聖処女真璃亜 1
好色と覚醒のエチュード
 

登場人物
登場人物
プロローグ
プロローグ
1.第1章 二人の美少女
1.第1章 二人の美少女
2.第2章 変容
2.第2章 変容
3.第3章 黄金の箱
3.第3章 黄金の箱
4.第4章 罠にかかった真璃亜
4.第4章 罠にかかった真璃亜
5.第5章 魔王顕現
5.第5章 魔王顕現
6.第6章 恥辱の実況中継
6.第6章 恥辱の実況中継
7.第7章 犯人の姿
7.第7章 犯人の姿
 
更新 第7章
「失礼いたします」
 典子は男と唇を重ね合った。男の舌が深々と彼女の口に侵入し、ディープキスを
してくる。
 キスをして男の乳首などを舐め、自分も身体を触らせたり、舐めさせたりする。そ
して、フェラでフィニッシュというのが、この店のサービス内容だ。挿入は禁止なの
で、典子にはかろうじて耐えられる。
「うっ、うう…」
 男は歯茎を味わうように舌を這わせ、舌を絡めながら典子の唾液を吸った。典子
は戸惑いを覚えた。
(…気持ち…いい…)
 これまで何人もの相手をしたが、好きでもない男とのキスなど不快なだけだった。
舌を絡めたりするとぬるぬるして気持ち悪く、終わった後でこっそり何度もうがいを
していた。ところが、今感じているのは、それとは全く異なった感覚だった。気が遠く
なり、力も一緒に吸い取られてしまうように感じる。キスが上手だというのはこういう
ことか…、そう思いながら、典子も舌を絡ませた。
 男はキスをしながら、典子の胸をメイド服の上から揉んだ。張りのある乳房を確か
めるかのように、指を押し返す弾力を味わい、その合間に胸のボタンを外していく。
 
2003年09月24日
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