置がわからないらしく、小野はしきりに首を捻っている。彼の先端は、
沙由紀の下腹部でさまよっていた。場所がわからないまま、硬直した肉棒をぐりぐりと粘膜に押し付けているため、その
まま暴発してしまいそうだ。
「おいおい、早くしろよ!」
「入れる前に、射精するんじゃないぞ!」
 先輩たちが口々に囃す声に、よけいに焦った様子で、小野は目を白黒させている。
「しかたないな、沙由紀にやってもらえ」
 そう言いながら、酒井分隊長が沙由紀に声をかけた。
「こいつと背面座位で繋がるところを見せてくれ」
「…はい」
 酒井の命令に礼儀正しく答えると、沙由紀は、胡座のような姿勢で小野を畳に座らせ、足を開かせた。
「よろしくお願いします…」
 ペコリと頭を下げ、可愛い声でそう言うと、沙由紀は脚を開いて小野の股間を跨いだ。天を向いてそそり立つ男根に
軽く手を添えると、後ろ向きに男の太腿に座る格好でゆっくりと腰を下ろしていく。小野の亀頭がぬるぬるした感触に包
まれた。
「おおっ…」
 小野が感動の声を漏らした。生まれて初めて侵入した女体は、温かくぬめった感触で肉棒を優しく包み込む。髪の甘
い香りが鼻をくすぐり、きめ細かく滑らかな少女の素肌に自分の肌が触れた。それは、このうえない快感で、それだけ
でもはや爆発寸前だった。
 小野の肉棒を根元まで呑み込んだ沙由紀は、背中を倒すようにして、畳に後手をついた。
「おおっ!」
 女陰に挿入された肉棒が丸見えになり、二人の結合部を覗き込んでいた隊員たちの歓声があがる。
「あぁ…、あぁ…、あぁん…」
 悩ましげな声を漏らしながら、沙由紀が淫らな動きでゆっくりと腰を前後させる。濡れた膣口でねっとりとしゃぶられる
ように、肉棒が沙由紀の体に出入りする。コンドームに包まれた肉棒が愛液にまみれ、溢れ出た沙由紀の滴が小野の
太腿に落ちる。それは、見ているだけで男たちの興奮をかきたてる光景だった。
「あ…ああっ、ああっ…」
 喘ぎ声とともに沙由紀が激しく振り始め、淫靡な音を立てて肉棒が出入りする。
「おううっ!」
 小野が呻き声を漏らし、激しく腰を突き上げた。膨らみ始めた青い果実を思わせる沙由紀の双乳を後ろから鷲掴み
にし、そしてあっと言う間に果てた。
 名残り惜しそうに沙由紀の身体を抱いている小野の手を優しく解き、沙由紀は彼の前に膝立ちになった。
「きれいにしますね…」
「えっ、ああ…」
 呆然とした様子の小野からコンドームを外すと、沙由紀は胡座をかいた彼の股間に顔を埋めるようにしてお掃除フェ
ラを始めた。
 すると、彼女の後ろに男が立つ気配がした。振り返らなくても酒井だとわかる。一度肌を合わせれば、気配で察する
ことができるのも慰安嬢として訓練の成果だ。
 酒井のペニスがお尻の割れ目に擦りつけられる。
「…い、…入れてください…」
 相手の顔も見ずに沙由紀がおねだりすると、しばらくして、酒井の肉棒が後ろの穴に押し入った。
「あうんっ!」
 予想外の場所に侵入されて、沙由紀の口から戸惑いの混じった喘ぎ声が漏れる。
「おい、ここに跨れ!」
 床に仰向けになった橋田が、勃起した肉棒を示す。肛門に挿入されたまま、沙由紀はよろよろと這っていって、橋田
の腰を跨ぎ、ゆっくり膝を曲げていく。肉棒が膣内に挿入され、前後の穴が男根で塞がれた。
「ああっ、あっ…。うっ…、い、いっ、んっ…」
 沙由紀が激しく喘いで、身悶えする。フェラチオの途中で放置された小野は、今も心ここにあらずという様子で、上官
たちに凌辱される沙由紀を見ていた。その手は再び、股間の肉棒を摩り始めている。
「すごい締め付けだぜ、ケツに入れるもの気持ちいいもんだな…」
「マ×コだって、気持ちいいですよ…」
 そう声を掛けあい、笑い合いながら、酒井と橋田は動きを合わせて、沙由紀の体内を掻き回す。
「あうっ…」
 大きな喘ぎ声をあげた沙由紀の口に、肉棒が押し込まれる。三つめの穴を塞いだのは横川だった。
 横川は、沙由紀の頭を押さえ込み、腰を突き出した。怒張が、沙由紀の喉奥深く挿入される。横川は、沙由紀の頭を
揺さぶる。縮れた剛毛が沙由紀の鼻をくすぐる。奥深くに押し込まれた怒張は喉を刺激し、沙由紀は何度も吐き気を催
す。
「うぐぅ、ううう…、うぐうう…」
 横川は沙由紀の頭を前後に揺すりながら腰を送り込んだ。怒張が、口の中の粘膜を抉る。 沙由紀が苦しげな呻き
声を漏らした。
 上官たちが4Pに興じる中で、高島と小野の二人の二等隊士も近づいてきて、沙由紀の胸や背中に勃起したペニスを
擦りつける。
(がんばろうね、沙由紀、我慢…、我慢よ…)
 心の中で祈りの言葉を繰り返し、沙由紀は必死で腰を振り、舌を動かした。あまりの苦しさに涙がポロポロとこぼれ落
ち、可愛らしい顔が涙と鼻水でグシャグシャになっていく。
「ううっ、で、出る…」
 横川はそう言うと、沙由紀の頭を激しく前後に揺すり、何度も精液を放った。その度に喉の奥を深く突かれて、沙由紀
がえづく。
 横川が肉棒を抜き取ると、沙由紀は激しく咳き込んだ。
「あうっ、あん、あっ、うううんっ…」
 横川のペニスから解放された沙由紀の口から、苦しげな喘ぎ声が洩れる。濡れた唇の端から、横川の体液が混じっ
た唾液が、糸を引いて床に滴り落ちる。
(ああっ、だめえ…、おかしくなりそう…)
 下半身の穴を犯す男たち二人が、激しく己の狂棒を繰り出した。少女にとっては拷問とも言える程の苦しさ、辛さなの
に、慰安嬢の身体はその中でも刺激に燃え上り、反射的に性感を高めていく。
「あっ…あっ、あン…ああああン」
 部屋中に響き渡る喘ぎ声を上げ、沙由紀は身体をガクガクと痙攣させながら、床に崩れ落ちた。




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